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Fターム[4G031GA08]の内容

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【課題】還元性雰囲気中での焼成が可能であり、容量温度特性に優れ、電圧印加時における電歪量が低減されており、しかも、DCバイアス特性(誘電率の直流電圧印加依存性)を良好に保ちながら、高い比誘電率を実現できる誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】 BaTiO、SrTiOおよびCaTiOを含む主成分を有する誘電体磁器組成物であって、前記主成分を構成する前記BaTiO、SrTiOおよびCaTiOが、それぞれ互いに、実質的に固溶しておらず、BaTiO結晶粒子、SrTiO結晶粒子およびCaTiO結晶粒子の形態で含有され、コンポジット構造を形成しており、前記BaTiO結晶粒子の平均結晶粒子径が0.2〜0.8μmであることを特徴とする誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】還元性雰囲気中での焼成が可能で、電圧印加時における電歪量が低減され、容量温度特性がX6S特性を満足し、高い比誘電率を実現し、高温加速寿命が改善された誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】主成分を構成するBaTiO、SrTiOおよびCaTiOが、それぞれ互いに、実質的に固溶しておらず、BaTiO結晶粒子、SrTiO結晶粒子およびCaTiO結晶粒子の形態で含有され、コンポジット構造を形成しており、主成分の原料として、BaTiO粉末と、SrTiO粉末と、CaTiO粉末と、を使用するとともに、これらのうち、BaTiO粉末を含む2種または3種を、予めV、Ta、Nb、W、MoおよびCrの各元素の酸化物から選択される1種以上と反応させた粉末を用いる誘電体磁器組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】圧電特性を低下させることなく、機械的強度の高い圧電磁器組成物を得る。
【解決手段】(Pba−bMi)[(Zn1/3Nb2/3TiZr]O (ただし、0.96≦a≦1.03、0≦b≦0.1、0.05≦x≦0.15、0.25≦y≦0.5、0.35≦z≦0.6、x+y+z=1である。また、式中のMiはSr、Ca、Baから選ばれる少なくとも1種を表す。)で表される複合化合物を主成分とし、主成分に対して、CuOγ(γ≧0)で表される成分の少なくとも1種を3.0質量%以下(ただし、0を含まず)含有する圧電磁器組成物の製造方法であって、比表面積が1.8〜11.0m/gである粉末組成物からなる成形体を得る工程と、得られた成形体を焼成して焼結体を得る工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】低温かつ還元性雰囲気下での焼成による酸素空孔に起因する絶縁抵抗の低下を抑制することのできる圧電磁器組成物を提供する。
【解決手段】複合酸化物を主成分とする複数の圧電体層11と、複数の圧電体層11間に形成されCuを含有する内部電極層12とを備える積層型圧電素子1であって、圧電体層11が、(Pba−bMi)[(Zn1/3Nb2/3TiZr]O(ただし、0.96≦a≦1.03、0≦b≦0.1、0.05≦x≦0.15、0.25≦y≦0.5、0.35≦z≦0.6、x+y+z=1、Miは、Sr、Ca、Baから選ばれる少なくとも1種)で表される複合酸化物を主成分とし、主成分に対して、CuをCuO換算で1wt%以下(ただし、0は含まず)、AgをAgO換算で0.5wt%以下(ただし、0は含まず)含有する焼成体からなる。 (もっと読む)


【課題】低温焼成によっても高い圧電特性を有する圧電磁器組成物及びこの圧電磁器組成物を用いた積層型圧電素子を提供する。
【解決手段】(Pba−bMe)[(Zn1/3Nb2/3TiZr]O(ただし、0.96≦a≦1.03、0≦b≦0.1、0.05≦x≦0.15、0.25≦y≦0.5、0.35≦z≦0.6、x+y+z=1、Meは、Sr、Ca、Baから選ばれる少なくとも1種)で表される複合酸化物を主成分とし、主成分に対して、希土類金属元素を酸化物換算で0.15wt%以下(ただし、0は含まず)、AgをAgO換算で0.35wt%以下(ただし、0は含まず)を含有することを特徴とする圧電磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】低温での焼成が可能であり、Q値および絶縁抵抗に優れ、しかも高温加速寿命特性が改善された誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】誘電体酸化物を含む主成分と、Liの酸化物を含む第1成分およびM1の酸化物(ただし、M1は、V族、VI族元素から選択される少なくとも1種の元素)を含む第2成分を有する焼結助剤と、を含有する誘電体磁器組成物であって、前記誘電体磁器組成物は、複数の誘電体粒子と、隣り合う前記誘電体粒子間に存在する結晶粒界と、を有しており、複数の前記誘電体粒子は、粒子表面から粒子内部に向かって、M1元素の濃度が低くなっているとともに、前記誘電体粒子の粒径をDとし、前記結晶粒界におけるM1元素の含有割合を100%とした場合に、粒子表面からの深さが前記粒径Dの50%である深さT50における、M1元素の含有割合が、3〜55%であることを特徴とする誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】パーティクル欠陥の少ない薄膜の製造を可能とし、同時に機械的強度を向上させたBaxSr1-xTiO3-yで表される焼結体から成るスパッタリング用ターゲット材の開発。
【解決手段】焼結後にBaxSr1-xTiO3-y(但し、0≦x<1、0≦y<0.5)で表されるペロブスカイト型複合酸化物焼結体が得られるような組成の、平均粒径が1μm以下のBaxSr1-xTiO3の熱合成粉末を、成形後、大気中、1350〜1450℃で相対密度90〜94%となるまで予備焼結し、次いで1250〜1350℃、50MPa以上のHIP処理条件で相対密度99.2%以上、結晶粒径3μm以下の焼結体を得られるまで処理する、スパッタリング用ターゲット材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】圧電歪定数d33が大きく、高いキュリー温度を有し、リフロー加熱前後における圧電歪定数d33の低下の小さい圧電アクチュエータ素子を得るための圧電磁器組成物および圧電磁器、ならびに、その圧電アクチュエータ素子を実装した回路モジュールを提供する。
【解決手段】圧電磁器組成物がPb(Zr,Ti)OおよびPb(Yb1/21/2)O(但し、MはNbもしくはSbの少なくとも一種)を主成分とし、該主成分に、Sr(Zr,Ti)O、Ba(Zr,Ti)O、Pb(Ni1/2Te1/2)OおよびPb1/2NbOから選ばれる少なくとも3種の複合酸化物が固溶しているペロブスカイト型構造の複合酸化物とすることにより、圧電歪定数d33が大きく、高いキュリー温度を有し、リフロー耐熱性に優れた圧電磁器および圧電アクチュエータ素子、ならびに回路モジュールを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】多結晶体の格子欠陥、結晶粒界、及び微細な空隙(Pore)を低減する。
【解決手段】多結晶バルク体又は多結晶膜からなる多結晶体に対して、周期数2回以上のサイクルアニールを実施する。下記式(1)、特に下記式(2)を充足する条件で、サイクルアニールを実施することが好ましい。
0.45T≦T<T<T・・・(1)、
0.45T≦T<T、0.55T≦T<T・・・(2)
(式中、Tは多結晶体の融点(K)である。融点がなく、溶融せずに昇華する性質を有する多結晶体の場合には、Tは昇華温度(K)とする。ただし、多結晶体が焼結助剤を含む多結晶セラミックスからなる場合、Tは焼結助剤の融点(K)とする。T(K)はサイクルアニールの最低温度、T(K)はサイクルアニールの最高温度である。) (もっと読む)


【課題】結晶粒子の平均粒径を1μm以下に微粒化しても5000以上の大きな見掛け比誘電率を有するSrTiO系粒界絶縁型の半導体セラミック、及びこれを用いることにより薄層化の促進と誘電特性の向上の両立が可能な半導体セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】SrサイトとTiサイトとの配合モル比mを1.000≦m<1.020とし、Sr元素よりも価数の大きなLa等のドナー元素をTi元素100モルに対し0.8〜2.0モルの範囲でSrサイトに固溶させ、Mn等の遷移金属元素をTi元素100モルに対し0.3〜1.0モルの範囲で含有させて結晶粒界に偏析させ、結晶粒子の平均粒径を1.0μm以下とした半導体セラミックを得る。半導体セラミック層1a〜1gが積層されてなる部品素体1をこの半導体セラミックで構成し、部品素体1に内部電極2を埋設させる。
(もっと読む)


【課題】内部電極として、Cu電極等の卑金属電極を用いることができる耐還元性誘電体磁器組成物であって、比誘電率を維持しつつ、CR積が良好となる誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】主成分と副成分とを有する耐還元性誘電体磁器組成物であって、
前記主成分の組成式を、α(SrCaBa1−X−Y)TiO+(1−α)(Bi+βTiO)と表した場合に、αが0.60<α<0.85、βが1.5<β<4.0の範囲にあり、前記副成分として、少なくとも、酸化硼素および酸化マンガンを有し、前記主成分100モルに対して、0.5≦酸化硼素≦5モルであり、0.05<酸化マンガン<3モルである。 (もっと読む)


【課題】微細なTiNを分散粒子とするセラミックス焼成体を容易に得る製造方法を確立することを目的とする。
【解決手段】粉末α及びTiN粉末を含む混合粉末を製造する方法であって、粉末αと、還元、窒化処理することによりTiN粉末を生成する前駆体としてのTiO粉末とを含む原料混合物を得る工程と、Nガス及びHガスの混合ガス雰囲気下、1000〜1200℃で原料混合物を加熱処理することにより、TiO粉末をTiN粉末に還元、窒化する工程と、得られた混合粉末を焼結する工程を備える。 (もっと読む)


【課題】
スピネルの本来有する優れた特性を著しく低下させることなく、靱性および導電性の高いスピネルセラミックスを提供する。
【解決手段】
スピネルを母相とし、当該母相に、マイカと、繊維の平均径が1μm未満の炭素繊維とを複合して成り、スピネル、マイカおよび炭素繊維の総重量を100重量部とした場合に、炭素繊維を6重量部以下含む炭素繊維複合スピネルセラミックスとする。 (もっと読む)


【課題】 従来のBaTiO系のペロブスカイト型結晶を主成分とし、R、Mg、Siを副成分として含む誘電体セラミックは、R、Mg、SiがMg酸化物やMg−Si−O複合酸化物として存在するため、信頼性が低く、圧電共振を抑制することができない。
【解決手段】 本発明の誘電体セラミックは、ABO(但し、Aサイトは、少なくともBaを含み、Bサイトは、少なくともTiを含むペロブスカイト型結晶)を含み、少なくともR、Mg、Si及びMnからなる結晶性複合酸化物を主成分とする二次相粒子が存在し、結晶性複合酸化物におけるR、Mg、Siの含有モル比をx:y:zで表す時、x、y、zは、A(42,8,50)、B(8,42,50)、C(8,8,84)の3点を頂点とする三角形に囲まれた範囲にある。 (もっと読む)


【課題】 絶縁寿命の低下が抑えられた信頼性の高い圧電磁気組成物及び圧電素子を提供する。
【解決手段】 Pb、Ti、及びZrを構成元素とする複合酸化物を含む圧電磁器組成物である。150℃での比抵抗値をIR(150℃)、50℃での比抵抗値をIR(50℃)としたときにIR(150℃)/IR(50℃)≧0.05である。還元焼成後、酸素分圧10−5atm以上の雰囲気中でアニール処理することにより作製される。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率εrが200以上で、誘電率の温度特性τεが200ppm/K以下で、Q特性にも優れた誘電体磁器組成物を実現する。
【解決手段】 基本組成成分が、aMO−bLiO1/2−cBiO3/2−dREO3/2−eTiO[ただし、MはBa,Sr,Ca,Mgから選択される少なくとも1種を表し、REは希土類元素から選択される少なくとも1種を表し、a+b+c+d+e=100(モル%)である。]で表され、10≦a≦25、10≦b≦20、8≦c≦15、2≦d≦10、50≦e≦60、であり、かつ0.65≦b/(c+d)≦1.0である誘電体磁器組成物を製造するに際し、大気より酸素濃度の高い高酸素濃度雰囲気中で焼結を行う。或いは、焼結後の焼結体に対し、大気より酸素濃度の高い高酸素濃度雰囲気中でアニール処理を行ってもよい。高酸素濃度雰囲気の酸素濃度は25%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 粒界の絶縁性を高めながら、圧電歪み特性に重要な粒内の組成を変化させず、加速電圧負荷特性等に優れた圧電磁器組成物及び圧電素子を提供する。
【解決手段】 Pb、Ti、及びZrを構成元素とする複合酸化物を含む圧電磁器組成物であり、Cuが粒界に偏在した構造を有することを特徴とするものである。圧電素子は、このような圧電磁器組成物により形成される複数の圧電体層と、これら圧電体層間に形成されCuを含有する内部電極層とを備え、圧電体層を構成する圧電磁器組成物がCuが粒界に偏在した構造を有する。 (もっと読む)


【課題】 高い比誘電率を有し、容量温度特性に優れ、しかも、高温・高電圧下においても、優れた充放電特性を実現可能な誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】 組成式{(BaMe1−x )O}(Zr1−y Ti)Oで表され、前記組成式中のMeがSrおよび/またはCaであり、前記組成式中のm、x、およびyが、0.8≦m≦1.3、0.4≦x<1、0≦y<0.6の関係にある誘電体酸化物を含む主成分を、有する誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】
低コストかつ安全に燃焼合成法により得られ、優れた焼結体特性を有する誘電体セラミックスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 組成式MTiO3(M は2族元素)または組成式 BaRe2Tim2m+4(式中 3 ≦ m ≦ 7 ; m は整数 Re は希土類元素 )で表される誘電体セラミックスの製造方法であって、比表面積が 0.01〜2 m2/gの水素化チタン粉末(Ti(H))と、酸素供給源となる物質を少なくとも含む反応原料をそれぞれ所定割合で配合し、断熱火炎温度が1500℃以上である燃焼合成法により得られる。 (もっと読む)


【課題】 低温焼成可能な誘電体磁器組成物、及びそれを用いて作製される電子部品を提供する。
【解決手段】 (BaNdSm)TiO系磁器組成物100質量部に対し、重量によりBi 6〜15部、SiO 1〜5部、ZnO 1〜5部、MgO 0〜3部、B 0.2〜5部(B 0.2〜5部をLiO 0.08〜2.0質量部で置換してよい)を添加した誘電体磁器組成物、それを用いて作製される電子部品。 (もっと読む)


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