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Fターム[4G140FC01]の内容

水素、水、水素化物 (21,792) | 分離手段 (717) | 拡散法(膜分離) (387)

Fターム[4G140FC01]に分類される特許

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【課題】外部からの金属微粒子等の異物が水素透過膜に付着することを防止できる水素分離装置を提供すること。
【解決手段】保護スリーブ13は、水素分離筒3の周囲に浮遊する金属微粒子等の異物が、水素分離筒3に付着することを防止し、且つ、水素ガスが透過可能な通気性を有する筒状部材である。詳しくは、保護スリーブ13は、アルミナ等の繊維からなる糸を筒状に編み上げた編み物により構成されたものであり、水素分離筒3の外側表面の全体を隙間無く覆っている。この保護スリーブ13は、水素分離筒3で分離されて外周側に供給される水素が十分に透過可能なガス透過性能を有するとともに、保護スリーブ13の繊維等の隙間は、例えば0.5μm以上の微粒子が通過できない程度に、十分に細かく設定されている。 (もっと読む)


【課題】外部ヒータを省略することが可能であり、しかも、ヒートショックによる問題の発生を抑制できる水素製造装置を提供すること。
【解決手段】水素製造装置3は、水素分離筒8の内周面、即ち多孔質支持管11の内周面に、ヒータパターン25と、このヒータパターン25に電圧を印加する一対の電極端子パターン27、29とが形成され、各電極端子パターン27、29に、リード線31、33がろう付けされたものである。前記ヒータパターン25は、多孔質支持管11の内周面の表面全体を覆う様に、蛇行状に形成されている。また、電極端子パターン27、29は、水素分離筒8の内側にて、その基端側に形成されており、各電極端子パターン27、29は、ヒータパターン25の両端にそれぞれ接続されている。 (もっと読む)


【課題】水素ガスを含む混合ガスから、水素ガスを選択的且つ効率的に分離することができ、長期に渡って、安定したガス分離性能を有し、耐久性に優れる水素選択性ガス分離膜を提供する。
【解決手段】本発明の水素選択性ガス分離膜は、400℃以上の水素ガス中で金属として存在する元素Mと、Si元素と、O元素とを含み、且つ、Si−O結合を有する水素選択性ガス分離膜において、モル比M/Siが0.06〜0.19である。上記元素MがCo元素である場合、好ましいモル比Co/Siは、0.09〜0.19である。また、上記元素MがNi元素である場合、好ましいモル比Ni/Siは、0.06〜0.14である。 (もっと読む)


【課題】原料ガスから水素を高効率で分離させる。
【解決手段】原料ガスから水素ガスを分離するのに用いる水素純化方法及び水素分離器であって、水素分離器20には、水素透過材料から成る少なくとも1つの水素透過性管40がある。各水素透過性管40に対して1つの支持管30が備えられる。支持管30は、水素透過性管40と同軸的に一直線に配置され、ここで、重なり合う領域において、水素透過性管40と支持管30との間にマイクロチャネル42が存在する。原料ガスはマイクロチャネル42に導入される。原料ガスはマイクロチャネル42内の水素透過性管40上を薄く拡がっていく。マイクロチャネル42の制限により、原料ガスは、マイクロチャネル42を流れる際に乱流特性を示す。乱流は水素分離器20に原料ガスから水素を高効率で分離させる。 (もっと読む)


【課題】Nb−W系合金からなる新規水素分離膜、同水素分離膜による水素分離法及び水素分離条件を特定の手法により選定する。
【解決手段】Nb−W合金膜またはNb−W−Ta合金膜からなる水素分離膜、同Nb−W系合金膜による水素分離法、及び、それらNb−W系合金膜による水素の分離のための条件を、(a)温度Tにおける、(b)Nb−W系合金膜に対する水素雰囲気の水素圧力P、(c)Nb−W系合金膜に対する固溶水素量Cを測定し、(d)温度T、水素圧力P、固溶水素量Cの実測データを基にこれら3要件を関連付けたPCT曲線を作成し、当該PCT曲線を基に固溶水素量CとNb−W系合金膜の脆性破壊との関係を求めて耐水素脆性に係る限界固溶水素量を評価することにより、使用温度、一次側、二次側の水素圧力条件を設定する。 (もっと読む)


【課題】使用不可能とされていたNbを水素分離膜として使用可能とし、水素含有ガスから水素を選択的に分離する水素分離法を得る。
【解決手段】Nb膜を、Nbに対する固溶水素量C(H/Nb:原子比)が0.26以下の条件下で使用して水素含有ガスから水素を選択的に分離することを特徴とするNb膜による水素分離法、Nb膜からなる水素分離膜による水素含有ガスから水素を分離するための使用条件設定法、及び、Nb−Ru合金膜からなる水素分離膜による水素含有ガスから水素を分離するための使用条件設定法。 (もっと読む)


【課題】水素透過モジュールにおける水素透過膜での皺や割れの発生を防止する。
【解決手段】一次側の圧力を常に二次側の圧力と等しいかそれ以上にして水素を透過させる水素透過モジュール10であって、水素透過膜1の外周部のみが拘束され、その内側が非拘束で二次側に膨出可能とされている。水素透過膜の二次側に、水素を吸収して二次側に膨出した水素透過膜の形状に沿う支持面を有する支持体を配置してもよい。水素吸収に伴う膜の体積膨張分は二次側への膨らみとなり、割れの起点となる皺の発生を抑制できる。水素透過膜に負荷される力が、水素透過膜の水素吸収時の膨張分を二次側へ膨らませるために必要な力を大幅に上回る場合、上記支持体を用いれば、水素透過膜は二次側に膨らんで皺が発生せず、かつ膜の両側の圧力差による負荷もかからない状態となり、良好な耐割れ性を示す。 (もっと読む)


【課題】シール部材が押圧部材によって押圧される場合等に、押圧部材によって水素分離筒が損傷することを防止できる水素分離装置を提供すること。
【解決手段】押圧金具9は、円筒形状の筒状金具であり、その先端側は固定金具11の押圧板35に当接し、その後端側はシール部材7に当接している。この押圧金具9の軸中心に形成された貫通孔51の内周面のうち、シール部材7側には、軸方向と平行な表面を有するストレート部53が形成されている。また、固定金具11側には、左側にゆくほど内径が大きくなるテーパ部55が形成されている。更に、ストレート部53とテーパ部55との間には、両者を滑らかに繋ぐ湾曲したR部57が形成されている。なお、第1貫通孔51の両開口端の角部には、C面取りを施したC面取部59、61が形成されている。 (もっと読む)


【課題】対向拡散CVDにより形成されるシリカ膜を備えた水素ガス分離材の製造方法であって、製膜時間を短縮しても、好ましくは製膜面積を拡大しても、良好な性能を有したシリカ膜を安定して形成することができる水素ガス分離材製造方法を提供すること。
【解決手段】多孔質基材12とシリカ膜21とを備える水素ガス分離材1を製造する方法が提供される。その方法は、多孔質基材12を用意する工程と、前記基材12の一方の面側12aに供給される気化したシリカ源2aと、該基材12の他方の面側12bに供給される酸素含有ガス3とを反応させる化学蒸着法によって、該基材12にシリカ膜21を形成する工程及び、前記シリカ膜21が形成された基材12の一方及び/又は他方の面側12a,12bに酸素含有ガス3を供給し、上記シリカ膜21を安定化させる膜安定化工程を包含する。 (もっと読む)


【課題】 100℃以上の高温及び加圧条件下において十分な膜性能を発揮可能なCO促進輸送膜を用いた二酸化炭素分離装置を提供する。
【解決手段】 所定の主成分ガスに少なくとも二酸化炭素と水蒸気が含まれる原料ガスをCO促進輸送膜10の原料側面に100℃以上の供給温度で供給して、CO促進輸送膜10を透過した二酸化炭素を透過側面から取り出す二酸化炭素分離装置であって、CO促進輸送膜10が、ポリビニルアルコール−ポリアクリル酸共重合体ゲル膜に炭酸セシウムを添加したゲル層を親水性の多孔膜に担持させて形成される。 (もっと読む)


【課題】水素の濃度が低い場合であっても水素含有ガスから水素を分離可能であると共に装置の稼動時の騒音を抑制可能とする。
【解決手段】水素含有ガスG1に含まれる水素を選択的に透過させることによって水素を供給する水素供給装置であって、触媒作用により水素分子を水素イオンに解離すると共に水素透過性を有する第1金属層2と、電子を用いて水素イオン同士を結合させて水素分子を生成すると共に水素透過性を有する第2金属層3と、上記第1金属層2と上記第2金属層3とに挟まれると共に電圧が印加されることによって上記第1金属層2側から上記第2金属層3側に上記水素イオンを透過する水素透過層1と、上記第1金属層2を陽極とし、上記第2金属層3を陰極として上記水素透過層1に上記電圧を印加する電圧印加手段7とを備える。 (もっと読む)


【課題】シール部材におけるガスの漏出を防止できる水素分離装置を提供すること。
【解決手段】 水素分離装置1は、一端が閉塞された水素分離筒3と、水素分離筒3の開放端側が挿入された取付金具5と、水素分離筒3の外周面と取付金具5の内周面との間に配置されたシール部材7と、シール部材7の先端側を押圧する押圧金具9等を備えている。シール部材7は、膨張黒鉛からなる筒状の気密部材であり、取付金具5の先端側筒状部25の内周面と水素分離筒3の外周面との間の空間41内に配置されている。このシール部材7は、先端側に配置された第1シール部材43と、後端側に配置された第2シール部材45とから構成されている。第1シール部材43は、膨張黒鉛製のシートが軸方向に積層されたものであり、第2シール部材45は、膨張黒鉛製のシートが径方向に積層されたものである。 (もっと読む)


【課題】燃料電池商業化の可能性を増すために、より一層、燃料発生システムを改良し、それらの効率を高めること。
【解決手段】一次燃料を水素に転化するリフォーミングプロセスを実行するための装置ならびにCOからリフォーミングプロセスを去っていく水素燃料の流れをクリーニングする少なくとも1つの装置を包含し、該クリーニング装置が、第一の流路(21)および第二の流路(24)に面するCOに対して選択的透過性を示す膜(22)を包含し、膜(22)から第二の流路(24)にCOを運び去さる燃料電池用水素燃料発生システムであって、前記膜(22)が本質的にCOを膜に吸着させてCOに対して選択的透過性を示すとともに、マイクロポーラス構造を示すセラミック材料によって構成され、細孔のサイズがCOを吸着する膜を通過して水素の輸送が阻害されないように形成されている。 (もっと読む)


【課題】M(100−x−y)(Mは、Ni、Coの少なくともいずれかの金属であり、Nは、Ti、Zr、Hfの少なくともいずれかの金属であり、Lは、NbとV、Taの少なくともいずれかの金属であり、20<x<50原子%、10<y<60原子%である。)合金基板上にPd又はPd合金からなる触媒層を備える水素透過膜について、性状に優れた触媒層を形成する方法を提供する。
【解決手段】M(100−x−y)合金からなる水素透過性基板、前記水素透過性基板の少なくとも一面上に形成されPd又はPd合金からなる触媒層とからなる水素透過膜の製造方法であって、前記水素透過性基板をフッ化アンモニウムと硝酸の混合水溶液でエッチング後、めっきによりPd又はPd合金からなる触媒層を形成することを特徴とする水素透過膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】イオン交換樹脂板面内の利用率の偏りを低減できるイオン交換器を提供する。
【解決手段】ガス中の不純物を除去するイオン交換器36において、ガス流入口50bとガス流出口50dを有し、内部にガスが流れるケーシング50と、ケーシング50の内部に配置され、ガスを通過させて不純物を除去するイオン交換樹脂板60と、ガス流入口50bからイオン交換樹脂板60に流れるガス流を整流し、当該ガス流のイオン交換樹脂板60面に対する流れ方向を変更する整流機構70と、を有する。整流機構70は、ガス流の強さに応じてイオン交換樹脂板60面に対するガス流の流れ方向を変更する。 (もっと読む)


本発明は固体酸化物型燃料電池システムによる発電方法に関する。液体炭化水素原料を第1の反応ゾーンで分解し、気体原料として第2の反応ゾーンに供給する。原料を第2の反応ゾーンで水蒸気改質し、水素を含有する改質生成物ガスを得る。改質生成物ガスから水素を分離し、燃料として固体酸化物型燃料電池のアノードに供給する。燃料中の水素を酸化することにより燃料電池で発電する。水素と水蒸気を含有するアノード排気流を第1の反応ゾーンに戻し、第1及び第2の反応ゾーンにおける吸熱反応を推進するための熱を提供し、未使用の水素を燃料電池に再循環させる。 (もっと読む)


【課題】 燃料の加水分解過程で水素ガスと共に発生するアルカリ系成分を除去することができる燃料容器及びこれを用いた燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 燃料から水素ガスを生成する水素供給部30と、水素供給部から供給される水素ガスと外部の酸化剤ガスを反応させて電気エネルギーを発生させる発電部10と、水素ガスを発電部に供給する経路上に設けられる一つ以上の疎水性多孔膜とを含むようにした。疎水性多孔膜は、第1疎水性多孔膜130と、第1疎水性多孔膜と発電部との間に設けられる第2疎水性多孔膜140とを備え、第1疎水性多孔膜の孔サイズが第2疎水性多孔膜の孔サイズに比べて大きいのがよい。 (もっと読む)


【課題】自立膜タイプの膜厚の薄い水素透過膜の変形を防いで損傷を防止することができ、水素の透過性に優れた水素分離体及び水素分離装置を提供すること。
【解決手段】金属又は合金製の水素透過膜と、該水素透過膜を両面から支持する一対の多孔質材から成る支持板を備え、上記一対の支持板の一方と他方とで機械的強度が異なる、水素分離体である。
また、上記水素分離体と、該水素分離体を間に挟んで、該水素分離体の両側にガス室を形成する一対の金属製の筺体部材を備え、上記水素分離体の接合部又は接合部材と、上記金属製の筺体部材の縁部を接合した水素分離装置である。 (もっと読む)


【課題】所望の厚さの大面積のグラフェンシートを経済的に製造する方法を提供する。
【解決手段】ラファイト化触媒を含む膜を形成する工程と、前記グラファイト化触媒の存在下で気相炭素供給源を熱処理してグラフェンを生成する工程と、前記グラフェンを冷却する工程と、を含む。すなわち、グラファイト化触媒が存在するチャンバー内に気相の炭素供給源を所定の圧力で供給しつつ、所定の温度で所定の時間グラファイト化触媒の存在下で気相炭素供給源を熱処理すると、前記気相の炭素供給源中の炭素原子が互いに結合して六角形の平面構造を形成し、グラフェントが形成される。そして、このグラフェンを所定の冷却速度で冷却すると、均一な配列構造を有するグラフェントシートが得られる。 (もっと読む)


モノリス型の無機多孔質の支持体と、随意的な1つ以上の多孔質の無機中間層と、非晶質のシリカ膜とを備えた、非晶質シリカのハイブリッド膜構造。非晶質シリカのハイブリッド膜は、例えばHの精製およびCOの捕捉など、ガス分離用途に有用である。
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