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Fターム[4J029DB07]の内容

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【課題】低誘電率であり、加水分解に対する耐久性に優れる成形体を与える液晶ポリエステルを提供し、さらには当該液晶ポリエステルからなるフィルム、該フィルムを有する電子部品を提供する。
【解決手段】[1](イ)芳香族ヒドロキシカルボン酸に由来する繰り返し構造単位、(ロ)芳香族ジカルボン酸に由来する繰り返し構造単位および(ハ)以下の式(1)で示される繰り返し構造単位を含有することを特徴とする液晶ポリエステル。
−X−Ar1−O−Ar1−Y− (1)
(式中、Ar1は、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基または炭素数6〜20のアリール基で置換されていてもよい1,4−フェニレンであり、X、Yは独立にOまたはNHを表す。)
[2]上記液晶ポリエステルを含有するフィルム。
[3]上記フィルムからなる層を有する積層体。 (もっと読む)


【課題】合成および精製が容易であるシリコーン含有樹脂で、ゲル強度、透明性、酸素透過性、屈折率などの特性に優れる、細胞や臓器などの培養基材、保存に利用するための容器および眼科用材料などに用いることのできる透明ゲルを提供する。
【解決手段】ポリシロキサン骨格とポリカーボネート骨格を含むコポリマーと、親水性モノマーを重合した親水性ポリマーからなり、該コポリマーと親水性ポリマーの相互網目構造を有する透明ゲル。 (もっと読む)


【課題】
加熱時における溶融粘度上昇が抑制された芳香族液晶ポリエステルフィルムを安定的に提供する。
【解決手段】
[1]芳香族ジオール及び/または芳香族ヒドロキシカルボン酸のフェノール性水酸基を、脂肪酸無水物でアシル化してアシル化物を得、次いで該アシル化物と、芳香族ジカルボン酸及び/または芳香族ヒドロキシカルボン酸のアシル化物とをエステル交換することによる芳香族液晶性ポリエステルの製造方法において、350℃を超えない温度まで昇温させながらエステル交換反応させる際に、200℃以上の温度域で有機塩基化合物を添加してエステル交換反応させることにより得られることを特徴とする芳香族液晶性ポリエステル。
[2]上記[1]の芳香族液晶ポリエステルと、ハロゲン系フェノールを重量基準で30%以上含有する溶媒とを、含むことを特徴とする芳香族液晶ポリエステル液状組成物。
なし (もっと読む)


【課題】加熱時における溶融粘度上昇が抑制された芳香族液晶ポリエステルフィルムを安定的に提供する。
【解決手段】[1]構成単位として、(A)芳香族ヒドロキシカルボン酸由来の単位と(B)芳香族ジカルボン酸由来の単位と(C)芳香族ジオール由来の単位とを含み、モル基準の構成単位比(B)/(C)が0.90以上1.00未満であることを特徴とする芳香族液晶ポリエステル。[2]上記[1]の芳香族液晶ポリエステルと、下記(1)


(式中、Aは水素原子、ハロゲン原子またはハロゲン化メチル基を、iは1〜5の数値を示す。)で表されるハロゲン系フェノールを重量基準で30%以上含有する溶媒とを、含むことを特徴とする芳香族液晶ポリエステル液状組成物。 (もっと読む)


芳香族ジヒドロキシ化合物および沸点が330℃以下の一価フェノールと、一酸化炭素および酸素との酸化的カルボニル化反応により製造された固相重合用ポリカーボネートプレポリマーであって、(a)末端基中に占めるアリールカーボネート基と水酸基の割合が2:8〜8:2、(b)分子量分布(Mw/Mn)が1.1〜2.1である固相重合用ポリカーボネートプレポリマー及び、該プレポリマーを固相重合により高分子量化するポリカーボネートの製造方法を提供する。本発明によれば、分子量分布の制御された固相重合に適したプレポリマーを提供し、高品質ポリカーボネートを環境に配慮しつつ効率良く製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 耐熱性や機械的強度を保持すると共に、透明性や耐光性にも優れるPC樹脂、その製造方法及びそれを用いた光学材料を提供すること。
【解決手段】 下記一般式(1)で表されるフッ素置換アダマンタン構造からなる繰り返し単位を含むポリカーボネート樹脂である。
【化1】


(式中、nは1〜14の整数を示す。) (もっと読む)


【課題】溶融重縮合工程および固相重合工程を含むポリマーの重縮合法において、溶融重縮合で得られる低分子量重合体の熱伝導性の悪いので外部からの熱輻射、熱伝導で所定の温度まで昇温させる方法では、粉粒体を使用しても、その表面温度と中心部温度とで所定温度に達するのに時間差が生じ、表面近傍部と内部とで固相重縮合の進行度合が不均一になり、得られた重合体の性能を損なう低分子量化合物の含有問題が生じる。本発明は、極めて均一性の高い重合体生成物を効率的に得る固相重縮合方法を実現することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、溶融重縮合工程および固相重縮合工程を含むポリマーの重縮合方法において、固相重縮合をマイクロ波を照射して行うことにより課題を解決するものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、重合器を多段で用いて重合を行う際に、最終段重合器より前の段の重合器での分子量の変動を吸収し、最終段重合器から分子量の安定したポリマーを得る芳香族ポリカーボネートの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】芳香族ジヒドロキシ化合物とジアリールカーボネートとの混合物を溶融状態で重合させて芳香族ポリカーボネートを製造する方法に用いる重合設備であって、該重合設備が、複数の重合器が直列につながった多段式であり、最終段重合器が、該混合物とその混合物の重合体との混合である重合混合体をガイドに沿わせて落下させながら重合させる重合器であり、最終段重合器とそれより一つ前の重合器の間に中間タンクを有する重合設備を使用して重合させることを特徴とする芳香族ポリカーボネートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ポリカーボネートとの分離が容易で繰返し使用が可能な高い触媒効率が得られるポリカーボネート製造用触媒を提供すると共に、該触媒を使用し、有害な塩素ガスやホスゲン、環境に悪影響を与えると考えられるジクロロメタンやクロロホルムのようなハロゲン化有機溶媒を用いずに、高品質のポリカーボネートを効率良く製造する方法を提供する。
【解決手段】 (a)触媒担体と(b)パラジウム化合物および(c)レドックス触媒能を有する金属化合物との反応生成物Aと、(d)有機担体または無機担体の窒素またはリンの一部または全部をアルキルハライドで四級化した化合物Bとを含有するポリカーボネート製造用触媒および、該触媒を用い、芳香族ジヒドロキシ化合物及び一価フェノールと、一酸化炭素及び酸素とを反応させてポリカーボネートプレポリマーを製造し、第二工程において、該ポリカーボネートプレポリマーを固相重合してポリカーボネートを製造する方法。 (もっと読む)


ビスフェノールの製造方法は、供給原料流とリサイクル流とを含む混合供給原料流を触媒割合の酸触媒を含有する少なくとも1つの反応器を含む反応器システムに導入し、但し混合供給原料流はカルボニル化合物及び化学量論的に過剰なフェノールを含有し;反応器システムから反応器流出液を取り出し;反応器流出液を結晶化供給原料流と流出液リサイクル流とに分割し;結晶化供給原料流からビスフェノールアダクトを抽出し、残りが母液流となり;母液流及び流出液リサイクル流を脱水装置で脱水し、過剰な水及びカルボニル化合物を除去し;脱水した母液流及び脱水した流出液リサイクル流をリサイクルして混合供給原料流に戻す工程を含み、これにより反応器選択性を高め、促進剤量を少なくするとともに、p,p−ビスフェノールの効率よい生成を行う。 (もっと読む)


【構成】不純物含有量としてアセトン可溶分が2重量%以下であり、かつ延性脆性転移温度が15℃以下であるポリカーボネート樹脂を成形してなることを特徴とする携帯情報端末用キー。
【効果】本発明の携帯情報端末用キーは、高い強度を有し、とりわけ携帯電話用キーとして好適に使用することができる。また、成形性、金型汚染性の面でも優れていることから成型加工における不良率の低減にも効果がある。
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【課題】本発明は、単量体及び反応物内の溶存酸素量を最小化することで、製造されるポリエステル樹脂が黄変することなく色調に優れ、熱安全性に優れ、オリゴマー含量が少なく、酸素による熱分解物が少なく、さらには触媒の活性及び反応性に優れた、ポリエステル樹脂の製造方法及びこれにより製造されるポリエステル樹脂を提供する。
【解決手段】本発明は、ジカルボン酸成分の反応液及びジオール成分の反応液に窒素バブルリングを行う段階と、前記窒素バブルリングしたジカルボン酸成分の反応液及びジオール成分の反応液を、エステル化反応またはエステル交換反応によってエステル化生成物を製造する段階と、前記エステル化生成物を重縮合反応によってポリエステル重縮合物を製造する段階とを含む。 (もっと読む)


1種以上のジアリールカーボネート、1種以上の高融点ジヒドロキシ芳香族化合物(mp>200℃)、エステル交換触媒及び適宜低融点ジヒドロキシ芳香族化合物を含有する固体混合物から200℃以下の温度で安定な均質溶融液を製造する。具体的には、4,4′−ビフェノール(mp282−284℃)を含有する固体混合物から、ジアリールカーボネート成分としてジフェニルカーボネート又はビス(メチルサリチル)カーボネートを用いて、温度約200℃で、安定な均質溶融液を製造する。初期の固体混合物中に相当量の高融点ジヒドロキシ芳香族化合物が存在する場合、安定な均質溶融液の形成には、エステル交換反応の存在が必要であることが分かる。種々の高融点ビスフェノール類:4,4′−ビフェノール、3,3,3,3′−テトラメチルスピロビインダンビスフェノール及び4,4′−スルホニルジフェノールを含有する固体混合物が、200℃、即ち純粋な状態の高融点ビスフェノール類の融点より著しく低い温度で安定な均質溶融液に変換される。 (もっと読む)


【課題】 加工性に優れると共に、高感度でかつ炭化水素系溶媒に対して高い耐溶剤性を有する湿式現像用電子写真感光体およびそれを備えた湿式現像用画像形成装置を提供する。
【解決手段】 導電性基体上に、少なくともバインダ樹脂、電荷輸送剤および電荷発生剤を含有した感光層が設けられた湿式現像用電子写真感光体であって、バインダ樹脂は、少なくとも下記一般式(I)で表される構造単位を含有するポリカーボネート樹脂である。
【化15】
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コポリカーボネートの効率的な製造を可能にする溶融重合法であって、使用する構成ジヒドロキシ芳香族化合物の1種以上が約340℃未満の沸点を有する揮発性の比較的高いものである溶融重合法を提供する。揮発性の比較的高いジヒドロキシ芳香族化合物は、ヒドロキノン、メチルヒドロキノン及びレゾルシノールのようなジヒドロキシベンゼンで例示される。この種のコポリカーボネートの製造するための公知方法、例えば水酸化ナトリウム及びテトラアルキルアンモニウム塩触媒系の存在下でビスフェノールA及びレゾルシノールをジフェニルカーボネートと溶融反応させる方法では、副生物フェノールによる同伴でレゾルシノールが重合混合物から除去されるので効率の低下が起こる。第四級ホスホニウム塩を含む触媒系は、コポリカーボネート生成物に実際に組み込まれる揮発性ジヒドロキシ芳香族化合物の量について向上した性能を有することが示される。 (もっと読む)


フィルム、コーティングおよびラミネートを含む物品を、従来技術のスルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステル組成物と比較して生分解速度の速さと熱的特性の高さを最適な状態で兼ね備える特定のスルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステル組成物から製造する。これらの物品をさらに加工し、シート、熱成形容器、フィルムや他の支持体に適用可能なコーティングなどの有用な品物を製造することもできる。本願明細書に開示のポリエーテルエステルは、芳香族ジカルボン酸と、脂肪族ジカルボン酸と、ポリ(アルキレンエーテル)グリコールと、グリコールと、アルカリ金属またはアルカリ土類金属スルホ基を含む成分と、を含有する混合物から生成されるコポリエステルを主成分とするものである。 (もっと読む)


【課題】 廃芳香族ポリカーボネート(例えば不要となったCD、CD−ROM、DVD等の芳香族ポリカーボネート製品)を分解して得られた芳香族ジヒドロキシ化合物を使用して高品質の芳香族ポリカーボネート樹脂を製造する方法を提供する。
【解決手段】 廃芳香族ポリカーボネート樹脂を炭素数1〜4のアルコール、塩素化化合物有機溶媒および金属水酸化物の存在下、エステル交換反応により分解して得られた芳香族ジヒドロキシ化合物(A)1〜100重量%および別の芳香族ジヒドロキシ化合物(B)99〜0重量%からなる芳香族ジヒドロキシ化合物(X)を使用して芳香族ポリカーボネート樹脂を製造する方法において、当該芳香族ジヒドロキシ化合物(X)はその16重量%濃度のアルカリ水溶液のハーゼン色数が50以下であることを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法。 (もっと読む)


オリゴマークロロホルメートを高分子量ポリカーボネートに転化させるための新しい方法を示す。オリゴマークロロホルメート中に存在するヒドロキシル基及びクロロホルメート基の相対濃度及び量を綿密に制御することで、本発明の方法はホスゲンの使用量を最小限に抑えながらポリカーボネートの効率的な製造を可能にする。本発明の方法で製造される生成物ポリカーボネートは、オリゴマークロロホルメート出発原料を製造するために必要な量を超える追加のホスゲンを要求することなく完全に封鎖される。本発明の方法は、検出不可能なレベル(<5ppm)の芳香族ヒドロキシル末端基、低い多分散性、並びに低いレベルの残留モノマー及び末端封鎖剤を有するポリカーボネートを与えることで、モノマー及び末端封鎖剤のリサイクルの必要性を排除する。 (もっと読む)


スルホン化芳香族コポリエステルおよびそれから製造される物品、ならびにそれらのスルホン化芳香族コポリエステルおよび物品を製造するためのプロセスが提供される。そのスルホン化芳香族コポリエステルから製造することが可能な物品には、フィルム、コーティングおよび積層物が含まれる。いくつかの組成物および物品はバイオコンポスト化することができる。それらのフィルムはさらに、シート、食品包装材料たとえばサンドイッチラップ、熱成形容器、および、たとえばフィルムおよびその他の基材のためのコーティングのような成形物品を形成するのに使用することができる。そのスルホン化芳香族コポリエステルには、ヒドロキシアルカン酸成分を含む。 (もっと読む)


【課題】 廃芳香族ポリカーボネートを安価で大量に処理し、高純度の芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ水溶液を得る方法を提供する。
【解決手段】廃芳香族ポリカーボネートを炭素数1〜4のアルコール、塩素化化合物有機溶媒およびアルカリ金属水酸化物の存在下、エステル交換反応により分解反応せしめる工程(a工程)、分解反応後の反応液に酸水溶液を加え、有機溶媒相と水溶液相とを分液し、有機溶媒相を回収する工程(b工程)、この有機溶媒相から蒸留により芳香族ジヒドロキシ化合物を得る工程(c工程)および得られた芳香族ジヒドロキシ化合物をアルカリ金属水酸化物水溶液に溶解し、この芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ水溶液と活性炭とを接触させる工程(d工程)からなる廃芳香族ポリカーボネートから精製された芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ水溶液を得る。 (もっと読む)


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