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Fターム[4H029DA09]の内容

炭化水素油の製造、分解及び精製 (4,260) | 多段工程 (1,984) | 水素存在下におけるヘテロ原子除去 (191)

Fターム[4H029DA09]に分類される特許

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【課題】多環芳香族炭化水素から付加価値の高い1環芳香族炭化水素を、高価な水素を過剰に消費することなく過分解を抑制し、効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】多環芳香族炭化水素が50容量%以上、1環芳香族炭化水素及び1.5環芳香族炭化水素の合計量が20容量%未満である原料炭化水素油を、(1)水素の存在下、モリブデンの含有量が0.5重量%以上8.0重量%未満である水素化精製触媒に接触させ、脱硫脱窒素処理を行うとともに、多環芳香族炭化水素を1.5環芳香族炭化水素に変換する第一工程に次いで、(2)第一工程から得られた中間油を水素の存在下、水素化分解触媒に接触させ、アルキルベンゼン類に変換する第二工程を行うことにより、アルキルベンゼン類が20容量%以上、多環芳香族炭化水素が1.0容量%未満である付加価値の高い1環芳香族炭化水素を製造する。 (もっと読む)


【課題】同一の水素化精製用触媒を用いて、灯油、軽油、灯油と軽油の混合油の水素化精製と減圧軽油の水素化精製とを交互に行うにもかかわらず、両工程にて硫黄分を高度に除去でき、水素化精製用触媒の劣化を抑制できる炭化水素油の水素化精製方法を提供する。
【解決手段】本発明の炭化水素油の水素化精製方法は、水素化精製用触媒に、水素存在下、灯油、軽油、灯油と軽油の混合油のいずれかを接触させて水素化精製する工程と、前記水素化精製用触媒と同一の触媒に、水素存在下、減圧軽油を接触させて水素化精製する工程とを交互に行い、水素化精製用触媒として、アルミニウム、珪素、リンおよびホウ素を含有する担体にモリブテン、コバルトおよびニッケルを担持した触媒前駆体を、硫化モリブテンの平均積層数が1.0を超え1.9以下になるように予備硫化処理して得たものを用いる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、水素化処理触媒の被毒を低減し、高い触媒活性が得られるとともに、触媒活性を長期間にわたり維持できる炭化水素油の水素化処理設備および該設備を用いた水素化処理方法を提供するものである。
【解決手段】水素化処理触媒を備えた水素化処理装置の上流側に、被毒物質を除去する吸着剤を備えた除去装置を配置し、該除去装置において原料油を吸着剤とを接触させ、原料油中に含まれる被毒物質を除去した後に、水素化処理を行うことを特徴とする水素化処理方法。 (もっと読む)


【課題】燃焼性、酸化安定性、且つ優れたライフサイクル特性を持ち、1次エネルギー多様化に資する環境低負荷型航空燃料油基材および航空燃料油組成物を提供する。
【解決手段】動植物油脂に由来する含酸素炭化水素化合物、及び含硫黄炭化水素化合物の混合油からなる原料油、または該混合油にさらに原油等を精製して得られる石油系基材を混合してなる原料油を水素化処理することにより得られる航空燃料油基材、および該航空燃料油を含有する航空燃料油組成物。 (もっと読む)


【課題】反応による発熱量の抑制、エネルギー損失の抑制、希釈媒の使用量の低減、ならびに装置機器の腐食の抑制の全てを達成可能な炭化水素油の製造方法の提供。
【解決手段】特定の触媒が充填された反応帯域8a、8b、8cを複数直列に配置し、反応帯域8a、8b、8cのそれぞれにおいて、水素圧力1MPa以上10MPa未満の条件下、動植物油に由来する含酸素炭化水素化合物を含有する、特定量の得られた炭化水素油のリサイクル油および特定量の含硫黄炭化水素化合物を含有する原料油を供給して水素化処理し、得られた被処理物からガス及び水を除去して炭化水素油を得る。上記複数の反応帯域のうち、最も上流側に配置された反応帯域8aの入口温度は150℃以上250℃以下、上流側から2番目以降の反応帯域8bの入口温度は水の凝縮温度以上、最も下流側に配置された反応帯域8cの出口温度は260℃以上360℃以下である。 (もっと読む)


【課題】含酸素有機化合物及び非水溶性の含塩素化合物を含有する原料油を用いて炭化水素油を製造するに際し、原料油に含まれる含塩素化合物に起因する反応装置の腐食の抑制、並びに、得られる生成油中の酸素分及び塩素分の低減が可能な方法を提供すること。
【解決手段】含酸素有機化合物及び非水溶性の含塩素化合物を含有する原料油と、多孔性無機酸化物並びに第IA族、第IIA族及び第IB族から選ばれる少なくとも1種以上の金属を含んで構成される吸着剤と、を接触させて、非水溶性の含塩素化合物を吸着剤に吸着させて脱塩素油を得る。次に、水素の存在下、脱塩素油と、多孔性無機酸化物を含有する担体並びに該担体上に担持された周期律表第VIA族及び第VIII族から選ばれる少なくとも1種以上の金属を含んで構成される水素化触媒と、を接触させて、含酸素有機化合物の水素化脱酸素により炭化水素油及び水を含有する反応生成物を得る。得られた反応生成物から水を分離し、炭化水素油を含有する生成油を得る。 (もっと読む)


【課題】熱分解油を処理するに当たり、水素化処理工程において炭素析出を防止しつつ、経済的に接触改質用の原料油を提供する。
【解決手段】熱分解油を含有する第1の炭化水素油を水素化処理して第1の水素化処理油を得る第1工程と、得られた第1の水素化処理油を分留して特定の蒸留性状を有する第2の炭化水素油を得る第2工程と、得られた第2の炭化水素油をさらに水素化処理して第2の水素化処理油を得る第3工程と、得られた第2の水素化処理油を分留して特定の蒸留性状を有する接触改質用の原料油である第3の炭化水素油を得る第4工程を含む炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ゴムポリマーに対する浸透性に優れ、多環芳香族化合物(PCA)3質量%未満で安全性が高いゴムプロセス油を比較的容易な工程で製造する方法を提供する。
【解決手段】(A)特定のナフテン基脱瀝油(a)及び/又はナフテン基脱瀝油を水素化したナフテン基水素化脱瀝油(b)と、(B)特定のナフテン基減圧留出油(c)、ナフテン基減圧留出油を水素化したナフテン基水素化減圧留出油(d)、溶剤精製したナフテン基溶剤精製減圧留出油(e)、溶剤精製した後、水素化したナフテン基溶剤精製水素化減圧留出油(f)、及び/又は非ナフテン基減圧留出油を溶剤精製及び/又は水素化し、必要に応じ脱ろう処理した非ナフテン基精製減圧留出油とを混合する、動粘度(100℃)が10〜60mm/s、流動点が20℃以下、%Cが10〜40、かつPCA含有量が3質量%未満であるゴムプロセス油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】硫黄分やオレフィン分の高い熱分解油からガソリン基材等を効率良く得ることのできる炭化水素油の製造方法を提供する。
【解決手段】熱分解油を5〜35容量%含有する水素化精製用原料油を、水素化精製触媒と接触させて水素化精製する第1の工程、第1の工程で得られた水素化精製油から沸点範囲150〜620℃である炭化水素留分を得る第2の工程、及び第2の工程で得られた炭化水素留分を接触分解する第3の工程を含むことを特徴とする炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】より低コストで、より有用な製品収率および改良された操作性を有する低硫黄ディーゼルと高オクタン価ナフサを製造する統合方法を提供する。
【解決手段】中間留分炭化水素供給原料3は、水素化脱硫反応ゾーン5において新鮮な補給水素と反応させ、そして、高度に芳香族の炭化水素流は、水素化分解ゾーン17において再循環水素と反応させる。2つのゾーンからの得られた流出物は、高圧気液分離器9に導入されて、水素富化再循環ガス10と、続いて分離される脱硫ディーゼルおよび高オクタン価ナフサを含む液体流18とを生成する。 (もっと読む)


【課題】効率よく高い分解率で分解して一環芳香族炭化水素を高比率で含有する超低硫黄燃料油を製造する製造方法を提供する。
【解決手段】高芳香族炭化水素含有炭化水素油である流動接触分解で留出する分解軽油を、周期律第6、第8、第9、第10族金属のうち少なくともいずれか1種を耐火性無機酸化物担体に担持した水素化脱硫触媒を用いて水素化脱硫処理する。この後、周期表第6、第8、第9、第10族金属のうちの少なくともいずれか1種を結晶性アルミノシリケートを含有する耐火性無機酸化物担体に担持した水素化分解触媒を用いて水素化分解処理する。 (もっと読む)


【課題】原油を有用な生成物へ転化するのに必要な製油所処理工程及び処理装置の数を著しく減少させながら、全原油を低芳香族低硫黄の有用な生成物へ水素化処理する方法を提供する。
【解決手段】原油脱硫装置中で原油供給物を水素化脱硫する工程、脱硫原油を軽質軽油留分、減圧軽油留分及び残油留分へ分離する工程、減圧軽油留分を少なくとも一種の低硫黄含有量の燃料生成物へ水素化分解する工程、及び軽質軽油留分を水素化処理する工程を含む、原油脱硫方法。 (もっと読む)


【課題】第一および第二の直接脱硫装置を用いる直接脱硫装置の運転方法において、触媒の初期劣化を防止し触媒寿命の延長を図ると共に、流動接触分解装置の原料として最適な原料を供給できる直接脱硫装置の運転方法を提供すること。
【解決手段】第一の直接脱硫装置および第二の直接脱硫装置を備え、これらの直接脱硫装置をそれぞれ用いて、運転開始から少なくとも初期触媒活性が安定する時期までの期間は常圧残油のみを原料とする脱硫処理Aを行い、続いて常圧残油及び減圧残油を原料とする脱硫処理Bを行い、その後運転を停止して脱硫触媒の交換を含む整備を行い、これらの工程を順次繰り返す直接脱硫装置の運転方法であって、
前記第一の直接脱硫装置においては脱硫処理Aを、前記第二の直接脱硫装置においては脱硫処理Bを、並行して行い、
前記第二の直接脱硫装置における脱硫処理Bを停止しかつ第二の直接脱硫装置の整備を終了するまでに、前記第一の直接脱硫装置における脱硫処理Aを終了し、
その後第一の直接脱硫装置では脱硫処理Bに、第二の直接脱硫装置では脱硫処理Aに切換えて脱硫処理を行い、
前記切換えを、第一および第二の直接脱硫装置において互いに順次行うことで、第一および第二の直接脱硫装置の整備のための停止期間を異ならせ、脱硫触媒の初期劣化を低減させることを特徴とする直接脱硫装置の運転方法。 (もっと読む)


【課題】ヒ素を捕捉し、かつ、オレフィン、硫黄およびヒ素を含む炭化水素フラクションを脱硫するための固定床方法において、水素化脱硫活性、HDS/HDO選択性および捕捉塊体上のヒ素の捕捉の間の良好な折衷を得る。
【解決手段】本発明は、水素の存在下に捕捉塊体を該炭化水素フラクションと接触させる工程a)を包含し、該捕捉塊体は、硫化物形態のモリブデンおよび硫化物形態のニッケル;およびアルミナ類、シリカ、シリカ−アルミナ類、酸化チタンおよび酸化マグネシウムによって構成された群から選択された少なくとも1種の多孔質担体を含み、ニッケル含有量は、10〜28重量%(硫化前の捕捉塊体上の酸化ニッケルの百分率として表される)であり、モリブデン含有量は、0.3〜2.1重量%(硫化前の捕捉塊体上の酸化モリブデンの百分率として表される)である。 (もっと読む)


【課題】ナフサ留分を除いた原油を一括水素化等の処理を、効率的に、かつ安定に運転することができる、原油の処理方法を提供する。
【解決手段】原油11からガス分及びナフサ留分12を分離し抜頭原油を得る工程(ナフサ留分分離工程1)、該抜頭原油13を水素化処理する工程(抜頭原油水素化処理工程2)、該水素化処理生成物15を分離精製工程(分離精製工程3)、及び該生成油を貯蔵・出荷する工程(貯蔵・出荷工程4)を含む、原油の処理方法であり、前記抜頭原油水素化処理工程2において、複数の固定床式主反応塔を有し、該主反応塔の内径が4.0〜5.5mであり、かつ、該主反応塔内部に設置した触媒床の長さと反応塔の内径の比が4〜10の範囲である反応装置を用い、反応塔入口の温度及び圧力下で換算した空塔液線速度を0.1〜1.0cm/秒の範囲に制御して水素化処理を行うことを特徴とする原油の処理方法。 (もっと読む)


【課題】接触分解ガソリンをオクタン価の低下を実用上問題とならない程度まで抑制して水素化脱硫し、サルファーフリーガソリンの基材とし得る硫黄分含有量が10質量ppm以下であるガソリン基材の製造方法、及び、得られるガソリン基材を含有するガソリンの提供。
【解決手段】本発明の製造方法は、接触分解ガソリンを、該接触分解ガソリン中に含有されるオレフィンの水素化率が25モル%以下、生成油の質量を基準とする全硫黄分の含有量が20質量ppm以下、チオフェン類及びベンゾチオフェン類に由来する硫黄分の含有量が5質量ppm以下、かつ、チアシクロペンタン類に由来する硫黄分が0.1質量ppm以下となるように水素化脱硫する第1の工程と、第1の工程の生成油を、第1の工程におけるオレフィンの水素化率と本工程におけるオレフィンの水素化率との合計が30モル%以下、生成油の質量を基準とする全硫黄分の含有量が10質量ppm以下、かつ、チオール類に由来する硫黄分の含有量が5質量ppm以下となるようにさらに水素化脱硫する第2の工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】一つの面では、オレフィン飽和を最少に抑え、また、硫黄のメルカプタンへの再結合を最少に抑えながら、炭化水素流を選択的に脱硫する水素化脱硫法を提供する。
【解決手段】もう一つの面では、本発明の方法は、炭化水素流から硫黄を連続除去する少なくとも第一および第二の連続水素化脱硫反応ゾーンを含んでいる多段階反応ゾーンを含む。更にもう一つの面では、本発明の方法は、オレフィンナフサ炭化水素流、例えばFCCナフサ、蒸気分解ナフサ、コークス器ナフサ(coker naphtha)または他のガソリン沸点範囲炭化水素流を選択率に脱硫するのに特に適している。 (もっと読む)


【課題】処理量を低減したり、又は水素化脱硫触媒を大量に使用することなく、無着色の低硫黄灯軽油基材を製造する製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】灯軽油留分を複数の水素化脱硫装置A−1、A−2に供給して水素化脱硫し、水素化脱硫して得られた低硫黄灯軽油が着色していない場合、当該水素化脱硫装置からの低硫黄灯軽油を無着色低硫黄灯軽油基材として得、複数の水素化脱硫装置のうち、ある水素化脱硫装置で水素化脱硫して得られた低硫黄灯軽油が着色している場合、当該水素化脱硫装置からの低硫黄灯軽油を脱色処理装置B−1に供給して脱色する無着色低硫黄灯軽油基材の製造方法、及び灯軽油留分を水素化脱硫して低硫黄灯軽油を得る複数の水素化脱硫装置、及び水素化脱硫装置で得られた低硫黄灯軽油を脱色するために、水素化脱硫装置より少ない数の脱色処理装置を具備する無着色低硫黄灯軽油基材の製造装置。 (もっと読む)


【課題】経済効率が改善した高級潤滑基油供給原料の製造方法の提供。
【解決手段】常圧残渣油(AR)を第1減圧蒸留ユニット(V1)で蒸留して得た減圧ガス油(VGO)を水素化処理ユニット(HDT)に供給する段階と、HDTを通して前記減圧ガス油から不純物を除去する段階と、第1水素化分解ユニット(HDC1)によって軽質および重質の炭化水素を得る段階と、前記炭化水素を分別蒸留器(Fs)に供給してオイル製品および未転換油に分離する段階と、前記未転換油の一部を第2減圧蒸留ユニット(V2)に供給し、所定の粘度等級を持つ高級潤滑基油供給原料および残量の未転換油を得る段階と、Fsから分離された残りの未転換油およびV2から得られた未転換油を第2水素化分解ユニット(HDC2)に供給する段階と、HDC2によって得られた軽質および重質の炭化水素をFsに再循環させる段階とを含む、高級潤滑基油供給原料を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】劣質な原油においても効率よく品質を改善することができる、改質原油の製造方法の提供。
【解決手段】原油からナフサ留分を分離し抜頭原油を得る工程(ナフサ留分分離工程)、該抜頭原油を水素化処理する工程(抜頭原油水素化処理工程)および該ナフサ留分を改質原油の製造に利用する工程(ナフサ留分利用工程)を含む、改質原油の製造方法である。 (もっと読む)


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