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Fターム[4J029CC06]の内容

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【課題】フィルムなどに成形したときに優れた寸法安定性を有し、しかも耐加水分解性にも優れたポリエステル樹脂組成物およびそれを用いた二軸配向フィルムを提供する。
【解決手段】下記式(I)または下記式(II)で表されるジカルボン酸成分の合計の割合が全ジカルボン酸成分の90〜100モル%であると共に、下記式(I)で表されるジカルボン酸成分が全ジカルボン酸成分の5モル%以上、50モル%未満を占め、かつ、全ジオール成分の90〜100モル%が炭素数2〜10のアルキレングリコールである共重合ポリエステル100質量部に対して、環状イミノエーテル化合物またはカルボジイミド化合物からなる改質剤を0.05〜10質量部含有するポリエステル樹脂組成物。
HO(O)C−R−ORO−R−C(O)OH (I)
[上記式(I)中、Rは炭素数2〜10のアルキレン基、Rは2,6−ナフタレンジイル基を表す。]
HO(O)C−R−C(O)OH (II)
[上記式(II)中、Rはフェニレン基またはナフタレンジイル基を表す。] (もっと読む)


【課題】磁性層を塗布した後の乾燥工程のような高温で張力が加わる加工を行なうとき、フィルムが伸びやすくしわなどが入るといった問題の解消された二軸配向フィルムの提供。
【解決手段】(a)少なくともひとつのフィルム層が、(i)ジカルボン酸成分が5モル%以上50モル%未満の6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分および50モル%を超え95モル%以下の6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸以外の芳香族ジカルボン酸成分を含有し、(ii)ジオール成分が90〜100モル%のアルキレングリコール成分を含有する芳香族ジカルボン酸成分およびジオール成分とのポリエステルからなり、(b)示差走査型熱量計(DSC)での測定において、110〜140℃の温度範囲に0.5J/g以上の熱量の吸熱ピークを持つことを特徴とする二軸配向フィルム。 (もっと読む)


【課題】極めて低い湿度膨張係数を発現できる高密度磁気記録媒体用ベースフィルムとして好適な二軸配向積層フィルムおよびそれを用いた磁気記録媒体の提供。
【解決手段】芳香族ポリエステル(e)からなるフィルム層Eと、融点が200〜280℃のポリオレフィン(f)からなるフィルム層Fとが全層数で少なくとも2層積層され、該芳香族ポリエステル(e)は、(i)ジカルボン酸成分が5モル%以上50モル%未満の6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸および50モル%を超え95モル%以下の他の芳香族ジカルボン酸を含有し、(ii)ジオール成分が90〜100モル%の炭素数2〜10のアルキレングリコールを含有するポリエステルであること、そしてフィルム層Fの合計厚みが、積層フィルムの全体の厚みを基準として、15〜85%の範囲にある二軸配向積層フィルム。 (もっと読む)


【課題】温湿度に対する寸法安定性に優れると共に、耐光性も良好な成形体が得られる、新規な共重合ポリエステル樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】下記式(I)および(II)で表される芳香族ジカルボン酸成分と、炭素数2〜4のアルキレングリコールとからなり、式(I)で表される芳香族ジカルボン酸成分の共重合割合が全酸成分を基準として5〜80モル%である共重合ポリエステル中に、樹脂組成物質量を基準として、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を0.5〜10質量%およびヒンダードフェノール系酸化防止剤を0.05〜2.0質量%、または、ヒンダードフェノール基を有するベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を0.5〜10質量%含有する共重合ポリエステル樹脂組成物。
HO(O)C−R−ORO−R−C(O)OH (I)
[上記式(I)中、Rは炭素数2〜10のアルキレン基、Rは2,6−ナフタレンジイル基を表す。]
HO(O)C−R−C(O)OH (II)
[上記式(II)中、Rはフェニレン基またはナフタレンジイル基を表す。] (もっと読む)


【課題】6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分を共重合していながらも、フィルムなどにしたときにフライスペックと呼ばれる欠陥の発生が少ない共重合芳香族ポリエステルが得られる製造方法を提供すること。
【解決手段】6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸低級アルキルエステルの割合が5モル%以上80モル%未満である芳香族ジカルボン酸低級アルキルエステルとポリアルキレングリコールとをエステル交換反応および重縮合反応させて共重合芳香族ポリエステルを製造するに際し、予め6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸低級アルキルエステルを溶融・濾過してからエステル交換反応させ、さらに、エステル交換反応終了後、および重縮合反応終了後にも濾過を行う。このようにすることによって、孔径5μmの直孔性フィルターを通過できない不溶性粗大異物量が100個/mg以下の共重合芳香族ポリエステルを提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 2ピース缶用のラミネートフィルムとして適用できる、製缶における成形加工性に優れかつ飲料のフレーバー性に優れた金属ラミネート用フィルム、フィルムラミネート金属板及びフィルムラミネート金属容器を提供することにある。
【解決手段】 ポリエステル基材層と被覆層からなる金属板ラミネート用ポリエステルフィルムであって、前記ポリエステル基材層が融点が245〜252℃の共重合PETを主成分とし、ポリオキシアルキレングリコール成分に由来する炭素数が2個以上のアルキレンオキサイド単位がポリエステル樹脂組成物の全酸量に対して2〜20モル%及び酸化防止剤を0.01〜1.0重量%含有し、前記熱可塑性ポリエステル樹脂組成物の重量平均分子量(A)が40000以上であり、前記被覆層が厚み0.002〜0.5g/mであり、低分子量潤滑剤成分を含有し、つ、その表面の中心線平均粗さが0.03以下であることを特徴とする金属板ラミネート用ポリエステルフィルム。 (もっと読む)


【課題】寸法安定性、耐熱性、機械的特性に優れる樹脂組成物を提供する。
【解決手段】下記式(A)
【化1】


(Rは炭素数2〜10のアルキレン基である)
で表される繰り返し単位を有するポリエステル樹脂100重量部と特定のホスホニウム塩で処理された層状珪酸塩0.01〜20重量部とを含むポリエステル組成物。 (もっと読む)


【課題】 2ピース缶用のラミネートフィルムとして適用できる、製缶における成形加工性に優れかつ飲料のフレーバー性に優れた金属ラミネート用フィルム、フィルムラミネート金属板及びフィルムラミネート金属容器を提供することにある。
【解決手段】 ポリエステル基材層と被覆層からなるポリエステルフィルムをラミネートした金属板であって、前記ポリエステル基材層が融点が246〜252℃の共重合PETを主成分とし、ポリオキシアルキレングリコール成分に由来する炭素数が2個以上のアルキレンオキサイド単位がポリエステル樹脂組成物の全酸量に対して2〜20モル%含有し、配向度が10%以下であり、前記フィルムを金属基体上に貼り合わせて存在するフイルムをその融点以上の熱によって再溶融(所謂リメルト処理)し急速に冷却させた後のポリエステル樹脂組成物の重量平均分子量(B)が40000以上であり、前記被覆層の厚みが0.002〜0.5g/mであり、低分子量潤滑剤成分を含有し、150℃環境下で2kgの荷重をかけた鋼球を滑走子とする被覆層の表面の動摩擦係数が0.15以下であることを特徴とするフィルムラミネート金属板。 (もっと読む)


【課題】 2ピース缶用のラミネートフィルムとして適用できる、製缶における成形加工性に優れかつ飲料のフレーバー性に優れた金属ラミネート用フィルム、フィルムラミネート金属板及びフィルムラミネート金属容器を提供することにある。
【解決手段】 ポリエステル基材層と被覆層からなるポリエステルフィルムをラミネートした金属板であって、前記ポリエステル基材層が融点が230〜245℃の共重合PETを主成分とし、ポリオキシアルキレングリコール成分に由来する炭素数が2個以上のアルキレンオキサイド単位がポリエステル樹脂組成物の全酸量に対して2〜20モル%含有し、配向度が10%以下であり、前記フィルムを金属基体上に貼り合わせて存在するフイルムをその融点以上の熱によって再溶融(所謂リメルト処理)し急速に冷却させた後のポリエステル樹脂組成物の重量平均分子量(B)が40000以上であり、前記被覆層の厚みが0.002〜0.5g/mであり、150℃環境下で2kgの荷重をかけた鋼球を滑走子とする被覆層の表面の動摩擦係数が0.15以下であることを特徴とするフィルムラミネート金属板。 (もっと読む)


【課題】優れた寸法安定性を有するフィルムの特性を変えることなく、シワやタルミといった欠点の抑えられたポリエステルフィルムロールの提供。
【解決手段】(i)ジカルボン酸成分が5モル%以上50モル%未満の6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分および50モル%を超え95モル%以下の他の芳香族ジカルボン酸成分を含有し、(ii)ジオール成分が90〜100モル%の炭素数2〜10のアルキレングリコール成分を含有するポリエステルからなる二軸配向フィルムがコアに巻かれたフィルムロールであって、該ロールの直径をロール幅方向に測定し、得られたロール直径の曲線に対しその両端を結ぶ直線を引き、該直線より凸部側の最大長さ(最大凸)が300μm以下であり、かつ該直線より凹部側の最大長さ(最大凹)が200μm以下であるポリエステルフィルムロール。 (もっと読む)


【課題】 耐熱性や、衝撃強度等の機械的強度、寸法安定性、透明性等に優れたポリアリレートの樹脂被膜を、有機溶剤に溶解した塗工液ではなく、環境負荷低減効果の高いポリアリレート樹脂水性分散体とすることができ、その製造方法と、ポリアリレート樹脂水性分散体から得られる樹脂被膜を提供する。
【解決手段】 芳香族ジカルボン酸成分と二価フェノール成分から構成され、酸価が2mgKOH/g以上であるポリアリレート樹脂が、水性媒体中に分散されてなることを特徴とするポリアリレート樹脂水性分散体。 (もっと読む)


【課題】 環状アセタール骨格を有するジオール単位を含むポリエステル樹脂に特定の可塑剤を配合することで、透明性を維持したまま軟質化を図ることが可能なポリエステル樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 ジカルボン酸単位とジオール単位とを含みジオール単位中環状アセタール骨格を有するジオール単位が1〜60モル%であるジオールを含むポリエステル樹脂に、可塑剤としてp−ヒドロキシ安息香酸と炭素数1〜22の脂肪族アルコールから成るエステル、及び/又はアセチル化モノグリセライドを配合することで、樹脂の白化、可塑剤のブリードアウト等の問題がなく、透明なまま柔軟性があるポリエステル樹脂組成物となり、塩化ビニル系樹脂と同等にフィルム、シート、射出成形体等広範囲分野で用いることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】色調、熱安定性、成形加工性に優れるPBNチップを提供する。
【解決手段】チタン化合物を重合触媒成分として使用して得られるポリブチレンナフタレート樹脂チップであって、ポリブチレンナフタレート樹脂チップのチタン原子含有量が60ppm以下、末端カルボキシル基濃度が30eq/10kg以下、色調がL値で80.0以上、a値が−1.0以下、b値が0.0以下であり、且つ当該ポリブチレンナフタレート樹脂チップ同士が融着した融着形チップおよび当該ポリブチレンナフタレート樹脂チップの少なくとも一方向の寸法が当該ポリブチレンナフタレート樹脂チップの少なくとも一方向の寸法の平均値に比較して50%以上長い長尺チップの合計含有量が0.5重量%以下であることを特徴とするポリブチレンナフタレート樹脂チップ。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、成形品からの揮発分が少なく、揮発成分による内容物の汚染が抑制された熱可塑性ポリエステルエラストマー組成物およびその製造方法を提供することにある。
【解決手段】上記課題は、(A)芳香族ジカルボン酸および/またはそのエステル形成性誘導体を主とする芳香族ジカルボン酸成分、脂肪族および/または脂環族のジヒドロキシ化合物を主とするグリコール成分、ならびに平均分子量が400〜4000のポリアルキレンエーテルグリコールが共重合されてなるポリエステル−ポリエーテル共重合体と、
(B−1)酸化防止剤および(B−2)分子量が2000以上且つ蒸気圧が1×10−5Pa以下の光安定剤からなり、
(A)ポリエステル−ポリエーテル共重合体100質量部、(B−1)と(B−2)の合計が0.1〜10質量部とからなる熱可塑性ポリエステル組成物により解決することができる。 (もっと読む)


【課題】フィルムに加工したときの表面欠点数の少ない、6,6’−(アルキレンジオキシ)−2−ナフトエ酸成分を共重合した共重合芳香族ポリエステルおよびそれを用いた二軸配向フィルムの提供。
【解決手段】芳香族ジカルボン酸成分とアルキレングリコール成分とからなり、全酸成分を基準として、5モル%以上80モル%以下が6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸(ANA)成分である共重合芳香族ポリエステルであって、そして
厚み5μmのシート状に成型したときに、ナトリウム元素またはカリウム元素とイオウ元素とを有する表面高突起異物の数が、10個/100cm以下である共重合芳香族ポリエステルおよびそれを用いた二軸配向フィルム。 (もっと読む)


【課題】湿度変化に対する寸法安定性と製品とした後の高温での加工時の寸法安定性とをともに高度に具備する二軸配向フィルムの提供。
【解決手段】芳香族ポリエステル(a)とポリシクロオレフィン(b)とからなり、ポリシクロオレフィン(b)はガラス転移温度が110〜180℃の範囲にあり、そして、ポリエステル(a)とポリシクロオレフィン(b)の重量比が、97:3〜60:40の範囲にあるフィルム層を少なくとも1層有する二軸配向フィルム。 (もっと読む)


【課題】磁性層を塗布した後の乾燥工程のような高温で張力が加わる加工を行なうとき、フィルムが伸びやすくしわなどが入るといった問題の解消された二軸配向ポリエステルフィルムの提供。
【解決手段】(a)少なくともひとつのフィルム層が、(i)ジカルボン酸成分が5モル%以上50モル%未満の6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分および50モル%を超え95モル%以下の6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸以外の芳香族ジカルボン酸成分を含有し、(ii)ジオール成分が90〜100モル%のアルキレングリコール成分を含有する芳香族ジカルボン酸成分およびジオール成分とのポリエステルからなり、(b)示差走査型熱量計(DSC)での測定において、110〜140℃の温度範囲に0.5J/g以上の熱量の吸熱ピークを持つことを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム。 (もっと読む)


【課題】 重合時又は加熱溶融成形時における揮発性ガスの発生、分子量低下が少なく、且つ着色の低く抑えられたポリブチレンナフタレート樹脂を得ることのできる製造方法を提供する。
【解決手段】 2,6−ナフタレンジカルボン酸又は2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルエステルを主たるジカルボン酸成分モノマーとし、1,4−ブタンジオールを主たるグリコール成分モノマーとし、触媒としてシュウ酸チタンカリウム二水和物をモノマー全量に対して50〜1500ppm用いて該モノマーを重合することを特徴とするポリブチレンナフタレート樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】柔軟で弾性に富み成形加工性や耐傷付き性に優れると共に、ポリエステル系樹脂やスチレン系樹脂等の他の熱可塑性樹脂との熱接着性にも優れた熱可塑性エラストマ樹脂組成物およびそれからなる成形品。
本発明は、柔軟で弾性に富み成形加工性や耐傷付き性に優れると共に、ポリエステル系樹脂やスチレン系樹脂との熱接着性にも優れた熱可塑性エラストマ樹脂組成物およびそれからなる成形品を提供しようとするものである。
【解決手段】(A)ショアーD硬度が45Dより小さい熱可塑性ポリエステルエラストマ50〜98重量部、(B)ショアーD硬度が45D以上の熱可塑性ポリエステルエラストマ及び/またはポリブチレンテレフタレート系樹脂1〜40重量部、(C)無機フィラー1〜10重量部の合計100重量部からなる熱可塑性エラストマ樹脂組成物。また、本発明の成形体は、前記熱可塑性エラストマ樹脂組成物からなることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】優れた耐候性を有すると共に、成形性に優れ、しかも良好な機械的特性を有する成形品が得られるポリエチレン−2,6−ナフタレート樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】トリアジン系紫外線吸収剤の含有量が2〜10質量%であって、かつ固有粘度が0.55〜1.0dl/gであるポリエチレン−2,6−ナフタレート樹脂組成物。 (もっと読む)


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