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Fターム[4K013CE04]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 真空又は減圧による処理、そのための装置 (789) | 同時にガス処理を行うもの (168) | ガスがO2ガスであるもの (87)

Fターム[4K013CE04]に分類される特許

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【課題】真空精錬方法における排ガス中の酸素濃度などの情報をより適確に利用することで、溶鋼の精錬方法を合理化する。
【解決手段】ある時点(ti)での排ガス流量測定値(Vi)を計測し、この時点(ti)において排ガス流量測定器を通過していた排ガス中の酸素質量濃度(Oi)の値を、時点(ti)において該排ガス流量測定器を通過していた排ガスが、酸素質量濃度分析計に到達するまでに要した時間(Δti)を加算した時点(ti+Δti)における酸素質量濃度分析値とする。このことで、排ガス流量測定値(Vi)を計測した時点(ti)における排ガス中酸素質量濃度の計算精度を高める。 (もっと読む)


【課題】極低硫化、極低燐化を同時になし得る高純度鋼の溶製方法を提案する。
【解決手段】連続鋳造法または造塊法により製造した鋼を、エレクトロスラグ再溶解法による再溶解によって高純度鋼に溶製する方法において、前記エレクトロスラグ再溶解時に添加するフラックスおよび溶融時スラグの組成を、
CaO :20〜60mass%、 Al:10〜40mass%、
CaF:20〜60mass%、 T.Fe(酸化鉄):1〜10mass%、
CaO/Al:1.0〜6.0、
に調整する。 (もっと読む)


【課題】一定状態またはランダムな順序での一度限りの鋳造最終用途から連続鋳造最終用途まで、少なくとも非真空アーク再溶解鋼と、真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭非真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭真空アーク再溶解鋼とを製造するフレキシブルさを有する、アーク炉、取鍋冶金炉および真空脱ガス複合システムを提供する。
【解決手段】鋼製造システム10の溶銑接触構成要素の予熱による溶銑接触構成要素の熱損失低減およびアーク炉30内の持ち越しヒールの使用により、エネルギーの利用を最小限に抑える。システムの処理能力は、アーク炉30の溶解能力によってのみ制限される。 (もっと読む)


【課題】耐衝撃性及び表面性状に優れ、かつニッケル製錬プラント及び海洋構造物等への使用に耐えるFe−Ni−Cr−Mo合金を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.015%、Si:0.01〜0.30%、Mn:0.01〜0.50%、P:0.020%以下、S:0.0015%以下、Ni:30.00〜32.00%、Cr:26.00%を超え28.00%以下、Mo:6.00〜7.00%、Cu:1.00%を超え1.40%以下、Al:0.001〜0.10%、N:0.15〜0.25%、B:0.0005〜0.0030%、Ca:0.0001〜0.0020%、Mg:0.0001〜0.0050%、O:0.0001〜0.0050%、残部:Feおよび不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス装置の耐火物の溶損を抑制する。
【解決手段】真空脱ガス装置の脱ガス槽の内部に配置される吹錬上吹きランスの先端に装着されるノズルを介して酸素ガスを溶鋼に吹き付けて酸素吹錬する際に、第1の開口部2aおよび第2の開口部2bを有する管状の本体2と、本体2の内部で第1の開口部2aと第2の開口部2bとの間に本体2の内壁2cから離間して配置される流動制御体3とを備えるノズル1を用いて真空脱ガス装置の耐火物の溶損を抑制する。本体2は、第1の開口部2aと第2の開口部2bとの間の内壁2cに環状に形成される突出部4を有する。流動制御体3は、第1の尖端部3a及び第2の尖端部3bとを有するとともに、その一部が軸方向に関して突出部4の形成位置に存在するように、配置される。流動制御体3の最大径を有する部分は、突出部5が形成される位置よりも第1の開口部2aの側に、配置される。さらに、突出部4は、第2の開口部2bに一致する位置に形成される。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置などの真空脱ガス設備における減圧下での脱炭精錬時に、マンガン鉱石を添加してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、マンガン鉱石の添加による溶鋼温度の低下を抑えることができると同時に、マンガン鉱石中のマンガンを高い歩留まりで溶鋼中に回収する。
【解決手段】 真空脱ガス設備1の真空槽5に配置した酸素ガス供給ランス13を介して真空槽内に酸素ガスを供給しながら真空槽内の溶鋼3に減圧下での脱炭精錬を施してマンガン含有低炭素鋼を溶製するにあたり、前記真空槽内の溶鋼にマンガン鉱石を添加するともに、前記脱炭反応で生じるCOガスを、二次燃焼率が50〜90%の範囲内になるように前記酸素ガス供給ランスから供給する酸素ガスによって真空槽内で二次燃焼させる。 (もっと読む)


【課題】ラバールノズルより反応効率を向上させることができる溶融金属減圧精錬用ノズルを提供する。
【解決手段】溶鋼精錬用ランスの先端に配置されて溶鋼の表面に減圧下で気体を吹き付ける溶融金属減圧精錬用ノズル1である。第1の開口部2aおよび第2の開口部2bを有するとともに軸方向へ向けて酸化性ガスを流す管状の本体2と、本体2の内部であって第1の開口部2aと第2の開口部2bとの間に内壁2cから離間して配置される流動制御体3とを備える。本体2は、第1の開口部2aと第2の開口部2bとの間の内壁2cに環状に形成される突出部4を有する。流動制御体3は、横断面積が軸方向へ対称に増加する第1の尖端部3aと、軸方向へ第1の尖端部3aに並設されて、横断面積が軸方向へ対称に減少する第2の尖端部3bとを有し、かつ第2の尖端部3bの最先端部5は、軸方向について第2の開口部2bと所定距離L離れて配置される。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、金属Mnの使用量を従来より低減し、且つ真空脱ガス装置内での処理を鋳造開始予定時間内で行うことの可能な含マンガン極低炭素鋼の溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 目標Mn濃度が0.3〜3.0質量%である含マンガン極低炭素鋼の溶製方法を改良した。その内容は、前チャージの連続鋳造が終了する時間を鋳造速度で予測して今回チャージの鋳造開始予定時刻を定めると共に、真空脱ガス処理開始時に、現時点から前記鋳造開始予定時刻までの余裕時間を算出し、該余裕時間から、真空脱ガス処理におけるキルド処理所要時間、真空脱ガス処理終了から連続鋳造設備への溶鋼の搬送所要時間及び鋳造準備時間を差し引いた時間を脱炭処理可能時間とし、該脱炭処理可能時間内に脱炭処理が可能となるように、処理開始前に溶鋼中に添加するFe−Mn合金の投入量を決定し、投入後の溶鋼中の予想Mn濃度と製品鋼材の目標Mn濃度との差分を前記キルド処理時に溶鋼中に金属Mnを添加して調整するものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、上記課題を鑑み、Al濃度0.001%以上0.007%以下の領域にてよりAl濃度制御精度を向上させる精錬方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001%以上0.3%以下、Si:0.01%以上0.7%以下、Mn:0.1%以上1.5%以下、Al:0.02%以上0.2%以下の溶鋼をRHで真空処理するに際し、真空槽内溶鋼表面に酸素ガスを上吹きすることで溶鋼中Al質量%を低減する処理において、溶鋼中Al質量%が0.015%未満の状態で上吹き酸素ガス中に不活性ガスを混合する。 (もっと読む)


【課題】 バーナー機能を有する上吹きランスを用い、バーナーで加熱したフラックスを高い歩留りで真空槽内の溶鋼に吹き付け添加すると同時に、バーナー火炎による溶鋼中Alの酸化を防止する。
【解決手段】 フラックスを搬送用ガスとともに噴出することが可能で、且つ、燃料ガス及び酸素ガスを同時に噴出してランス下方で火炎を形成することが可能な上吹きランスを真空槽に配置して火炎を形成し、該火炎で加熱したフラックスを真空槽内の溶鋼に吹き付けて溶鋼を精錬する真空精錬方法において、粉粒状のフラックスを噴射する上吹きランスの出口径をD(mm)、上吹きランスの先端から真空槽内の溶鋼湯面までの距離であるランス高さをH(mm)とすると、出口径Dとランス高さHとが下記の(1)式の関係を満足するように、出口径D及びランス高さHのうちの何れか一方または双方を調整する。
35≦H/D≦50 ……(1) (もっと読む)


【課題】ボロン含有ステンレス鋼の連続鋳造に好適な連続鋳造用パウダーを提供すること、および表面欠陥のないボロン含有ステンレス鋼スラブの連続鋳造方法を提案する。
【解決手段】Ca0:30〜35mass%、SiO:20〜30mass%、NaO:10〜16mass%、Al:8〜11mass%、B:3〜5(未満)mass%、F:4〜10mass%、骨材C:1〜3mass%を含有し、かつ、塩基度が1.0≦C/S<1.3、1300℃における粘度が0.5〜2poise、凝固温度が900〜1200℃、かつ鋳型と凝固シェルとの間に流入した時に、0.5〜3mmの厚さを持つパウダーフィルムを形成する鋳造用パウダーおよびこのパウダーを用いたボロン含有ステンレス鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】地金やダストの飛散を抑え、Crの酸化ロスを抑制しながら、安定して溶鋼の脱炭を行うことのできる連続真空度制御方法を提供する。
【解決手段】含Cr溶鋼4の減圧脱炭精錬における処理容器2の真空度制御方法であって、吹酸脱炭により排ガス中のCO体積濃度が20%に達したときを脱炭開始時として脱炭開始時の真空度を100〜300torrの範囲とし、吹酸脱炭中の任意の1min間における減圧変化量の最大値を30torr/min以下となるように真空度を調整し、且つ、脱炭開始時以降に、溶鋼4中のCの質量濃度[%C]が脱炭平衡時のC質量濃度[%C]に達するまでの間において、平均減圧速度が0〜8.0torr/minの範囲で、処理容器2内の減圧を徐々に進行させる。 (もっと読む)


【課題】 炭素濃度が0.05質量%以下、マンガン濃度が0.5質量%以上の低炭素高マンガン鋼を真空脱炭処理によって溶製するにあたり、マンガンの酸化ロスを抑制した状態で、マンガン源として炭素を含有するマンガン系合金鉄を使用することのできる、低炭素高マンガン鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る低炭素高マンガン鋼の溶製方法は、真空脱ガス設備1の真空槽内の溶鋼3に酸素源を供給して溶鋼に真空脱炭処理を施し、炭素濃度が0.05質量%以下、マンガン濃度が0.5質量%以上である低炭素高マンガン鋼を溶製する方法であって、炭素を含有するマンガン系合金鉄を前記溶鋼中に吹き込みながら溶鋼に真空脱炭処理を施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置において、アルミニウムの燃焼による溶鋼の昇熱処理を実施した後に溶鋼を脱硫処理するにあたり、従来に比べて格段に効率良く脱硫処理する。
【解決手段】 大気圧下で脱炭精錬を行う脱炭精錬炉から取鍋に溶鋼を出鋼した後、前記取鍋をRH真空脱ガス装置1に搬送し、RH真空脱ガス装置の真空槽内に吸引した溶鋼3にアルミニウムを添加し、次いで減圧下の溶鋼表面に向けて酸素ガスを供給して溶鋼中のアルミニウムを燃焼させて溶鋼を昇熱し、溶鋼昇熱のための酸素ガスの供給終了後、溶鋼中に溶解するアルミニウム濃度を0.005質量%以上確保した状態で2分間以上溶鋼を環流し、その後、真空槽内の溶鋼にスラグ固化材を投入し、次いで、上吹きランス13を介してCaO系脱硫剤を搬送用ガスとともに真空槽内の溶鋼の表面に向けて吹き付け添加して溶鋼を脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】 転炉での脱炭精錬とVOD法のような二次精錬設備での真空精錬とを組み合わせて、クロムを9質量%以上含有する高クロム鋼を溶製するにあたり、転炉脱炭精錬末期における窒素のピックを防止し、窒素含有量の低い高クロム鋼を安定して溶製する。
【解決手段】 転炉1での脱炭精錬によって含クロム粗溶鋼8を溶製し、次いで、取鍋内に出鋼された前記含クロム粗溶鋼を二次精錬設備で真空精錬してクロムを9質量%以上含有する高クロム鋼を溶製する高クロム鋼の溶製方法において、転炉からの出鋼時の溶鋼温度が1730℃以上になるように脱炭精錬条件を調整して脱炭精錬を実施し、これにより転炉内に存在するスラグ9の滓化を促進させ、空気からの含クロム粗溶鋼への吸窒を防止する。 (もっと読む)


本発明は、マルテンサイト系ステンレス鋼を製造する方法に関し、該方法は、前記鋼のインゴットのエレクトロスラグ再溶解のステップと、続いて前記インゴットを冷却するステップとを備える。エレクトロスラグ再溶解ステップの前にインゴットは、インゴット中で3ppmの水素含有量を得るのに十分な時間にわたって真空脱気を受ける。
(もっと読む)


【課題】 真空脱ガス設備を用いてマンガンを含有する溶鋼に真空脱炭処理を施して高マンガン極低炭素鋼を溶製するにあたり、真空脱炭処理時のマンガンの酸化を抑えて効率良く脱炭する。
【解決手段】 マンガンを含有する、真空脱ガス設備の真空槽内の溶鋼3に、上吹きランス13から酸素ガスを供給し、減圧下での脱炭処理を施して高マンガン極低炭素鋼を溶製するにあたり、前記脱炭処理中に、溶鋼中の溶存酸素濃度を、脱炭処理開始前の溶存酸素濃度、上吹き酸素ガス量、及び排ガスの濃度分析結果に基づいて推定し、溶存酸素濃度の推定の都度、溶存酸素濃度の目標値を溶鋼中のマンガンと溶存酸素との平衡関係から定まる平衡溶存酸素濃度として、推定した溶存酸素濃度に応じて上吹きランスからの酸素ガス供給流量を調整する。 (もっと読む)


【課題】入熱量が50kJ/mm以上の大入熱溶接を行なった場合であってもHAZ靱性に優れた鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Al、Ti、REM、Ca、Zr、N、Oを含有し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼材であって、(a)前記鋼材は、Zr、REM、およびCaを含有する酸化物を含み、(b)前記鋼材に含まれる全酸化物の組成を測定して単独酸化物に換算したとき、ZrO2:5〜50%、REMの酸化物:5〜50%、CaO:50%以下(0%を含まない)を満足し、且つ、(c)前記鋼材に含まれる全介在物のうち、円相当直径が0.1〜2μmの介在物が観察視野面積1mm2あたり120個以上、3μm超の酸化物が観察視野面積1mm2あたり5.0個以下、5μm超の酸化物が観察視野面積1mm2あたり5.0個以下を満足する鋼材である。 (もっと読む)


【課題】低融点酸化物含有フラックスを溶鋼中に極力残存させないための高清浄鋼溶製方法を提供する。
【解決手段】二次精錬設備において、主成分がCaOで、融点が1500℃以下の酸化物またはフッ化物を一種以上含む脱硫フラックスで溶鋼を脱硫した後にAlを溶鋼中に添加し、その後に溶鋼中に酸素ガスを吹き込むまたは吹き付けることを特徴とし、更にその際、Al添加の添加量が0.02〜0.04mass%であり、かつ酸素ガス吹き込みまたは吹き付け量が、溶鋼1tあたり0.1〜0.2Nmであることを特徴とする高清浄鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】脱燐が困難なFe−Cr−Ni系ステンレス鋼を脱燐して最終的に0.02mass%以下の燐濃度に抑えることができるとともに、冷えたCr原料を投入する必要がなく、また、入手が容易な低品質(高P)の合金スクラップ原料を有効活用することができる技術を提供する。
【解決手段】2つの電気炉を用いて原料を溶解し、それらを合わせることで目的とする成分のステンレス鋼を製造する低燐ステンレス鋼の製造方法であって、第1の電気炉においては、少なくともFe、Cr、Niを含む鋼を溶解し、第2の電気炉においては、少なくともFeを含む鋼、あるいは少なくともFeおよびNiを含む鋼を溶解し、第2の電気炉にて溶解した溶鋼に酸素を吹き込むことによりPを酸化除去し、第1および第2の電気炉で溶解した鋼を合わせた後、P濃度を0.02mass%以下とする低燐ステンレス鋼の製造方法。 (もっと読む)


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