説明

Fターム[4G077SA11]の内容

結晶、結晶のための後処理 (61,211) | PVD (1,258) | 成長装置 (276)

Fターム[4G077SA11]の下位に属するFターム

Fターム[4G077SA11]に分類される特許

121 - 140 / 174


【課題】埋め込み成長において、蓋体に備えられる支持板が侵食されることによりSiC単結晶の口径が拡大され過ぎることを防止し、SiC単結晶を長尺成長させられるようにする。
【解決手段】環状ひさし部25を覆うようにTaCコーティング26を形成する。これにより、昇華ガスによって環状ひさし部25や支持板23aの裏面が侵食されて穴が開くことを防止できる。また、環状ひさし部25の内壁面もTaCコーティング26で覆うようにしているため、ここからの昇華ガスによる侵食も防止できる。これにより、SiC単結晶70の口径が拡大され過ぎることを防止でき、SiC単結晶70を長尺成長させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】高い品質の窒化アルミニウム結晶を簡略な工程で成長可能な窒化アルミニウム結晶の成長方法および結晶成長装置を提供する。
【解決手段】窒化アルミニウム結晶の成長方法は、以下の工程が実施される。まず、主表面11aおよび主表面11aと反対側の裏面11bとを有する基板11が準備される。そして、基板11の主表面11a上に、基板11と異なる材料の窒化アルミニウム結晶12が昇華法により成長される。そして、基板11の一部を昇華法に用いる雰囲気A1に対して密閉された状態から雰囲気A1に開放された状態にすることにより、開放された状態において基板11の少なくとも一部が昇華される。 (もっと読む)


【課題】埋め込み成長において、スカート状の円筒部の内側の多結晶が成長し難くなることを抑制し、SiC単結晶を長尺成長させられるようにする。
【解決手段】支持板23aのうち円筒部23bよりも内側において環状ひさし部25を備え、円筒部23bよりも外側には環状ひさし部25が備えられない構造とする。これにより、埋め込み成長時に、支持板23aのうち円筒部23bよりも内側を、支持板23aのうち円筒部23bよりも外側と比べて相対的に温度を低くでき、多結晶45が成長し難くなることを抑制することが可能となる。このため、SiC単結晶70と多結晶45との成長面がフラットになり、SiC単結晶70を長尺に成長させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】得られる炭化ケイ素単結晶における質の劣化を防止し、品質を改善することができる炭化ケイ素単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】反応容器10内の第一端部に昇華用原料40を収容し、反応容器10内の昇華用原料40に略対向する第二端部に炭化ケイ素単結晶の種結晶50を配置して、昇華させた昇華用原料40を種結晶50上に再結晶させて炭化ケイ素単結晶を成長させる炭化ケイ素単結晶の製造方法である。種結晶50として、昇華用原料40に略対向する成長面側に加工変質層を有しない炭化ケイ素単結晶を用いる。 (もっと読む)


【課題】昇華法による炭化珪素単結晶の製造に適した製造法および製造装置を提供する。
【解決手段】支持板23aや円筒部23bおよびTaCリング24の表面にSiCの多結晶45が成長し、この多結晶45に囲まれるような状態でSiC単結晶70が成長する埋め込み成長において、成長空間領域60を囲むように配置したTaCリング24の外径を円筒部23bの内径以下とし、リング止め具81を用いてTaCリング24が脱落しないようにしつつ、多結晶45のコーティング時にTaCリング24を固定することで、TaCリング24を破損させることなく支持部23aや円筒部23bに固定することができ、これにより円筒部23bを構成する炭素のSiC単結晶70の成長表面へのインクルージョンを抑制することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】埋め込み成長において、TaCリングによる輻射熱の影響でSiC単結晶の成長表面の温度分布にバラツキができることを抑制し、SiC単結晶が割れることを防止できるようにする。
【解決手段】TaCリング24にて遮蔽部23の円筒部23bの内壁面を全面覆うのではなく、TaCリング24が支持板23aから所定距離離れた位置に配置されるようにしている。これにより、TaCリング24の輻射熱を抑制することが可能となる。このため、TaCリング24による輻射熱の影響でSiC単結晶70の成長表面の温度分布にバラツキが生じること、具体的には円筒部23bと坩堝1の中心軸との間の温度勾配が大きくなることを抑制できる。これにより、SiC単結晶70の口径拡大に伴って凸形状となることを防止でき、SiC単結晶70が割れることを防止できる。 (もっと読む)


【課題】高品質なSiC単結晶を長尺で得られるようにする。
【解決手段】回転装置5や加熱装置6の中心軸R1に対して黒鉛製るつぼ1の中心軸R2が一定距離Lずらされるように黒鉛るつぼ1を配置すると共に、SiC単結晶基板3における螺旋転位発生可能領域4bが回転装置5および加熱装置6の中心軸R1と一致させる。これにより、SiC単結晶基板3にSiC単結晶4を成長させる際に、SiC単結晶4のうちの螺旋転位発生可能領域4bがその周囲の領域と比べて高温になることを防止できる。したがって、SiC単結晶4の長尺の成長が可能となり、大口径の高品質結晶を多数枚得ることも可能となる。 (もっと読む)


【課題】SiC単結晶の成長速度の低下の低減、SiC単結晶の長時間成長、SiC粉末原料の残留の低減を図る。
【解決手段】中空筒状であって、筒の外壁面から内壁面に貫通する複数の小孔10aを備えた孔付パイプ10を用意し、孔付パイプ10の一端をSiC粉末原料4に埋め込み、孔付パイプ10の他端を粉末原料4から突出させた状態で坩堝1を加熱する。これにより、粉末原料4の下層部で生じた昇華ガスを孔付パイプ10を経由させて成長空間領域5に供給する。 (もっと読む)


【課題】SiC単結晶を高品質のまま長尺に成長させることが可能な、昇華法によるSiC単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】昇降機構5により、種結晶となるSiC単結晶基板3の中心を黒鉛製るつぼ1の中心軸に精密に合わせた状態でるつぼ上部12を上に押し上げる構造とすることにより、結晶成長によりSiC単結晶4の径が拡大しても台座12aだけでなくるつぼ上部12と共に上に押し上げ、SiC単結晶4の表面とSiC原料2との間の縮まった距離を成長途中で広げて、SiC単結晶4の成長表面の温度とSiC原料粉末2の温度との温度差を保たせ、SiC単結晶4とSiC原料粉末2との間の成長空間を保持するように成長させる。 (もっと読む)


【課題】炭化珪素単結晶成長において、成長空間領域を均熱に保ち、炭化珪素単結晶の割れを防止することができる製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】蓋体20を構成する遮蔽部23の円筒部23bの開口端に仕切り板23cを設け、当該仕切り板23cで蓋体20を構成する側壁部21の内壁と円筒部23bとの間の空間23eに昇華ガスが流れ込むことを抑制する。 (もっと読む)


【課題】埋め込み成長において、熱輻射によって成長空間領域の均熱が保たれなくなることを防止し、ひいては炭化珪素単結晶の割れを防止することができる製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】円筒部23bの中空部分に配置した円筒部被覆部材23cにおいて、坩堝の中心軸に対して垂直方向の内壁面23eを多角形状とする。これにより、円筒部被覆部材23cの内壁面23eから坩堝の径方向に発せられる熱エネルギーを多角形の各辺に入射する入射角に従った反射角でそれぞれ反射させる。 (もっと読む)


【課題】被処理物を急速昇温でき、熱効率及びスループットに優れるとともに、構成の簡素な熱処理装置を提供する。
【解決手段】高温真空炉は、被処理物を1,000℃以上2,400℃以下の温度に加熱する本加熱室21と、本加熱室21に隣接する予備加熱室22と、予備加熱室22と本加熱室21との間で被処理物を移動させるための移動機構27と、を備える。本加熱室21の内部には、被処理物を加熱するメッシュヒータ33と、メッシュヒータ33の熱を被処理物に向けて反射するように配置される第1多層熱反射金属板41と、が備えられる。移動機構27は、被処理物とともに移動可能な第2多層熱反射金属板42を備える。被処理物が予備加熱室22内にあるときには、第2多層熱反射金属板42が本加熱室21と予備加熱室22とを隔てて、メッシュヒータ33の一部が第2多層熱反射金属板42を介して予備加熱室22に供給される。 (もっと読む)


【課題】昇華再析出法によるSiC単結晶の製造において、坩堝の自己発熱によらない加熱方法により、種結晶の温度、原料の温度、及び成長空間領域の温度分布を容易に制御できるSiC単結晶の製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】坩堝1内を含めた外部チャンバ10内を真空にしたあと、誘導コイル8、9に通電することでヒータ4、5を誘導加熱し、その輻射熱により坩堝1を加熱することで坩堝1内を所定温度にする。このとき、放射温度計18〜22を通じて坩堝1の各部やヒータ4、5の測温を行いながら、各誘導コイル8、9への通電の周波数もしくは通電量を制御し、ヒータ4、5で温度差を発生させながら加熱する。さらに、ヒータ4とヒータ5との間を仕切壁部6fにて断熱することで、成長結晶の表面の温度と粉末原料3の温度を別々に制御性良く調整することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】種結晶へ粉末原料から昇華ガスを供給し続けることができるSiC単結晶の製造装置と製造方法を提供する。
【解決手段】坩堝1の加熱を開始すると、分離壁4の中空部分に露出する粉末原料5から生じた昇華ガスが成長空間領域6に供給される。そして、坩堝1の加熱を開始してから一定時間後に蓋体1bが容器本体1aから離れるように相対的に移動させ、分離壁4の他端側4cの端面4eを容器本体1aの底面から離すことで、分離壁4の他端側4cに接していた粉末原料5を新たな昇華ガス供給面として容器本体1a内に露出し、露出部分から昇華ガスをガス供給通路および貫通穴4dを通過して成長空間領域6に供給することで、SiC単結晶を成長させる。 (もっと読む)


【課題】同じ条件で炭化珪素単結晶を成長させても、炭化珪素単結晶の成長速度に大きなバラツキを生じさせない単結晶を提供する。
【解決手段】坩堝内に収容された単結晶成長用の原料を加熱して昇華させて種結晶上に供給し、単結晶を成長させる単結晶成長装置において、前記坩堝の前記原料に対向する位置に配置された前記種結晶を支持する円柱状の種結晶支持部5と、前記原料と前記種結晶支持部5との間に先細の中空ガスガイド部9を設け、前記ガスガイド部の前記種結晶側端の開口部は、その反対端の開口部より小さく、且つ前記種結晶支持部を包むように配置された中空円筒部を有する単結晶成長装置。 (もっと読む)


【課題】良質な単結晶塊を良好な効率で成長させることができる構造の結晶成長装置を提供する。
【解決手段】ルツボ部材220の大径の収容空間RSで発生した昇華ガスを、小径の種単結晶SCの表面まで、円錐状のガイド部223により良好に誘導することができる。ただし、そのガイド部223がルツボ部材220の側部222により形成されている。このため、高周波加熱部210が発生する高周波の電磁波は、ルツボ部材220のガイド部223に直接に吸収される。従って、このガイド部223は高温に発熱するので、その表面に多結晶塊DLが成長することがない。このため、種単結晶SCの表面に良質な単結晶塊CLを良好な効率で成長させることができる。 (もっと読む)


【課題】良質な単結晶塊を良好な効率で成長させることができる構造の結晶成長装置を提供する。
【解決手段】結晶支持部231に放熱凹部232が形成されており、貫通孔243が断熱カバー部材240に形成されているので、結晶支持部231が放熱されて単結晶塊CLが高効率に成長する。ルツボ部材220の放熱凹部232に連通した円筒状の誘導部材233が、断熱カバー部材240の貫通孔243を経由して上面より上方まで形成されている。漏出した昇華ガスがルツボ部材220と断熱カバー部材240との隙間を移動して外部に漏出した位置で冷却されて析出しても、これが放熱凹部232を閉塞することがない。従って、結晶支持部231を安定に低温に維持することができ、単結晶塊CLを良好な効率で安定に成長させることができる。 (もっと読む)


【課題】品質を保ちつつ長尺な単結晶を得ることができる単結晶の成長方法および成長装置を提供する。
【解決手段】成長用容器(1,2)内において流れている原料ガスが筒状のガス流制御部材6を使って集められ、種結晶5に向かう。ガス通路10により、ガス流制御部材6における、成長させる単結晶11と対向する内壁面を迂回する原料ガスの流れが作られる。ガス流制御部材6の内方においてガス流制御部材6の内壁面との間の隙間9を通して原料ガスが通過し、種結晶5から単結晶11が成長する。種結晶5からの成長初期においてはそれ以降よりも成長方向に口径拡大させずに単結晶11が成長する。 (もっと読む)


【課題】炭化珪素の昇華再結晶法によりインクルージョン、不純物元素、結晶欠陥の少ない炭化珪素単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】炭化珪素基板2上に炭化珪素単結晶5を製造する方法において、原料3の昇華組成のズレや変動要因及びこれらが生成する単結晶5に与える影響等をなくすため、炭化珪素原料3を収容するルツボ1として内面が炭化タンタルで被覆された黒鉛ルツボ1を使用する。内面が炭化タンタルで被覆された黒鉛ルツボ1は、先ずルツボ1の内面を電子ビーム加熱蒸着法等を用いてタンタルを層状に蒸着させ、その後、炭化処理法により炭化物内面層を形成させる。 (もっと読む)


【解決手段】 SiCブールの成長において、底部にSiC原料が装填され、頂部にSiC種結晶が装填された成長るつぼの内部に成長ガイドが提供される。成長ガイドは、この成長ガイド内の開口部の少なくとも一部を画定する内層と、るつぼ内で内層を支持する外層を有する。開口部は原料に面し、種結晶は、原料と反対側の開口部の端部に位置する。内層は、外層を形成する第2の異なる材料よりも高い熱伝導率を有する第1の材料から形成される。成長ガイド内の開口部を介して、成長るつぼ内で種結晶上に原料を昇華成長させ、それによって種結晶上にSiCブールを形成する。
【効果】本SiC昇華結晶成長方法により、従来技術の誘導直径拡大成長の欠点、すなわち、蒸気による成長ガイドの浸食、ガイドの内表面上での多結晶SiCの堆積、および成長結晶のガイドへの付着が回避または排除される。 (もっと読む)


121 - 140 / 174