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Fターム[4K031BA08]の内容

溶射又は鋳込みによる被覆 (8,522) | 前処理 (280) | その他 (38)

Fターム[4K031BA08]に分類される特許

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【課題】 鋼構造物が腐食して劣化した場合に、原形状に復元させる補修を行う際、腐食箇所を溶断することなく迅速に、かつ、極力簡便に補修を行うことができる鋼構造物や鋼製品の形状補修方法を提供する。
【解決手段】 補修箇所の表面に発生している錆をブラスト処理して適宜に除去した後、補正箇所に対して溶射施工を行って溶射材料による被覆層を形成して、被補修部材を原形状に復元する。溶射材料としては、母材と同等の成分を含む金属材料、即ち鋼材を用いることが好ましく、常温で施工できることから高周波アーク溶射による施工が好ましい。補修箇所に開口が穿たれた場合には、溶射施工側と反対側に板紙等を押し当てて高周波アーク溶射により開口に溶射材料を充填して原形状に復元させ、施工後は当て板を除去する。 (もっと読む)


【課題】円筒内面を粗面として溶射皮膜の密着度を高めつつ、円筒内面の軸方向端部を利用した圧漏れ試験や内径測定を適正に実施可能とし、かつ軸方向端部での溶射皮膜の剥離を防止する。
【解決手段】シリンダボア内面5に対し、溶射皮膜60を形成する前の下地処理として粗面9を形成する。シリンダボア内面5のクランクケース側の端部については粗面9を形成せず、この部位に樹脂製のコーティング層29を形成する。シリンダブロック1の上面にも、同様な上部コーティング層49を形成する。これら各コーティング層29,49を形成する部位を利用して圧漏れ試験機31にてシリンダボア3内の圧漏れ試験および、ギャップセンサ53による内径測定を行う。その後、シリンダボア内面5に形成する溶射皮膜は、コーティング層29,49には形成されず、粗面9とした部位のみに高密着度で形成される。 (もっと読む)


【課題】溶射皮膜形成前の円形の穴の内径を正確に測定できるようにする。
【解決手段】シリンダボア内面5に溶射皮膜7を形成する前に、溶射皮膜7の密着度を高めるために粗面13を加工する。粗面13の加工に連続してシリンダボア内面5の下端部に、粗面13よりも平滑な内径測定面19を加工する。内径測定器9により内径測定面19にてシリンダボア3の内径を測定し、この測定結果に基づいてその後形成する溶射皮膜7の膜厚を適正なものとする。 (もっと読む)


【課題】基材上にセラミック溶射被膜を形成するにあたり、セラミック溶射被膜が剥離しにくい耐環境部材、その製造方法、及びこの耐環境部材を使用した半導体製造装置を提供する。
【解決手段】基材1をアルミニウム等からなる元素群から選択された元素を含む第1の原料ガス雰囲気に置いて、このガスを基材表面に吸着させる。次いで、第1の原料ガスと反応する第2の原料ガスに基材の置かれた雰囲気を切り替えて、前記元素を含む酸化物層を形成する。この操作を交互に複数回繰り返すことにより前記酸化物層が堆積して中間層F2が形成される。この中間層F2の表面に溶射によりセラミック溶射被膜F1を形成する。 (もっと読む)


【課題】厚さが薄く、剛性の低いマシナブルセラミックス基板への溶射皮膜の剥離や割れがなく、かつ、溶射後にマシナブルセラミックス基板自体が割れることがない溶射皮膜の形成方法を提供する。
【解決手段】厚さ10mm以下で、かつ、ヤング率が100GPa以下のマシナブルセラミックス基板への溶射皮膜の形成方法であって、前記基板を予熱する工程と、前記基板に溶射によりセラミックス粉を溶着してセラミックス皮膜を形成する工程と、前記セラミックス皮膜に冷却用空気を吹き付ける工程と、を含むことを特徴とするマシナブルセラミックス基板への溶射皮膜の形成方法。 (もっと読む)


【課題】溶射皮膜と下地部材の間の熱膨張係数差による溶射皮膜の剥離及びクラックを抑制する。
【解決手段】本発明の溶射皮膜11はサーメットからなり、基材12の表面に設けられる。溶射皮膜11の熱膨張係数を溶射皮膜11の厚さ(単位μm)で除したものを基材12の熱膨張係数でさらに除することにより得られる値は0.15×10−2以上に設定されている。 (もっと読む)


【課題】 基材(12)上に保護皮膜を形成する方法を提供する。
【解決手段】 本方法は、基材(12)に第1の表面粗さを有するボンドコート(14)を施工する段階と、不活性ガスから1個以上の電子を取り去る電極(22)に逆極性の電流を供給することによって不活性ガスをイオン化してボンドコート(14)の表面に不活性ガスを流れ込ませて、第1の表面粗さよりも大きい第2の表面粗さをボンドコート(14)に付与する段階と、ボンドコート(14)にトップコート(16)を施工する段階とを含む。さらに、皮膜が施工され皮膜に付着する表面を調製する方法は、表面上にラフニング網状組織(18)を形成するように該表面を粗面化処理する段階を含む。加えて、保護皮膜の耐歪み性及びサイクル剥離寿命を改善する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、PEEK単体材料、PEEK複合材料、PPS樹脂またはPEK樹脂のいずれかを基材にフレーム溶射してPEEK単体材料またはPEEK複合材料及びPPS樹脂、PEK樹脂の被膜を形成する方法およびそれにより得られた単体材料層及び複合材料層に関する。
【解決手段】この発明は、基材に所定のプライマーをコーティングしてプライマー薄膜層を形成し、基材にプライマーを塗布して焼成してプライマー薄膜層を形成し、該プライマー薄膜層に前記プライマーの焼成による成膜後にPEEK、PPS、PEKの単体材料またはPEEK、PPS、PEKの複合材料に粉末式フレーム溶射によって付着することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱的な溶射法により基板上に材料を塗布した導体経路を形成する方法及びその基板を提供する。
【解決手段】溶射を実施する前に、基板2の表面8が特にレーザ加工され、瘤状突起を有する表面構造を備えた非付着領域が形成される。瘤状突起を有する表面構造は、個別の瘤状の点状の突起を複数備えた構造である。これらの瘤状突起はここでは特に半球状に形成されているので、球状に湾曲した表面を形成している。この形状の表面は極度に小さい付着性と溶射された材料に対する極度に小さい濡れ性を示す。この結果、溶射工程によって明確に分離された縁部を有するパターン、特に導体経路パターンを形成することが出来る。 (もっと読む)


【課題】耐久性のために強化した表面を有する蟻継ぎ(16)を備えるガスタービンエンジンブレード(10)を提供すること。
【解決手段】ブレード(10)は、エーロフォイル部(12)と、エーロフォイル部(12)と反対側に配置された蟻継ぎ部(16)とを備えている。蟻継ぎ部(16)は外側表面(44)を有し、表面の少なくとも一部は複数のピーニング動作による残余圧縮応力を有する。蟻継ぎ部(16)はまた、残余圧縮応力を有する外側表面(44)の上に配置された銅ニッケルインジウム磨耗コーティング層(42)と、銅ニッケルインジウム磨耗コーティング層(42)の上に配置され、鉛を含んでいない潤滑剤コーティング層(46)とを含む。 (もっと読む)


【課題】 ロール本体と溶射被膜との密着性を従来よりも向上させ、溶射法により製造したロールの使用範囲を広げることが可能なロールの製造方法及びこれを用いて製造したロールを提供する。
【解決手段】 ロール本体10の表層部11を硬化させ、その表面に結合材を含む硬質セラミックスを、溶射速度800m/秒を超え1200m/秒以下で高速溶射し、気孔率が1.5体積%以下の溶射被膜12を形成する。また、ロール本体10の表層部11は、硬化肉盛層の形成又は焼入れにより硬化させる。 (もっと読む)


電着法は、心材上でのイリジウム薄膜(212)の製造に用いられる。雰囲気制御プラズマ溶射法(CAPS)は、電着イリジウム層(212)上への、レニウム、レニウム含有合金、または耐火合金の層(210)の構築に用いられる。レニウム、レニウム含有合金、または耐火合金の析出後、この方法は第2のCAPS法を用い、ニオブのような過渡耐火材料(214、216)をロケットエンジンチャンバーの両端へつける。電着イリジウム層(212)は高純度、高延性で、均質のイリジウム層(212)を与える。 (もっと読む)


【課題】溶接補修が困難なニッケルベース超合金から製造されたエアフォイル52を効果的に溶接補修する。
【解決手段】本発明によると、ニッケルベース超合金から製造されたエアフォイル52を溶接補修する方法が提供される。本発明の方法には、エアフォイル52を比較的平滑な表面に機械加工して、エアフォイル52の破損部分を除去することが含まれる。次いで、IN―100などの粉末状の合金材料が、パラズマアーク溶接装置に供給される。溶接部の端部における突然の熱の過渡を排除するように、溶接装置の連続的な二方向の移動70,72により、複数の溶接ビード60,62,64,66をエアフォイル52の破損部分に沿って堆積させ、それにより、IN−100などの敏感な合金に亀裂を生じさせる熱応力を減少させる。 (もっと読む)


【課題】補修/再分類と同時に材料に入換可能なガスタービンエンジン部品の補修方法並びに材料を提供する。
【解決手段】超合金部品の補修/再分類用の新規な材料と方法を開示する。材料は慣習的な配合ではなく、従来の補修/再分類材料と比較してより多くのベース材料含量を有する。ニッケル基部品を補修/再分類するのに使用される態様では、材料は約5〜18.9重量%の低融点合金と約81.1〜95重量%のベース材料からなる。コバルト基部品を補修/再分類するのに使用される態様では、材料は約15〜30重量%の低融点合金と約70〜85重量%のベース材料からなる。これら材料は厳密な寸法並びに冶金学的要求を満たすよう部品の表面欠損を補修及び/又は摩耗又は腐食領域をビルドアップするのに使用可能である。これら材料により、緻密で最低限のホウ化物と高い再溶融温度を有する等温凝固構造の堅牢な補修部品が得られる。 (もっと読む)


【課題】 基材表面の粗面化を充分なものとして、基材表面に対する溶射皮膜の密着性を向上させる。
【解決手段】 ボーリングバー5の下端外周に、振動子7を介して工具9を取り付け、ボーリングバー5をシリンダボア内に挿入して回転させつつ軸方向に移動させることで、シリンダボア内面3に螺旋状の溝を形成して粗面11とする。このとき工具9を、振動子7によってシリンダボアの軸方向に振動させて、螺旋状の溝にうねりを持たせる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、半導体製造装置、とくにドライプロセスにおいて使用されている各種の半導体製造装置およびその構成部材のうち可動部部材が、ハロゲンやハロゲン化合物のガスによる腐食とエロージョン摩耗によって減肉した場合に、その表面を簡便に補修して復元させることにより、これらの耐摩耗性、耐久性を初期状態に戻すかさらに向上させるための方法を提案する。
【解決手段】 ハロゲン系ガス使用環境下にある半導体製造製装置用可動部材の摩耗腐食した損耗部に、Cr23およびAl23のいずれか一方、またはこれらの混合物からなる酸化物セラミックを溶射被覆する、半導体製造装置用可動部部材の補修方法。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、溶接金属の粒界割れ抵抗を向上させ、疲労強度の高いNi基合金部材とその製造法及びタービンエンジン部品並びに溶接材料とその製造法を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、Ni基合金からなる無処理領域と溶接修復領域とを含み、前記修復領域が層状のη相(Ni-Ti化合物)が析出したTiを含有するNi基合金からなることを特徴とするNi基合金部材にある。 (もっと読む)


【課題】摺動部材の摺動面に、耐剥離性及び耐クラック性に優れた複層溶射皮膜を形成する方法を提供する。
【解決手段】摺動部材(10)の摺動面に耐摩耗層(3)となじみ層(4)からなる溶射皮膜(5)を形成する方法において、なじみ層(4)は、外周研磨、ブラスト等の機械加工が施されない下地の耐摩耗層(3)に溶射して形成する。 (もっと読む)


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