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Fターム[4G140DB03]の内容

水素、水、水素化物 (21,792) | プロセス・装置上の特徴 (211) | 熱分解のための熱供給手段を工夫したもの (73)

Fターム[4G140DB03]に分類される特許

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【課題】ステーション全体としてのエネルギー効率を向上させることができる。
【解決手段】脱水素反応器3Aがエンジン11からの熱を用いてMCHを脱水素反応させることによって水素を得ることができる。このように、脱水素反応器3Aの専用の加熱装置を用いるのではなく、他の用途にも利用可能なエンジン11の熱を用いることで、ステーション内のエネルギー効率を上げることができる。更に、水素を圧縮する軸動力駆動型圧縮器8は、エンジン11の軸動力によって駆動することができる。軸動力駆動型圧縮器8は、電力を介することなくエンジン11の軸動力という物理的な力を直接用いることによって駆動することが可能となる。軸動力という直接的な力を用いる場合、一度電力に置き換えて駆動力を発生させる場合に比してエネルギーを効率よく用いることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、有機ハイドライドを使用してエネルギー変換効率に優れた動力変換システムを提供する。
【解決手段】本発明の動力変換システムSは、供給される有機ハイドライドを所定の触媒の存在下に加熱して水素及び有機ハイドライドの脱水素化物を生成する水素発生装置1と、前記水素発生装置1で得られる水素と有機ハイドライドの脱水素化物とを分離すると共に水素を送出する分離装置2と、前記分離装置2から送出される水素を燃焼させることで動力を得る動力変換装置4と、前記動力変換装置4から排出される排ガスと、前記水素発生装置1に供給する前の有機ハイドライドとの間で熱交換を行う熱交換器5と、前記熱交換器5での熱交換で過熱蒸気となった有機ハイドライドにより動力を発生すると共にこの有機ハイドライドを前記水素発生装置1に送出する膨張機6と、を備える。 (もっと読む)


【課題】水素及び電力を高効率で供給できるエネルギー供給システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、冷熱源11と、発電設備13と、前記発電設備の排熱を用いて有機ハイドライドの脱水素反応により水素を生成する脱水素化装置14とを備え、少なくとも水素および電力を外部に供給するエネルギー供給システムであって、前記冷熱源が液化ガスまたは液化ガスのボイルオフガスであり、前記脱水素化装置14で生成された生成物と前記冷熱源との間の熱交換により、前記生成物を水素と脱水素化物に分離する気液分離装置12を備えたエネルギー供給装置を特徴とする。 (もっと読む)


【解決課題】水素を消費して発電する高温型発電装置を備えた水素の需要地で、有機ケミカルハイドライド法により貯蔵・輸送された水素化芳香族化合物から水素を製造しつつ高温型発電装置で発電することにより、この高温型発電装置からの排熱を効率良く回収して有効利用することができるハイブリッド型水素製造・発電システムを提供する。
【解決手段】脱水素触媒として均一高分散型白金アルミナ触媒の固定床を用いる多管式熱交換型反応器を脱水素反応器として用い、この脱水素反応器で脱水素触媒の存在下に水素化芳香族化合物の脱水素反応を行って水素を製造し、得られた水素を高温型発電装置に導入して発電すると共に、この高温型発電装置の高温排ガスから回収される回収熱を前記脱水素反応器に導入して脱水素反応に必要な熱の一部又は全部を賄うハイブリッド型水素製造・発電システムである。 (もっと読む)


【課題】 脱硫剤として、燃料の一部から脱水素反応により水素を生成し、この水素を用いて水素化脱硫を行う脱硫触媒を使用する場合に、脱硫剤層における燃料流れ方向の全域の脱硫剤を有効利用して、寿命を延ばす。
【解決手段】 使用履歴(積算通油量など)に応じて、ヒータにより、脱硫剤層における燃料流れ方向の温度分布を変化させることにより、脱水素反応の位置を変化させる。具体的には、脱水素反応を生じさせるように予め定めた脱水素反応温度Tの領域を、燃料流れ方向に変化させると共に、その領域より上流側では、前記脱水素反応温度Tより低温に制御する。例えば、脱硫剤層に燃料流れ方向の上流側が低温になる温度勾配を設け、使用履歴の増大に伴って、この温度勾配を維持したまま、全体の温度を上昇させる。 (もっと読む)


【課題】太陽熱を利用して燃料を生成する際、生成した一酸化炭素ガスと水素ガスの分離処理を不要とすることが可能な反応炉を提供する。
【解決手段】反応炉は、太陽光を集光する集光部200と、集光された太陽光が透過する反応管であって、集光された太陽光によって加熱される炭素粒子と、炭素粒子の熱で吸熱反応を起こす原料とを流通させる反応管206と、を備え、反応管において、吸熱反応である、水素ガスと炭素粒子を生成する第1反応プロセスと、炭素粒子自体が反応して一酸化炭素を生成する第2反応プロセスとが、それぞれ排他的に行われる。 (もっと読む)


【課題】安価で効率よく熱処理雰囲気ガスを発生させることができる方法及び装置並びに金属酸化物の熱処理方法を提供する。
【解決手段】炭化水素と空気とを混合して燃焼させることにより発生させた800〜1300℃の燃焼ガス中にアルコールを添加して熱分解させることにより、一酸化炭素及び水素を含む還元性熱処理雰囲気ガスを発生させる。発生した還元性熱処理雰囲気ガスは、ニッケル、コバルト、銅、鉄のいずれか一種の酸化物又は二種以上の酸化物が混合した混合酸化物の熱処理に使用する。 (もっと読む)


【課題】低圧の容器に大量の水素を保有する化合物を搭載し、これを車輌上で低温で加熱分解して、大量の水素を経済的に得るようにした車載式の小型水素発生装置の提供。
【解決手段】12気圧でアセトンなどの溶媒に、その300倍のアセチレンを溶解し、150lのアルミ製の軽量ボンベに30mを充填できるアセチレンを車載し、これを最高500℃で加熱分解し、大量の水素を低温で製造できることを特徴とする車載式超小型水素製造装置。 (もっと読む)


【課題】熱電供給機器で発生する電気を有効に利用すると共に、装置規模を小さくすることのできる有機ハイドライド脱水素システムを提供する。
【解決手段】熱電供給機器8は熱を発生させ、当該熱をMCHの脱水素反応に対して供給することができる。これによって、MCHの脱水素反応による水素の供給が可能となる。一方、熱電供給機器8は電気を発生させ、当該電気を水電解装置12に対して供給することが可能である。このように熱電供給機器8で発生する電気で更に水素を得る事によって、熱電供給機器8の電気を有効に利用することができる。また、MCHの脱水素反応による水素のみならず、水電解装置12による水素も得ることができるため、システム全体としての水素供給量を増加させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ステーション全体としてのエネルギー効率を向上させることができる熱電供給型有機ハイドライドステーションを提供する。
【解決手段】熱及び電気を発生させると共に、発生させる熱の量と電気の量との比率を変更することができる熱電供給機器8と、熱電供給機器8から熱を供給され、有機ハイドライドの脱水素反応を行う脱水素反応器2と、熱電供給機器8から電気を供給され、有機ハイドライドから取り出された水素を圧縮する水素圧縮機5と、ステーション内において必要とされる電気の量に基づいて熱電供給機器8の運転条件を設定すると共にと、脱水素反応器2及び水素圧縮機5を同時に起動させる制御装置11と、を備える。 (もっと読む)


【課題】脱水素反応に対して効率よく熱を供給することができる熱交換型有機ハイドライド脱水素システムを提供する。
【解決手段】脱水素触媒プレート21A〜21Dと伝熱プレート22A〜22D、及び仕切プレート23A,23Bを積層させる。このような積層構成では、MCH流路と高温ガス流路とが各プレートを介して隣り合うような構成とすることができる。高温ガス流路を流れる高温ガスは、各プレートを熱交換用の部材として、MCH流路における脱水素反応に対して熱を供給することができる。積層構造とした場合、脱水素反応のための触媒の表面積と、熱交換に係る部分の面積とを、等しくなるように構成することができる。従って、脱水素反応に対する伝熱を効率的に行うことができる。また、プレート同士の間の隙間を狭くすることによって、脱水素反応のためのスペースを狭くすることも可能となる。 (もっと読む)


【課題】電力及び水素を生成する小規模なエネルギー生成システムを提供する。
【解決手段】電力及び水素を生成する水素ステーション1であって、作動に伴って電力及び高温の排気ガスを生成するエンジン11及び発電機13と、エンジン11からの高温の排気ガスの熱を利用して、MCHを脱水素反応させることで水素を生成する反応器30と、発電機13からの電力によって水を電気分解し、水素及び酸素を生成する電気分解装置60と、を備える。 (もっと読む)


【課題】発生したCO及び/又はCOを有効に利用し、実質のCO発生量を削減することができる高炉操業方法を提供する。
【解決手段】CO及び/又はCOを含む混合ガスからCO及び/又はCOを分離回収する工程(A)と、該工程(A)で分離回収されたCO及び/又はCOに水素を添加し、CO及び/又はCOをCHに変換する工程(B)と、該工程(B)を経たガスからHOを分離除去する工程(C)と、該工程(C)を経たガスを高炉内に吹き込む工程(D)を有する。混合ガスからCO及び/又はCOを分離回収してこれをCHに変換(改質)し、このCHを高炉に吹き込み、CHが熱源及び還元剤として機能するようにしたので、CO及び/又はCOを有効に利用した高炉操業を低コストに実施することができ、CO発生量の削減を図ることができる。 (もっと読む)


水素ベースの燃料および構造要素を生成する圧力および熱の伝達機構を有する反応容器、ならびに関連するシステムおよび方法。特定の実施形態による代表的反応器システムは、第1の反応領域および第1の反応領域内に熱を導くように配置された熱経路と、第1の反応領域に結合された反応体供給源と、第1の反応領域を循環的に加圧するように結合された第1のアクチュエータとを備える。このシステムは、第1の反応領域と流体連通した第2の反応領域と、第1の反応領域と第2の反応領域の間に結合されて、第1の反応領域と第2の反応領域の間の流速を制御する弁と、第2の反応領域に流体連通した状態で結合されて、第2の反応領域を循環的に加圧する第2のアクチュエータとをさらに備え得る。第1の反応領域を出た第1の生成物から、第1の反応領域に入る反応体に熱を導くように、第1の熱交換器が配置されており、第2の反応領域を出た第2の生成物から、第1の反応領域に入る反応体に熱を導くように、第2の熱交換器が配置されている。第1のアクチュエータおよび第2のアクチュエータにはコントローラが結合されており、このコントローラは、実行されたときに、第2の反応領域からの第2の生成物の流速に少なくとも部分的に基づいて、第1のアクチュエータおよび第2のアクチュエータを、調整された態様で制御する命令でプログラムされている。
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熱化学プロセス用の誘導機構、ならびにそれに関するシステムおよび方法を提供する。特定の実施形態による方法は、第1および第2の基台を反応器内に配置するステップであって、各基台が互いに対面する表面を有するステップを含む。方法は、前駆ガスを反応器内に導くステップと、両基台の対面する表面に隣接する誘導コイルを起動するステップであって、それにより前駆ガスを解離するステップとをさらに含み得る。前駆ガスの成分が第1および第2の面上の両方に付着し、各面および/またはその面上に付着した成分から放射された熱が、他方の面および/または他方の面上に付着した成分において受け取られる。
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【課題】COをできるだけ副生させないで、熱効率よく炭素と水素とに熱分解、分離し、水素を得る方法を提供する。
【解決手段】炭化水素の熱分解炉2より発生する廃熱を持った熱水素に適量の酸素を吹き込み、熱水素の一部を燃焼させて、1200〜1600℃の高熱にし、これに新たな炭化水素を当てて、これを分解する。これを複数回くり返して熱水素ガスの濃度と容量を増加させ、これを冷却して粗水素を得る炭化水素の自己熱分解法。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素を発生させることなく低級炭化水素の直接分解プロセスを実行することを可能にする。
【解決手段】低級炭化水素の直接分解プロセスシステムとして、低級炭化水素を導入して、触媒によって水素と炭素に分解反応させ、生成された水素および残ガスを取り出す反応管1と、水素を燃焼ガスとして前記反応管を加熱する加熱手段13と、前記生成水素を前記加熱手段に供給する供給路11と、前記供給路に設けられた流量調整器12とを備える。水素と炭素に分解反応させる際に、反応で生成した水素を燃料として燃焼させ、その燃焼熱を前記反応に利用することで、外部からの熱供給を必要としないでエネルギー的に自立したプロセスを二酸化炭素を発生させることなく実行できる。 (もっと読む)


【課題】エンジンの排ガスの熱を利用してガソリン等の燃料から水素を生成する脱水素反応器において、排ガスの持つ熱エネルギーを効率よく低温流体である燃料側に伝熱可能とする。
【解決手段】脱水素反応器21は、燃料が導入される燃料流路51と排ガスが導入される排ガス流路52とが交互に複数段積層されるとともに、前記排ガス流路52に金属多孔体61(61a、61b、61c)が充填され、該金属多孔体61の平均細孔径が、排ガスの流れ方向で見て上流側(61a)よりも下流側(61c)の方が小さくされてなる。 (もっと読む)


【課題】炭素性物質のガス化方法を提供する。
【解決手段】本発明は、炭素効率を高め且つ二酸化炭素の発生を減少させることが可能な、炭素含有物質のガス化方法に関する。ガス化段階を介して産出されたCH4をC及びH2に分解して生成された炭素などを再循環させ、工程中の生成物を用いて、CO2をCOに転換させる段階を含むことにより、高い炭素効率を達成し、二酸化炭素の発生量を減らすことができるという効果を持つ。 (もっと読む)


【課題】金属触媒を多孔質酸化膜に担持した触媒担体により、化学的に水素貯蔵・供給を繰り返す水素媒体を用いて、水素を取り出す脱水素または水素を取り込む水素付加を行う水素触媒部材において、この水素触媒部材を収納する水素反応容器の設計自由度が高く、水素反応容器の形状に合わせて収納可能で、熱交換効率が高く、軽量、小型、安価な水素触媒部材を提供する。
【解決手段】水素触媒部材として、表面に多孔質酸化皮膜を設けた、アルミニウム繊維、アルミニウム粉体、アルミニウム箔の粉砕体、または多孔質酸化皮膜の粉砕体またはアルミナナノチューブの何れかの選定触媒体を金属繊維、金属粉体、またはカーボンの何れか、またはこれらの任意の組み合わせにより形成される選定熱伝達体の隙間に分散させて水素反応容器内に設ける。 (もっと読む)


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