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Fターム[4K028CC02]の内容

Fターム[4K028CC02]に分類される特許

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【課題】{200}面がより高集積化されており、さらに、高い電気抵抗が付与されたFe系金属板を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】α−γ変態成分系のFe系金属よりなり、加工組織を有する母材金属板を準備し、その片面あるいは両面にフェライト生成元素を付着する工程と、フェライト生成元素の付着した母材金属板を、キューリー温度以下では磁場を印加させながら母材のA点まで加熱して、母材金属板内のフェライト生成元素を拡散させ、合金化させる工程と、母材金属板をA点以上1300℃以下の温度に加熱、保持して、フェライト生成元素の拡散によって合金化されたα−Fe相の{200}面集積度を増加させるとともに{222}面集積度を低下させる工程とよりなる、Fe系金属板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】アンモニアガスを使用しない迅速な熱処理により表層部に窒素富化層を有する機械部品を製造することが可能な機械部品の製造方法を提供する。
【解決手段】機械部品の製造方法は、鋼からなる部材を準備する工程(S10)と、当該部材を酸化することにより表面にバナジウムを含む膜を形成する工程(S20)と、膜が形成された上記部材を、窒素ガスを含みアンモニアガスを含まない熱処理ガス雰囲気中において加熱して浸炭窒化処理することにより窒素富化層を形成する工程(S30)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】{110}面または{222}面がより高集積化されており、さらに、高い磁気特性や加工性が付与されたFe系金属板を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】C:0.8%未満を含有し、α−γ変態成分系のFe系金属よりなる鋳片を熱間圧延し、さらに、圧下率が20%以上95%以下で冷間圧延して、母材金属板を製造し、該母材金属板の表面にα生成元素を付着し、この母材金属板を母材金属のA3点まで加熱して、母材金属板内にα生成元素を拡散させ、合金化させ、母材金属板をA3点以上1300℃以下の温度に加熱、保持して、α生成元素の拡散によって合金化されたα−Fe相の{110}または{222}面集積度をさらに増加させ、その後母材金属板をA3点未満の温度へ冷却し、母材金属板の{110}または{222}面集積度が30%〜95%となるようにするFe系金属板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 無電解ニッケル層を有していても高い生産性を確保できる車両用配管の表面処理構造を提供すること。
【解決手段】 基材としての金属管10の内周表面上には、Ni皮膜の電気ニッケル層20とNi−B合金皮膜の無電解ニッケル層30とニッケル層30の拡散層31とから構成される表面処理構造が形成されている。ニッケル層20は、金属管10の表面上に電気メッキ法によって形成される。ニッケル層30は、ニッケル層20の表面上に無電解メッキ法によって形成される。拡散層31は、金属管10に対して施される焼鈍処理(熱処理)に伴って形成される。このように、拡散層31を有する表面処理構造を形成することにより、金属管10に対して2次加工を施した場合であってもニッケル層30の割れや剥がれを防止することができるため、従来からの生産方法を採用して高い生産性を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】金属間化合物FeAlからなり、ニッケルを使用することなく、オーステナイト系ステンレス鋼と同等またはそれ以上に、塩酸、硝酸、硫酸などに対する耐食性に優れた耐食性材料を提供する。
【解決手段】鋼または鋳鉄の表面に、アルミニウム、クロムおよび鉄からなる合金膜を成膜し、当該合金膜を高温拡散処理して、クロムを含有する金属間化合物FeAlが形成された耐食性材料とする。該クロムの含有量は、8〜18at%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】電磁鋼板を用いたロータ鉄心を備えた永久磁石モータと同等以上のモータ特性を有する、ロータ鉄心、および上記ロータ鉄心を備えた永久磁石モータ用ロータを提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Cu、Ni、Cr、Al、およびNを含有し、残部が鉄および不可避不純物で、柱状または筒状の永久磁石モータ用ロータ鉄心であり、(a)端部の最表面側から中心部に向かってAl量が減少するAl拡散層が形成されており、且つ端面におけるAl濃度を複数箇所測定したときに、最大値(Almax)と最小値(Almin)の比(Almax/Almin)が1.0〜1.5であるか、または(b)端部の最表面側から中心部に向かってSn量が減少するSn拡散層が形成されており、且つ端面におけるSn濃度を複数箇所測定したときに、最大値(Snmax)と最小値(Snmin)の比(Snmax/Snmin)が1.0〜1.5である。 (もっと読む)


【課題】直流磁界における磁気特性を劣化させることなく、高強度の直流用軟磁性鋼部品及び、部品形状に成形するときの冷間鍛造性が良好な直流用軟磁性鋼部品を提供する。
【解決手段】母相の化学成分組成が、C:0.002〜0.20%(質量%の意味。以下同じ。)、Si:1.2%以下(0%を含まない)、Mn:0.05〜2.6%、P:0.050%以下(0%を含まない)、S:0.05%以下(0%を含まない)、Cr:4%以下(0%を含まない)、Al:0.002〜2.2%、N:0.01%以下(0%を含まない)、O:0.03%以下(0%を含まない)、残部:鉄および不可避不純物である鋼部品であり、表層部に、Alを10〜30質量%含有するAl拡散層が形成されており、且つ前記Al拡散層の厚みが10〜80μmである直流用軟磁性鋼部品。 (もっと読む)


【課題】より高い磁束密度を得ることができるFe系金属板を提供する。
【解決手段】Fe系金属板は、α−γ変態系のFe又はFe合金板の表面から内部へのSiの拡散により構成され、表面に対するフェライト相の{200}面集積度が30%以上であり、{222}面集積度が30%以下である。 (もっと読む)


【課題】過酷な腐食環境下であっても、ステンレス鋼材の孔食状の腐食を抑制することができるステンレス鋼材へのめっき方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼材の表面に、第一のめっき金属層を被覆する工程S13と、該第一のめっき金属層が被覆されたステンレス鋼材を熱処理することにより、前記ステンレス鋼材の元素と前記第一のめっき金属層の元素が相互に拡散した相互拡散層を形成する工程S14と、該相互拡散層が被覆されたステンレス鋼材の表面に、第二のめっき金属層を被覆する工程S16と、を少なくとも含む。 (もっと読む)


【課題】高度の耐食性を容易に熱交換器の排ガス通路等に付与できる、ステンレス鋼製品の耐食性改善方法を提供すること。
【解決手段】ロウ付け及び/又は溶接組み立て後のステンレス鋼製品(ワーク)の耐食性改善方法であって、下記工程を順次経る。
(1)ワークのめっき予定部位の不動態膜を除去してステンレス基材面を形成する不動態膜除去工程、
(2)めっき予定部位にNi−P系の無電解めっき層を形成する無電解めっき工程、
(3)ステンレス鋼製品を加熱処理して前記無電解めっき層とステンレス基材との間に相互拡散を生じさせる拡散処理工程。 (もっと読む)


【課題】交流磁気特性に優れており、しかも部品形状に成形するときの冷間鍛造性が良好な軟磁性鋼部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Cr、Al、NおよびOを含有し、残部が鉄および不可避不純物で、且つ下記式(1)を満足するものであり、表層部に、1〜13質量%のAlを含有し、且つ最表面側から中心部に向かってAl量が減少するAl拡散層が形成された軟磁性鋼部品について、前記軟磁性鋼部品の最表面から5μm深さにおける最大Al濃度を18質量%以下(0質量%を含まない)、前記Al拡散層の厚みを40μm以上とする。下記式(1)中、[ ]は、各元素の含有量を示している。
13×[C]+2×[Si]+[Mn]+[Cr]/5+[Al]≦2.8 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】少なくとも片面にめっき皮膜を有する鋼材の少なくとも一部を焼入れ可能温度域に加熱した後に冷却する熱処理を行っても、自動車用部材としての塗装後の適正な耐食性を有し、熱処理に伴うスケールの発生を抑制でき、さらに、溶接性および装飾性に優れた被覆熱処理鋼材を提供する。
【解決手段】少なくとも一つの面に被覆されたNiめっき皮膜、Crめっき皮膜、Cuめっき皮膜、Coめっき皮膜、または、Ni、Cr、CuまたはCoからなる群から選ばれた二種以上を合計で50%以上含有する合金めっき皮膜を備える鋼材を、Ac点以下の温度で合金化処理された鋼材の少なくとも一部を焼入れ可能温度域に加熱する熱処理を行われてなる被覆熱処理鋼材である。熱処理を行われた部分の少なくとも一部の表面に鉄−Ni、Cr、CuまたはCoからなる群から選ばれた一種または二種以上の組み合わせが合金化された皮膜を有する。この皮膜は、耐食性を有するとともに高温で潤滑機能を確保することができ、さらに、溶接性および装飾性が良好である。 (もっと読む)


【課題】鋼板の表面にNiまたはNi合金の拡散領域を形成させることによって自動車分野および建材に用いる強度部材として好適な、耐遅れ破壊特性に優れた、引張り強度1180MPa以上を有する高張力鋼板を提供する。
【解決手段】引張り強度1180MPa以上の冷延鋼板に、電気メッキ法、無電解メッキ法、蒸着法等公知の各種の方法により、片面当たり10mg/m以上2000mg/m以下のNiまたはNi基合金を付着させ、加熱処理を行うことにより鋼板内部へNiを拡散させる高張力鋼板の製造方法および鋼板。 (もっと読む)


【課題】初期接着性、接着耐久性およびトリート放置性の3者を同時に満足するゴムとの接着性に優れたスチールワイヤ、スチールコードおよびそれを用いた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】酸性水溶液で表面処理された後、トリアゾール化合物を含む水溶液により表面処理されたことを特徴とするスチールワイヤおよびスチールコードである。酸性水溶液としてはリン酸を含む水溶液であることが好ましく、また、トリアゾール化合物としては、ベンゾトリアゾールまたはトリルトリアゾールであることが好ましい。上記スチールワイヤおよびスチールコードは空気入りタイヤを構成するカーカスやベルトの補強材として好適に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】少なくとも片面にめっき皮膜を有する鋼材の少なくとも一部を焼入れ可能温度域に加熱した後に冷却する熱処理を行っても、自動車用部材としての塗装後の適正な耐食性を有し、熱処理に伴うスケールの発生を抑制できる被覆熱処理鋼材を提供する。
【解決手段】少なくとも一つの面に被覆されたアルミニウム系めっき皮膜を備える鋼材を、Ac点以下の温度で合金化処理された鋼材の少なくとも一部を焼入れ可能温度域に加熱する熱処理を行われてなる被覆熱処理鋼材であって、熱処理を行われた部分の少なくとも一部の表面に鉄−アルミニウムが合金化された皮膜を有し、この皮膜が、耐食性を有し、かつ高温で潤滑機能を確保し得ることを特徴とする被覆熱処理鋼材である。 (もっと読む)


【課題】Alを含有する銅合金の表面特性(耐食性や耐摩耗性)を有し、工業的に生産性良く製造することができる金属材料を提供する。
【解決手段】平均厚さ0.5〜100μm、Al含有量1〜15質量%の銅合金層を鋼材表面に有するAl含有銅合金被覆鋼材。このAl含有銅合金被覆鋼材は、Al含有量1〜20質量%の鋼材を基材として、その表面にCuめっき層を形成したCuめっき鋼材を、非酸化性雰囲気中600〜1050℃に加熱保持することにより、基材中のAlがCuめっき層側に拡散する現象を利用して鋼材表面にAl含有量1質量%以上の銅合金層を形成させる手法によって製造できる。 (もっと読む)


【課題】従来にない形態の表層をもつ二相ステンレス鋼部材を提供する。
【解決手段】本発明の二相ステンレス鋼部材は、CrおよびNiからなる基本元素とFe並びに不可避不純物および/または特性改善に有効な改質元素からなる残部元素とで構成され、α相およびγ相で組織された二相ステンレス鋼基材からなる二相ステンレス鋼部材であって、微細かつ多数の特定方位へ突出した針状のロッドを有する表層と、該表層を支持する母層とからなることを特徴とする。この二相ステンレス鋼部材は、固体高分子型燃料電池用セパレータ、バイオデバイス等の種々の用途がある。 (もっと読む)


【課題】基材とその基材の表面に形成される非晶質炭素膜とを備え、前記非晶質炭素膜で相手部材と摺動する摺動部材において、低摩擦性を向上させることである。
【解決手段】基材の表面に形成される非晶質炭素膜が、水素を含まない固体炭素を原料とし成膜時にドロップレットが除去されて形成される。これにより、非晶質炭素膜が極めて滑らかな膜となり、低摩擦性の向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】水素脆化に対し高い耐性を備え、同時に安価に製造可能な固定素子を実現する。
【解決手段】比較的硬い、炭素鋼からなるコアゾーン14と、このコアゾーン14より外側にある、第1合金金属との合金である、第1低炭素オーステナイト鋼からなる外周ゾーン17とを有する固定素子において、コアゾーン(14)と外周ゾーン17との間に、コアゾーン14の鋼よりも硬度が低い第2低炭素鋼からなる第1中間ゾーン(15a,15b)を少なくとも1つ配設し、第1中間ゾーン(15a)の第2低炭素鋼を、第2合金金属との合金であるオーステナイト鋼またはフェライト鋼とし、フェライト鋼からなる第1中間ゾーン(15b)と外周ゾーン(17)との間に、比較的硬い、炭素鋼からなる第2中間ゾーン(16)を配設する。 (もっと読む)


【課題】耐熱サイクル性を実質的に向上させることができ、耐久性に優れた高温部品を構成できる遮熱コーティング部材を提供する。
【解決手段】本発明の遮熱コーティング部材10は、基材1と、基材1上に形成された金属結合層2と、金属結合層2上に形成された遮熱コーティング層3とを含み、金属結合層2と遮熱コーティング層3との間に、酸化ハフニウムを含む酸化アルミニウムを主成分とする中間層4が形成されている。 (もっと読む)


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