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Fターム[4K032AA05]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | C0.1%以上0.5%未満 (1,020)

Fターム[4K032AA05]に分類される特許

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【課題】本発明は、生産性の低下および製造コストの増大を引き起こすことなく、スケールの密着性に優れ、かつ、地鉄の凹凸の少ない鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】鋼材の成分が、質量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.01〜0.40%、Mn:0.1〜1.6%、P、S、Cu、Ni、Al、Nを含有し、表面から板厚方向にスケール層と、サブスケール層と、CuおよびNiの濃化層が存在する鋼板であって、前記スケール層の平均厚さが1〜15μmであり、前記サブスケール層の平均厚さが0.2〜3μmで、前記CuおよびNiの濃化層において、CuおよびNiの各々元素の最大の濃度の合計をM(質量%)としたとき下記式を具備することを特徴とする表面性状に優れた鋼板。
1.2<M/(Cu+Ni)<2.0
ただし、Cu、Niは鋼材の成分の含有量(質量%)である。 (もっと読む)


【課題】ボルト成形後の焼入れ焼戻し工程を省略した非調質ボルトであって、1200MPa以上の引張強度を有すると共に耐遅れ破壊性に優れた高強度ボルト、及び前記ボルトに用いる冷間鍛造性に優れた高強度ボルト用鋼線、ならびにこれらの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、C、Si、Mn、P、S、Cr、Al、N、Bを含有する他、Ti、V、およびNbよりなる群から選択される少なくとも1種を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼線であり、ミクロ組織がフェライト及びパーライトの2相組織であって、パーライトラメラ間隔が250nm以下であり、且つ、パーライトの面積率が40%超、80%以下であるとともに、引張強さが1300MPa以下であることを特徴とするボルト用鋼線である。 (もっと読む)


【課題】 鍛造温度や鍛造加工率等によらず、熱処理条件を制御することによって母相組織を軟質ラスマルテンサイト組織と硬質ラスマルテンサイト組織の2相マルテンサイトとした、強度・伸びバランス及びシャルピー衝撃値に優れたTRIP型2相マルテンサイト鋼の提供。
【解決手段】 C:0.1〜0.7%、Si:0.5〜2.5%、Mn:0.5〜3.0%、Cr:0.5〜2.0%、Mo:0.5%以下(0%を含む)、Al:0.04〜2.5%、を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、金属組織は、母相組織が軟質ラスマルテンサイト組織と硬質ラスマルテンサイト組織からなり、鋼素材をγ域に加熱後、マルテンサイト変態開始温度(Ms点)直上の温度まで急冷後、Mf点〜Mf点−100℃の温度域で等温変態処理を施すことにより得られることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】被削性、冷間鍛造性及び熱間加工性に優れた、冷間鍛造用快削鋼を提供する。
【解決手段】冷間鍛造用快削鋼は、質量%で、C:0.10〜0.60%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.35〜1.30%、P:0.03%以下、S:0.005%以上0.030%未満、Cr:0.01〜2.0%、Al:0.010%よりも高く0.070%以下、Ti:0.001〜0.028%、N:0.0080%未満、O:0.0040%以下、Ca:0.0003〜0.0035%、Te:0.0001%以上0.0040%未満を含有し、式(1)〜式(3)を満たす。
SA/SB>0.50・・・(1)
0.030<Te/S<0.15・・・(2)
Ti−3.5N≦0・・・(3)
SAは、1mol%以上のCaを固溶し、1μm以上の円相当直径を有する硫化物系介在物の総面積であり、SBは、上記円相当直径を有する硫化物系介在物の総面積である。 (もっと読む)


【課題】冷間成形角形鋼管の管端にダイアフラムや他の冷間成形角形鋼管を溶接するにあたって、角部表層の熱影響部の軟化を抑制して歪みの集中を防止し、耐震安全性の高い建築構造物の支柱を得るための溶接方法および溶接継手を提供する。
【解決手段】強度が550〜670MPa、表層部の平均のビッカース硬さが225以下、表層部と板厚中央部の平均のビッカース硬さの差が60以下の鋼板を冷間加工して得た冷間成形角形鋼管1の管端に開先を形成し、冷間成形角形鋼管の管端にダイアフラム2または他の冷間成形角形鋼管を、溶接入熱30kJ/cm以下かつパス間温度250℃以下で多層溶接する。ここで、表層部とは鋼板の表裏面から板厚方向に1〜5mmの領域を、また、板厚中央部とは板厚中心±2mmの領域を指す。 (もっと読む)


【課題】母材靭性およびHAZ靭性の両方に優れた鋼材、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼中成分が、C:0.03〜0.16%(質量%の意味。以下成分について同じ。)、Si:0.25%以下(0%を含む)、Mn:1〜2.0%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、Al:0.05%以下(0%を含まない)、Ti:0.010〜0.08%、Ca:0.0005〜0.010%およびN:0.0020〜0.020%を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼材であり、鋼材に含まれる全Ti量Qのうち、2.0μmを超えるTi含有介在物として鋼材に含まれるTi量が0.010%以下(0%を含まない)で、且つ0.1μmを超えるTi含有介在物として鋼材に含まれるTi量を全Ti量Qから引いた値Rと、鋼材に含まれる全Ti量Qとの比R/Qが0.30〜0.70である鋼材。 (もっと読む)


【課題】鋼構造物に供して好適な、590MPa以上の引張強さと80%以下の低降伏比を備えた板厚40mm以下の高強度低降伏比鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.20%、Si:0.10〜0.50%
Mn:0.1〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.0030%以下、Al:0.1%以下、N:0.0070%以下、さらにCr:0.1〜2.0%、Mo:0.1〜2.0%
W:0.1〜1.0%の1種または2種以上を合計で0.5〜3.5%、必要に応じてCu、Ni、Nb、V、Ti、B、Ca、REM、Mgの1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物で、平均円相当径3〜20μm、かつ面積分率5〜30%のポリゴナルフェライトと、ベイナイトまたはマルテンサイトを備えたミクロ組織を有する鋼材。 (もっと読む)


【課題】最大板厚が80mmの厚肉で、D/t=10〜20のような強曲げ加工時に、780MPa以上の高強度と90%以下の低降伏比を両立すると共に、鋼管加工後にも良好な靭性を安定して達成することができる円形鋼管用鋼板を提案する。
【解決手段】所定の化学成分組成を満たし、所定の関係式で規定される焼入れ性指数DIが8inch以上であると共に、下記(A)、(B)および(C)の要件を満足する。
(A)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、ベイナイトが90面積%以上である、
(B)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた領域の平均円相当直径が4μm以下である、
(C)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、平均円相当直径が0.5〜3μmで、ビッカース硬さHvが700以上の島状マルテンサイトを3〜10面積%で含んでいる。 (もっと読む)


【課題】せん断加工での切断の際の切断面での割れ発生防止とDWTT特性に優れる高強度・高靱性厚鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.12%、Si:≦0.5%、Mn:1.5〜3.0%、Al:0.01〜0.08%、Nb:0.01〜0. 08%、Ti:0.005〜0.025%、N:0.001〜0.01%、更にCu、Ni、Cr、Mo、V、Bの1種又は2種以上、必要に応じてCa、REM、Zr、Mgの一種又は二種以上を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる成分組成を有し、ミクロ組織にベイナイトまたはマルテンサイトを含み、これらの組織中に存在するセメンタイトの平均粒径が0.5μm以下である厚鋼板。 (もっと読む)


【課題】ヒートクラックの進展が抑制され、ロール取替周期の延長及び折損トラブルを低減することが出来る連続鋳造用ロールの提供。
【解決手段】芯材表面に質量%でCr:9%以上12%未満を含有する耐熱鋼系乃至Cr:12%以上20%以下を含有するステンレス鋼系の肉盛層を有する連続鋳造用ロールであって、前記肉盛層は、ピーニング加工により最表層部の結晶粒を扁平化させ且つ該最表層部から芯材までの次表層部の少なくとも一部を加工硬化させ、次いで好適温度範囲600℃±30℃の熱処理により前記扁平化部及び加工硬化部を再結晶化させて細粒化してなる。 (もっと読む)


【課題】高強度・高靱性で、せん断加工での切断の際、切断面に発生する割れの防止に優れる厚鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.12%、Si:0.01〜0.5%、Mn:1.5〜3.0%、Al:0.01〜0.08%、Nb:0.01〜0.08%、Ti:0.005〜0.025%、N:0.001〜0.01%、B:0.0005〜0.003%以下、更にCu:0.01〜2%、Ni:0.01〜3%、Cr:0.01〜1%、Mo:0.01〜1%、V:0.01〜0.1%、必要に応じて、Ca、REM、Zr、Mgの一種または二種以上、残部Fe及び不可避的不純物からなる成分組成を有し、ミクロ組織がベイナイト,マルテンサイト,ベイナイト+マルテンサイトのいずれかである厚鋼板。 (もっと読む)


【課題】船舶のバラストタンク等の厳しい海水腐食環境下においても、優れた塗装耐食性を発揮して、補修塗装までの期間の延長が可能で、しかも補修塗装の作業を軽減することができる船舶用耐食鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.7〜2.0%、P:0.035%以下、S:0.01%以下、Al:0.10%以下、Sn:0.02〜0.2%、Nb:0.003〜0.03%、O:0.0005〜0.0030%、Ti:0.005〜0.030%およびN:0.0010〜0.010%を含み、かつCu,NiおよびCrをそれぞれCu:0.20%未満、Ni:0.20%未満およびCr:0.20%未満で含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成とする。 (もっと読む)


【課題】延性と伸びフランジ性に優れ、延性−伸びフランジ性のバランスも良好な高張力熱延鋼板の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.08%超0.30%未満、Si:3.0%以下、Mn:1.0%以上4.0%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:3.0%以下、N:0.010%以下を含有し、かつSi+sol.Alの合計含有量が0.8%以上3.0%以下の化学組成を有し、かつDαq≦5.0、Vαq≧50、Vγq≧3、Vαs>Vαq、Vγs>Vγq(DαqおよびVαqは、それぞれ鋼板表面から板厚の1/4深さ位置でのフェライトの平均粒径(μm)および面積率(%)、Vγqは同位置での残留オーステナイト体積率(%)、VαsおよびVγsはそれぞれ鋼板表面から100μm深さ位置でのフェライト面積率(%)および残留オーステナイト体積率(%)を表す)を満たす鋼組織を有する。 (もっと読む)


【課題】X70ク゛レート゛以上の優れた強度及び靭性バランスを有する、引張性能及び溶接金属の低温靭性が優れた高強度のベンド管を提供する。
【解決手段】組成が、C:0.03〜0.12%、Si:0.05〜0.50%、Mn:1.4〜2.2%、S:0.01%以下、Al:0.06%以下、N:0.008%以下、残部Fe及び不純物であり、炭素当量Ceqが0.36%以上であるとともに溶接割れ感受性指数Pcmが0.22%以下である母材と、溶接割れ感受性指数Pcmが0.28%以下であり、B量が5ppm以下であるとともにO量が280ppm以下である溶接金属とを備えるUOE鋼管を、900〜1100℃の温度域に加熱して曲げ加工した後、それを直ちに3℃/s以上の冷却速度で300℃以下の温度域まで冷却し、その後300〜500℃の温度域で焼戻す。 (もっと読む)


【課題】 冷却条件の制限やNi等の高価な元素を用いず、通常使用の成分の調整で焼入性を向上させ、芯部不完全焼入れを抑制し、低コストで寒冷地等の環境下で使用可能な強靭鋼を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.15〜0.50%、Si:0.05〜1.00%、Mn:0.20〜1.50%、P:≦0.030%、S:≦0.030%、Cr:0.10〜2.00%以下、Sn:≦0.020%、Al:0.022〜0.100%、N:0.002〜0.0200%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、上記組成のAl量とN量から求められる固溶Alの含有量が、上記組成のAl量からN量の27/14を減じた値の、0.018%以上で、かつPおよびSnの量の和が0.040%未満を満足し、図1の焼入焼戻して使用の、寒冷地等の環境下で使用可能な靭性に優れた機械構造用鋼。 (もっと読む)


【課題】高い引張強度と降伏強度とを有し、軸方向の引張及び圧縮の繰り返し応力に対する疲労強度に優れ、かつ、熱伝導率の低いコネクティングロッド用鋼を提供する
【解決手段】本発明によるコネクティングロッド用鋼は、C、Si、Mn、P、S、Cr、Al、Ti、V、N、Oを含有し、選択元素として、Cu、Ni、Moを含有し、fn1が47以上であり、fn2が0.60以上であり、fn3が0.0002〜0.0080である。
fn1=6.7×(42[Si%]+25[Mn%]+14[Cu%]+12[Ni%]+16[Cr%]+12[Mo%]+42[Al%]+14[V%])0.5・・・(1)
fn2=[C%]+[Si%]/7+[Mn%]/5+[Cr%]/9+[V%]/2−5[S%]/7・・・(2)
fn3=[Ti%]−0.599[O%]・・・(3) (もっと読む)


【課題】フェライト中の炭素の拡散速度を強磁場を用いて抑制することで、材質制御を行う。
【解決手段】高炭素Si鋼の低温圧延の際のフェライト域脱炭を、1テスラ以上の強磁場中で、500〜Ae3変態点の温度範囲で圧延することで抑制する。 (もっと読む)


【課題】 靭性を向上した熱間工具鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】 0.005質量%以上のPを含有する熱間工具鋼の成分組成の溶鋼を得る第1工程と、前記の熱間工具鋼の成分組成の溶鋼にZnを添加する第2工程と、前記のZnを添加した溶鋼を鋳造して鋼塊を得る第3工程とからなり、前記の第2工程は、前記の第3工程の鋳造後の鋼塊の成分組成が、Zn:0.0025超〜0.025質量%、P:0.005質量%以上を含み、かつZn/P:0.5超の熱間工具鋼となるように、Znを添加するものである熱間工具鋼の製造方法である。第3工程の鋳造後の鋼塊の成分組成は、質量%で、C:0.3〜0.6%未満、Si:1.5%以下、Mn:1.5%以下、Cr:3.0〜6.0%未満を含む熱間工具鋼であることが好ましい。MoおよびWは単独または複合で(Mo+1/2W):3.5%以下、あるいはさらにV:1.5%以下を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】 塗装費用の削減が可能である、耐食性に優れた鋼製海洋構造物を提供する。
【解決手段】 構造物の高さ方向に飛来海塩粒子量が異なる環境で使用される塗装鋼材製海洋構造物において、前記飛来海塩粒子量について所定の境界値を設定し、前記構造物のうち前記飛来海塩粒子量が前記境界値超えとなる領域を下部領域とし、前記構造物のうち前記飛来海塩粒子量が前記境界値以下となる領域を上部領域とし、前記境界値を0.1mdd以下とし、前記下部領域と前記上部領域とでは異なる厚さの塗装を施すものとし、前記上部領域の塗装厚みを前記下部領域の塗装厚みより薄くする。これにより、塗装作業の軽減、再塗装期間の短縮が可能となり、塗装費用が低減できる。 (もっと読む)


【課題】 自動車や産業機械などのギヤやシャフトなどの動力伝達用部品として用いる機械構造用鋼で、被削性の低下を抑えてねじり疲労強度を向上させた鋼材を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.15〜0.35%、Si:0.30〜0.95%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:1.20〜2.30%、Cu:0.30%以下、Al:0.008〜0.100%、O:0.0030%以下、N:0.0020〜0.0300%を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなり、下記の(1)式を満足する鋼であり、図2に示す浸炭焼入焼戻しを行ない、被削性を低下させることなくねじり疲労強度に優れた機械構造用鋼からなる鋼材。
6.0%≧2C+5Si+Cr−3Mn≧2.0%・・・(1) (もっと読む)


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