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Fターム[4G075CA73]の内容

物理的、化学的プロセス及び装置 (50,066) | 処理手段 (6,634) | 特定環境での適用 (628) | 地中、地下での適用 (34)

Fターム[4G075CA73]に分類される特許

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【課題】貯留物質を直接地下の塩水性帯水層へ注入し、塩水性帯水層に効率良く貯留物質を貯留させることが可能な貯留物質の貯留装置、および貯留物質の貯留方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素タンク3は圧送装置5と接続される。圧送装置5には管体である注入井9が接合されている。注入井9は、地面7下に向けて延伸され、塩水性帯水層11まで達するように設けられる。注入井9の一部には、略水平方向に水平井10が形成される。すなわち、水平井10は、塩水性帯水層11の内部において、注入井9の一部が略水平方向に形成された部位である。水平井10には、多孔質部材であるフィルタ13が設けられる。フィルタ13としては、たとえばセラミックス製の粒子と、前記粒子を結合する結合剤とを混合して焼成した部材が使用できる。なお、フィルタ13の孔径は、細かければより細かな径のマイクロバブルを発生させることができる。 (もっと読む)


【課題】地中に貯留された二酸化炭素をエネルギー源などとして有用なメタンへと変換し、回収することを可能とし、電子供給以外のエネルギー供給を必要とせず、再生可能エネルギーなどの電力を有効利用することができる地中貯留二酸化炭素のメタン変換回収システムの提供。
【解決手段】地中に貯留された二酸化炭素をメタンに変換するメタン変換手段、及び発生したメタンを回収するメタン回収手段を具備する地中貯留二酸化炭素のメタン変換回収システムであって、前記メタン変換手段が、二酸化炭素の地下貯留層に設置された電極井と、電源と、ケーブルとを備え、前記電極井が、電極井外壁と、アノード電極と、カソード電極と、セパレータとを含み、前記カソード電極が、その表面にメタン菌を配し、前記二酸化炭素と接触可能であり、前記セパレータが、気液透過性を有する地中貯留二酸化炭素のメタン変換回収システムである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、二酸化炭素地中注入のための圧力及び温度調節機能が向上した二酸化炭素分配装置を提供するためのものである。
【解決手段】本発明は、複数の貯蔵タンクから地中注入のための二酸化炭素の取り入れられるように複数個に分枝形成された多岐管部と、入側は多岐管部と連通形成され、出側は地中管井に向かう注入配管と連結されて、多岐管部を通じて取り入れられた二酸化炭素を上記注入配管を通じて供給するように形成された分配チャンバー部と、分配チャンバー部の内部に取り入れられた二酸化炭素の温度を調節する温度調節部と、上記分配チャンバー部を通じて地中注入される二酸化炭素の流量及び油圧を調節する流量油圧調節部と、を含む構成からなり、地中注入時の二酸化炭素の温度及び圧力条件の安定性が確保できることは勿論、これをリアルタイムまたは時間帯別に、あるいはユーザ要請によって、何時でもユーザ端末機を通じてモニターリングできる効果がある。 (もっと読む)


【課題】 COを吸収した藻類を捕集・隔離してCOを確実に削減する。
【解決手段】 反応槽2に藻類3を貯留し、該藻類3に火力発電所1からのCOを供給するとともに太陽光を照射して光合成を行わせる。この光合成によりCOを吸収した藻類3を地中の空洞部6に隔離し、COを隔離する。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素の非構造型貯留層への貯留を可能とする有効適切な地中貯留施設とその施工方法を提供する。
【解決手段】不透水地層からなる遮蔽層1の直下の地層中にグラウトを注入して二酸化炭素を遮蔽し得る人工の遮蔽体2を遮蔽層と一体に形成し、それら遮蔽体と遮蔽層とによって二酸化炭素を貯留するための貯留領域Aを区画形成する。遮蔽層が水平面に対して傾斜している略平坦な場合、遮蔽体を遮蔽層の傾斜方向上部側の下面側に遮蔽層からその下層の地層中に膨出する形態で壁状に形成する。その施工に際しては、貯留領域に二酸化炭素を圧入するための圧入井戸4を遮蔽層を貫通する位置まで先行施工し、その先端から遮蔽層の下層の地層に対してグラウトを注入して遮蔽体を施工して貯留領域を区画形成し、しかる後に圧入井戸を貯留領域の深部まで延長する。 (もっと読む)


炭化水素ガス流を処理するガス処理施設が提供される。炭化水素ガス流は、亜硫酸成分及び二酸化炭素を含む。ガス処理施設は、炭化水素ガス流を(i)スイートニングされたガス流及び(ii)主として硫化水素及び二酸化炭素で構成された酸性ガス流に分離する酸性ガス除去施設を含む。ガス処理施設は、テールガスを出すクラウス硫黄除去ユニット及びテールガスを受け入れるテールガス処理ユニットを更に含む。種々の実施形態では、ガス処理施設は、テールガスからCO2を捕捉し、これを加圧下で地下貯留層中に注入する。炭化水素ガス流を処理して追加のCO2を捕捉し、これを地下貯留層中に注入するようにする方法も又、提供される。
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ポリアミン、モノアミン、及び水を含み;ポリアミンが、3〜5個のアミン官能基を有するポリアミンを含み、200g/モル未満の分子量を有し;モノアミンが第3級モノアミンを含み;そして、3〜5個のアミン官能基を有するポリアミンと第3級モノアミンとの重量比が1:1より大きい、気体からCO及び/又はHSを除去するための吸収剤組成物。かかる吸収剤組成物を用いる方法、並びにCO及び/又はHSを含む3〜5個のアミン官能基を有するポリアミンからのCO及び/又はHSの除去を促進する促進剤としての第3級モノアミンの使用。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素を水中に二酸化炭素を溶解させて貯留する際に、供給する水の運搬に必要なエネルギーを抑制し、二酸化炭素を水中に溶解させる方法の提供。
【解決手段】貯留しようとする二酸化炭素を、地上に設置されている加圧装置10で加圧し、加圧された二酸化炭素を注入井1の上端の二酸化炭素供給口3より供給し、一方、二酸化炭素を貯留しようとしている地下の水、海水または鹹水が存在する水圧5〜50気圧の地中帯水層に設けられている揚水井の採水口8より地下の水、海水または鹹水を採水し、注入井の地中部分に設けられている二酸化炭素の供給口4より供給される加圧された二酸化炭素を地下の水、海水または鹹水中に供給し、前記加圧された二酸化炭素を地下の水、海水または鹹水に混合、溶解させて、水圧5〜50気圧の地下の水、海水または鹹水が存在する地中帯水層の注入井の下端の放出口5より、放出して、二酸化炭素を貯留する。 (もっと読む)


【課題】COを吸収した植物プランクトンを回収・隔離してCOを確実に削減する。
【解決手段】海水2と共に捕集した植物プランクトン1をこし分ける繊毛状のろ過部材4により植物プランクトン1を回収し、COを吸収した植物プランクトン1を地中に隔離し、COを回収・隔離する。 (もっと読む)


【課題】未溶解炭酸ガスを帯水層に安定的かつ長期的に貯留・隔離するとともに、溶媒の使用量を大幅に削減する。
【解決手段】帯水層内において、注入井の周囲に炭酸ガス溶解水とともに、未溶解炭酸ガスを貯留・隔離する第1貯留領域と、この第1貯留領域を取り囲むように略同心円状に炭酸ガス溶解水のみによる第2貯留領域とを夫々形成するように炭酸ガス溶解水と未溶解炭酸ガスとを貯留・隔離する条件の下で、炭酸ガス溶解水に混入する未溶解炭酸ガスの質量割合を下記(1)〜(3)の手順によって決定する。(1)帯水層の間隙体積に占める貯留可能な未溶解炭酸ガスの体積割合として定義付けられる炭酸ガスの体積飽和率を測定する。
(2)前記第1貯留領域の体積と、前記第2貯留領域の体積とを設定する。
(3)前記炭酸ガスの体積飽和率と前記第1貯留領域及び第2貯留領域の体積とに基づいて、炭酸ガス溶解水に混入する未溶解炭酸ガスの質量割合を決定する。 (もっと読む)


【課題】地層の間隙に液体二酸化炭素の微粒子と水のエマルジョンを注入して二酸化炭素をハイドレート化して固定化するに際し、長期間安定にエマルジョンを製造・注入できる装置を提供する。
【解決手段】密閉構造の容器2を多孔質体3aを少なくとも一部に含む部材3によって区画して水供給領域2aとエマルジョン排出領域2cと液体二酸化炭素供給領域2bを形成し、エマルジョン排出領域2cには排出部7を備え、多孔質体3aは流通路4の少なくとも一部に備えられ、第一の供給部5から液体二酸化炭素供給領域2bに液体二酸化炭素を供給し、第二の供給部6から水供給領域2aに水を供給することにより、液体二酸化炭素を多孔質体3aを介して流通路4を流れる水に圧入して微粒化して分散させ、流通路4からエマルジョン排出領域2cに向けてエマルジョンが供給され、排出部7からエマルジョンを排出して地層の間隙に注入するものとした。 (もっと読む)


【課題】
地球温暖化は、人間の生活を脅かし、環境体系まで変えようとしている、その地球温暖化の原因の一つに二酸化炭素がある。今すぐ地球温暖化を食い止めなくてはいけないことは、議論を待たない。真先に、必要外の二酸化炭素を、空気中から採らなくてはならない。子や孫のため、いや、今日のためにも、我々の手で、一刻も早く、温暖化を食い止めなければ手遅れになる。
【解決手段】
出来る限りエネルギーを使わず、土を活用する。土には大きく分けて、鉄分を多く含んだ赤土と、腐敗土と、シルド粘土、侵食砂質土、等がある。それらの、土の分子と含有ミネラル分子に二酸化炭素を結合させて、空気中から二酸化炭素を採る。その方法として、土を魂状にした状態に、空気を摩触させて、空気中の二酸化炭素を土の分子に結合させて、二酸化炭素を採る。 (もっと読む)


【課題】メタンハイドレート層に依存することなく、二酸化炭素の固定化とメタンガスの生産とを両立して行う。
【解決手段】メタン生成細菌がメタンガスを生成する温度・圧力条件下の地層1の間隙22に、メタン生成細菌を少なくとも含む微生物群を添加してメタンガス生産層4を形成する工程と、メタンガス生産層4よりも浅部で、且つ二酸化炭素がハイドレートとなる温度・圧力条件下の地層1の間隙22に、この間隙22よりも小さな液体二酸化炭素12aの微粒子23を水24に分散させたエマルジョン20を注入して二酸化炭素ハイドレート21のシール層2を形成する工程と、メタンガス生産層4とシール層2との間の地層1の間隙22に、メタンガス生成原料としての液体二酸化炭素3を注入する工程と、メタンガス生産層4で生成されたメタンガス5を地上に回収する工程とを含むようにした。 (もっと読む)


水溶性流体を地中隔離する方法は、低透過度の上側層によって境界とされている水を多く含むターゲットの地層を選択し、層内に注入坑井を設け、流体を層に入らせて層内で上昇させるように選択した温度、圧力、および密度コントラストの条件下で注入坑井中に流体を注入することを含む。これにより地層水の密度駆動対流を発生させ、この対流によって水溶性流体と地層水の増進した混合を促進する。
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【課題】炭酸ガスを効率よく溶媒に溶解させるとともに、輸送コストの増加を抑える。
【解決手段】炭酸ガスを液体又は超臨界状態まで圧縮する炭酸ガス圧縮装置2と、溶媒を圧縮・搬送する圧送ポンプ3とを設け、主流管路を流れる溶媒のせん断力によって炭酸ガスを細泡化しながら混入させる細泡化装置7と、細泡化装置7の後段に設置され、溶媒に炭酸ガスを溶解させて炭酸ガス溶解水とする溶解槽4とからなる炭酸ガス溶解装置40を設置し、生成された炭酸ガス溶解水を地中の帯水層に圧入する地表面から帯水層まで貫通した注入井5を設置して構成され、炭酸ガス圧縮装置2及び溶媒圧送ポンプ3が帯水層から離れた陸上に配置されるとともに、炭酸ガス溶解装置40が注入井5の近傍に配置され、これら炭酸ガス圧縮装置2及び溶媒圧送ポンプ3と炭酸ガス溶解装置40とがそれぞれパイプライン41、42で接続されている。 (もっと読む)


COを帯水層又は枯渇した炭化水素貯蔵層(211)を貫通する少なくとも一つの注入井(202)を介して注入する方法であり、注入井は注入井と密閉係合する注入管(203)を備える。注入管は、COが注入される帯水層又は貯蔵層のインターバルで又は真上で終結し、注入管は液体注入制御バルブ(208)をその底面又は近くに備え、バルブ上の圧力が予め設定された圧力値より低い場合には閉じられ、バルブ上の圧力が予め設定された圧力値以上の場合には開き又は再び開き、予め設定された圧力値が、注入管のCOを液体又は超臨界状態に維持するように選択されている。 (もっと読む)


【課題】炭素質物質のガス化工程中に二酸化炭素を増加させるための、より効果的なシステム及び方法を提供する。
【解決手段】炭素質物質と少なくとも90%液相である水を混合してスラリー化された混合物を提供する工程、燃焼ガスの存在下でスラリー化された混合物の少なくとも一部をガス化して炭素質固体及び、水素、一酸化炭素及び二酸化炭素を含有している合成ガスを提供する工程であって、前記合成ガスが約400℃〜約1,650℃の温度である工程、合成ガスから炭素質固体の少なくとも一部を選択的に分離して合成ガス生成物及び炭素質固体を提供する工程、及び酸化剤の存在下で分離された炭素質固体の少なくとも一部を燃焼して燃焼ガスの少なくとも一部を提供する工程、を含む炭素質物質を処理する方法、及びその方法を実施するためのシステム。 (もっと読む)


【課題】燃料電池による発電システムで必要とされる中規模の二酸化炭素発生量を対象とする二酸化炭素貯留システムの提供。
【解決手段】(a)水圧5気圧〜50気圧の場所であり、地下の水、海水又は鹹水が存在する地中帯水層中に、加圧ガス、液化又は超臨界状態にある二酸化炭素を、注入井を介して注入点より、加圧下に注入して攪拌、混合、そして溶解させる二酸化炭素の貯留方法、及び鹹水が存在する地中帯水層中に十分に溶解させ、地中帯水層中の二酸化炭素分圧を注入点の水圧により低く保つことにより、地中帯水層より二酸化炭素が漏洩しないことを二酸化炭素の貯留方法。(b)地下の水、海水又は鹹水が存在する地中帯水層中に、加圧ガス、液化又は超臨界状態にある二酸化炭素を、地上で予め水、海水又は鹹水に混合溶解させた後に、地中帯水層中の注入井を介して注入点より、加圧下に注入して攪拌、混合、そして溶解させる二酸化炭素の貯留方法。 (もっと読む)


【課題】簡易かつ安価に地中への二酸化炭素の大量貯留を行うことを可能とした二酸化炭素貯留施設および二酸化炭素の地中貯留方法を提案する。
【解決手段】高透水層内に二酸化炭素を貯留するための二酸化炭素貯留施設1であって、地上から高透水層の上方にまで到達するアクセス坑道10と、高透水層の上方においてアクセス坑道10から横方向に延設された枝坑11と、高透水層に貫入するように枝坑11から下方向に形成された複数の圧入井12と、アクセス坑道10および枝坑11内に配管されて圧入井12に接続する二酸化炭素圧送管13とを備えている。 (もっと読む)


【課題】地球温暖化の原因となるCOの有効利用を図り、メタンを回収できるCOの処理システム及びメタン回収システムを提供すること。
【解決手段】廃坑や廃油田などの地下空隙部にCOを注入するCO注入設備と、前記地下空隙部に水素源を注入する水素源注入設備とを有し、該CO注入設備と該水素源注入設備から前記地下空隙部にCOと水素源を注入し、生成するメタンガスを地上に回収する回収設備を有することを特徴とするCOの処理システム及びメタン回収システム。 (もっと読む)


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