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Fターム[4F210QL04]の内容

Fターム[4F210QL04]に分類される特許

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【課題】 巾方向の厚みが均一で広幅な斜めに分子軸が配向した長尺延伸フィルム又は位相差フィルムを製造する方法、その製法によって得られる位相差フィルム、及びその位相差フィルムを備える液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 テンター延伸機の把持手段の走行速度をフィルム両端で略等しくし且つ延伸開始点から延伸終了点までの前記把持手段の走行距離をフィルム両端で異ならしめ、固定ゾーンのフィルム走行方向を、予熱ゾーンのフィルム走行方向から(θ−5°)以上θ以下になるように、且つ、予熱ゾーンと延伸ゾーンの境目におけるフィルムの中点から延伸ゾーンと固定ゾーンの境目におけるフィルムの中点に結んだ直線の方向から(θ+5°)よりも大きくなるように傾けることによって、巾方向の厚みが均一で広幅な延伸フィルムの幅方向から角度θ傾いた方向に分子軸が配向した長尺延伸フィルムが得られる。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置などに用いる位相差フィルム、特に視野角改善やコントラスト改善に使用される光学補償フィルムに好適な、面内方向レターデーション及び厚み方向レターデーションの面内ばらつきが小さく、幅広の同時二軸延伸フィルムを高速で製造する方法を提供する。
【解決手段】 長尺の原反フィルムの両側端を複数の把持手段で把持し、原反フィルムを長手方向に移動させながら、原反フィルムの幅方向の把持手段間隔と原反フィルムの長手方向の把持手段間隔とを、フィルム長手方向の移動に連関させて広げることで、原反フィルムを延伸し、延伸されたフィルムの厚み方向レターデーションの分布を測定し、測定された厚み方向レターデーションの分布と目的とする厚み方向レターデーションの分布とを対比し、その対比の結果に基づいてフィルム長手方向移動速度を調整することによって延伸フィルムを得る。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂フィルムをテンター延伸機により延伸する製造方法において、フィルム中央部の配向方向が本来配向させたい方向に揃うように配向方向のずれを補正可能である上に、フィルム中央部の配向方向とフィルム端部の配向方向のぶれが小さく、さらにレターデーションむらや厚さむらを悪化させることなく、幅広の延伸フィルムを安定期に得ることができる延伸フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂フィルムをテンター延伸機にてフィルム幅方向に延伸する方法において、テンター延伸機の特定ゾーンにおいて、テンター延伸機の左右のレールパターンをフィルム配向角分布に応じて独立に変化させることを特徴とする延伸フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】遅相軸のバラつきを抑える。
【解決手段】テンタ装置100は、左右の各レール120、122に沿って移動するクリップ150、152を備え、このクリップ150、152により湿潤フイルム87の両側部を把持して搬送する。左レール120と右レール122との間の幅は、テンタ入口134からテンタ出口136へかけて拡張され、搬送中に湿潤フイルム87の延伸が行われる。左右の各レール120、122は、テンタ装置100の中心軸155からクリップ150までの距離をA、中心軸155からクリップ152までの距離をBとしたときに、−0.03<(A−B)/(A+B)<0.03を満たすように形成される。これにより湿潤フイルム87を幅方向両側へ均等に延伸でき、遅相軸のバラつきを抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】斜め延伸で最も懸念されるボーイング現象(軸ズレ現象)を防止し、例えば位相差フィルムと偏光フィルムとを一定角度をつけて貼り合わせる際、裁断ロスがなく、工程が簡略化できる、斜め方向に配向を有する均質な延伸樹脂フィルムを提供する。
【解決手段】樹脂フィルムをその幅方向に対して5〜85度の方向に連続的に斜め延伸する方法であって、延伸時のフィルムがその幅方向で温度分布を有するようにして斜め延伸するフィルム加工方法。 (もっと読む)


【課題】斜め延伸により、特定の面内位相差を有し、位相差フィルムと偏光フィルムとを一定角度をつけて貼り合わせる際、裁断ロスがなく、工程が簡略化でき、さらにはボーイング現象(軸ズレ現象)を防止することのできる、斜め方向に配向を有する均質な延伸樹脂フィルムを提供する。
【解決手段】樹脂フィルムをその幅方向に対して5〜85度の方向に連続的に延伸する方法であって、延伸後のフィルムの波長590nmの光による面内位相差を50〜1,200nmとなすフィルム加工方法。 (もっと読む)


【課題】
シート状物の延伸機において、簡便な構造でリンクチェンの逆折れを防止し、リンク装置の高速化を図る。
【解決手段】
折尺状に形成された複数個の等長リンク装置31及び該等長リンク装置31に設けられたリンク開き量を制限するリンクチェン36から成る無端リンク装置3を用いてシート状物1を延伸する装置において、シート状物1を延伸後、入口側のスプロケット部に戻る無端リンク装置3のリンクピッチを縮小させるスプロケット6を偶数の歯数にし、スプロケット6の一歯飛ばしの位置で歯底部にリンクチェンの押出し手段61を設ける。 (もっと読む)


【課題】部分的な設計変更や改造に容易に対処でき、補修作業も簡単にする。
【解決手段】帯状シート100の搬送における上流側から下流側に掛けて予熱部Aと延伸部Bと熱固定部Cがあり、予熱部から熱固定部までの間を一巡する複数のシートクリップ6で帯状シートにおける幅方向の両縁を把持し搬送しつつその搬送方向及び幅方向の少なくとも一方に延伸して延伸状態を維持させるシート延伸装置であり、予熱部から熱固定部に掛けて無端状ガイドレール200を設け、複数の循環ユニット300は両無端状ガイドレールに沿って移動し得るように懸架してあり、各循環ユニットは1対のシートクリップユニット5を備えており、両無端状ガイドレールに沿って無端チェーン400,600,800を設けてあり、各循環ユニット300は無端チェーンを把持するチャックを備え、各無端チェーンの駆動力で移動するようになっている。 (もっと読む)


【課題】
無端リンク装置を用いてシート状物を延伸する装置に用いられ延伸倍率を可変可能としたガイドレールにおいて、無端リンク装置のガイドローラの走行面の段差を極力少なくし高速化を図る。
【解決手段】
ガイドレール5,6に案内される無端リンク装置3を用いたシート状物の延伸機において、シート状物1を延伸する末広がり状の区間のガイドレール55,56に連結した可撓性レールジョイント51の屈曲部に複数のスリット52を設け、ガイドレールの屈曲部の折れ曲がり角度を調節可能にする。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)などに用いられる位相差機能と視野角拡大機能を備えた光学フィルムについて、フィルムの長手方向に略直角あるいは略平行な配向軸を持つ光学フィルムの配向角を、要求される所定の値以下に精密に制御することにより、優れた位相差補償性能と視野角拡大機能を有する光学フィルム及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 連続する樹脂フィルムの左右両端を把持して幅手方向に張力を付与しながら樹脂フィルムを搬送して延伸を行なう延伸装置を用いて光学フィルムを製造する方法において、該延伸装置の左右把持手段によってフィルムの把持長(把持開始から把持終了までの距離)を左右で独立に制御することにより、光学的遅相軸がフィルム搬送方向に概ね直交(平均値が90°±1.5°以内)または概ね平行(平均値が0°±1.5°以内)となるように延伸を行なう。 (もっと読む)


【課題】 配向軸が高精度に配向し、かつ、厚み精度の高いフィルムを得ることができるフィルム延伸装置、およびフィルム延伸方法を提供すること。
【解決手段】 加熱炉と、フィルム送り出し部分と、この送り出し部分から連続的に送られるフィルムの幅方向両端部を把持する左右各複数対のクリップと、各クリップの走行を案内する左右各一対のガイドレールと、ガイドレールを移動させる複数の駆動軸と、を備え、加熱炉内に前記フィルムを通過させるとともに、クリップによって把持させた前記フィルムを延伸することができるフィルム延伸装置において、複数の駆動軸が、略平行に形成されており、かつ、駆動軸によって、左右各一対のガイドレールが左右独立に移動することで、ガイドレールのレールパターンを変化できるようになっていることを特徴とするフィルム延伸装置。 (もっと読む)


【課題】シート状物のTD方向およびMD方向の延伸倍率を独立させて可変でる同時二軸延伸機を提供することにある。
【解決手段】本発明は、シート状物1の両側に一対の走行レール10を設け、前記シート状物の端部を把持する掴み装置31を内側端に設けたスライドアーム30を前記シート状物のTD方向に摺動自在に支持する支持部材20を複数、前記各走行レール上を前記シート状物のMD方向に走行できるように並べて設け、前記支持部材20の前記MD方向の間隔を可変することによって前記スライドアーム30の前記MD方向の間隔を可変して前記掴み装置31で端部を把持したシート状物1を前記MD方向に延伸するMD可変手段と、前記スライドアーム30を前記TD方向に移動させて前記掴み装置で端部を把持したシート状物を前記TD方向に延伸するTD可変手段とを互いに独立させて可変制御できるように設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 溶液製膜設備のテンター装置においてフラッパの揺動動作性能が低下することを防止する。
【解決手段】 クリップ10は、フレーム31、フラッパ32を備える。ベアリングをフラッパ32の取付孔に圧入して取り付ける。取付軸35を一方の取付軸挿通孔、2個のドライベアリング、他方の取付軸挿通孔に挿通すると、フラッパ32がフレーム31に回動自在に取り付けられる。フラッパ32が回動する際には、取付軸35とドライベアリングとが摺動する。ドライベアリングを、大同メタル工業(株)製のダイダインDDK01(商品名)から構成する。クリップ10を覆うような第1,第2遮風カバー51を設ける。第1,第2遮風カバー51に、新鮮風供給管55を接続する。第1,第2遮風カバー51,52に吹き出し口56を設ける。新鮮風供給管55を通った新鮮風は、吹き出し口56からフラッパ32に向けて吹き出される。 (もっと読む)


本発明は、合成フィルムを、このフィルム(2)を支持し、搬送し、そして延伸するための連続するクランプ(13)を用いて、同時に縦横延伸するのに使用される機械式装置に関する。本発明によれば無端チェーン(8)がフィルムの両側に設けられる。このチェーンは連続するリンク(9,10)を具備し、これらリンクは垂直シャフト(11,12)を用いて互いに連結されている。二つのうちの一方のシャフト(11)に連結される上記クランプ(13)は、チェーン(8)の一方側の上に突出しており、かつ第1のレール(14)で案内される。本発明はまた、クランプ(13)間で二つのうちの一方のシャフト(12)にやはり連結されかつ第2のレール(16)上を動く案内片(15)を具備する。可変間隔(E,e)が二つのレール(14,16)間に配され、これによってリンク(9,10)は、クランプ(13)同士の間の距離(d,D)を固定または変更するように実質的に整列させられるかあるいは角度をなす。
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伸張されたポリマーフィルムは、光学用途を含むさまざまな用途に使用することができる。伸張装置の伸張トラック(64)の伸張条件および形状は、フィルム特性を定めるか、フィルム特性に影響を及ぼすことができる。取出しシステム(140、140’、141、141’)を使用して、伸張後フィルムを受けることができる。取出しシステムの構成は、少なくともいくつかの場合、最終フィルム特性に影響を及ぼすことができる。
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