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Fターム[4K032AA37]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) |  (361)

Fターム[4K032AA37]に分類される特許

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【課題】時効処理後において疲労特性に優れる時効処理用鋼および時効処理部品を提供する。
【解決手段】特定量のC、Si、Mn、Ti、Mo、必要に応じて、Nb、V、Wの一種または二種以上を含み、且つこれら元素で構成されるパラメータ式を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる、時効処理後において、ベイナイト面積率50%以上の組織を有し、ベイナイト平均パケットサイズが80μm以下であり、ベイナイト相中に粒径が10nm未満の微細析出物が全析出物の90%以上、分散析出している鋼および当該鋼を用いた部品。 (もっと読む)


【課題】伸線工程中にパテンティング処理を施さなくとも製造可能な、強度・引張強さ等の機械的特性に優れた鋼線および同鋼線を製造するための線材、およびこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.30〜0.50%、Si:0.1〜0.4%、Mn:0.2〜1.0%、Al:0.01%以下、Ti:0.01%以下、N:15〜35ppm、O:15〜35ppmを含有する鋼からなる、初析フェライトとベイナイトの面積率FA(%)が、FA≦−70×(%C)+41の範囲にあり、残部の95%以上がパーライトである線径3.6〜7mmの熱間圧延線材を得るとともに、パテンティング処理およびブルーイング処理を施すことなしに真ひずみ4以上の伸線を行い、線径Dが0.2〜0.4mmで、TS(MPa)が、3900−D×2600≦TSを満足し、かつ、ねじり試験時のデラミネーションが発生しない鋼線を得る。 (もっと読む)


【課題】伸線加工の途中で熱処理を施さずに高強度極細鋼線を製造することができる高強度極細鋼線用線材を製造し、該線材を用いて高強度極細鋼線を製造する。
【解決手段】線径が3.6〜7.0mmの高強度極細鋼線用線材であって、(i-1)質量%又は質量ppmで、C:0.30〜0.50%、Si:0.40超〜1.0%、Mn:0.2〜1.0%、B:4〜30ppm、N:15〜35ppm、O:15〜35ppm、及び、Al:0.01%以下(0を含む)を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼からなり、(i-2)最終のパテンティング処理後の引張強さTS(MPa)が、1000×(%C)+370≦TS≦1000×(%C)+550、を満たし。(i-3)初析フェライトとベイナイトの面積率FA(%)が、FA(%)≦−50×(%C)+35、を満たし、(i-4)残部組織の95%以上が、平均ブロック粒径20μm以下のパーライト組織である。 (もっと読む)


【課題】伸線工程中にパテンティング処理を施さなくとも製造可能な、強度・引張強さ等の機械的特性に優れた鋼線および同鋼線を製造するための線材、およびこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.30〜0.50%、Si:0.1〜0.4%、Mn:0.2〜1.0%、Al:0.01%以下、Ti:0.01%以下、B:4〜30ppm、N:15〜35ppm、O:15〜35ppmを含有する鋼からなる、初析フェライトとベイナイトの面積率FA(%)が、FA≦−35×(%C)+22の範囲にあり、残部の95%以上がパーライトである線径3.6〜7mmの熱間圧延線材を得るとともに、パテンティング処理およびブルーイング処理を施すことなしに真ひずみ4以上の伸線を行い、線径Dが0.2〜0.4mm以下で、TS(MPa)が、3950−D×2600≦TSを満足し、かつ、ねじり試験時のデラミネーションが発生しない鋼線を得る。 (もっと読む)


【課題】製造コストの増大を招くことなく、板厚が50mmを超える場合においても高強度(引張強度が490MPa以上)を満足し、且つ−10℃におけるKca値で5000N/mm3/2以上を満足する様な脆性亀裂伝播停止特性に優れた厚鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の厚鋼板は、化学成分組成を適切に調整すると共に、表面から深さt/4〜t/2(tは板厚を表す、以下同じ)の位置のミクロ組織において、擬ポリゴナル・フェライトの平均面積率が30〜85%であり、且つ表面から深さt/4の位置において、隣り合う2つの結晶の方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒の粒径を有効結晶粒径D(μm)としたとき、これが島状マルテンサイトの平均円相当径d(μm)および鋼板の降伏応力YS(MPa)の関係で下記(1)式を満足するものである。
−215+1.56×D+9.79×d+0.24×YS<-60 …(1) (もっと読む)


【課題】耐全面腐食性および耐局部腐食性に優れるだけでなく、鋼材表面にZnが存在する状態で使用された場合においても優れた耐食性を有する原油タンク用鋼材提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.001〜0.16%、Si:1.5%以下、Mn:0.1〜2.5%、P:0.025%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.001〜0.008%、Cu:0.008〜0.35%、Cr:0.1%超0.5%以下、Sn:0.005〜0.3%を含有し、Mo:0.01%以下であり、下記式で定義するA1の値が0以下である原油タンク用耐食鋼材。

A1=28×[C]+2000×[P]+27000×[S]+0.0083×(1/[Cu])+0.027×(1/[Cr])+95×[Mo]+0.00098×(1/[Sn])−6 (もっと読む)


【課題】船舶のバラストタンク等の厳しい海水腐食環境下においても、優れた塗装耐食性を発揮して、補修塗装までの期間の延長が可能で、しかも補修塗装の作業を軽減することができる船舶用耐食鋼材を提供する。
【解決手段】鋼材成分として、質量%で、特にPを0.010%以下、Sを0.0010%未満に低減すると共に、W:0.01〜0.5%およびMo:0.02〜0.5%のうち少なくとも1種並びにSn:0.001〜0.2%およびSb:0.01〜0.2%のうち少なくとも1種を含有させ、かつCu:0.05%未満、Ni:0.05%未満、Cr:0.05%未満およびCo:0.05%未満に抑制する。 (もっと読む)


【課題】希少元素の添加を極力低減し、かつ容易に微細結晶粒組織を作製できる2相ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】オーステナイト相とフェライト相を含む2相ステンレス鋼の製造に際し、圧下率80%以上で冷間圧延を行い、その後、焼鈍を行う。フェライト相の体積率が30〜60%であって、該フェライト相のアスペクト比が0.40未満で、前記オーステナイト相の結晶粒径が5μm以下である2相ステンレス鋼が得られる。オーステナイト相の微細結晶がバラツキなく得られ、高強度、高靭性の優れた機械的特性が得られる。好適組成は、C:0.10%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、Ni:5.0〜15.0%、Cr:16.0〜28.0%、Mo:5%以下を含有し、さらに所望によりNを0.20質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなるものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高いヤング率を有し、その温度係数が小さい恒弾性合金を提供することにある。また、これを使用した精密機器を提供することにある。
【解決手段】質量比にて、Co20〜40%,Ni10〜20%、Cr5〜15%とCa,Sr,Baのそれぞれ2%以下のI Ia族元素及び当該I Ia族元素のフッ素化合物のそれぞれ1%以下の1種又は2種以上の合計0.0001〜5%、及び残部Feからなる合金を、900℃以上融点未満の温度で焼鈍した後冷却し、ついで加工率50%以上の線引き加工を施して所望の太さの線材又は細線になした後、当該線材又は細線を550〜720℃の温度で加熱することにより、ヤング率190GPa以上及び0〜40℃におけるヤング率の温度係数(-5〜5)x10−5を有する高弾性・恒弾性合金が得られる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、低コスト化を図りつつ、良好な耐食性及び強度を発現することができるフェライト相及びマルテンサイト相を含む二相ステンレス鋼並びにそれを用いた鋼材及び鋼製品を提供すること。
【解決手段】0.080≦C≦0.120質量%、0.20≦Si≦1.00質量%、1.00≦Mn≦3.00質量%、1.00<Cu≦3.00質量%、20.0≦Cr≦23.0質量%、0.50≦Ni≦1.00質量%、N≦0.030質量%を含有し、次式(1)で表される[A]が、0.15≦[A]≦0.30であり、かつ、フェライト相及びマルテンサイト相を含み断面組織のマルテンサイト相が面積率で10%以上60%以下であることを特徴とする二相ステンレス鋼。但し、[A]=(1.4[Mn]+[Cu])/[Cr])…式(1) (もっと読む)


【課題】窒化処理後に高い疲労強度と靭性とを兼備したオイルテンパー線とその製造方法並びにそのオイルテンパー線を用いたばねを提供する。
【解決手段】焼戻しマルテンサイト組織を有するオイルテンパー線である。このオイルテンパー線に450℃で2時間のガス軟窒化処理を行った場合、線表面部に形成される窒化層の格子定数が2.881Å以上、2.890Å以下となり、450℃で2時間の加熱を行った場合、引張強度が1975MPa以上、降伏応力が1769MPa以上、絞り値が40%超、となる。このオイルテンパー線は、伸線加工後の鋼線に焼入れ工程と2段階の焼戻し工程とを行うことにより得られる。 (もっと読む)


【課題】海岸付近または凍結防止剤が散布される地域等、飛来塩化物が多い地域に建設される橋梁や鉄塔などの、塩化物が関与した腐食環境の溶接構造物に用いて好適な構造用鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15%以下、Si:0.7%以下、Mn:0.2〜1.5%、P:0.03%未満、S:0.02%以下、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.05〜1.0%、Cr:0.03〜1.0%、Al:0.01〜0.1%、Zr:0.01〜1.0%、且つ、V、Mo、W、Ti、Nb、Taの1種または2種以上をそれぞれ0.03〜1.0%含有し、残部が実質的にFeからなる耐候性に優れた構造用鋼材。 (もっと読む)


【課題】硬度が高く、熱処理後の変寸抑制性に優れるといった求められる基本特性を備えた上に、経時後の寸法変化も抑制することができる冷間金型用鋼と、その冷間金型用鋼を用いて得られる金型を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.20〜0.60%、Cr:3.0〜9.0%、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.1〜2.0%、Al:0.3〜2.0%、Cu:1.0〜5.0%、Ni:1.0〜5.0%、Mo+0.5×W:0.5〜3.0%、V:0.001〜0.5%、Ti:0.001〜0.5%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.10%以下(0%を含まない)、
を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物であって、且つ、[C]×[Cr]≦3.0、[Cu]/[C]=4.0〜15.0、[V]+[Ti]≦0.5%という各要件を満足する。 (もっと読む)


【課題】TS1000MPa以上の、疲労特性に優れた高張力鋼材と製造方法を提供する。
【解決手段】ラスマルテンサイト鋼中の平行に並んだ同じ晶癖面を持つラスの集団として定義されるパケットのアスペクト比が3以上、かつ、パケット境界上におけるP原子の偏析量が1mass%以下で、セメンタイトの平均粒子径が70nm以下、フェライトの面積率が3%以下である鋼材。特定量のC、Si、Cr、Mn、Al、N、Ca、P、S,必要に応じて、Mo、Nb、V、Ti、Cu、Ni、Wの一種または二種以上を含有し、Cr/28+Mn/11+V/9+Mo/8≧0.15、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造後、Ar変態点以下に冷却せず、あるいはAc変態点以上に再加熱後、未再結晶域における圧下率30%以上の圧延後、Ar変態点以上から直接焼入れ、あるいは加速冷却によって350℃以下の温度まで冷却後、特定条件で焼戻しを行う。 (もっと読む)


【課題】船舶のバラストタンク等の厳しい使用環境下においても、鋼材の表面状態に左右されることなく優れた耐食性を示すYPが390MPa以上の船舶用形鋼を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.25%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.10%、W:0.01〜1.0%、Cr:0.01%以上0.20%未満、N:0.001〜0.008%を含有する鋼素材を1000〜1350℃に加熱後、圧延中の厚肉部と薄肉部の温度差を50℃以内に抑えて、Ar温度以下での累積圧下率が10〜80%、仕上圧延温度がAr温度−30℃〜Ar温度−80℃の熱間圧延を行い、その後、Ar温度−30℃〜Ar温度−100℃から700〜500℃までを加速冷却する。 (もっと読む)


【課題】弱磁性、高ヤング率でその温度係数が小さく、硬度が高い磁性不感高硬度恒弾性合金、ひげぜんまい、機械式駆動装置及び時計を提供する。
【解決手段】原子量比にて、Co20〜40%及びNi7〜22%の合計42.0〜49.5%、Cr5〜13%及びMo1〜6%の合計13.5〜16.0%、及び残部Fe(但しFe37%以上)からなる合金を、1100℃以上融点未満に加熱後冷却し、ついで線引き加工と中間熱処理とを繰り返し、加工率90%以上の線引き加工を施して<111>繊維軸を有する繊維組織の線材となし、さらに圧下率20%以上の冷間圧延加工を施して薄板になした後、580〜700℃に加熱して、{110}<111>集合組織を有し、飽和磁束密度2500〜3500G、0〜40℃におけるヤング率の温度係数(-5〜+5)×10−5-1及びビッカ−ス硬度350〜550を有する磁性不感高硬度恒弾性合金。 (もっと読む)


【課題】室温から700℃を超える温度範囲における引張特性がSUS316FRよりも優れるとともに、700℃におけるクリープ特性がSUS347HTBと同等以上であるオーステナイト系高純度鉄合金を提供する。
【解決手段】C:0.0020mass%以下、N:0.0030mass%以下、S:0.0010mass%以下、O:0.0050mass%以下およびC,N,SおよびOの合計量:0.0080mass%以下、Ni:10〜30mass%、Cr:15〜50mass%、W:10mass%以下、Mo:10mass%以下を含有し、さらに、P:0.1mass%以下、Ti:1mass%以下、Al:3mass%以下およびB:0.0050mass%以下のうちから選ばれる1種または2種以上を含有するオーステナイト系高純度鉄合金。 (もっと読む)


【課題】 ピルガーのロールダイスの寿命改善により、生産性向上および製品品質の安定化を図ることが出来る鋼管の冷間圧延に用いられるコールドピルガー圧延機用ロールダイスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.30〜0.60%、Si:0.3〜1.2%、Mn:0.5〜1.5%、Cr:1.0〜4.0%、かつMo+1/2W:0.5〜1.5%、残部Feおよび不可避的不純物からなり鋼を鍛造および圧延における終止温度を900〜1150℃とすることを特徴とするコールドピルガー圧延機用ロールダイスの製造方法。また、上記成分組成に加えて、Ni:0.05〜0.5%、かつV+1/2Nb:0.1〜1.2%からなることを特徴とするコールドピルガー圧延機用ロールダイスの製造方法およびその方法により製造されたコールドピルガー圧延機用ロールダイス。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】高強度でかつ優れた加工性と、優れた低温靭性を兼ね備えたうえ、耐溶接熱影響部軟化特性に優れた自動車構造部材用高張力溶接鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.15%、Si:0.01〜0.5%、Mn:1.5〜4.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.1%、B:0.0005〜0.0030%、Nb:0.04超〜0.1%、Cr:0.11〜1.0%、Mo:0.01〜0.5%、Ti:0.001〜0.1%、N:0.01%以下を含む組成を有する溶接鋼管を素材として、Ac3変態点以上に加熱したのち、圧延終了温度が700〜900℃の範囲の温度で、累積縮径率が25〜75%である縮径圧延を施す。縮径圧延途中に中間加熱処理を施しても良い。これにより、ベイナイト相またはベイニティックフェライト相からなる組織、またはベイナイト相またはベイニティックフェライト相を主相とし、面積率で15%以下のマルテンサイト相を第二相とする組織を有する鋼管となり、TS:780MPa以上の高強度とTrs50が-40℃以下の高靭性、さらにElが10%以上の優れた成形性をも兼ね備え、しかも溶接熱影響部の硬さ低下が少なく、耐溶接熱影響部軟化性に優れた鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】引張強度が1000MPa以上の疲労特性に優れる高張力鋼材として好適な疲労特性に優れた高張力鋼材ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】ラスマルテンサイト鋼中の平行に並んだ同じ晶癖面を持つラスの集団として定義されるパケットのアスペクト比が、3以上、かつ、パケット境界上におけるP原子の偏析量が1mass%以下で、更に、セメンタイトの平均粒子径が70nm以下で、フェライトの面積率が3%以下である鋼材。質量%で、C:0.02〜0.25%、Si:0.01〜0.8%、Cr:0.3〜1%、Mn:0.8〜2%、Al:0.005〜0.1%、N:0.0005〜0.008%、Ca:0.0005〜0.005%、P:0.02%以下、S:0.004%以下,更に、必要に応じて、Mo、Nb、V、Ti、Cu、Ni、Wの一種または二種以上の元素を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造後、Ar変態点以下に冷却することなく、あるいはAc変態点以上に再加熱後、未再結晶域における圧下率が30%以上の熱間圧延後、Ar変態点以上から直接焼入れ、あるいは加速冷却によって350℃以下の温度まで冷却した後、特定条件で焼戻しを行う。 (もっと読む)


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