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Fターム[4K027AB42]の内容

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【課題】ストリップ蛇行時にドロスポンプの迅速な退避が可能な清浄装置を提供する。
【解決手段】メッキ浴槽の溶融金属内に設置されたシンクロールP2に案内された鋼帯Aが、スナウトに囲まれて斜め上方から下方に導入され、次いで上方に導出されるよう構成され、スナウト内の液面に、鋼帯の近くでその幅方向に沿う液流れが生ずるように、一対の吐出口1と吸い込み口2が設けられ、これらにそれぞれ吐出管路3と吸い込み管路4を介して、ドロスポンプとして吐出ポンプ5および吸い込みポンプ6が設けられる。鋼帯を囲む前記スナウトの水平断面において、鋼帯が浴槽P1から立ち上がり出て行く部分に近い出側壁に対向する入側壁は、前記吐出管路から吸い込み管路側に至る全幅で、下端から湯面近くまでほぼ鉛直に立ち上がる。鋼帯蛇行の検出手段と、その信号でドロスポンプの迅速な退避が可能な移動手段が設けられる。 (もっと読む)


【課題】軸心を有する中空状のセラミックス製の胴部と、胴部と同軸に配置されるとともに当該胴部の両端から軸心方向に延びる軸部とを有する回転体において、容易に回転バランスを調整可能な回転体を提供する。
【解決手段】軸心を有する中空状のセラミックス製の胴部1aと、胴部と同軸に配置されるとともに当該胴部の両端から軸心方向に延びる軸部1hとを有する回転体であって、胴部の中空部に配置された、当該胴部の中空部に内挿される板状または環状の内挿部材3を有し、内挿部材3は、その端面に凹部または貫通孔が設けられている回転体である。 (もっと読む)


【課題】ロール周面の溝底の表面粗度の評価指標として適切な指標を用いることで、溝底に対する異物の付着を低減する方法を提供する。
【解決手段】ロール周面に複数の溝10が形成され、前記溝10の底部12の表面粗度の評価指標として、従来一般的なRaやRzではなく、粗さ曲線のスキューネスRskを用いる。Rskは、溝底12の粗さの評価指標として適切であり、Rskで0未満である溶融金属めっき浴中ロールとすることにより、溝底12に対する異物の付着を低減できる。 (もっと読む)


【課題】めっき性及び伸び特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04%以下、Si:0.05%以下、Mn:0.05〜0.5%、S:0.01%以下、P:0.05%以下、sol.Al:0.08%以下、N:0.01%以下を含有する成分組成を有する鋼板に対して、直火加熱方式の直火帯で加熱し、さらに、還元帯において還元雰囲気中で表面の還元と焼鈍を行ったのち、溶融亜鉛めっき浴に浸漬させて亜鉛めっき処理を行う。この時、前記直火帯を入側から第1〜第4の4つのゾーンに分け、各々のゾーンの空気比を以下のようにする。第1ゾーンの空気比:0.70〜0.90、第2ゾーンの空気比:0.70〜0.90、第3ゾーンの空気比:0.70〜0.90、第4ゾーンの空気比:0.70〜0.85 (もっと読む)


【課題】曲げ加工性及びめっき性に優れ、1470MPa以上のTSを有する高強度合金化溶融亜鉛めっき熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.26〜0.35%、Si:0.4%以下、Mn:1.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.07%以下、N:0.01%以下、Ti:0.05%以下、V:1.2〜1.8%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、マトリックス全体に占めるフェライト相(F相)の面積率が90%以上であり、F相にはVCが析出しているミクロ組織を有し、かつVCの全個数のうち大きさが10nm未満のVCの個数の割合が85%以上であり、鋼中の固溶V量が0.30質量%以下である高強度合金化溶融亜鉛めっき熱延鋼板;ここで、VCの大きさとは、TEMによりマトリックスであるF相の[001]方位から観察される正方板状のVCにおいて、21/2×L(L:正方板の1辺の長さ)で表せるVCの大きさの平均値のことである。 (もっと読む)


【課題】合金化不良の発生を効率良く抑制し得る合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板を直火炉を用いて当該直火炉出側において目標板温となるように加熱する工程と、上記直火炉出側における上記鋼板の幅方向板温を測定する工程と、上記鋼板を還元雰囲気で間接加熱する工程と、上記鋼板にめっき皮膜を形成する工程と、上記鋼板を合金化炉を用いて予め設定された合金化温度で加熱して合金化する工程と、を備え、上記直火炉出側における上記鋼板の幅方向に、実測板温が上記目標板温よりも低い低板温領域が確認された場合には、上記合金化炉をフィードフォワード制御して、合金化温度をより高温に調整する。 (もっと読む)


【課題】表面めっき品質に優れた、引張強さ:590MPa以上の高張力溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.5〜1.8%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.02〜0.1%、N:0.005%以下を含む組成の鋼素材に、粗圧延、仕上圧延からなる熱間圧延を施し熱延鋼帯とし、540〜640℃の範囲の温度で巻取ったのち、溶解量を80〜200g/mとする酸洗処理を施す。その後に、冷間圧延、焼鈍処理、溶融亜鉛めっき処理を施して、溶融亜鉛めっき鋼板とする。このような工程とすることにより、冷間圧延性の低下を防止でき、冷延薄鋼帯の製造が可能となり、さらに不めっき、黒シミ等の表面めっき欠陥の原因となる粒界腐食層が除去できる。これにより、優れた表面めっき品質を有する、高張力溶融亜鉛めっき鋼帯を容易に、しかも安定して製造することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】めっき浴内において表面欠陥発生に大きく影響する部位の特定に基づき、その位置の浴温を適正値に制御するとともに、めっき浴内の位置による浴温の差異を極力低減する。
【解決手段】鋼板1のうちのめっき浴に浸漬している浸漬部分であって、鋼板の幅が仮にシンクロール幅とした場合における上記浸漬部分の上方位置である第1の領域に存在する溶融金属の温度を測定する第1の温度測定手段と、第1の温度測定手段が測定した温度が第1浴温目標値と一致若しくは近づくように、上記めっき浴に進入する前の上記鋼板1の温度を調整する板温調整手段と、鋼板1のうちのめっき浴に浸漬している浸漬部分よりも下側に位置する第2の領域に存在する溶融金属の温度を測定する第2の温度測定手段と、第2の温度測定手段が測定した温度が、予め設定した第2浴温目標値と一致若しくは近づくように、上記第2の領域の溶融金属を加熱する加熱手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、バッフルプレート又はバッフルプレート本体をSi3N4で形成することにより、スプラッシュの発生量を抑え、鋼帯の両面に対するめっき付着量を均一化することを目的とする。
【解決手段】本発明によるガスワイピング装置用バッフルプレート及びガスワイピング方法は、めっき槽(4)中を経て上方へ走行するめっき鋼帯(5)の両面に付着しためっき液の付着量を調整するためのガスワイピング装置(1)で用いるバッフルプレートにおいて、前記バッフルプレートのバッフルプレート本体(20)はSi3N4で形成されている構成と方法である。 (もっと読む)


【課題】合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する操業の変動に追随し、鋼板上に設けられためっき層の合金化を安定して制御すること。
【解決手段】本発明に係る合金化制御方法は、溶融亜鉛めっきラインを搬送される鋼板の保熱帯近傍での放射率を測定する放射率測定ステップと、放射率の測定結果に基づいて、互いに隣り合う測定位置間での放射率の差分を算出する差分算出ステップと、算出された放射率の差分に基づいてめっき層が合金化したかを判定し、当該めっき層が合金化した合金化領域を特定する合金化判定ステップと、特定された合金化領域の位置に応じて合金化炉の出力を制御する合金化炉制御ステップとを含む。合金化炉制御ステップでは、合金化領域が所定の測定位置間よりも前段に位置する場合には合金化炉の出力を低減させ、合金化領域が所定の測定位置間よりも後段に位置する場合には合金化炉の出力を増加させる。 (もっと読む)


【課題】穴拡げ性に優れるとともに、低温靭性にも優れた引張強度590MPa以上の高強度熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】延性脆性遷移温度が−50℃以下であり、圧延面に平行で、圧延方向に平行な{211}<011>方位のX線ランダム強度比(ランダムサンプルの回折強度との比)が2.5以下であることを特徴とする低温靭性と穴拡げ性に優れた引張強度590MPa以上の高強度熱延鋼板である。平均結晶粒径を7.0μm以下とすることにより、延性脆性遷移温度を−50℃以下とすることができる。最終仕上圧延を960℃以上で行い、最終仕上圧延終了後1.0秒以内に80℃/秒以上の冷却速度で冷却を開始し、最終仕上圧延温度より50〜200℃低い温度まで前記冷却を継続し、450〜600℃で巻き取ることにより製造することができる。 (もっと読む)


【課題】焼鈍時に鋼中のSi、Mn等の易酸化性元素が鋼帯表面に濃化して易酸化性元素の酸化物が形成するのを防止する。
【解決手段】加熱帯、均熱帯及び冷却帯を備え、炉内ガスの一部を炉外に設けたリファイナに導入して露点を低下し、露点を低下したガスを炉内に戻す縦型焼鈍炉を用い、均熱帯と冷却帯の連結部を炉上部に配置し、均熱帯と冷却帯の連結部近傍の冷却帯及び均熱帯上部にリファイナに導入する炉内ガスの吸引口を設け、均熱帯と冷却帯の連結部及び均熱帯下部にリファイナから戻るがスの吐出口を設け、均熱帯と冷却帯の連結部近傍の冷却帯の吸引ガス量Qo1、均熱帯上部の吸引ガス量Qo2、均熱帯と冷却帯の連結部の吐出ガス量Qi1、均熱帯下部の吐出ガス量Qi2、冷却帯以降の雰囲気ガスの供給量Qf1、均熱帯の雰囲気ガスの供給量Qf2、均熱帯内容積Vs、均熱帯平均炉温Tsが0.3×Qf1<Qo1等の関係を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】ガスパージやシャッターを利用することなく透明板に金属ガスが蒸着するのを防止することを可能とする。
【解決手段】炉体11の側壁部11aに取り付けられた透明板31と、炉体11の内部空間12に対する透明板31の露出面31aを加熱する加熱装置41とを備える。加熱装置41は、炉体11の内部空間12に金属ガスとして含まれる金属の融点以上に透明板31の露出面31aを加熱することを特徴とする。これにより、透明板31の露出面31aに金属ガスが蒸着することを防止することが可能となるうえ、透明板31の露出面31aに金属ガスが蒸着していたとしても、加熱により蒸着物を融解させることにより除去することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明者らは、TRIP鋼の成分及び製造条件を最適化し、鋼板の組織を制御することによって0.2%耐力、強度、延性に優れた鋼板の製造に成功した。
【解決手段】C: 0.10%以上、0.5%以下
Mn: 1.0%以上、4.0%以下
Si: 0.8%以上、4.0%以下
Ti: 0.01%以上、0.4以下
P: 0.015%以下、
S: 0.05%以下、
N: 0.005%以下
を含有し、残部を鉄及び不可避不純物からなり、鋼板組織として、面積率で焼戻しマルテンサイトを10〜60%、フェライトを5〜50%、ベイナイトを5〜30%、残留オーステナイトを5〜30%含有し、更に、パーライト及びマルテンサイトを合計で0〜20%含有し得ることを特徴とする成形性の優れた鋼板。 (もっと読む)


【課題】噴射ノズルからの噴流が金属板によって反射された後に該噴射ノズル方向に反転する液流を制御して、噴射ノズルから金属板へ向かう噴流に干渉することを抑え、浮遊ドロスが金属板方向に戻って付着することを防止すると共に、該浮遊ドロスを効率よく除去することができる手段を得る。
【解決手段】溶融金属めっき装置のスナウト2内における溶融金属中に設けられて、金属板3に溶融金属を吹付けてスナウト内の溶融金属浴面に浮遊するドロスを金属板から離す方向の液流を発生させる各噴射ノズル4,5に、その噴射目標位置11を上記スナウト2内における金属板3の溶融金属への侵入位置をとして溶融金属を噴射させる構成とする。 (もっと読む)


【課題】熱処理後の鋼板部材において硬度分布が均一で靭性に優れ、かつ、優れためっき密着性を兼ね備えた熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記鋼板は、質量%で、C:0.07〜0.50%、Si:0.005〜2.0%、Mn:0.3〜4.0%、P:0.0002〜0.2%、S:0.0002〜0.01%、sol.Al:0.0002〜2.0%、N:0.0002〜0.01%およびSn:0.0002%以上0.01%以下を含有する化学組成を有し、濃化部平均間隔が1000μm以下であり、鋼板の表面における深さが3〜10μmのクラックの数密度が3〜1000個/mmであり、硬質相平均間隔が30μm以下である鋼組織を有し、前記溶融亜鉛めっき層は、3μm以上20μm以下の厚みを有することを特徴とする熱処理用溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】めっき浴から引き上げた溶融めっき線の表面から余剰の溶融めっき金属をしごき取るに際し、しごき取りに用いるワイピング部材の劣化がなく、長時間にわたって安定してワイピングを可能にする、溶融めっき線のワイピング装置及び溶融めっき線のワイピング方法を提供する。
【解決手段】ワイピング部材7は溶融めっき線5が通過する貫通孔8を有し、貫通孔8の軸方向と垂直な断面内で貫通孔に内接する円(内接円10)の半径がめっき線半径よりも0.02mm以上大きく、貫通孔8の表面9は金属(ワイピング部材金属)であり、ワイピング部材金属は溶融めっき金属と濡れ性が良好な金属であることを特徴とする溶融めっき線のワイピング装置である。貫通孔8と溶融めっき線5との間の隙間に金属間化合物層13が形成され、この金属間化合物層13によって溶融めっき線の表面から余剰の溶融めっき金属14をしごき取る。 (もっと読む)


【課題】溶融金属メッキ鋼板のドロス欠陥を地合ノイズや軽度の欠陥と分離して、安定して検査することができる検査装置を提供する。
【解決手段】抽出された欠陥をドロス欠陥とその他の欠陥に分類する欠陥判定手段(欠陥判定装置18)を有しており、照明手段(投光器12)から発せられる光の鋼板1表面に対する入射角が、鋼板1の法線方向に対して50°から80°の間の角度に設定されているとともに、撮像手段(撮像器14)を鋼板1の法線に対して照明手段(12)と同じ側に配置し、かつ、撮像手段(14)が受光する光の受光角が、鋼板1の法線方向に対して0°から40°の間の角度に設定されている。該欠陥判定手段(18)は、抽出された欠陥を、該欠陥の面積、該欠陥の画像輝度、および該欠陥の形態のうちの少なくとも1つに基づいて、ドロス欠陥とその他の欠陥に判定することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶融金属めっき鋼板を製造するに際して、複雑に変動する浴温分布の状態を的確に把握して、浴温分布の異常を迅速に検知することによって、良好な品質の溶融金属めっき鋼板を安定して製造することができる溶融金属めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】めっき浴1内の6個所に熱電対4a〜4fを設置し、その6本の熱電対4a〜4fによって6個所の温度測定値の時系列データを取得し、それらの時系列データから温度測定値の非連動的な時間変動(非連動成分)を抽出し、その非連動成分を用いて、めっき浴1内の温度の異常を検出するようにしている。 (もっと読む)


【課題】
従来のNH4Clを用いた従来の溶融亜鉛めっき用のフラックスと同等のめっき品質が得られる上に、溶融亜鉛めっき浴に浸漬した際に煙が発生しない、あるいは煙の発生量を無視できる程度に少なくできる新規な溶融亜鉛めっき用無煙フラックス及びそのフラックスを用いた溶融亜鉛めっき方法を提供する。
【解決手段】
溶融亜鉛めっき用無煙フラックスは、(a)ZnCl2を55〜86重量%、(b)NaF、KF、MgF2、ZnF2、Na2SiF6のいずれか1種類以上を合計で5〜38重量%、(c)アルカリ金属元素もしくはアルカリ土類金属元素の塩化物の何れか1種類以上を合計で0〜35重量%、からなる。フラックスを水に溶解して水溶液とし、HClを添加してpH0.9〜2.0に調製し、調合時に反応生成したNaZnF3沈殿物を溶解する。 (もっと読む)


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