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Fターム[4K028AA03]の内容

金属質材料の表面への固相拡散 (3,561) | 拡散するもの (900) | CとNの両方 (239)

Fターム[4K028AA03]に分類される特許

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【課題】異物混入潤滑下で使用された場合であっても、早期剥離が生じ難く、寿命の長い転がり支持装置を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受を構成する内輪1、外輪2、及び玉3のうち少なくとも一つの転動部材を、鋼からなる素材を所定形状に加工した後に、浸炭窒化又は窒化を含む熱処理を施すことで作製し、その転がり面のSi及びMnを含む窒化物の存在率を、面積比で1.0%以上20.0%以下とし、その転がり面をなす表層部のN含有率を0.2質量%以上とする。 (もっと読む)


【課題】 異なる種類の被処理品であっても、同一の制御方式で常に所望の窒素濃度を得ることができる浸窒処理方法を提案する。
【解決手段】 浸窒雰囲気中のアンモニアガス分圧と、前記雰囲気中に置かれた被処理品の窒素濃度との間の、前記雰囲気の温度に依存する相関関係を求めておき、実際の浸窒処理における雰囲気中のアンモニアガス分圧と、前記実際の雰囲気の温度と、を計測し、アンモニアガス分圧の前記計測値と、雰囲気の温度の前記計測値と、前記相関関係と、に基づいて、雰囲気が有する浸窒(窒化)能力(窒化ポテンシャル)を演算し、前記窒化ポテンシャルの演算値と被処理品の窒素濃度の目標値とを比較して、被処理品の窒素濃度が前記目標値となるように前記雰囲気中へのアンモニアガスの供給量を制御する。 (もっと読む)


【課題】高速回転する歯車の歯面間の油膜形成が十分に行え、ピッチング、アブレジョン、スコーリングの発生を防ぎ、温度上昇や摩耗を防止して耐久性を向上させることができる歯車および歯車駆動装置を提供する。
【解決手段】歯面に微小凹形状のくぼみをランダムに無数に設け、前記くぼみを設けた面のくぼみの平均面積が30〜100μmの範囲内であり、かつ、Rymaxが0.4〜1.0の範囲内に設定する。これにより、歯面が高い油膜形成能力が得られ、低粘度、希薄潤滑下で油膜厚さが極端に薄い条件下でも、長寿命を得ることができる。また、歯車の表層に窒素富化層を有し、かつ、前記窒素富化層におけるオーステナイト結晶粒の粒度番号が10番を越える範囲にある。これにより、歯車の疲労寿命を大幅に改善することができる。 (もっと読む)


【課題】熱処理による変形が小さい転がり軸受用保持器の製造方法を提供する。また、耐摩耗性に優れた転がり軸受用保持器を提供する。
【解決手段】所定の形状に成形した鋼材にガス軟窒化処理を施した後に、680℃以上750℃以下の温度から急冷する焼入れを施した。そして、その後に−80℃以下でサブゼロ処理を施した。得られた転がり軸受用保持器は、表面から深さ50μmまでの部分である表層部の硬さがHv650以上であり、表面から深さ1μmまでの部分である最表層部の窒素濃度が1質量%以上であった。 (もっと読む)


【課題】高接触面圧環境などの過酷な環境下における転動疲労寿命を向上させた転動部材および過酷な環境下においても長寿命な転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受1の外輪2、内輪3および玉4は、0.6質量%以上1.2質量%以下の炭素と、0.15質量%以上1質量%以下の珪素と、0.3質量%以上1.5質量%以下のマンガンと、0.1質量%以上2質量%以下のクロムと、0.1質量%以上2質量%以下のバナジウムとを含有し、粒径50nm以上300nm以下のバナジウム炭化物が分散しており、旧オーステナイト結晶粒の平均粒径が12μm以下である鋼からなっている。さらに、表層部に窒素富化層が形成されており、表層部の残留オーステナイト量は20体積%以上40体積%以下であり、外輪転走面2Aおよび内輪転走面3Aは59HRC以上の硬度を有している。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性と耐剥離性を兼ね備えたアルミニウム押出し加工用ダイスの表面処理方法を提供する。
【解決手段】ダイス表面処理方法は、材質が工具鋼であるダイス本体5を、浸炭性ガスを含む窒化ガス雰囲気中で加熱保持することにより、ダイス本体5の表層部に炭素と窒素を含む拡散硬化層6を形成する第1窒化処理工程と、第1窒化処理工程が行われたダイス本体5を、浸炭性ガスを含まない窒化ガス雰囲気中で加熱保持することにより、拡散硬化層6の表面に実質的に炭素を含まない化合物層7を形成する第2窒化処理工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】厳しい潤滑条件下において使用されても、摩耗や剥離が生じにくく長寿命で、しかも安価なスラスト針状ころ軸受を提供する。
【解決手段】スラスト針状ころ軸受の転動体1の転動面1aは、浸炭窒化層を備えており、以下の5つの条件を満足している。条件A:表面から深さ100μmまでの部分である表層部の残留オーステナイト量が5体積%以上30体積%以下である。条件B:前記表層部の硬さがHv700以上である。条件C:表面から深さ1μmまでの部分である最表面部の窒素濃度が0.3質量%以上である。条件D:前記最表面部の窒素濃度と炭素濃度の和が1質量%以上1.8質量%以下である。条件E:前記表層部の窒化物又は炭窒化物の濃度が面積率で0.5%以上である。 (もっと読む)


【課題】 鉄又は鉄合金を化合物層を発生させないで、より短時間で窒素の浸透処理を行い、所望の深さの窒素拡散層を実現し、この後焼入れを行って十分に高い硬さの硬化層を得ること。
【解決手段】 容量4m3の炉内にSPCC素材の被処理品を配置し、その後、100Paまで真空引きした上で窒素ガスを導入し、1気圧まで復圧する。次いで炉内を720℃まで昇温した上で、アンモニアガス及び窒素ガスを、前者は4l/minの流量で、後者は1m3/hの流量で、継続的に導入した。同時に排気口から使用済みガスの排気を継続的に行った。それらの条件を維持しつつ20分経過した後、炉内から被処理品を取り出して、油温を80℃に調整してある油冷装置に直ちに投入し、被処理品の温度が150℃以下になったところで取り出した。その後は被処理品を室温まで空冷した。 (もっと読む)


【課題】 転動疲労寿命の向上と鍔部の静的破壊強度の向上とを両立させた鍔付ころ軸受を提供する。
【解決手段】 鍔付ころ軸受1は、軌道輪としての環状の外輪11と、外輪11の内側に配置される軌道輪としての内輪12と、外輪11と内輪12との間に配置される複数のころ13とを備えている。外輪11および内輪12はそれぞれ外輪鍔部15、15および内輪鍔部16を含んでいる。外輪鍔部15、15および内輪鍔部16に形成された外輪鍔ヌスミ部17、17および内輪鍔ヌスミ部18の表面における面粗さRtは8.0μm以下である。外輪11および内輪12には、表層部に窒素富化層が形成されており、窒素富化層におけるオーステナイト結晶粒の粒度番号が10番を超えており、外輪11および内輪12の水素含有量は0.5質量ppm以下である。 (もっと読む)


明細書に記載する、通常、鉄を基礎とする金属構造の表面に拡散表面層の形成をすることが可能な方法及び装置であって、第1流動床加熱炉(10’)での第1段階(80)において、窒化又は炭窒化した内側ゾーン及び多孔率がかなり自由な白層(84)を形成するために窒素が拡散されて、金属構造(86)の表面(85)から内側に延びるように拡散ゾーン(83)が形成され、構造(86)の表面(85)の任意の表面酸化物の形成を防止するか除去するために第1段階(80)で形成された構造を処理し、第1段階(80)とは別の第2段階(81)において、不活性雰囲気下で動作すると共に不活性ガス又は複数の不活性ガスによって流動化した流動床加熱炉(10)内に処理した構造(86)を保持し、流動床加熱炉(10)内の構造(86)はハロゲン化物ガス及び微粒子金属又は金属合金の存在下で処理される。 (もっと読む)


【課題】水溶液系電気化学セルの各種電極に好適な多孔質発泡チタンを提供する。
【解決手段】表面に開口し内部の空孔に連続している連続空孔と骨格からなる多孔質チタンの骨格表面に炭窒化チタン層を形成してなる多孔質発泡チタン。 (もっと読む)


金属ストリップ部材1は、隣接する少なくとも一方の面3が少なくとも10重量%のクロムを含有する基体合金より成り、厚さが3mm未満の金属ストリップ2を含む。基体合金は、ニッケル、ルテニウム、コバルト、パラジウムまたはこれらの合金の表面層4を備え、隣接する少なくとも一方の面に位置する。炭素原子および/または窒素原子5が、圧縮応力を与える表面層に隣接する基体合金に溶解し、基体合金に炭化物および/または窒化物が実質的に存在しない。本発明は、また、このような金属ストリップ部材から作られる弾力性を有するコンタクトスプリング部材およびこのような金属ストリップ部材の製造方法にも関する。
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【課題】高度の耐割れ強度と寸法安定性とを有し、転動疲労寿命に優れた軸受部品の熱処理方法、軸受部品および転がり軸受を提供する。
【解決手段】軸受部品の熱処理方法は、鋼からなる軸受部品を、A1変態点以上の温度である浸炭窒化処理温度で浸炭窒化処理した後、A1変態点未満の温度に冷却し、その後、A1変態点以上であって、浸炭窒化処理温度未満の焼入れ加熱温度に再加熱し、焼入れを行なう。そして、焼入れ加熱温度は、815℃以下である。 (もっと読む)


【課題】高温下において高速回転で使用しても長寿命なピニオンシャフト及びプラネタリギヤ装置を提供する。
【解決手段】プラネタリギヤ装置のピニオンギヤ3を回転自在に支持するピニオンシャフト5を、かしめによってキャリヤ4に固定した。このピニオンシャフト5は、高炭素クロム軸受鋼で構成されている。そして、浸炭窒化処理及び焼鈍し処理に続いて、ピニオンシャフト5の外周面のうち転走面となる部分のみに組織調整処理と高周波焼入れ処理とが施され、さらに焼戻し処理が施されている。ピニオンシャフト5の表層部の残留オーステナイト量は15体積%以上であり、芯部の残留オーステナイト量は0体積%、芯部の硬さはHv300以下である。また、芯部のうち少なくとも長手方向端部は、フェライトと球状炭化物とを有している。 (もっと読む)


【課題】靱性を向上させた窒化成形部材及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 化合物ではなく元素形態で存在しているチタニウムの重量パーセントが0.05%以下の鋼板を準備し(S101)、鋼板を所定形状にプレス成形し(S102)、プレス成形後の鋼板に対して高温で窒化処理を加え(S103)、窒化処理を加えた鋼板を冷却する(S104)。このとき、マルテンサイトを析出させ、更に高強度化を図ることが望ましい。 (もっと読む)


本発明は、その主な構成成分がジルコニウムおよびコバルトである合金から調製された化合物であることを特徴とする、台所用品または調理器具の食品調理面に関する。 (もっと読む)


【課題】 割れ疲労強度が向上され、表面起点剥離などの表面損傷や内部起点剥離に対して長寿命で、端部がかしめ加工容易な、ロッカーアーム用転がり軸受を提供する。
【解決手段】 ローラ4と、そのローラ4の内方に位置するローラ軸2と、ローラとローラ軸との間に介在する転動体3とを備え、ローラ軸2が、窒素富化層を有し、転動体が転走する転走面の領域の表層部のオーステナイト結晶粒度が11番以上であり、かつ硬度がHV653以上であり、端部の硬さがHV300以下であり、転走面中央の軸中心部の硬度がHV550以上である。 (もっと読む)


【課題】 複雑な穴形状を有するブローチ加工が容易にでき、かつ軟窒化処理後の表面硬さ、硬化深さと衝撃値の優れた窒化部品用素材及びその素材を用いた窒化部品の製造方法を提案すること。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.40%、Si:0.50%以下、Mn:0.30〜1.50%未満、Cr:0.30〜2.00%、Al:0.02〜0.50%を含有し、必要に応じて、さらにNi、Mo、S、Bi、Se、Ca、Te、Nb、Ti、Vを含有し、残部がFe及び不純物元素からなり硬さがHV210以上であるベイナイト組織からなることを特徴とするブローチ加工性に優れた窒化部品用素材である。また、この窒化部品用素材は、前記成分からなる熱間圧延鋼材を、950〜1300℃に加熱及び熱間鍛造し鍛造後500℃までの平均冷却速度が0.5℃/秒以上となるような条件で冷却することにより得ることができ、さらにこの素材にブローチ加工等の所定の機械加工を施し、軟窒化処理することにより窒化部品を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム合金からなる溶湯との濡れ性および高温剛性を改良することにより、引け巣等の鋳造欠陥の発生を低減するとともに、鋳造品の形状精度を向上したタイヤモールド鋳造用枠体を提供する。
【解決手段】 略円筒形状を有し、タイヤモールド用鋳型2の周囲に配置されてタイヤモールドの鋳造に用いられるタイヤモールド鋳造用枠体である。少なくともタイヤモールド用鋳型2と対向する表面に、ガス窒化処理が施されている。 (もっと読む)


【課題】 研削部および非研削部の双方で優れた疲労強度を有する熱処理品およびその熱処理品を得るための熱処理方法を提供する。
【解決手段】 鋼材が780℃以上900℃以下の温度で浸炭窒化処理される。浸炭窒化処理された鋼材が窒素を含まない雰囲気下にて780℃以上900℃以下の温度で加熱拡散処理される。加熱拡散処理後の鋼材が焼入れられる。 (もっと読む)


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