説明

スルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステルフィルム、コーティング、およびラミネート

フィルム、コーティングおよびラミネートを含む物品を、従来技術のスルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステル組成物と比較して生分解速度の速さと熱的特性の高さを最適な状態で兼ね備える特定のスルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステル組成物から製造する。これらの物品をさらに加工し、シート、熱成形容器、フィルムや他の支持体に適用可能なコーティングなどの有用な品物を製造することもできる。本願明細書に開示のポリエーテルエステルは、芳香族ジカルボン酸と、脂肪族ジカルボン酸と、ポリ(アルキレンエーテル)グリコールと、グリコールと、アルカリ金属またはアルカリ土類金属スルホ基を含む成分と、を含有する混合物から生成されるコポリエステルを主成分とするものである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントとを含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする、フィルム。
【請求項2】
少なくとも1種のフィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のフィルム。
【請求項3】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項2に記載のフィルム。
【請求項4】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項2に記載のフィルム。
【請求項5】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項4に記載のフィルム。
【請求項6】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項4に記載のフィルム。
【請求項7】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項4に記載のフィルム。
【請求項8】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステル約95.0から約5.0重量パーセントと、ポリマー材料約5.0から約95.0重量パーセントとを含むブレンドを含むことを特徴とする、フィルム。
【請求項9】
ポリマー材料が、生分解性材料と、非生分解性材料と、天然由来の材料と、変性させた天然由来の材料と、合成材料と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項8に記載のフィルム。
【請求項10】
前記ポリマー材料が生分解性材料であることを特徴とする、請求項9に記載のフィルム。
【請求項11】
前記生分解性材料が、ポリ(アルカノエート)と、脂肪族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、脂肪族芳香族ポリアミドエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、熱可塑性を有する澱粉と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項10に記載のフィルム。
【請求項12】
前記ポリマー材料が非生分解性材料であることを特徴とする、請求項9に記載のフィルム。
【請求項13】
フィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項8に記載のフィルム。
【請求項14】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項13に記載のフィルム。
【請求項15】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項13に記載のフィルム。
【請求項16】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項15に記載のフィルム。
【請求項17】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項15に記載のフィルム。
【請求項18】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項15に記載のフィルム。
【請求項19】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約50.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約50.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約4.0モルパーセントと、
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約91.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から1.0モルパーセントと、
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする、フィルム。
【請求項20】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約50.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約50.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約4.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約91.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から1.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステル約95.0から約5.0重量パーセントと、ポリマー材料約5.0から約95.0重量パーセントとを含むブレンドを含むことを特徴とする、フィルム。
【請求項21】
ポリマー材料が、生分解性材料と、非生分解性材料と、天然由来の材料と、変性させた天然由来の材料と、合成材料と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項20に記載のフィルム。
【請求項22】
前記ポリマー材料が生分解性材料であることを特徴とする、請求項21に記載のフィルム。
【請求項23】
前記生分解性材料が、ポリ(アルカノエート)と、脂肪族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、脂肪族芳香族ポリアミドエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、熱可塑性を有する澱粉と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項22に記載のフィルム。
【請求項24】
前記ポリマー材料が非生分解性材料であることを特徴とする、請求項22に記載のフィルム。
【請求項25】
少なくとも1種のフィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項20に記載のフィルム。
【請求項26】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項25に記載のフィルム。
【請求項27】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項25に記載のフィルム。
【請求項28】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項27に記載のフィルム。
【請求項29】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項27に記載のフィルム。
【請求項30】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項27に記載のフィルム。
【請求項31】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含む少なくとも1つの層と、ポリマー材料を含む少なくとも1つの層とを有する2から6層を含むことを特徴とする、多層フィルム。
【請求項32】
ポリマー材料が、生分解性材料と、非生分解性材料と、天然由来の材料と、変性させた天然由来の材料と、合成材料と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項31に記載の多層フィルム。
【請求項33】
前記ポリマー材料が生分解性材料であることを特徴とする、請求項31に記載の多層フィルム。
【請求項34】
前記生分解性材料が、ポリ(アルカノエート)と、脂肪族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、脂肪族芳香族ポリアミドエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、熱可塑性を有する澱粉と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項33に記載の多層フィルム。
【請求項35】
前記ポリマーが非生分解性材料であることを特徴とする、請求項28に記載の多層フィルム。
【請求項36】
少なくとも1種のフィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項31に記載の多層フィルム。
【請求項37】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項36に記載の多層フィルム。
【請求項38】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項36に記載の多層フィルム。
【請求項39】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項38に記載の多層フィルム。
【請求項40】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項38に記載の多層フィルム。
【請求項41】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項38に記載の多層フィルム。
【請求項42】
2から6層を含む多層フィルムであって、少なくとも1層が、
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約50.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約50.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約4.0モルパーセントと、
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約91.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から1.0モルパーセントと、
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含み、
少なくとも1層がポリマー材料を含むことを特徴とする、多層フィルム。
【請求項43】
ポリマー材料が、生分解性材料と、非生分解性材料と、天然由来の材料と、変性させた天然由来の材料と、合成材料と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項42に記載の多層フィルム。
【請求項44】
前記ポリマー材料が生分解性材料であることを特徴とする、請求項43に記載の多層フィルム。
【請求項45】
前記生分解性材料が、ポリ(アルカノエート)と、脂肪族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、脂肪族芳香族ポリアミドエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、熱可塑性を有する澱粉と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項44に記載の多層フィルム。
【請求項46】
前記ポリマー材料が非生分解性材料であることを特徴とする、請求項43に記載の多層フィルム。
【請求項47】
少なくとも1種のフィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項42に記載の多層フィルム。
【請求項48】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項47に記載の多層フィルム。
【請求項49】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項47に記載の多層フィルム。
【請求項50】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項49に記載の多層フィルム。
【請求項51】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項49に記載の多層フィルム。
【請求項52】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項49に記載の多層フィルム。
【請求項53】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと、
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと、
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする、配向フィルム。
【請求項54】
フィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項53に記載の配向フィルム。
【請求項55】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項54に記載の配向フィルム。
【請求項56】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項54に記載の配向フィルム。
【請求項57】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、カオリンと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項56に記載の配向フィルム。
【請求項58】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項56に記載の配向フィルム。
【請求項59】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項56に記載の配向フィルム。
【請求項60】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステル約95.0から約5.0重量パーセントと、ポリマー材料約5.0から約95.0重量パーセントとを含むブレンドを含むことを特徴とする、配向フィルム。
【請求項61】
ポリマー材料が、生分解性材料と、非生分解性材料と、天然由来の材料と、変性させた天然由来の材料と、合成材料と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項60に記載の配向フィルム。
【請求項62】
前記ポリマー材料が生分解性材料であることを特徴とする、請求項61に記載の配向フィルム。
【請求項63】
前記生分解性材料が、ポリ(アルカノエート)と、脂肪族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、脂肪族芳香族ポリアミドエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、熱可塑性を有する澱粉と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項62に記載の配向フィルム。
【請求項64】
前記ポリマーが非生分解性材料であることを特徴とする、請求項60に記載の配向フィルム。
【請求項65】
少なくとも1種のフィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項60に記載の配向フィルム。
【請求項66】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項65に記載の配向フィルム。
【請求項67】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項65に記載の配向フィルム。
【請求項68】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項67に記載の配向フィルム。
【請求項69】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項67に記載の配向フィルム。
【請求項70】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項67に記載の配向フィルム。
【請求項71】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約50.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約50.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約4.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約91.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から1.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする、配向フィルム。
【請求項72】
フィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項71に記載の配向フィルム。
【請求項73】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項71に記載の配向フィルム。
【請求項74】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項71に記載の配向フィルム。
【請求項75】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項74に記載の配向フィルム。
【請求項76】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項74に記載の配向フィルム。
【請求項77】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項74に記載の配向フィルム。
【請求項78】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約50.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約50.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約4.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約91.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から1.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステル約95.0から約5.0重量パーセントと、ポリマー材料約5.0から約95.0重量パーセントとを含むブレンドを含むことを特徴とする、配向フィルム。
【請求項79】
ポリマー材料が、生分解性材料と、非生分解性材料と、天然由来の材料と、変性させた天然由来の材料と、合成材料と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項78に記載の配向フィルム。
【請求項80】
前記ポリマー材料が生分解性材料であることを特徴とする、請求項79に記載の配向フィルム。
【請求項81】
前記生分解性材料が、ポリ(アルカノエート)と、脂肪族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、脂肪族芳香族ポリアミドエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、熱可塑性を有する澱粉と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項80に記載の配向フィルム。
【請求項82】
前記ポリマー材料が非生分解性材料であることを特徴とする、請求項79に記載の配向フィルム。
【請求項83】
少なくとも1種のフィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項78に記載の配向フィルム。
【請求項84】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項83に記載の配向フィルム。
【請求項85】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項83に記載の配向フィルム。
【請求項86】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項85に記載の配向フィルム。
【請求項87】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項85に記載の配向フィルム。
【請求項88】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項85に記載の配向フィルム。
【請求項89】
2から6層を含む配向多層フィルムであって、少なくとも1層がスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含み、該スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルが:
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと
を含み、
少なくとも1つの層がポリマー材料を含むことを特徴とする、配向多層フィルム。
【請求項90】
ポリマー材料が、生分解性材料と、非生分解性材料と、天然由来の材料と、変性させた天然由来の材料と、合成材料と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項89に記載の配向多層フィルム。
【請求項91】
前記ポリマー材料が生分解性材料であることを特徴とする、請求項90に記載の配向多層フィルム。
【請求項92】
前記生分解性材料が、ポリ(アルカノエート)と、脂肪族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、脂肪族芳香族ポリアミドエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、熱可塑性を有する澱粉と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項91に記載の配向多層フィルム。
【請求項93】
前記ポリマーが非生分解性材料であることを特徴とする、請求項90に記載の配向多層フィルム。
【請求項94】
少なくとも1種のフィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項89に記載の配向多層フィルム。
【請求項95】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項94に記載の配向フィルム。
【請求項96】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項2に記載のフィルム。
【請求項97】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項96に記載の配向フィルム。
【請求項98】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項96に記載の配向フィルム。
【請求項99】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項96に記載の配向フィルム。
【請求項100】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約50.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約50.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約4.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約91.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から1.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含む少なくとも1つの層と、ポリマー材料を含む少なくとも1層とを有する2から6層を含むことを特徴とする、配向多層フィルム。
【請求項101】
ポリマー材料が、生分解性材料と、非生分解性材料と、天然由来の材料と、変性させた天然由来の材料と、合成材料と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項100に記載の配向多層フィルム。
【請求項102】
前記ポリマー材料が生分解性材料であることを特徴とする、請求項101に記載の配向多層フィルム。
【請求項103】
前記生分解性材料が、ポリ(アルカノエート)と、脂肪族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエステルと、脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、脂肪族芳香族ポリアミドエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエステルと、スルホン化脂肪族芳香族ポリエーテルエステルと、熱可塑性を有する澱粉と、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項102に記載の配向多層フィルム。
【請求項104】
前記ポリマー材料が非生分解性材料であることを特徴とする、請求項101に記載の配向多層フィルム。
【請求項105】
少なくとも1種のフィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項100に記載の配向フィルム。
【請求項106】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項105に記載の配向フィルム。
【請求項107】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項105に記載の配向フィルム。
【請求項108】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項107に記載の配向フィルム。
【請求項109】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項107に記載の配向フィルム。
【請求項110】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項107に記載の配向フィルム。
【請求項111】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと、
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含有するフィルムと、
支持体と
を含むことを特徴とする、物品。
【請求項112】
前記支持体が、紙と、板紙と、無機発泡体と、有機発泡体と、無機有機発泡体とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項111に記載の物品。
【請求項113】
前記フィルムがフィラーをさらに含むことを特徴とする、請求項111に記載の物品。
【請求項114】
前記フィラーが、第1の組の粒子と第2の組の粒子とからなる空間充填混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項113に記載の物品。
【請求項115】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項105に記載の配向フィルム。
【請求項116】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項107に記載の配向フィルム。
【請求項117】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項107に記載の配向フィルム。
【請求項118】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項107に記載の配向フィルム。
【請求項119】
パッケージ製造プロセスであって:
支持体を提供する工程と;
前記支持体を所望のパッケージ形態に成形する工程と;
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと、を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを提供する工程と;
前記支持体に前記スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルをラミネートまたはコーティングして前記パッケージを形成する工程と
を含むことを特徴とする、パッケージ製造プロセス。
【請求項120】
前記支持体が、紙と、板紙と、無機発泡体と、有機発泡体と、無機有機発泡体とからなる群から選択される材料を含むことを特徴とする、請求項119に記載のプロセス。
【請求項121】
前記パッケージ形態が、包装体と、ストレッチ包装用フィルムと、袋と、カップと、トレーと、カートンと、箱と、瓶と、箱枠と、包装用フィルムと、ブリスターパック包装体と、スキン包装材と、ヒンジ付容器とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項119に記載のプロセス。
【請求項122】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含有するフィルムと、支持体とを含むことを特徴とする、パッケージ。
【請求項123】
前記パッケージが、包装体と、ストレッチ包装用フィルムと、袋と、カップと、トレーと、カートンと、箱と、瓶と、箱枠と、包装用フィルムと、ブリスターパック包装体と、スキン包装材と、ヒンジ付容器とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項122に記載のパッケージ。
【請求項124】
前記パッケージが支持体を含み、前記フィルムが前記支持体にラミネートされていることを特徴とする、請求項122に記載のパッケージ。
【請求項125】
前記支持体が、紙と、板紙と、無機発泡体と、有機発泡体と、無機有機発泡体とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項124に記載のパッケージ。
【請求項126】
前記パッケージが、前記フィルムでコーティングされた支持体を含むことを特徴とする、請求項122に記載のパッケージ。
【請求項127】
前記支持体が、紙と、板紙と、無機発泡体と、有機発泡体と、無機有機発泡体とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項126に記載のパッケージ。
【請求項128】
前記フィルムが一軸配向されたものであることを特徴とする、請求項122に記載のパッケージ。
【請求項129】
前記フィルムが二軸配向されたものであることを特徴とする、請求項122に記載のパッケージ。
【請求項130】
前記スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルがフィラーを含有することを特徴とする、請求項122に記載のパッケージ。
【請求項131】
前記フィラーが第1の組の粒子と第2の組の粒子との混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項130に記載のパッケージ。
【請求項132】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項130に記載のパッケージ。
【請求項133】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項132に記載のパッケージ。
【請求項134】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項132に記載のパッケージ。
【請求項135】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項132に記載のパッケージ。
【請求項136】
食品包装方法であって、
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含むパッケージに前記食品を封入する工程を含むことを特徴とする、食品包装方法。
【請求項137】
前記パッケージが支持体をさらに含み、前記スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルが前記支持体にラミネートまたはコーティングされていることを特徴とする、請求項136に記載の方法。
【請求項138】
前記支持体が、紙と、板紙と、無機発泡体と、有機発泡体と、無機有機発泡体とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項137に記載の方法。
【請求項139】
前記スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルがフィラーを含有することを特徴とする、請求項136に記載の方法。
【請求項140】
前記フィラーが第1の組の粒子と第2の組の粒子との混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項139に記載の方法。
【請求項141】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項139に記載の方法。
【請求項142】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項141に記載の方法。
【請求項143】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項141に記載の方法。
【請求項144】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項141に記載の方法。
【請求項145】
パッケージ製造方法であって:
支持体を提供する工程と;
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと、
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを提供する工程と;
前記支持体に前記スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルをラミネートまたはコーティングする工程と;
前記ラミネートまたはコーティングの施された支持体を所望のパッケージ形態に成形して前記パッケージを形成する工程と
を含むことを特徴とする、パッケージ製造方法。
【請求項146】
前記支持体が、紙と、板紙と、無機発泡体と、有機発泡体と、無機有機発泡体とからなる群から選択される材料を含むことを特徴とする、請求項139に記載のプロセス。
【請求項147】
前記パッケージ形態が、包装体と、ストレッチ包装用フィルムと、袋と、カップと、トレーと、カートンと、箱と、瓶と、箱枠と、包装用フィルムと、ブリスターパック包装体と、スキン包装材と、ヒンジ付容器とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項139に記載のプロセス。
【請求項148】
スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステル組成物を溶融状態まで加熱する工程と、前記溶融したスルホン化脂肪族芳香族コポリエステルエステルをダイで押出成形する工程と、前記フィルムを冷却する工程とを含むフィルム製造プロセスであって、前記フィルムが、
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含むことを特徴とする、フィルム製造プロセス。
【請求項149】
任意選択的に、スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステル組成物のガラス転移点を超え、かつ、スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルの軟化点未満の範囲でフィルムを加熱する工程と、このフィルムを、縦方向に元のフィルムの未延伸長の1.5から10倍に延伸する工程とをさらに含むことを特徴とする、請求項142に記載のプロセス。
【請求項150】
任意選択的に、スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステル組成物のガラス転移点を超え、かつ、スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルの軟化点未満の範囲でフィルムを加熱する工程と、このフィルムを、縦方向に元のフィルムの未延伸長の1.5から10倍延伸する工程と、このフィルムを、横方向に元のフィルムの未延伸幅の1.5から10倍延伸する工程とをさらに含むことを特徴とする、請求項142に記載のプロセス。
【請求項151】
ジカルボン酸成分とスルホネート成分全体の合計100モルパーセントに対して、芳香族ジカルボン酸成分約80.0から約20.0モルパーセントと、脂肪族ジカルボン酸成分約20.0から約80.0モルパーセントと、スルホネート成分約0.1から約10.0モルパーセントと;
グリコール成分と分枝剤の合計100モルパーセントに対して、エチレングリコールと、1,3−プロパンジオールと、1.4−ブタンジオールとからなる群から選択される第1のグリコール成分約99.9から約76.0モルパーセントと、第2のグリコール成分0から約5.0モルパーセントと、ポリ(アルキレンエーテル)グリコール成分約0.1から約4.0モルパーセントと、多官能性分枝剤0から5.0モルパーセントと
を含むスルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルを含有するフィルムを含むことを特徴とする、パッケージ。
【請求項152】
前記パッケージが、包装体と、ストレッチ包装用フィルムと、袋包装用フィルムと、ブリスターパック包装体と、スキン包装材とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項145に記載のパッケージ。
【請求項153】
前記フィルムが一軸配向されたものであることを特徴とする、請求項145に記載のパッケージ。
【請求項154】
前記フィルムが二軸配向されたものであることを特徴とする、請求項145に記載のパッケージ。
【請求項155】
前記スルホン化脂肪族芳香族コポリエーテルエステルがフィラーを含有することを特徴とする、請求項145に記載のパッケージ。
【請求項156】
前記フィラーが第1の組の粒子と第2の組の粒子との混合物を含み、前記第1の組の粒子は平均粒径が約5ミクロン以上であり、前記第2の組の粒子は平均粒径が約0.7ミクロン以下であることを特徴とする、請求項149に記載のパッケージ。
【請求項157】
フィラーが、無機フィラーと、有機フィラーと、粘土フィラーとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項149に記載のパッケージ。
【請求項158】
前記無機フィラーが、炭酸カルシウムと、二酸化チタンと、シリカと、タルクと、硫酸バリウムと、ガラスビーズと、ガラス繊維と、カーボンブラックと、セラミックと、チョークと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項157に記載のパッケージ。
【請求項159】
前記有機フィラーが、天然澱粉と、変性澱粉と、化学変性澱粉と、米澱粉と、トウモロコシ澱粉と、木粉と、セルロースと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項157に記載のパッケージ。
【請求項160】
前記粘土フィラーが、天然粘土と、合成粘土と、処理粘土と、未処理粘土と、有機粘土と、スメクタイト粘土と、ベントナイト粘土と、ヘクトライト粘土と、ウォラストナイト粘土と、モンモリロナイト粘土と、カオリンと、それらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする、請求項157に記載のパッケージ。

【公表番号】特表2006−503963(P2006−503963A)
【公表日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−547195(P2004−547195)
【出願日】平成15年10月22日(2003.10.22)
【国際出願番号】PCT/US2003/034004
【国際公開番号】WO2004/037888
【国際公開日】平成16年5月6日(2004.5.6)
【出願人】(390023674)イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー (2,692)
【氏名又は名称原語表記】E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY
【Fターム(参考)】