説明

Fターム[4J030BF01]の内容

硫黄、リン、金属系主鎖ポリマー (6,776) | 重合体の性質 (548) | 特定の分子量、粘度を持つもの (97)

Fターム[4J030BF01]に分類される特許

41 - 60 / 97


【課題】遊離ヨウ素の含量が低減されたポリアリーレンスルフィド(polyarylene sulfide)の製造方法を提供する。
【解決手段】ジヨード芳香族化合物及び硫黄化合物を含む反応物を重合反応させてポリアリーレンスルフィドを重合させる重合工程と、前記重合されたポリアリーレンスルフィドを100〜260℃で保持するヒートセット工程と、を含むポリアリーレンスルフィドの製造方法である。本発明によれば、ポリアリーレンスルフィド中の遊離ヨウ素の含量を効率よく低減して後続工程設備の腐食を防止することが可能であり、製造されたポリアリーレンスルフィドの熱安定性などの物性を改善してポリアリーレンスルフィドの製造に関する産業分野に有効に応用することができる。 (もっと読む)


【課題】ポリアリーレンスルフィドの製造方法を提供する。
【解決手段】ジヨード芳香族化合物及び硫黄化合物を含む反応物を重合反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する方法において、前記反応物にポリアリーレンスルフィドの重量に基づいて0.01〜10.0重量%のジフェニルジスルフィドをさらに含めて融点265〜320℃のポリアリーレンスルフィドを得る。
反応物に含まれるジフェニルジスルフィドは、既存の他の重合停止剤よりも安価であることから、製造コストを大幅に削減することができ、しかも、このジフェニルジスルフィドから製造されるポリアリーレンスルフィドはヨウ素含量が低いとともに、熱安定性に非常に優れている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、紡糸や成形時に異物や工程トラブルの原因となるゲル状異物が少ないポリベンゾアゾールを製造する為の重合原液の調製法を提供することを目的とする。
【解決手段】ポリベンゾアゾール、特に特定官能基を有する2種の芳香族ジカルボン酸基を含むポリベンゾアゾールの原料の調製において、原料を溶媒に添加し、撹拌および昇温して重合反応させた際、得られたポリベンゾアゾールがゲル状物を多く含むものとなり、これを紡糸すると断糸が多発するなど糸の生産性を悪くなることを見出した。そして、この解決方法として、重合原液を、減圧下または不活性ガス雰囲気下で高速撹拌装置を用いて分散処理した後に重合反応させることにより、得られるポリベンゾアゾール溶液中のゲル状物の発生を抑制する。 (もっと読む)


【課題】加工時に発生するガスを低減させた高品質なポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法を提供する。
【解決手段】有機極性溶媒中で、アルカリ金属硫化物およびアルカリ金属水硫化物から選ばれる少なくとも1種の硫黄源とジハロゲン化芳香族化合物とを反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する際に、重合系内に水を除く重合助剤が前記硫黄源1モル当たり0.01〜0.3モル存在し、重合反応終了後に水を前記硫黄源1モル当たり0.5モル以上添加することで溶融粘度=40Pa・s以下であるポリアリーレンスルフィド樹脂を得ることを特徴とするポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ポリアリーレンスルフィドの製造において、重合後の回収溶媒からN−メチル−2ピロリドンを蒸留により分離回収する際に、蒸留塔を腐食させずにN−メチル−2ピロリドンを分離回収する方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも沸点200℃以上の高沸点成分と沸点200℃未満の低沸点成分を含む混合液であり、かつ不純物として硫黄成分を混合液に対して1重量ppm〜1重量%(硫黄重量ベース)の範囲で含有し、かつpH7未満である混合液から蒸留により高沸点成分を分離回収するに当たり、混合液を蒸留塔にフィードする際に、混合液のpHを7〜12に調整することを特徴とする沸点200℃以上の高沸点成分の分離回収方法。 (もっと読む)


【課題】
本発明では、不純物成分の低減されたポリアリーレンスルフィドを、経済的且つ簡易な方法で短時間に効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】
少なくとも
(a)ポリアリーレンスルフィド、
(b)スルフィド化剤および
(c)ジハロゲン化芳香族化合物
を有機極性溶媒中で反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する方法であって、反応させる際の有機極性溶媒を、反応混合物中のイオウ成分1モルに対して1.25リットル以下として行うことを特徴とするポリアリーレンスルフィドの製造方法。 (もっと読む)


【課題】分子量を制御しながら、揮発性成分を低減しかつクエンチ法での回収では塩素含有量1000ppm以下、フラッシュ法での回収では2000ppm以下のPASを効率的に得ることを課題とする。
【解決手段】有機極性溶媒中でスルフィド化剤とジハロゲン化芳香族化合物およびモノハロゲン化化合物を反応させてポリアリーレンスルフィド樹脂を製造する際に、スルフィド化剤100モルに対しジハロゲン化芳香族化合物を95モル以上105モル未満、モノハロゲン化化合物を0.01モル以上5モル未満で反応させることを特徴とするポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
狭い分子量分布を有し、高分子量且つ高純度であって工業的に有用なポリアリーレンスルフィド提供する。
【解決手段】 重量平均分子量が10,000以上、重量平均分子量/数平均分子量で表される分散度が2.5以下であって、且つ、加熱した際の重量減少が下記式を満たすことを特徴とするポリアリーレンスルフィド。
△Wr=(W1−W2)/W1×100≦0.18(%)
(ここで△Wrは重量減少率(%)であり、常圧の非酸化性雰囲気下で50℃から330℃以上の任意の温度まで昇温速度20℃/分で熱重量分析を行った際に、100℃到達時点の試料重量(W1)を基準とした330℃到達時の試料重量(W2)から求められる値である) (もっと読む)


【課題】 工業的に有用な環式ポリアリーレンスルフィドを経済的且つ簡易な方法で短時間に効率よく製造する方法を提供することを課題とする
【解決手段】 少なくとも(a)線状ポリアリーレンスルフィド、(b)スルフィド化剤、
(c)ジハロゲン化芳香族化合物、(d)有機極性溶媒、からなる反応混合物を加熱して反応させて環式ポリアリーレンスルフィドを製造する方法であって、反応混合物中のイオウ成分1モルに対して有機極性溶媒を1.25リットル以上用いることを特徴とする環式ポリアリーレンスルフィドの製造方法。 (もっと読む)


【課題】透明性に優れ、高い屈折率と高いアッベ数とを同時に有する重合体を提供する。
【解決手段】スルホン基および1,4−ジチアン環を有し、ジチアン環の2,5位に直結したスルフィド基を介して両者が結合している繰り返し単位を構造単位として有する重合体であり、各種溶剤に対する溶解性の高いシス体をトランス体よりも多く含む2,5−ジメルカプト−1,4−ジチアンとジビニルスルホンとをマイケル付加重合させて得られる重合体の製造法。 (もっと読む)


【課題】種々の用途に使われる液状ポリチオエーテルポリマーを提供すること。
【解決手段】常温常圧で液体である、下記式I
R1-[-R2 -S−CH(CH3)−S-]n -R2 −R1
(式中、R1はチオール基、ヒドロキシル基、無置換アミン基、モノアルキル置換アミン基、少なくとも1つのヒドロキシル基、無置換アミン基又はモノアルキル置換アミン基で置換された一価基、又は酸触媒の存在下で非反応性である基であり、
R2は二価基であり、
nは1〜60の整数である。)
を有するポリチオエーテル。 (もっと読む)


【課題】予備反応、冷却、脱気処理の進捗を制御することができ、さらに、量産可能かつ再現性の高い光学材料の製造方法および製造装置を提供すること。
【解決手段】製造装置100は、樹脂原料を収納するタンク110と、タンク110内部で樹脂原料の反応により生成した反応組成物の粘度を測定する粘度計120と、反応組成物を重合硬化させるモールド130と、タンク110からモールド130の内部に反応組成物を供給する原料供給装置140と、反応組成物の供給や反応の進捗を制御する制御部150と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】溶融流動性に優れ、かつ金属含有量や溶融時の揮発性成分の発生量が少なく、成形安定性、耐湿熱性に優れたポリフェニレンスルフィド樹脂の提供。
【解決手段】ポリフェニレンスルフィド樹脂を酸処理工程で酸処理し、次いで熱酸化工程で熱酸化処理することにより、(1)ガス発生量が0.3重量%以下であり、かつ、(2)灰分率が0.3重量%以下であり、かつ、(3)250℃で5分間、20倍重量の1−クロロナフタレンに溶解してポアサイズ1μmのPTFEメンブランフィルターで熱時加圧濾過した際の残さ量が4.0重量%以下であり、かつ、(4)メルトフローレート(ASTMD−1238−70に準ず。温度315.5℃、荷重5000gにて測定)が500g/10分を越える性質を有するポリフェニレンスルフィド樹脂を製造することを特徴とするポリフェニレンスルフィド樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、低分子量成分が減少し、ガス発生量の少ないポリフェニレンスルフィド樹脂を得ることを課題とする。
【解決手段】(a)アルカリ金属水酸化物、(b)スルフィド化剤、(c)環状アミド化合物溶媒および(d)ポリハロゲン化芳香族化合物からポリフェニレンスルフィド樹脂を重合する方法において、実質的に無水の、(e)アミノカルボン酸塩と(b)スルフィド化剤との会合体および/または混合物を重合中に重合系内に導入し、重合を継続することにより、ガス発生量の少ないポリフェニレンスルフィド樹脂を得る。 (もっと読む)


【課題】耐熱性などに優れ、樹脂原料などとして有用な化合物を提供する。
【解決手段】下記式(1)で表される新規なジベンゾフルオレン化合物。


(式中、環Zは芳香族炭化水素環を示し、Eは酸素原子又は硫黄原子、R、RおよびRは同一又は異なって置換基を示し、Rはアルキレン基を示す。kは0〜2の整数、lは0〜3の整数、mは0以上の整数、nは0以上の整数、pは1以上の整数である。) (もっと読む)


【課題】
本発明は、低温での耐衝撃性に優れながら、耐薬品性、燃料バリア性が大幅に改善された、つまり燃料バリア性と低温靭性とのバランスに優れたポリアミド樹脂組成物を提供することを課題とするものである。
【解決手段】
本発明のポリアミド樹脂組成物は、ポリアミド樹脂(a)100重量部、ポリフェニレンスルフィド樹脂(b)1〜50重量部、変性ポリオレフィン系樹脂(c)1〜50重量部を配合してなるポリアミド樹脂組成物であって、かつ、該ポリフェニレンスルフィド樹脂(b)が、300℃における、長さ40mm、直径1.0mmのキャピラリー粘度法で測定したときたとき、その溶融粘度を縦軸、せん断速度を横軸に両対数プロットして表したときのy=aXのべき乗数n(直線の傾き)が−0.35以下であることを特徴とするものである。
また、かかるポリアミド樹脂組成物の製造方法は、上述のポリアミド樹脂組成物において、該ポリアミド樹脂(a)と該変性ポリオレフィン樹脂(c)とを溶融分散した後、該ポリフェニレンスルフィド樹脂(b)を分散させることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】 芳香族ポリハロゲン化合物、含水アルカリ金属硫化物、加水分解によって開環し得る脂肪族環状構造を有する化合物の存在下で、固形の無水アルカリ金属硫化物を含むスラリー状の組成物を得る脱水工程において、芳香族ポリハロゲン化合物の反応容器外部への留出が抑制され、かつ脱水工程の時間が短縮されることによって、工業的規模での生産性が高いポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法を提供すること。
【解決手段】 芳香族ポリハロゲン化合物、含水アルカリ金属硫化物、加水分解によって開環し得る脂肪族環状構造を有する化合物の存在下で、固形の無水アルカリ金属硫化物を含むスラリー状の組成物を得る脱水工程中に、開放系で反応容器内部の気相の温度が特定の範囲の温度になるように蒸気を冷却して、芳香族ポリハロゲン化合物を液相へ還流させること。 (もっと読む)


【課題】光学材料等に好適な、含硫黄多分岐化合物及び不飽和基含有多分岐化合物を提供する。
【解決手段】(a)分子中にx個(xは2以上)のオキセタン環を有する化合物と、(b)分子中にy個(yは2以上、但しxが2のときyは3以上)のチオール基を有する化合物との反応により得られる含硫黄多分岐化合物。前記含硫黄多分岐化合物に、さらに(メタ)アクリル酸無水物を反応させて得られる不飽和基含有多分岐化合物。 (もっと読む)


【課題】分子量分布が狭く、金属不純物量を低減したPPS樹脂により溶融紡糸性、繊維高次加工性に優れるポリフェニレンスルフィド繊維、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリフェニレンスルフィドからなり、重量平均分子量(Mw)が1万以上、重量平均分子量/数平均分子量(Mn)で表される分散度が2.5以下であり、かつアルカリ金属含量が50ppm以下であることを特徴とするポリフェニレンスルフィド繊維である。 (もっと読む)


【課題】分子量分布が狭く、金属不純物量を低減したPPS樹脂により溶融製膜性、電気絶縁破壊特性に優れるポリフェニレンスルフィドフィルム、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】PPSからなり、重量平均分子量(Mw)が1万以上、重量平均分子量/数平均分子量(Mn)で表される分散度が2.5以下であり、かつアルカリ金属含量が50ppm以下であることを特徴とするポリフェニレンスルフィドフィルム。 (もっと読む)


41 - 60 / 97