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Fターム[4K029BC10]の内容

物理蒸着 (93,067) | 被膜の性質 (4,709) | 熱的性質 (60)

Fターム[4K029BC10]に分類される特許

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【課題】例えば、900℃以上の高温域で使用した場合において、遮熱層の割れや剥離の発生が抑制され、耐熱性(熱サイクル耐久性)に優れる遮熱部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の遮熱部材1は、合金基材11と、該合金基材11の表面に配され且つ該合金基材11の酸化を抑制する耐酸化層12と、該耐酸化層12の表面に配され、周期的なC型構造を有するセラミック柱状体からなる遮熱層13とを備え、上記C型構造の軸方向の周期間隔が1μm以下である。 (もっと読む)


【課題】反応域を減少または消失させる層を配置した安価なサーマルバリアコ
ーティングシステムの提供。
【解決手段】基材、基材の上の第1遷移金属層、第1遷移金属層の上のボンドコート、ボンドコートの上の第2遷移金属層および第2遷移金属層の上の任意のセラミックトップコートを含むサーマルバリアコーティングシステム。 (もっと読む)


【課題】増大して安定した熱吸収係数を具備する炭素に基づく材料を用いたアブソーバ層およびそのようなアブソーバ層を生成するための経済的な方法を提供する。
【解決手段】一実施形態は、基板300の上面にアブソーバ層312を堆積し、基板は第1の温度の下で維持されるステップと、加熱処理チャンバにおいて基板をアニーリングし、基板は第2の温度まで加熱され、第2の温度は第1の温度より高いステップと、基板からアブソーバ層を除去するステップとを備える。 (もっと読む)


【課題】電子ビーム物理蒸着を用いて、各皮膜間の界面の組成が連続的に変化する傾斜組成組織が形成され、遮熱特性、熱サイクル寿命に優れたセラミックス被覆部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】セラミックス被覆部材は、金属またはセラミックスからなる基材20に、少なくとも熱応力緩和層22、遮熱層23をこの順に積層して構成される。また、熱応力緩和層22と遮熱層23との境界部24とその近傍において、熱応力緩和層22から遮熱層23に向かって、熱応力緩和層22を形成する酸化ジルコニウムの濃度が連続的に減少するとともに、遮熱層23を形成する酸化ハフニウムの濃度が連続的に増加する。 (もっと読む)


【課題】1200℃以上の高温でも熱伝導率が安定しており、かつ焼結による皮膜の割れや剥離が発生しない遮熱コーティング層を備え、耐熱性および耐久性に優れた耐熱部材を提供する。
【解決手段】金属またはセラミックス部材から成る基材1と、この基材1の表面に被覆される遮熱コーティング層4とから成り、上記遮熱コーティング層4が、結合層として機能する金属層2と、この金属層2の上面に被覆された少なくとも1層のセラミックス層3とから構成される耐熱部材において、上記セラミックス層3のうちの少なくとも1層が酸化ハフニウムを主成分とするセラミックス層から成るとともに、このセラミックス層は酸化ハフニウムを85%以上含有することを特徴とする耐熱部材である。 (もっと読む)


【課題】タービン部品の改良補修プロセス及び補修した部品を提供する。
【解決手段】修復又は再生した物品であり、特に、第一の材料を含む損傷部品を準備する段階80と、残存基板の壁厚を評価する段階84と、残存基板の少なくとも一部の上に第二の材料の層を堆積させる段階86A、86Bとを含む方法で修復又は再生したガスタービンエンジン用の部品。第二の材料は、第一の材料と実質的に同じ組成である。被覆段階92で、部品上に環境皮膜を堆積させる。本方法は、816℃〜1260℃の温度で2〜24時間の熱処理段階88を含んでよい。修復又は再生された物品は、供用に戻すことができる98。 (もっと読む)


【課題】ガスタービンエンジン用のタービン動翼又は静翼等の物品を修復又は再生するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】該システムは、堆積チャンバ102内で動作可能に位置決めされた第一の陰極104及び第二の陰極106を含む。第一の陰極104は、残存基板の材料と実質的に同じ組成の第一の堆積材料を含む。第二の陰極106は、修復/再生した部品上に環境皮膜を形成し得る第二の堆積材料を含む。第一及び第二の陰極は、堆積チャンバ内の真空条件を遮ることなく、連続的に動作させ得る。物品を修復又は再生する方法は、残存基板上に第一の堆積材料の層を堆積させるために第一の陰極104を利用する段階と、その後、環境皮膜を付与するために第二の陰極を利用する段階と含む。両堆積では、堆積間に真空条件を中断させることなく、共通の堆積チャンバ102を利用する。 (もっと読む)


【課題】燃焼器パネルのホットスポットを最小にするか、または除去する方法を提供する。
【解決手段】エンジンの燃焼器パネルの内周面の異なる領域に、異なる熱伝導率を示すサーマルバリアコーティングを選択的に塗布する方法を開示する。経験的観察と予測とに基づいて、燃焼器パネルの内周面の所定の領域に、異なるタイプのサーマルバリアコーティングを塗布する。低い熱伝導率を示すサーマルバリアコーティングを、高温にさらされる燃焼器パネル領域に塗布し、高い熱伝導率を示すサーマルバリアコーティングを、低温にさらされる燃焼器パネル領域に塗布する。 (もっと読む)


【課題】遮熱コーティングを形成する方法を提供する。
【解決手段】超合金基材22上にニッケルアルミナイド金属間化合物オーバレイ皮膜を形成する段階と、オーバレイ皮膜上に制御した酸化アルミニウムを成長させる段階とを含む。オーバレイ皮膜は、主にα相からなるアルミナスケール28の成長を促進するように予備酸化させる。予備酸化条件は、被覆基材を真空下で2〜8時間1121℃に加熱する段階を含んでいてもよい。予備酸化オーバレイ皮膜は、耐環境コーティングとして、或いは遮熱セラミック皮膜26用のボンドコートとして用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 優れた耐溶損性、耐摩耗性を有した、高寿命の鋳造用部材を提供する。
【解決手段】 金属を母材とする鋳造用部材の、その少なくとも作業面に物理蒸着法による被覆層を有した鋳造用部材であって、該被覆層は、最表層にa層、母材直上にc層、a層とc層の間にb層の少なくとも3層が被覆されており、硬さ記号HV0.025による各層の硬さが、
2500>(a層の硬さ)>1000、
3500>(b層の硬さ)>2300、
2500>(c層の硬さ)>1000かつ、
(500+a層の硬さ)<(b層の硬さ)、
(500+c層の硬さ)<(b層の硬さ)であり、
層厚にてb層<c層であり、被覆層の層厚の合計が5〜15μmの鋳造用部材である。 (もっと読む)


【課題】 基体の疲労特性に対する侵食被膜の有害な影響を緩和する方法を提供する。
【解決手段】 ガスタービンエンジンブレードのエアフォイルにおける磨耗や損傷を受けやすい径方向外側の領域に侵食被膜を適用する前に、被膜の疲労影響が緩和されるようにバニシングが施され(ステップ102)、次いでピーニングがその領域に対して実施され(ステップ104)、これに被膜が適用される(ステップ106)。これによりブレードの構造特性に有害な影響を与える侵食被膜がエアフォイルの一層広い領域にわたって適用できるようになる。 (もっと読む)


【課題】1000℃を超える高温の還元性ガス雰囲気中においても、優れた還元性ガス反応抑制効果を発揮し、製品寿命を大きく延ばすことができる還元性雰囲気炉用炭素複合材料の製造方法を得る。
【解決手段】本発明の還元性雰囲気炉用炭素複合材料の製造方法は、ターゲット材としての金属タンタル及び炭素を含む反応ガスを使用してアークイオンプレーティング(AIP)式反応性蒸着法により、400〜600℃の雰囲気中において、前記金属タンタルの微粒子を前記反応ガスの粒子と共に前記黒鉛基材の表面に付着させて、前記表面に炭化タンタル微粒子を積層してなる前記被膜を形成すると共に、黒鉛基材の表面にTaC被膜を、その組成比(Ta/C)が0.8〜1.2となるように形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】十分な光触媒活性を有するチタン酸化物膜をより一層安価に効率よく製造可能な、熱線反射機能を有する新規光触媒活性被膜物を提供する。
【解決手段】ジルコニウムより安価なチタンをターゲットとして、基材を加熱することなく、純窒素(N:約100%)の雰囲気下で、反応性スパッタリング法により基材上に結晶性チタン窒化物(TiN)からなる下地膜を成膜し、続いて、下地膜上に純酸素(O:約100%)の雰囲気下で、反応性スパッタリング法により結晶性チタン酸化物(TiO)の薄膜を成膜する。このことにより、熱線反射機能を有する光触媒活性被膜物を効率よく製造できる。 (もっと読む)


【課題】1000℃を超える高温の還元性ガス雰囲気中においても、優れた還元性ガス反応抑制効果を発揮し、製品寿命を大きく延ばすことができる還元性雰囲気炉用炭素複合材料及びその製造方法を得る。
【解決手段】本発明の還元性雰囲気炉用炭素複合材料は、Ta微粒子を、Cを含む反応性ガス粒子と共に、黒鉛基材の表面に付着させることによって、前記表面にTaC微粒子を緻密に積層した結晶組織のTaC被膜が形成され、かつ該黒鉛基材の特性値として熱膨張係数が、前記炭化タンタル被膜の熱膨張係数±2.0×10−6/Kの範囲内にある。また、本発明の還元性雰囲気炉用炭素複合材料の製造方法は、ターゲット材としての金属Ta及びCを含む反応ガスを使用してアークイオンプレーティング(AIP)式反応性蒸着法により上記の熱膨張係数を特性値として有する黒鉛基材の表面に炭化タンタルの皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】耐熱性及び耐摩耗性に優れたDLC膜を実現できるようにする。
【解決手段】耐熱性のダイヤモンド様薄膜は、基材の表面に形成され、硅素を含み、基材との界面における硅素濃度が、表面における硅素濃度よりも高く、基材との界面と表面との間における硅素濃度の変化が連続的である。 (もっと読む)


【課題】 ボンドコート表面の微細構造を改良することにより耐久性を向上させたサーマルバリアコーティングおよびその適用方法を提供する。
【解決手段】 物品上にコーティングを適用する方法が、物品を用意し(ステップ10)、この物品の少なくとも一つの表面上にボンドコート層を適用し(ステップ12)、このボンドコート層上で少なくとも一つの金属を酸化させて(ステップ14)、ボンドコート層の露出表面上に熱成長酸化物層を形成させ(ステップ16)、このボンドコート層の上にサーマルバリアコーティング層を適用する(ステップ18)ステップを備える。これにより熱膨張係数などの基体特性が改善され、優れた耐久性を持つコーティングが提供される。 (もっと読む)


【課題】高温下での剥離を抑制でき、高い熱遮蔽効果を有する遮熱コート材料、遮熱コーティング部材とその製造方法、遮熱コーティング材により被覆されたタービン部材を提供する。
【解決手段】耐熱基材21と、ボンドコート層22と、該ボンドコート層上に形成されたセラミックス層24とを含んでなる遮熱コーティング部材であって、該セラミックス層24が、一般式AZrで表される酸化物にCaO及びMgOの少なくとも一方を所定量ドープしてなる酸化物を含み、かつ10体積%以上のパイロクロア型結晶構造を有する。または、前記セラミックス層24が、一般式A’Zr又は一般式A”Ceで表される酸化物を含む。但し、AはLa、Nd、Sm、Gd又はDyのいずれかを表し、A’及びBはそれぞれLa、Nd、Sm、Gd、Dy、Ce又はYbのいずれかの互いに異なる元素を表し、A”はLa、Sm又はYbのいずれかを表す。 (もっと読む)


【課題】酸化銅薄膜が形成される基板と蒸発源との間の距離を変えることなく、ゼーベック係数および抵抗率が異なる酸化銅薄膜を形成する。
【解決手段】物理的気相成長法により基板8上に酸化銅薄膜を形成する方法であり、少なくともCuを蒸発源10として、真空チャンバ2内に酸素ガスを導入し、酸素プラズマ中で蒸発源10であるCuを蒸発させ、この酸素ガスの導入流量を変えることによって、ゼーベック係数および抵抗率が異なる酸化銅薄膜を基板8上に形成する。 (もっと読む)


【課題】熱応力の大きな変化に対し高い抵抗力を有し、とりわけ複数の層を備えるべき断熱層を有する部品、とりわけガスタービン翼の提供。
【解決手段】基部本体1、とりわけ少なくとも1つのニッケル基及び/又はコバルト基合金を含む金属基部本体、及び前記基部本体1上に直接配置される層構造体も含む部品、且つ関連する被覆装置及び方法にも関する。この層構造体は、接合促進層2、及び同様にTGO層3、とりわけ低成長アルミニウム酸化物層4及び/又はクロム酸化物層、並びにTGO層の上に直接配置される少なくとも1つの酸化物セラミック層及び酸化物セラミック層4の上に配置されるAパイロクロリンのカバー層5を含む、前記接合促進層上に配置される断熱層を含む。 (もっと読む)


本発明はエレメント、そのための製造方法および装置、およびそのエレメントの使用方法を開示し、そのエレメントは電流の助けによってフィルム状構造中に熱的効果を提供するための少なくとも一つのフィルム材料から形成される導電性フィルム状構造を有する。
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