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Fターム[4K032AA29]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) |  (1,399)

Fターム[4K032AA29]に分類される特許

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【課題】連続鋳造鋳片の凝固組織および凝固二次組織の微細化および均一化を図ることが可能な連続鋳造方法およびこの連続鋳造方法による鋳片を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%-0.20%,Si:0.005%-2.0%,Mn:0.2%-3.5%,P:0.1%以下およびS:0.01%以下を含有し、Bi,SnおよびTeのうちから選ばれた第1の構成元素の1種以上を合計で0.0001%-0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる鋳片の連続鋳造方法であって、前記鋳片の厚さ方向中心における結晶粒径をdとし、前記第1の構成元素を合計で0.0001%未満含有し、かつ圧下しないで鋳造した連続鋳造鋳片の厚さ方向中心における結晶粒径をd0とした場合に、dとd0の比の値d/d0が0.1-0.8となるように鋳片の厚さ方向中心部が凝固した直後に圧下することを特徴とする鋳片の連続鋳造方法、およびこの方法で得られた鋳片。 (もっと読む)


【課題】TiやNbを含有するオーステナイト系ステンレス鋼の継目無鋼管をエルハルト・プッシュベンチ製管法により製造する場合であっても、結晶組織で混粒を抑制すると同時に、細粒化を実現できるオーステナイト系ステンレス鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】オーステナイト系ステンレス鋼の鋼塊を熱間で穿孔し、得られた素管に加熱および押抜き加工からなる熱間押抜き処理を複数回繰り返し施して継目無鋼管を製造する際、複数回繰り返す熱間押抜き処理のうちの少なくとも最終回の熱間押抜き処理において、被処理管を再結晶温度以上で1〜3時間保持する加熱を行った後、この被処理管に下記(1)式で表される断面減少率Rが20%以上となる押抜き加工を行う。
R=(1−S2/S1)×100[%] ・・・(1)
ただし、上記(1)式中、
S1:熱間押抜き処理前における被処理管の断面積、
S2:熱間押抜き処理後における被処理管の断面積。 (もっと読む)


【課題】 連続鋳造により鋼片を製造する際に表面疵を生じることがなく、粒径粗大化防止特性に優れた浸炭部品用鋼を提供する。
【解決する手段】質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.19〜0.31%、Mn:0.05〜0.40%、S:0.005〜0.100%を含有し、P:0.025%以下、Al:0.05%以下、N:0.020%以下に制限し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、Mnの含有量とSの含有量とが、(Mn/55)/(S/32):6.1〜11.6を満足すること特徴とする粒径粗大化防止特性に優れた浸炭部品用鋼。 (もっと読む)


【課題】汎用の二相ステンレス鋼と同等の耐食性を有し、溶接熱影響部の耐食性低下を抑制した高N二相ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】オーステナイト相面積率が40〜70%で、下記(1)式によるPI値が30〜38で、下記(2)式によるNI値が100〜140で、下記(3)式によるγpreが1350〜1450である溶接部耐食性に優れた二相ステンレス鋼。
PI=Cr+3.3Mo+16N・・・(1)
NI=(Cr+Mo)/N・・・(2)
γpre=−15Cr−28Si−12Mo+19Ni+4Mn+19Cu+770N+1160C+1475・・・(3) (もっと読む)


【課題】時効処理前の硬さがHVで315以下であり、時効処理後の疲労強度が510MPa以上である時効硬化性鋼の提供。
【解決手段】C:0.05〜0.28%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜2.5%、P≦0.05%、S≦0.10%、Cr:0.05〜2.5%、Al≦0.06%、Ti:0.005〜0.20%、V:0.20〜0.75%、Mo:0.30〜1.0%、N≦0.020%を含有し、残部はFeと不純物からなり、〔C+0.3Mn+0.25Cr+0.6Mo+Beff≧0.65、〔C+0.1Si+0.2Mn+0.2Cr+0.35V+0.2Mo≦0.84〕及び〔V+0.8Tieff+0.35Mo+0.5Nb>0.35(但し、Tieffは、{Ti−(48/14)N−(48/32)S}又は0の内の大きい方の値)〕を満たす時効硬化性鋼。 (もっと読む)


【課題】線状加熱部の靭性低下による脆性割れを抑制したケミカルタンカー用二相ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】オーステナイト相面積率が40〜70%で、下記(1)式によるMd30値が80以下で、下記(2)式によるNi−bal.が−8以上−4以下で、700℃で3分間等温熱処理した後の−20℃におけるVノッチ試験片によるシャルピー衝撃値が100J/cm以上である線状加熱性に優れたケミカルタンカー用二相ステンレス鋼。
Md30=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo・・・(1)
Ni−bal.=Ni+0.5Mn+0.5Cu+30C+30N−1.1(Cr+1.5Si+Mo)+8.2・・・(2) (もっと読む)


【課題】引張強度が570MPa以上の高強度を確保しつつ、優れたHAZ靭性を実現できる高強度厚鋼板を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を満足し、下記式(1)で求められるKVが0.060以下であるとともに、鋼組織の90面積%以上がベイナイトであり、且つ、距離1.7nm以内に他のNb原子またはC原子を有するNb原子またはC原子が、当該他のNb原子またはC原子と共に形成する合計5原子以上の集合体を、三次元アトムプローブ電界イオン顕微鏡により測定したときに、前記集合体が1.0×1022個/m3以上の個数密度で存在する。
KV=[V]+[Nb] ・・・(1)
(但し、[V]および[Nb]は、夫々VおよびNbの含有量(質量%)を表す。) (もっと読む)


【課題】二相ステンレス鋼の成分およびボルトの加工率、熱処理を制御することにより、ボルト加工性を維持しながら、耐応力腐食性、耐食性、強度に優れたステンレス鋼高力ボルトを得る。
【解決手段】質量%で、C:0.003〜0.05%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.1〜5.0%、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Ni:3.0〜9.0%、Cr:19.0〜30.0%、Mo:1.0%超、4.0%以下、N:0.05〜0.30%、を含有し、残部がFeおよび実質的に不可避的不純物で構成され、(a)式のF値が35〜80であり、引張強さが1000〜1300MPa、引張耐力が800〜1200MPaであることを特徴とする耐応力腐食割れに優れる高強度・高耐食性のステンレス鋼ボルトである。 (もっと読む)


【課題】耐候性に優れた鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06%超え0.14%未満、Si:0.05%以上2.00%以下、Mn:0.20%以上2.00%以下、P:0.005%以上0.030%以下、S:0.0001%以上0.0200%以下、Al:0.001%以上0.100%以下、Cu:0.10%以上1.00%以下、Ni:0.10%以上0.65%以下、Mo:0.001%以上1.000%以下、好ましくはMo:0.005%以上1.000%以下、Nb:0.005%以上0.200%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなることを特徴とする耐候性に優れた鋼材。 (もっと読む)


【課題】溶接施工した後の応力除去焼鈍後においても、強度、靭性、耐水素割れ性に優れる原子力発電機器用鍛鋼材、およびそれら複数の原子力発電機器用鍛鋼材を用いて溶接して構成された原子力発電機器用溶接構造物を提供することを課題とする。
【解決手段】所定の化学成分組成を満足すると共に、金属組織の結晶粒度がASTMによる粒度番号で4.5〜7.0である。また、AlとNの質量比(Al/N)が、1.93以上のときはNの含有量が0.0100質量%以上、1.93未満のときはAlの含有量が0.022質量%以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ドライブシャフトとして必要とされる耐疲労特性を保証された、耐ねじり疲労特性に優れた電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】母材部の組成が、C:0.25〜0.55%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.2〜3.0%、Al:0.1%以下、N:0.0010〜0.0100%を含み残部Fe及び不可避的不純物である電縫鋼管であって、電縫溶接部への溶接欠陥の投影面積である溶接欠陥面積が40000μm未満であることを特徴とする耐ねじり疲労特性に優れた電縫鋼管。 (もっと読む)


【課題】多パス溶接部の靭性に優れた厚鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.50〜3.0%、P:0.050%以下、S:0.02%以下、Al:0.10〜2.00%、N:0.0070%以下を含む組成とする。さらに、Ti:0.005〜0.030%を含有してもよい。これにより、従来、粗大な島状マルテンサイトが生成し靭性低下の著しかった、多パス溶接部におけるICCGHAZ(溶融点直下まで加熱された溶接ボンド部のうち後続の溶接パスによりオーステナイトとフェライトの二相温度域に再加熱された部位)が、体積率で4%以上の残留オーステナイト相を含む組織を呈し、多パス溶接部の靭性が顕著に増加する。なお、Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Bのうちの1種または2種以上、REM、Ca、Mgのうちの1種または2種以上、を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】鋼管素材用として好適な、低温靭性に優れた低降伏比高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.10%、Si:0.01〜0.50%、Mn:1.4〜2.2%、Al:0.005〜0.10%、Nb:0.02〜0.10%、Ti:0.001〜0.030%、Mo:0.05〜0.50%、Cr:0.05〜0.50%、Ni:0.01〜0.50%を含み、下記(1)式で定義されるMoeqが1.4〜2.2%の範囲を満足するように含有する組成と、平均粒径が10μm以下のベイニティックフェライトを主相とし、第二相は、面積率で1.4〜15%の、アスペクト比:5.0未満の塊状マルテンサイトを含む組織であり、塊状マルテンサイトの大きさは、最大で5.0μm以下、平均で0.5〜3.0μmとすることが好ましい。Moeq(%)=Mo+0.36Cr+0.77Mn+0.07Ni・・(1) (もっと読む)


【課題】この発明は、鍛造ロールの分野および鍛造ロールの製造に概して関する。より詳細には、本発明は、冷間圧延工業での使用のための鍛造ロールに関する。
【解決手段】本発明は、冷間圧延工業での使用のための鍛造ロール、およびこのようなロールの製造のための方法に関する。前記鍛造ロールは、鋼組成物、ならびに、体積あたり5%未満の残留オーステナイト比率を有する焼戻しマルテンサイトと、体積あたり5%未満の共晶炭化物を有する開口した共晶炭化物ネットワークと、を含む微細構造を含み、780HV〜840HVの間の硬度と、絶対値で−300MPa〜−500MPaの間の内部圧縮応力とを示す。 (もっと読む)


【課題】多層溶接部の低温靭性(CTOD特性)に優れた高張力鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.12%、Si:0.01〜0.30%、Mn:0.5〜1.95%、P:0.008%以下、S:0.005%以下、Al:0.015〜0.06%、Nb:0.011〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%、N:0.001〜0.006%、Ca:0.0005〜0.003%、必要に応じて、Cr、Mo、V、Cu、Niの1種または2種以上を含有し、Ceq:0.44以下、Ti/N=1.5〜3.5、鋼中の硫化物形態と中心偏析度を制御するため特定元素からなるパラメータ式を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、更に、鋼板の中心偏析部の硬さを規定した高張力鋼板。 (もっと読む)


【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性に優れたばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる組成を有し、ばね素線の任意の横断面において、面積比率で焼戻しマルテンサイト組織が95%以上であり、任意の横断面の円相当直径をD(mm)としたときに、圧縮残留応力層が表面から0.35mm〜D/4の範囲まで形成され、その最大圧縮残留応力が800〜2000MPaであり、前記横断面の中心のビッカース硬さが550〜700HVであり、表面から深さ0.05〜0.3mmの範囲に、前記中心硬さより50〜500HV大きい高硬度層が形成されていることを特徴とするばね。 (もっと読む)


【課題】長大脆性き裂伝播停止特性に優れる板厚50mm以上の厚鋼板およびその製造方法ならびに長大脆性き裂伝播停止性能を評価する方法および試験装置を提供する。
【解決手段】長大脆性き裂停止部の先端形状で、板厚中央部の特定の領域が、鋼板表面から板厚の特定領域に対し、少なくとも板厚分の長さだけ長大脆性き裂の進行方向に対し凹陥部を形成し、板厚中央部で特定領域が特定の集合組織を有する厚鋼板。特定成分の鋼を加熱後、鋼板表面温度1000〜850℃で累積圧下率10%以上で圧延後、特定の、表面温度と内部温度の状態で、1パス圧下率7%以上、累積圧下率50%以上で圧延終了時の鋼板表面温度800〜550℃で圧延する。試験片幅2m以上の試験片を用いて、き裂伝播長1m以上の長大脆性き裂に対する伝播停止性能を、試験片長さもしくは試験片を取り付ける試験装置のタブ板先端間距離を試験片幅の2.8倍以上として評価する。 (もっと読む)


【課題】母材の靭性と合金元素節減型二相ステンレス鋼合わせ材の耐食性を併せ持つクラッド鋼板、及び溶体化熱処理を省略して使用エネルギーが少なく、環境面でも優れた安価なクラッド鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】二相ステンレス鋼を合わせ材とするクラッド鋼板であって、該二相ステンレス鋼が、質量%で、C:0.03%以下、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.5〜7.0%、P:0.05%以下、S:0.010%以下、Ni:0.1〜5.0%、Cr:18.0〜25.0%、N:0.05〜0.30%、Al:0.001〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、熱間圧延中におけるクロム窒化物の析出に関する指標となるクロム窒化物析出温度TNが800〜970℃であることを特徴とする二相ステンレス鋼を合わせ材とするクラッド鋼板。 (もっと読む)


【課題】 コスト上昇及び製造工程の複雑性を解消して、塑性加工により非磁性で高強度・高降伏点を有するオーステナイト系ステンレス鋼からなる成形品を、金型負荷を抑制しつつ製造する技術を提供する。
【解決手段】 化学成分組成が、C=0.005〜0.08質量%、Si=0.15〜1.00質量%、Mn=0.30〜2.00質量%、P≦0.035質量%、S≦0.015質量%、solAl=0.005〜0.040質量%、Ni=8.00〜10.50質量%、Cr=18.00〜20.00質量%およびCu=0〜4.0質量%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる非磁性高強度成形品であって、透磁率が1.02以下であって、硬さがビッカース硬さで250以上500以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フィレットの靭性に優れるYP325MPa以上の圧延H形鋼を提供するとともに、その有利な製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Al:0.003〜0.1%を含有し、Ca:0.0001〜0.01%およびREM:0.001〜0.03%のうちから選ばれる1種または2種を含有する成分組成を有し、炭素当最Ceqが0.36〜0.46mass%である鋼素材を1200〜1350℃の温度で1〜50hr加熱後、(Ar変態点−100)℃以下まで冷却する予備熱処理を施した後、1200〜1350℃に再加熱し、H形鋼に熱間圧延することによって、フィレット部のフェライト平均粒径を30μm以下、Mn偏析度を1.7以下とする。 (もっと読む)


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