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Fターム[4K030BA41]の内容

CVD (106,390) | 皮膜材質 (16,728) | 化合物成分を含む皮膜 (8,284) | 炭窒化物 (456)

Fターム[4K030BA41]に分類される特許

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【課題】ステンレス鋼、低炭素鋼等の溶着を発生しやすい被削材の切削加工において硬質被覆層がすぐれた耐溶着性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC超硬合金、TiCN基サーメットからなる工具基体の表面に、(a)Ti化合物層からなる下部層、(b)酸化アルミニウム層からなる中間層、(c)第1上部層と第2上部層とからなる上部層、からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上記第1上部層は、上記中間層に接して形成され、0.5〜5μmの平均層厚を有し、層中の平均塩素濃度が0.2〜2原子%であるTi化合物層であって、上記第2上部層は、切れ刃稜線部以外では上記第1上部層に接して形成され、0.2〜5μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層または平均塩素濃度が0.1原子%以下のTi化合物層であって、上記上部層は、切れ刃稜線部において第2上部層が存在せず上記第1上部層が露出して形成されている。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工において硬質被覆層がすぐれた耐チッピング、耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC超硬合金、TiCN基サーメットからなる工具基体の表面に、(a)Ti化合物層からなる下部層、(b)酸化アルミニウム層からなる上部層、からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上記下部層の層厚方向に0.1μmの厚み幅間隔で、各厚み幅領域に存在する孔径2〜30nmの空孔の空孔密度を測定した場合に、空孔密度が200〜500個/μmの厚み幅領域と空孔密度が0〜20個/μmの厚み幅領域とが、下部層の層厚方向に沿って、交互に少なくとも複数領域形成されている空孔分布形態を有する。 (もっと読む)


【課題】コーティング付き基材および同基材を作製する方法を提供する。
【解決手段】コーティングは、チタンオキシカーボナイトライドまたはチタンアルミニウムオキシカーボナイトライドの少なくとも1つの層を含み、該層は、酸素原子のチタン原子に対するパーセント比が約0.01〜約0.09の範囲内、アルミニウム原子のチタン原子に対するパーセント比が約0〜約0.1の範囲内にある。コーティングは、硬度のヤング率に対する比率が少なくとも0.06である。基材は切削インサートとすることができる。上記コーティング付き基材を作製する方法も開示され、その方法では、チタンオキシカーボナイトライドまたはチタンアルミニウムオキシカーボナイトライドを含むコーティング層は、ガスの混合物を使用して、約750℃〜約950℃で基材に中温化学蒸着(MT−CVD)により堆積され、水素ガスの窒素ガスに対する比率は5を超える。 (もっと読む)


【課題】鋼や鋳鉄等の高速連続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)3〜20μmの合計平均層厚を有するTi化合物層からなる下部層、(b)1〜15μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層からなる中間層、(c)4〜14μmの平均層厚の縦長成長結晶組織をもつ改質Ti炭窒化物層からなる上部層、前記(a)、(b)、(c)の硬質被覆層が化学蒸着により形成された表面被覆切削工具において、(d)上部層を構成する改質Ti炭窒化物層は、表面から層厚方向に沿って内部側に、深さ0.5〜4.0μmの範囲内の間隔をおいて、酸素含有量の複数のピークが現れ、該ピーク位置における酸素含有量OMAXは、OMAX=3〜8原子%である酸素濃化領域を少なくとも1つ備えている。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工において硬質被覆層がすぐれた耐チッピング、耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC超硬合金、TiCN基サーメットからなる工具基体の表面に、(a)Ti化合物層からなる下部層、(b)酸化アルミニウム層からなる上部層、からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、前記上部層中に孔径分布がバイモーダルな分布をとる孔径2〜50nmの微小空孔が分布している。 (もっと読む)


【課題】低誘電率、低エッチングレート、高絶縁性の特性を備える絶縁膜を形成する。
【解決手段】処理容器内の加熱された基板に対して、所定元素含有ガスと、炭素含有ガスと、窒素含有ガスとを供給することで、基板上に所定元素を含む所定厚さの炭窒化層を形成する工程と、処理容器内の加熱された基板に対して、所定元素含有ガスと、酸素含有ガスとを供給することで、基板上に所定元素を含む所定厚さの酸化層を形成する工程と、を交互に繰り返すことで、基板上に、炭窒化層と酸化層とが交互に積層されてなる所定膜厚の酸炭窒化膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた靭性、耐チッピングを備え、長期の使用にわたってすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC超硬合金、TiCN基サーメットからなる工具基体の表面に、(a)改質TiCN層を含むTi化合物層からなる下部層、(b)酸化アルミニウム層からなる上部層、からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上記改質TiCN層の膜厚方向に、0.02μmの厚み幅間隔で、各厚み幅領域における平均粒径Dの膜厚方向変化を調べた場合に、平均粒径Dが0.5〜1.5μmである厚み幅領域と、平均粒径Dが0.05〜0.3μmである厚み幅領域とが、上記改質TiCN層の膜厚方向に沿って、交互に少なくとも複数領域形成されていることによって、下部層の上記改質TiCN層の平均粒径Dが膜厚方向に沿って0.5μm〜5μmの周期で周期的に変化する結晶粒組織構造を備える。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、下部層として少なくともTiCN層を含むTi化合物層、上部層としてZr含有κ−Al結晶粒とZr含有α−型Al結晶粒との混合相からなるZr含有Al層が形成された表面被覆切削工具において、下部層には、TiCN{110}結晶粒とTiCN{112}結晶粒が合計面積割合で60%以上形成され、また、TiCN{110}結晶粒の上方には上部層のZr含有κ−Al結晶粒が、また、TiCN{112}結晶粒の上方には上部層のZr含有α−Al結晶粒が夫々形成され、Zr含有α−Al結晶粒のうちの30%以上はAl{0001}結晶粒で構成され、Zr含有α−Al結晶粒のクラック密度はZr含有κ−Al結晶粒のそれよりも高い。 (もっと読む)


【課題】 被覆層の耐チッピング性に優れて、耐欠損性に優れる切削工具等の被覆部材を提供する。
【解決手段】 基体の表面を被覆層で被覆した被覆部材であって、前記被覆層はTiCN層とAl層が順に積層されており、100μm領域で観察した際に、前記TiCN層は、平均粒子幅が3〜6μmで、各粒子の粒径分布が標準偏差σで前記平均粒子幅の0.3倍以下のTiCN粒子からなり、前記Al層は、粒径3〜6μmのAl巨大粒子が10−30面積%と、粒径0.3〜1.5μmのAl微細粒子が70−90面積%とからなる切削工具1等の被覆部材である。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工において硬質被覆層がすぐれた耐チッピング、耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC超硬合金、TiCN基サーメットからなる工具基体の表面に、(a)Ti化合物層からなる下部層、(b)酸化アルミニウム層からなる上部層、からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上記上部層の層厚方向に0.1μmの厚み幅間隔で、各厚み幅領域に存在する孔径2〜30nmの空孔の空孔密度を測定した場合に、空孔密度が200〜500個/μmの厚み幅領域と空孔密度が0〜20個/μmの厚み幅領域とが、上部層の層厚方向に沿って、交互に少なくとも複数領域形成されている空孔分布形態を有する。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた耐熱亀裂性、耐熱性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】少なくとも1層の縦長成長結晶組織を有するTiの炭窒化物(l−TiCN)層を含むTi化合物層からなる下部層と酸化アルミニウム層からなる上部層を被覆形成した表面被覆切削工具において、逃げ面およびすくい面に形成されたl−TiCN層のそれぞれについて、測定領域にある結晶粒の(001)面および(011)面の法線がなす傾斜角を測定し、(001)面の法線同士および(011)面の法線同士の交わる角度が2度以上の場合を粒界とし、粒界として識別される部分のうち(001)面の法線同士、(011)面の法線同士の交わる角度が15度以上の粒界の合計長さ(μm)を求めたとき、逃げ面の測定領域で求められた粒界の合計長さG(μm)とすくい面の測定領域で求められた粒界の合計長さG(μm)は、G/G>1.5の関係を満足する。 (もっと読む)


【課題】耐スクラッチ性、耐磨耗性、及び耐腐食性セラミックスコーティングを金属基材上に備える整形外科用インプラント、並びにかかるコーティングの作製方法を提供する。
【解決手段】金属基材は有利なことに、セラミックスでコーティングされる前に、HIP処理され、かつ均質化され、このHIP処理され、かつ均質化された金属基材は、セラミックスでコーティングされる前に研削され、研磨されることが好ましい。セラミックスコーティングは、窒化チタン、チタン炭窒化物、又は窒化チタン及びチタン炭窒化物の両方の複数の薄い交互層を備えるバンドを含んでもよく、アルミナオーバーコートを含んでもよい。本発明のコーティングは、別の方法で表面の亀裂又はコーティングされた表面上のスクラッチから生じる恐れのあるマイクロ亀裂の成長を抑え、これにより向上した摩耗特徴、耐スクラッチ性、基材材料への腐食性流体の浸透の防止をもたらす。 (もっと読む)


【課題】鋼や鋳鉄等の高速連続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Ti化合物層からなる下部層(但し、上部層と接する下部層は改質l−TiCN層)と、Al層からなる上部層で構成された硬質被覆層を形成してなる表面被覆切削工具において、前記改質l−TiCN層は、Al層との界面から改質l−TiCN層内部側に深さ0.5〜2.0μmの範囲内の間隔をおいて、酸素含有量の複数のピークが現れ、該ピーク位置における酸素含有量OMAXは、OMAX=3〜8原子%である少なくとも3つの酸素濃化領域を備え、また、前記Al層は、測定領域の粒界の全長GB(μm)と、測定領域の面積G(μm)が、GB/G=22〜41の関係を満足する微細結晶Al層である。 (もっと読む)


【課題】 鋼や鋳鉄等の高速断続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体の表面に、Ti化合物層からなる下部層(但し、上部層と接する下部層は改質l−TiCN層)と、Al層からなる上部層で構成された硬質被覆層を形成してなる表面被覆切削工具において、上記改質l−TiCN層は、上記Al層との界面から改質l−TiCN層内部側の深さ0.5〜2.0μmの範囲内において、酸素含有量のピークが現れ、該ピーク位置における酸素含有量OMAXは、OMAX=3〜8原子%である酸素濃化領域を備え、また、上記Al層は、測定領域の粒界の全長GB(μm)と、測定領域の面積G(μm)が、GB/G=12〜28の関係を満足する微細結晶Al層である。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層として少なくともTiCN層を含むTi化合物層、(b)上部層としてα型Al層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層のTiCN層について、{110}面の法線がなす傾斜角度数分布グラフを作成した場合、0〜10度の範囲内の傾斜角を有するTiCN{110}結晶粒が、度数全体の50%以上を占め、また、上部層のα型Al層について、(0001)面の法線がなす傾斜角度数分布グラフを作成した場合、35〜45度の範囲内の傾斜角を有するAl(11−26)結晶粒が、度数全体の60%以上を占め、さらに、層厚方向に垂直な面内で観察した場合、Al(11−26)結晶粒の平均結晶粒径は、Al(11−26)結晶粒以外の結晶粒の2〜5倍である。 (もっと読む)


【課題】 高い密着性と耐摩耗性を有する切削工具等の表面被覆部材を提供する。
【解決手段】 基体5の表面に、Tiの炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物、窒酸化物および炭窒酸化物のうちの1層以上の下層7と、α型結晶構造のAl層8とを形成してなり、Al層8の表面から波長514.53nmのHe−Neレーザーを照射
して得られるラマンスペクトルにおいて、波数416〜420cm−1のAl層のピークから低波数側で隣り合うブロードピークのピーク強度I0に対して、波数1050〜1120cm−1の範囲内に現れるピークのピーク強度をI、波数780〜850cm−1の範囲内に現れるピークのピーク強度をIとしたとき、比(I/I)が0.05〜0.5、かつ比(I2/I)が0.05〜0.5の切削工具1等の表面被覆部材
である。 (もっと読む)


【課題】高速重切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐剥離性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、下部層として、TiN、TiC、TiCN、TiCO、TiCNOの少なくとも1層以上からなるTi化合物層、上部層としてα型Al層、を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層と上部層の界面において、平均粒径5〜100nmのクロム酸化物粒子を、界面単位長さ当り30〜80%の線分割合で島状に点在分布させることにより、下部層−上部層間の付着強度を向上させるとともに、上部層のα型Al層の結晶方位分布制御を行うことにより、硬質被覆層の耐摩耗性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】高速重切削加工において硬質被覆層がすぐれた靭性、耐チッピングを備え、長期の使用にわたってすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC超硬合金、TiCN基サーメットからなる工具基体の表面に、(a)Ti化合物層からなる下部層、(b)酸化アルミニウム層からなる上部層、からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上記上部層の層厚方向に0.02μmの厚み幅間隔で、各厚み幅領域における平均粒径Dを求めて平均粒径Dの層厚方向変化を調べた場合に、平均粒径Dが0.5〜1.5μmである厚み幅領域と、平均粒径Dが0.05〜0.3μmである厚み幅領域とが、上部層の層厚方向に沿って、交互に少なくとも複数領域形成されていることによって、上部層の酸化アルミニウムの平均粒径Dが層厚方向に沿って0.5μm〜5μmの周期で周期的に変化する結晶粒組織構造を備える。 (もっと読む)


【課題】CVD法、ALD法等に好適な反応剤、特に酸化剤との反応性に優れ、成膜速度向上及び低温薄膜化が可能となるチタニウムプレカーサを提供すること。
【解決手段】下記一般式(1)で表される金属化合物。式中、R1は、水素原子又はメチル基を表し、R2は、メチル基又はエチル基を表し、R3は、メチル基又はエチル基を表す。
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【課題】重切削の場合であっても耐摩耗性と潤滑性に優れた切削工具の製造方法を提供する。
【解決手段】超硬合金から成る基材と、この基材上に形成された皮膜とを備える切削工具の製造方法であって、
当該切削工具の製造方法は、
(ステップ1)基材上に化学蒸着法または物理蒸着法により金属窒化物、金属炭化物および金属酸化物のうちの少なくとも1種からなる皮膜を形成すること、
(ステップ2)皮膜の表層に機械的硬化処理を施すこと、の一連の各ステップを含む。 (もっと読む)


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