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Fターム[4H039CL30]の内容

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Fターム[4H039CL30]に分類される特許

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【課題】ポリ乳酸からラクチドを再生するリサイクル技術に関し、高精度で特殊な反応装置が不要で、ラセミ化を最小にできる、ラクチドの製造方法を提供する。
【解決手段】反応容器5内に、ポリ乳酸11(12a)と、ポリ乳酸11(12a)に対して触媒反応する金属触媒12bと、ポリ乳酸11及び金属触媒12bの両方を溶解できる溶媒12cとを投入する工程と、反応容器5内の温度が110〜170℃の範囲になるように加熱してポリ乳酸11からラクチド13に解重合させる工程と、を含むように構成したラクチドの製造方法により、上記課題を解決した。この解重合する工程において、反応容器5内を10〜1000Pa程度に減圧することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明が解決しようとする課題はテレフタル酸ジメチルの製造において、エステル交換反応に用いるエネルギー負荷が小さく、かつ収率良くテレフタル酸ジメチルを製造する方法を提供することである。
【解決手段】上記課題は、アルキレンテレフタレート単位を有するポリエステルをアルキレングリコールによって解重合反応を行い、ビス(ω−ヒドロキシアルキル)テレフタレートを含む解重合液を得た後、該解重合反応液中に含まれるビス(ω−ヒドロキシアルキル)テレフタレートをメタノールとエステル交換反応させるに際し、解重合反応に用いたアルキレンテレフタレート単位を有するポリエステルに対して重量比で0.01重量%〜10重量%のカルシウムを含む触媒を用い、エステル交換反応の反応温度が35℃以上90℃以下であることを特徴とするテレフタル酸ジメチルの製造方法によって解決することができる。 (もっと読む)


【課題】セルロースを迅速に分解することのできるセルロースの分解方法、及びそれに用いるカーボン系固体酸触媒を提供すること。
【解決手段】本発明のセルロースの分解方法では、セルロースと水との混合物にスルホ基で化学修飾されたカーボンからなるカーボン系固体酸触媒を存在させて該セルロースを加水分解させる際、ハメット酸度関数がマイナス15以上マイナス11未満のカーボン系固体酸触を用いる。また、本発明のセルロース分解用カーボン系固体酸触媒は、スルホ基で化学修飾されたカーボンからなるセルロース分解用カーボン系固体酸触媒であって、ハメット酸度関数がマイナス15以上マイナス11未満であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】糖化原料混合液から水分の蒸発が少なく、反応容器の内壁に付着する水滴の量が少なく、糖化原料混合液の水分量を一定の条件に維持することが容易な糖化用反応装置を提供する。
【解決手段】糖化原料混合液を収容する有底円筒状の反応容器1と、反応容器1の開口1aを塞ぐ内蓋5と、糖化原料混合液を撹拌するための撹拌手段3とを備えている。内蓋5の軸心には回転軸3bに設けられたネジ山と螺合する雌ネジが形成されており、内蓋5の下端を糖化原料混合液の液面に接近させることが可能となっている。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、平均含水率が0.5wt%〜3.0wt%のポリエチレンテレフタレートを主成分として含有するポリエステルから安定して酸価の低い高品質なビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートを製造する方法を提供することである。
【解決手段】上記課題は、平均含水率が0.5wt%〜3.0wt%のポリエチレンテレフタレートを主成分として含有するポリエステルからビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートを製造するに際し、下記工程(a)〜(b):
工程(a):前記ポリエステルを、エチレングリコールと170〜280℃の温度にて解重合反応させる工程
工程(b):工程(a)にて得られた解重合反応物から20.0〜60.0kPaの圧力下においてエチレングリコールを留去する工程であって、工程(a)で添加したエチレングリコール重量から留去したエチレングリコール重量を引いた差が、工程(a)で添加したポリエステルに対する重量比で0.3〜2.0になるまでエチレングリコールを留去する工程
に順次供することを含み、
前記工程(b)におけるエチレングリコールを留去する量が、工程(a)にて得られた解重合反応物に対して5.0wt%以上であることを特徴とするビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートの製造方法。
によって解決することができる。 (もっと読む)


本発明は、DCLをジオールまたはジオール混合物でエステル化することによって得られるオリゴ−およびポリエステルを水素化する方法に関し、この場合この水素化は、触媒の存在で実施され、この触媒の前駆物質は、酸化銅、酸化アルミニウムおよびランタン、鉄、タングステン、モリブデン、チタンまたはジルコニウムの酸化物の少なくとも1つを含有するものとし、ならびに主要成分としてアジピン酸および6−ヒドロキシカプロン酸のオリゴ−およびポリエステルを含有するエステル混合物を接触水素化し、およびDCLをジオールでエステル化することによって1,6−ヘキサンジオールを製造する方法に関し、この場合には、殊に1,6−ヘキサンジオールまたはジオール混合物が取得される。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックから多くの軽質油分収率を低コストで得て、それを原料としてBTXを生成すると共に、溶剤のコールタール中の脱N、脱S、脱Cl(脱残渣)を行って、良質の水添燃料油も同時に得ることが可能な処理方法とその装置を提供する。
【解決手段】廃プラスチックと溶剤と触媒とを混合してスラリーを形成し、このスラリーを加熱し、水素で高温高圧下で水素化し、さらに水素化されたスラリーを、軽質油と中重質油と残渣とに分離蒸留する。前記蒸留工程で分留された中重質油に、水素を添加して高温高圧下で水素化させ、水添燃料油と燃料ガスと軽質油と水添循環溶剤とを生成させる。分離された残渣は水洗あるいは蒸気洗浄してその残渣中の塩化物を除去する。前記蒸留工程で分留した軽質油に燃料ガス中の炭化水素ガスとを供給して、環化させることによりベンゼン、トルエン、キシレン等を生成するBTX生成工程により、廃プラスチックを処理する。 (もっと読む)


【課題】乳酸オリゴマーを解重合し、得られたラクチドを開環重合することによるポリ乳酸の製造において、ラクチドを効率よく得る手段を提供する。
【解決手段】本発明は、ラクチドを連続的または間欠的に製造するためのラクチド製造装置であって、乳酸オリゴマーを解重合反応するための解重合装置11、解重合装置内の残渣を解重合反応に付して残渣に含まれる乳酸オリゴマーの分子量を低下するための触媒再生装置27、および解重合装置において気相に生成したラクチドを凝縮するための蒸留塔29を有する、前記装置に関する。 (もっと読む)


【課題】安定してポリ乳酸の解重合触媒としての機能が発揮され、しかも短時間での解重合により所定の重合度のオリゴマーを得ることが可能であるばかりか、解重合により得られるオリゴマーと容易に分離することができ、高い回収率でポリ乳酸のオリゴマーを回収することが可能なポリ乳酸の解重合触媒を提供する。
【解決手段】ジオクタヘドラル型スメクタイト系粘土の酸処理物からなるポリ乳酸解重合用触媒であって、前記酸処理物は、絶乾状態で測定した固体酸量が0.28乃至0.63mmol/gの範囲にあり、窒素吸着法による細孔容積の測定において、17〜3000Åでの細孔径における細孔容積が0.25乃至0.40cc/gの範囲にあり、且つBET比表面積が150乃至400m/gの範囲にあることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セルロース原料に含有されるセルロースを分解する方法を提供するものである。
【解決手段】粉砕したセルロース系バイオマスを耐圧密閉容器に封入し、濃度5%水酸化ナトリウム水溶液、純水とニッケルに対して亜鉛、アルミニウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、コバルト、銅、錫の何れか1種類以上を固溶させたオキシ水酸化ニッケル5gを添加して、触媒反応液を調製する。次に、オキシ水酸化ニッケルを触媒として用いてセルロースを分解する触媒反応液を、攪拌翼を用いて攪拌しつつ、昇温速度5℃/分で加熱し、セルロースの分解反応を行なう。反応は、反応器内の自生圧(水の飽和蒸気圧)下で行なう。触媒反応液の液温が所定温度に到達後各1時間加熱した後、触媒反応液を約3℃/分の速度で室温まで冷却した。 (もっと読む)


【課題】高純度のビス−(2−ヒドロキシエチル)テレフタレート(以下「BHET」)を簡便に製造し得るビス−(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートの製造方法、および品質の高いポリエチレンテレフタレート(以下「PET」)を製造し得るポリエチレンテレフタレートの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のBHETの製造方法は、PETを含む原料と、触媒とを、エチレングリコールに混合して、混合液を調製する工程1と、混合液中において、触媒の作用によりPETを解重合させてBHETを得る工程2と、混合液中からBHETを回収する工程4、5と、回収されたBHETを加熱した水に溶解して水溶液を調整する工程6と、水溶液中においてBHETを晶析する工程8と、結晶化したBHETを水溶液から分離する工程9とを有している。 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸樹脂又はポリ乳酸樹脂を含む固形物を比較的低温で、短時間に分解することができ、また、生成された乳酸を効率よく回収することのできる、乳酸の回収方法を提供する。
【解決手段】ポリ乳酸樹脂又は該ポリ乳酸樹脂を含む固形物と、水と、水に難溶または不溶な解重合触媒とを混合し、その混合物を加熱して前記ポリ乳酸樹脂を分解することにより乳酸を生成する。解重合触媒は、元素の周期表における2A族、4A族、5A族、6A族、7A族、8族、1B族、2B族、3B族、及び4B族から選ばれる少なくとも1種の元素の酸化物、炭酸塩、又は水酸化物である。 (もっと読む)


【課題】アクリル酸から分離されたミカエル付加物を含む高沸点成分からアクリル酸を回収する際に、マレイン酸に由来する問題や、性状悪化などのトラブルを抑制し、効率よくミカエル付加物の分解を進め、高収率でアクリル酸を製造する方法を提供する。
【解決手段】原料ガスを気相酸化して得られたアクリル酸含有ガスを粗アクリル酸含有液として捕集し、捕集された粗アクリル酸含有溶液を精製するアクリル酸の製造方法であって、前記粗アクリル酸含有溶液を精製する工程として、蒸留塔で高沸点成分を分離する高沸点成分分離工程を含み、さらに、前記高沸点成分に含まれるミカエル付加物を分解し、アクリル酸を生成させる分解工程、前記分解工程で生成したアクリル酸を回収する回収工程を含み、前記高沸点成分分離工程から分解工程に供給される高沸点成分中のマレイン酸量が下記式を満足するアクリル酸の製造方法である。
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沸点が2−シアノアクリレートの沸点の上下12℃以内にある重合禁止剤の存在下で蒸留することを特徴とする精製2−シアノアクリレートの製造方法である。この方法により、粗製2−シアノアクリレートの蒸留に際して、留出系における2−シアノアクリレートの重合を継続的に防止して、精製された2−シアノアクリレートを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、新規なジルコニウム錯体を用いて、フィッシャー・トロプシュ反応を穏和な条件下で進行させて、効率よく所望のアレン化合物を高選択的に製造する方法を提供する。また、本発明は、前記ジルコニウム錯体、その製造方法、該ジルコニウム錯体の配位子の製法を提供する。
【解決手段】一般式(8):
【化1】


(式中、Arは置換されていてもよいアリール基を示す)
で表されるアリールアレン化合物の製造方法であって、一般式(6):
【化2】


(式中、RはC3−4アルキル基、RはC1−4アルキル基、RはC1−4アルキル基、RはC1−2アルキル基を示し、Arは前記に同じ)
で表されるジルコニウムアラルキリデンジヒドリド錯体に、一酸化炭素を反応させることを特徴とするアリールアレン化合物の製造方法等に関する。 (もっと読む)


【課題】 廃芳香族ポリカーボネート(例えば不要となったCD、CD−ROM、DVD等の芳香族ポリカーボネート製品)を安価で大量に処理し、高純度の芳香族ジヒドロキシ化合物を得る方法を提供する。
【解決手段】 (A)廃芳香族ポリカーボネートを炭素数1〜4のアルコール、塩素化化合物有機溶媒および金属水酸化物の存在下、エステル交換反応により分解反応せしめる工程(a工程)、(B)分解反応後の反応液に酸水溶液を加え、有機溶媒相と水溶液相とを分液し、有機溶媒相を回収する工程(b工程)、(C)この有機溶媒相から蒸留により有機溶媒およびジアルキルカーボネートと芳香族ジヒドロキシ化合物とを分離して芳香族ジヒドロキシ化合物を得る工程(c工程)および(D)得られた芳香族ジヒドロキシ化合物を塩素化化合物有機溶媒及び/又は水で洗浄する工程(d工程)からなる廃芳香族ポリカーボネートから芳香族ジヒドロキシ化合物を得る方法。 (もっと読む)


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