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Fターム[4K030BA41]の内容

CVD (106,390) | 皮膜材質 (16,728) | 化合物成分を含む皮膜 (8,284) | 炭窒化物 (456)

Fターム[4K030BA41]に分類される特許

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【課題】単一のSiC超硬合金層、または少なくとも1つのSiC超硬合金層を含むSiC多層構造体で被覆された物体、および物体を単一のSiC超硬合金層、または少なくとも1つのSiC超硬合金層を含むSiC多層構造体で被覆する方法を提供する。
【解決手段】単一のSiC層は、ハロゲン元素を含むナノ結晶3C−SiCから、SiC多層構造体は、ハロゲン元素を含むナノ結晶3C−SiCおよび非晶質SiCの混合物、またはハロゲン元素を含むナノ結晶3C−SiCおよび非晶質炭素の混合物から形成する。被覆は、H2および/または1種もしくは複数種の不活性ガス、一般式Sin2n、Sin2n+2もしくはSinyz(ここで、Xはハロゲン元素、n≧2)で表される1種または複数種のハロゲン化ポリシラン、ならびに1種もしくは複数種の炭化水素を含む混合ガスを用いて、熱CVDプロセスを介して行う。 (もっと読む)


【課題】難削材の切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Ti化合物層からなる下部層、改質酸化アルミニウム層からなる中間層及び改質酸化クロム層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、中間層及び上部層のΣ3の比率は、ΣN+1全体の60%以上を占め、また、上部層と中間層の界面に臨んで存在するΣ3対応粒界の数と位置を測定した場合、上記界面に臨んで存在する中間層Σ3対応粒界のうちの30〜70%が、上部層Σ3対応粒界と連続する結晶粒界を形成している。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼、ダクタイル鋳鉄等の難削材の高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)中間層としてα型Al層、(c)上部層として、平板多角形状かつたて長形状の結晶粒組織構造を有するCr含有α型Al層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、中間層及び上部層は、それぞれ、(0001)面配向率の高いα型Al層、Cr含有α型Al層からなり、また、上部層の結晶粒の内、面積比率で60%以上の結晶粒の内部は、少なくとも一つ以上のΣ3で表される構成原子共有格子点形態からなる結晶格子界面により分断されている。 (もっと読む)


【課題】 硬質合金鋼の高速連続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、下部層と中間層と上部層とからなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層はTi化合物層、中間層は(0001)面配向率が高いα型Al層、上部層は、Al相とCr相の均一混合組織層であって、さらに、該混合組織層の各結晶面のうちの相互に隣接する結晶粒の界面で、1つの構成原子を共有する格子点(構成原子共有格子点)の分布を算出し、前記構成原子共有格子点間に構成原子を共有しない格子点がN個存在する構成原子共有格子点形態をΣN+1で表した場合、Σ3に最高ピークが存在し、かつ前記Σ3のΣN+1全体に占める分布割合が40〜60%である。 (もっと読む)


【課題】 高速高送り切削加工において硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a) 下部層として、窒化チタン層及び縦長成長結晶組織を有する炭化チタン層、(b)密着性層として、微粒縦長成長結晶組織を有する炭化チタン層、(c)中間層として、上記密着性層に隣接して形成された縦長成長結晶組織を有する炭窒化チタン層、及び、炭窒化チタン層に挟まれた状態で存在し、かつ、微粒縦長成長結晶組織を有する少なくとも一層または複数層の炭化チタン層を含むTi化合物層、(d) 上部層として、酸化アルミニウム層、上記(a)〜(d)で構成された硬質被覆層を15〜30μmの全体平均層厚で形成する。 (もっと読む)


【課題】 硬質合金鋼の高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、下部層と中間層と上部層とからなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層はTi化合物層、中間層は(0001)面配向率が高いα型Al層、上部層は、Al相とCr相の混合組織を有し、上部層の中間層側(工具基体側)よりも上部層の表面側においてより多くの酸化クロムを含有する混合組織層であって、さらに、該混合組織層の各結晶面のうちの相互に隣接する結晶粒の界面で、1つの構成原子を共有する格子点(構成原子共有格子点)の分布を算出し、前記構成原子共有格子点間に構成原子を共有しない格子点がN個存在する構成原子共有格子点形態をΣN+1で表した場合、Σ3に最高ピークが存在し、かつ前記Σ3のΣN+1全体に占める分布割合が30〜50%である。 (もっと読む)


【課題】 刃先に大きな衝撃がかかる切削においてもαAl層とTiCN層との界面で破壊が起きず、αAl層が剥離しない切削工具を提供する。
【解決手段】 基体2表面にTiCN層4とαAl層6を順に形成し、すくい面11においてαAl層6の表面を鏡面とした状態で電界放出型走査顕微鏡を用いて後方散乱電子回折像解析からαAl層の各結晶の結晶方位を特定し、これに基づいてカラーマップを作成したとき、50〜90面積%が長径1μm〜3μmの粗粒子21、0〜20面積%が長径0.5μmより大きくて1μmより小さい中粒子23、10〜50面積%が長径0.05μm〜0.5μmの微粒子22で構成され、かつ、粗粒子21のうちの80面積%以上が(0,0,0,1)面の結晶方位を持つとともに、微粒子22のうちの50面積%以上が(1,0,−1,0)面の結晶方位を持っている切削工具1である。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐欠損性、耐剥離性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、硬質被覆層として、Ti化合物層からなる下部層と酸化アルミニウム層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上部層と下部層の界面には、三次元網状構造の界面組織が形成され、該界面組織の三次元網状構造は六方晶の結晶構造を有するTi酸化物で構成され、該網状構造の網目間隙には酸化アルミニウムが充填され、さらに、該界面組織の断面を走査型電子顕微鏡で観察した場合、単位断面積当り、酸化アルミニウムが充填された直径10〜500nmの網目間隙が30箇所以上存在する。 (もっと読む)


【課題】刃先に大きな衝撃がかかる切削においても酸化アルミニウム層とチタン層との界面で破壊が起きず、酸化アルミニウム層が剥離しない安定した切削性能を発揮する切削工具を提供する。
【解決手段】基体の表面に、少なくとも炭窒化チタン層3とα型結晶のαα酸化アルミニウム層4を基体側から順に含む硬質被覆層を形成してなり、硬質被覆層の断面組織において、炭窒化チタン層3とαα酸化アルミニウム層4との間は、炭窒化チタン層3の先端に高さ0.2μm〜1.0μmで、中間高さにおける幅が0.1μm〜1.5μmの突起7が並んでおり、かつ、突起7の側面に高さ20nm〜100nmで、中間高さにおける幅が10nm〜50nmの小突起8を有する表面被覆切削工具である。 (もっと読む)


プラズマ増強原子層堆積(PEALD)を使用して誘電体層上に導電性の金属層を形成する方法を、関連する組成物および構造と共に提供する。PEALDによって導電層を堆積する前に、非プラズマ原子層堆積(ALD)プロセスによって誘電体層上にプラズマバリア層を堆積する。プラズマバリア層は、誘電体層上のPEALDプロセスにおけるプラズマ反応物質の有害作用を減少させるか、または防止し、接着を増強することができる。非プラズマALDプロセスおよびPEALDプロセスの双方において、同じ金属反応物質を使用することができる。 (もっと読む)


【課題】高速切削加工において、優れた耐熱塑性変形性、層間密着強度を示す表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】下部層と上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、(a)下部層は、Tiの炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物および炭窒酸化物のいずれか1種又は2種以上からなるTi化合物層、(b)上部層は、Y(イットリウム)を0.1〜2原子%含有するとともに、該上部層についてX線回折を行ったときにYの(840)面からの回折強度I(840)の値が最大回折強度を示し、かつ、他のYの結晶面で2番目に大きい回折強度Isecとの比の値I(840)/Isecが1.5以上であるY分散Al層、で構成する。 (もっと読む)


【課題】 難削材の高速断続切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体表面に、(a)Ti化合物層からなる下部層、(b)Cr/(Al+Cr)の値(原子比)が0.001〜0.1であるAlとCrの複合酸化物層と、改質α型酸化アルミニウム層の積層構造からなる上部層を形成し、さらに、上記AlとCrの複合酸化物層と上記改質α型酸化アルミニウム層は、各層を構成する結晶粒について、隣接する結晶粒相互の界面における(0001)面の法線同士および{10−10}面の法線同士の交わる角度が15度以下の結晶粒界面単位が全結晶粒界面単位の、それぞれ35%以上および45%以上を占める結晶粒界面配列を示す。 (もっと読む)


【課題】炭窒化ケイ素膜形成用前駆体の化学気相成長により基材上に膜を形成するための方法を提供する。
【解決手段】


式中、Rが、直鎖、分枝若しくは環状の飽和若しくは不飽和のC1〜C10アルキル基、芳香族、複素環、又は式Cのシリルから選択され、R1が、直鎖、分枝又は環状の飽和又は不飽和のC2〜C10アルキル基、芳香族、複素環、水素、シリル基から選択され、置換基を選択的に有無し、式A中のRとR1を結合して環状基(CH2n(式中、nは1〜6)にしてもよく、R2が、単結合、(CH2n鎖、環、SiR2又はSiH2を表すアミノシランからなる前駆体及び混合物を用いる。 (もっと読む)


【課題】高速切削条件下でクレーター摩耗を低減しかつ高度な耐摩耗性を付与する被膜を備えた表面被覆切削工具の提供。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、この被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、TiとZrとを少なくとも含む硬質被膜層であり、この硬質被膜層は、TiとZrの含有量が硬質被膜層の厚み方向に沿って変化する組成構造を有し、この変化は、Tiの含有量が極大となるTi極大含有点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Ti極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Ti極大含有点におけるTiの含有比率Ti/(Ti+Zr)は、原子比で0.99≦Ti/(Ti+Zr)≦0.9999であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Ti+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Ti+Zr)≦0.2であることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、超硬合金基材及びコーティングから成る切削工具インサートに関する。該超硬合金基材は、WC、8〜11質量%のCo、6.5〜11質量%のIVb族、Vb族及びVIb族に由来する金属の立方晶炭化物を含み、バインダー相はタングステンとの高合金である。該超硬合金は8〜14kA/mの保磁力を有する。該コーティングは、TC(006)>2及び<6の組織係数を有する柱状粒子から成る少なくとも1つの2〜9μm厚のα−Al2O3層を含む。同時に、TC(012)、TC(110)、TC(113)、TC(202)、TC(024)及びTC(116)は全て<1であり、そしてTC(104)は二番目に高い組織係数である。全コーティング厚は7〜15μmである。 (もっと読む)


【課題】高速切削条件下でクレーター摩耗を低減しかつ高度な耐摩耗性を付与する被膜を備えた表面被覆切削工具の提供。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、この被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、TiとZrとを少なくとも含む硬質被膜層であり、この硬質被膜層は、TiとZrの含有量が硬質被膜層の厚み方向に沿って変化する組成構造を有し、この変化は、Tiの含有量が極大となるTi極大含有点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Ti極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Ti極大含有点におけるTiの含有比率Ti/(Ti+Zr)は、原子比で0.9999<Ti/(Ti+Zr)≦1であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Ti+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Ti+Zr)≦0.2であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高速条件下の切削においてクレーター摩耗を低減するとともに高度な耐摩耗性を付与する被膜を備えた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、この被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、AlとZrとを少なくとも含む硬質酸化物被膜層であり、AlとZrの含有量が該被膜層の厚み方向に沿って変化する組成構造を有し、この変化は、Alの含有量が極大となるAl極大点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Al極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Al極大含有点におけるAlの含有比率Al/(Al+Zr)は、原子比で0.9999<Al≦1であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Al+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Al+Zr)≦0.2であり、該被膜層は、酸化ジルコニウムを含む。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)中間層としてα型Al層、(c)上部層として、平板多角形状かつたて長形状の結晶粒組織構造を有するZr含有α型Al層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、中間層及び上部層は、それぞれ、(0001)面配向率の高いα型Al層、Zr含有α型Al層からなり、また、上部層の結晶粒の内、面積比率で60%以上の結晶粒の内部は、少なくとも一つ以上のΣ3で表される構成原子共有格子点形態からなる結晶格子界面により分断されている。 (もっと読む)


本発明は、金属機械加工用の工具およびその製法に関し、該工具は、超硬合金、サーメット、セラミックス、または超硬質材料の基材、およびコーティングを含み、該コーティングは、内側アルミナ層および外側チタンホウ窒化物層を含み、ここで前記層が、アルミナ層以外の酸化物層を含む一以上の層によって分離されている。 (もっと読む)


【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)中間層として、TiAlC(N)O相中に、層厚方向に沿って長く成長した(0001)面配向率の高い微粒柱状酸化アルミニウム相が均一分散した組織構造を有する、TiAlC(N)O相と酸化アルミニウム相の複層(c)上部層は、化学蒸着した状態で六方晶の結晶構造を有する酸化アルミニウム層からなり、さらに、該上部層の酸化アルミニウム層は、(0001)面あるいはさらに(11−20)面の高い配向率を示す酸化アルミニウム層、を蒸着形成する。 (もっと読む)


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