説明

Fターム[4K029BC10]の内容

物理蒸着 (93,067) | 被膜の性質 (4,709) | 熱的性質 (60)

Fターム[4K029BC10]に分類される特許

41 - 60 / 60


【課題】 ターボ機械のブレードやベーンなどにおける、砂塵に関連した疲労に耐久できるように設計されたサーマルバリアコーティングを提供する。
【解決手段】 ターボ機械の物品をコーティングする方法が、物品に任意選択的にボンディングコート層を適用し(ステップ10)、物品にサーマルバリアコーティング層を適用し(ステップ12)、コーティングされた物品を少なくとも一つの紫外線硬化性樹脂もしくは熱硬化性樹脂を含む溶液と接触させ(ステップ14)、このコーティングされた物品を硬化処理し(ステップ16)、乾燥処理する(ステップ18)ステップを備える。本発明のコーティング組成により、ターボ機械の運転時に砂塵が浸入してコーティング表面に溶融付着しても、この溶融砂粒のうち少なくとも一つの成分と反応して新たにシーラント層を形成し、磨耗や破損から物品を効果的に保護する。 (もっと読む)


【課題】異なる蒸気圧を有する材料の複数の源から被覆を蒸着するための物理蒸着(PVD)法と装置を提供する
【解決手段】装置(120)の被覆室(122)において、第1材料と第2材料の溶融プール(114、115)を形成すること、被覆室の中で物品(130)を支持すること、及びエネルギービーム(126)によって溶融プール(114、115)を蒸発させて物品の上に制御された合成物によって被覆(132)を蒸着することを必然的に伴い、この制御された合成物は、1つの第1金属と、第1金属よりも低い蒸気圧を有する比較的少量の反応性金属を含む。第1材料は少なくとも第1金属を含み、第2材料は反応性金属と少なくとも第2金属とを含む。第2金属と反応性金属は結合されて、第2材料は反応性金属の溶融温度よりも低い溶融温度を持ち、また反応性金属よりも広い溶融範囲を有するようになる。 (もっと読む)


【課題】超合金基体と基体用の保護コーティングとの間に配置される拡散障壁層を提供すること。
【解決手段】例示的な実施形態において、拡散障壁コーティングは、レニウムおよびルテニウムを含む固溶体合金であって、ルテニウムが組成物の約50原子%以下を構成し、レニウムおよびルテニウムの総量が70原子%超である固溶体合金、Ru(TaAl)およびRuTaAlの少なくとも1つを含む金属間化合物であって、Ru(TaAl)がB2構造を有し、RuTaAlがホイスラー構造を有する金属間化合物、ならびに金属マトリックス内に分散した酸化物であって、マトリックスの約50体積パーセント超が該酸化物から構成される酸化物からなる群から選択される組成物を含む。 (もっと読む)


【課題】基体の耐酸化性を改善するコーティング方法を提供する。
【解決手段】ニッケル基合金基体10は、表面12を有し、プラチナ層14は、好ましくは、電気めっき技術を用いてこの表面12に堆積される。Ni‐Al‐Hf材料の層16は、プラチナ層の上に堆積される。酸化アルミニウムのスケール層18は、セラミック層20の堆積前、または堆積中に、ボンドコートに形成される。セラミックトップコート層20は、表面12に対して実質的に垂直かつボンドコートから外側に向いて延びている、柱状晶のミクロ構造によって特徴付けられる。 (もっと読む)


【課題】 ハンダ膜の融解時間を短縮することにより、ハンダ工程の高速化を実現し、かつ半導体素子等に対する熱影響を確実に回避するとともに、融解温度及び融解時間の安定化による膜品質及び均質性の向上に貢献する。
【解決手段】 Au−Sn合金10を基板20に蒸着してハンダ膜1を形成するに際し、Au−Sn合金10を構成するAuを50〜80〔重量%〕含むとともに、AuとSnを二つの蒸発源31x,31yからそれぞれ同時に蒸発させて蒸着を行うことによりAu−Sn合金10を形成し、Au−Sn合金10を構成するAuとSnの結晶成分として、少なくとも、Au5Sn,AuSn及びAuSn2を含有するハンダ膜1を形成する。 (もっと読む)


【課題】有害熱環境の中で使用することを意図される部品の多孔質熱障壁被覆膜などの被覆膜として使用するのに適するセラミック材料の提供。
【解決手段】被覆膜材料は、本質的に、少なくとも1つの希土類金属酸化物により安定化され且つ限定された量のチタニアを含有するように更に合金化されたジルコニアから構成される。特に関心ある希土類金属酸化物は、ランタナ、セリア、ネオジミア、ユーロピア、ガドリニア、エルビア、ジスプロシア及びイッテルビアであり、それらは、個別に又は組み合わせて使用される。ジルコニア、希土類金属酸化物及びチタニアは、主に正方晶系相結晶構造を実現する量で被覆膜材料中に存在する。被覆膜中のチタニアの量は、正方晶系相を維持しつつ、すなわち、立方晶系(蛍石)相を回避しつつ、より高い安定剤のレベルを可能にするように適合される。 (もっと読む)


【課題】ガスタービンエンジンのタービン、燃焼器、およびオーグメンタ部を含む、都合の悪い熱環境で使用される部品(10)の表面上の環境保護コーティングとして使用するのに適切なコーティング(24)を提供すること。
【解決手段】コーティング(24)は、超合金材料でできた基板(22)の上に被着されたコーティングシステム(20)内で使用される。コーティング(24)は、超合金基板(22)の表面に接触し、超合金材料の50%より大きい引張強度を有するコーティング材料でできている。コーティング材料は主に、白金、ロジウム、パラジウム、およびイリジウムからなる群から選択された少なくとも1つの金属であり、コーティング(24)を上に被着させる部品(10)の強度にかなり貢献するのに十分な強度を有する。 (もっと読む)


【課題】改質アルミナイド層が形成される基体の被覆のための、従来と異なる方法を提示し、そのような層を有する加工物を使用可能にすること。
【解決手段】基体を被覆するための方法が提示され、PtMAlの種類の白金により改質されたアルミナイドの層が基体に形成され、ここで、Mは鉄Fe又はニッケルNi又はコバルトCoなどの金属、又はこれらの金属の組み合わせを示し、層が気相による物理的な堆積PVDによって形成され、アルミニウムAl及び金属Mの少なくとも2つの成分が気相により物理的に堆積され、堆積が少なくとも0.1mbar、好ましくは少なくとも0.4mbar、特に0.4mbarと0.6mbarの間のプロセス圧力で実行される。この種類の方法を用いて形成された層を付着した基体を備える加工物、特にタービン翼がさらに提示される。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ガスタービンエンジンで使用される部品のための、経済的で効率のよいハイブリット式断熱被膜の適用方法を提供する。
【解決手段】第1のマスカントで、部品の第1の表面の少なくとも一部をマスキングするステップと、その部品の第2の表面の少なくとも一部に第1の被覆材を適用するステップと、第1のマスカントを除去するステップと、任意に、第2のマスカントで上記部品の第2の表面の少なくとも一部をマスキングするステップと、上記部品の第1の表面の少なくとも一部に第2の被覆材を適用するステップと、上記任意の第2のマスカントを除去するステップ、とを含んでなることを特徴とするハイブリッド式断熱被膜を適用する方法。 (もっと読む)


【課題】 透明導電膜や導電性薄膜等に利用することができる新規なアモルファス状又はペロブスカイト型構造のCdTe系酸化物薄膜及びその形成方法を提供する。
【解決手段】 アモルファス状又はペロブスカイト型構造の新規なCdTeO薄膜により、上記課題を解決した。この酸化物薄膜において、CdTeO薄膜の金属原子の一部が遷移金属原子又は磁性原子で置換されたものであってもよいし、CdTeO薄膜にLa、Y、In及びBiの群から選ばれる1種又は2種以上の原子をドーピングされたものであってもよい。この酸化物薄膜は、RFマグネトロンスパッタリング法又は類似のスパッタリング法により形成することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】金属酸化物をセラミックマトリックス中に組み込むことにより熱障壁被覆の熱伝導率を低減する方法が提供される。
【解決手段】熱障壁被覆の熱伝導率を低減する方法は、一つまたは複数の層を形成するように基体上に、セラミックマトリックスと、金属酸化物を形成できる金属分散質とを含む混合物を堆積させ、金属分散質を酸化して一つまたは複数の層の熱障壁被覆を形成するのに十分な温度および時間で、一つまたは複数の層を加熱する、各工程を含む。熱障壁被覆は概略、セラミックマトリックスと、このセラミックマトリックス全体に亘って分散された金属酸化物とを含む。 (もっと読む)


多層の耐粘着性セラミックコーティングを有する調理器具物品。本発明の調理器具物品は、内側の食品接触表面(310)と外側表面(315)を有する金属調理器具物品(305);その食品接触表面上に堆積された接着層(320);およびその接着層に隣接して堆積された(Ti,Al,Cr)Nの第一層(325)を含む。随意に、第一(Ti,Al,Cr)N層に隣接して堆積された窒化クロムの層(330)、およびその窒化クロム層上に堆積された(Ti,Al,Cr)Nの第二層が存在する。これらの層は所望とされるとおりの多数の回数反復することができる。(Ti,Al,Cr)N層は一般に多層コーティングの上層である。コーティングは耐粘着性、耐引掻き性、熱安定性、耐腐食性および色安定性である。この調理器具は塩味および酸味系の両食品と共に使用するのに適している。このような調理器具物品を製造する方法も開示される。
(もっと読む)


【課題】耐熱性透明電極とその製造方法,及びこの耐熱性透明電極を備えた色素増感太陽電池を提供する。
【解決手段】本発明によれば,五価元素を含有した透明伝導性物質からなる耐熱性透明電極とその製造方法,及びこの耐熱性透明電極を備えた色素増感太陽電池が提供される。かかる耐熱性透明電極は,高温に露出されても実質的に劣化されず,伝導性低下も発生しないため,この耐熱性透明電極を備えた色素増感太陽電池は,その性能が向上することとなる。 (もっと読む)


【課題】高温下での使用の際の剥離を抑制でき、しかも高い熱遮蔽効果を有する遮熱コート材料、遮熱コーティング部材とその製造方法、遮熱コーティング材により被覆されたタービン部材、及びガスタービンを提供する。
【解決手段】耐熱基材と、該耐熱基材上に形成されたボンドコート層と、該ボンドコート層上に形成されたセラミックス層とを含んでなる遮熱コーティング部材であって、該セラミックス層が一般式AZr(式中、Aは希土類元素を表す。)で表されるセラミックスを含み、(a)気孔率1〜30%、(b)厚さ方向に耐熱基材上のボンドコート層を除く全膜の厚さの5〜100%の間隔で亀裂、又は(c)柱状晶、を有する遮熱コーティング部材を提供する。 (もっと読む)


耐酸化性物品の製造方法が開示される。該方法は、(a)支持体上へ白金族金属の層を沈着させることによって白金族金属沈着化支持体を形成させ、次いで(b)白金族金属沈着化支持体層上へ、Hf、Y、La、Ce、Zr及びこれらの混合物から選択される反応性元素を沈着させることによって該白金族金属沈着化支持体上へ表面改質領域を形成させる工程を含む。この場合、該表面改質領域は、白金族金属、Ni、Al及び反応性元素を、γ−Ni+γ’−NiAl相組成が形成されるような相対濃度で含有する。
(もっと読む)


【課題】 切削工具の刃先における欠損や基材の酸化を防止し、かつ、優れた切削性能を発揮する被覆層を備えた表面被覆切削工具およびその製造方法を提供すること
【解決手段】 基材と、該基材の表面上に積層形成された被覆膜とを備える表面被覆切削工具であって、前記被覆膜は、基材直上に形成されるTiSi(ただし、0<b<0.3,a+b=1)の窒化物からなるA層と、該A層直上に形成されるAlTi(ただし、0.4<c<0.75、0<e<0.3、c+d+e=1)(該MはSi,Cr,V,Y,Zr,B,Zn,MoおよびMnからなる群より選択される元素の一種以上)の窒化物、炭窒化物、窒酸化物または炭窒化物からなるB層と、該B層直上に形成されるTiSi(ただし、0<g<0.3、f+g=1)の炭窒化物からなるC層とからなることを特徴とする表面被覆切削工具が提供される。 (もっと読む)


【課題】 高温環境において使用するための物品、及びそのような環境において物品を保護するための方法が提供される。
【解決手段】 物品(10)は、シリコンから成る基板(20)と;シリコンから成り、基板(20)の上に配置されたボンディングコート(30)と;ボンディングコート(30)の上に配置された中間バリア(40)であって、少なくとも1つの層(70)を具備し、少なくとも1つの層(70)は、希土類ケイ酸塩から成り、ムライトを実質的に含まない中間バリア(40)と;希土類一ケイ酸塩から成り、中間バリア(40)の上に配置されたトップコート(50)とを具備する。 (もっと読む)


本発明は、金属物品に適用するための、溶解されたZを含むNdZr1−xの式を有するセラミックコーティングによる遮熱セラミックコーティングを提供し、ここで0<x<0.5及び1.75<y<2であり、そしてここにおいて、Zは、Y、Mg、Ca、Hf及びこれらの混合物からなる群から選択される金属の酸化物である。一つの態様において、Ndが7モル%の濃度まで加えられる。もう一つの態様において、Zは、イットリウムであり、そして少なくとも6重量%の濃度で加えられる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、800℃よりも高い使用温度で、特に酸化の最初の段階でアルミニウム含有合金を実質的にα−Alよりなる酸化物被覆層を形成し、そうして明らかに向上した長期間挙動をもたらすことである。
【解決手段】この課題は、Fe−Al、Fe−Cr−Al、Ni−AlまたはNi−Cr−Alタイプのアルミニウム含有合金のために保護層を造る方法において、
− 該合金の表面にアルミニウム不含酸化物を有する酸化物層を形成し、
− 該合金を800℃より上の温度に加熱した際に、該合金の表面のアルミニウム不含酸化物が準安定なアルミニウム酸化物の形成を抑制し、結果として専らα−Al−酸化物だけを形成する
各段階を含むことを特徴とする、上記方法によって解決される。 (もっと読む)


本発明は、例えばガスタービンの部品などの様々な部品のための耐酸化性及び/または耐腐蝕性の保護層を形成する方法に関する。この方法では、基材表面を有し、基材組成を有する部品を用意する。次に、少なくともプラチナ(Pt)及びアルミニウム(Al)を含有するコーティング材料を用意する。そして、少なくともプラチナ(Pt)及びアルミニウム(Al)を含有する前記コーティング材料を、PVD法(物理蒸着法)により、前記部品の表面に堆積させる。また、一度のPVD工程によって、コーティングを施そうとする前記部品の表面に、プラチナ(Pt)とアルミニウム(Al)とを共に堆積させる。 (もっと読む)


41 - 60 / 60