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薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延 (632)

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【課題】強度と延性バランスおよび焼付硬化性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、C:0.005〜0.04%、Si:1.5%以下、Mn:1.0〜2.0%、P:0.10%以下、S:0.03%以下、Al:0.01〜0.1%、N:0.008%未満、Cr:0.2〜1.0%を含有し、かつ2.1≦Mn(mass%)+1.29Cr(mass%)≦2.8を満足し、残部が鉄および不可避的不純物からなる。そして、組織は、フェライト相と体積率で3.0%以上10%未満のマルテンサイト相からなり、かつ、前記フェライトの平均粒径は6μm超15μm以下であり、さらに、前記マルテンサイト相がフェライト粒界に存在する割合は90%以上である。なお、上記溶融亜鉛めっき鋼板を製造するにあたっては、冷間圧延後の得られた鋼板をAc1点以上Ac3点以下の温度範囲にて焼鈍することとする。 (もっと読む)


【課題】高い生産性で連続鋳造スラブを製造すると共に、そのスラブを素材として連続焼鈍法で、耐時効性および溶接性に優れる調質度がT1〜T4クラスの軟質缶用鋼板を製造する。
【解決手段】C:0.0014mass%以下、Si:0.01〜0.1mass%、Mn:12.50×S〜0.8mass%、S:0.034mass%以下、Al:0.01〜0.10mass%、N:0.0015〜0.0070mass%、Nb:2.3×C〜15.48×Cmass%、B:(0.769×N−0.00304)mass%以上かつ0.0003mass%以上0.60×Nmass%以下を含有する鋼スラブを、熱間圧延し、圧下率70〜90%の冷間圧延してから、均熱温度T:700〜780℃、均熱時間t:20〜90秒でかつ770≦t/3+T−14.8×loge(Nb)−32×B/N≦840の関係式を満たす連続焼鈍を施す。 (もっと読む)


【課題】440MPa以上のTS及び1.3以上のr値を有する深絞り用高強度複合組織型冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015〜0.050、Si:1.0以下、Mn:1.0〜3.0、P:0.005〜0.1、S:0.01以下、Al:0.005〜0.5、N:0.01以下、Nb:0.01〜0.3を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、かつNbとCの含有量が式(1)を満たすスラブを、熱間圧延後、720℃以下の巻取温度CT℃で巻取り、式(2)と(3)から求まる範囲内の圧下率CR%で冷間圧延して、500〜750℃の均熱温度で熱処理後、さらに冷間圧延し、連続焼鈍して、面積率で、50%以上のフェライト相と1〜15%のマルテンサイト相を含むミクロ組織を得る方法;[C]-(12×[Nb]/93)≧0.01・・・(1)、350-CT+1000×ε1.2≧0・・・(2)、ε=ln(1+CR/100)・・・(3)、ここで、[M]は元素Mの含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】本発明は、めっき性が良好で耐食性に優れた高Siを含有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造装置ならびに高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Si:0.4〜2.0質量%を含む高強度鋼板に連続溶融亜鉛めっきを施す際に、鋼板を予熱し、次いで、直火還元炉で直火還元バーナーの空気比を0.6以上0.9未満とした還元雰囲気で鋼板を還元し、その後、水素還元を行う間接加熱炉で水分圧と水素分圧の対数log(PH2O/PH2)が下式(1)を満たす雰囲気で鋼板を還元し、間接加熱炉からめっき設備入側のスナウト部まで間では下式(2)を満たす雰囲気として還元及び冷却を行い、連続溶融亜鉛めっきを施す高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。また、溶融亜鉛めっき後に合金化処理を行う。
−1.6≦log(PH2O/PH2)≦−0.5 ・・・ (1)
log(PH2O/PH2)≦−1.5 ・・・ (2) (もっと読む)


【課題】特別な設備を必要とせず、安定して製造可能なTSが440MPa以上、平均r値が1.2以上、TS×Elが19000MPa・%以上である高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.010〜0.050、Si:0.01〜1.0、Mn:1.0〜3.0、P:0.005〜0.1、S:0.01以下、Al:0.005〜0.1、N:0.01以下、Nb:0.04〜0.3、残部Fe及び不可避的不純物からなり、NbとCの含有量が式(1)を満たす組成を有し、析出Nb量が0.030以上であり、面積率で50%以上のフェライトと面積率で1%以上のマルテンサイトを有し、炭化物NbCの分布状態を示す式(2)のr40が15%以上である鋼組織を有する高強度鋼板;(Nb/93)/(C/12)=0.2〜0.7・・(1)、r40={(平均粒径dNbC≧40nmのNbC数)/(組織中に分布する全NbC数)}×100 [%]・・(2)、式(1)では、各元素記号は各元素の含有量を表し、式(2)では、2つ以上のNbCが1つに凝集している場合は、1個のNbCとしてNbC数を数える。 (もっと読む)


【課題】プレス成形後の製品の表面性状が良好で、優れた焼付硬化性および耐常温時効性を有する、引張強度が340MPa以上の複合組織を有する高張力冷延鋼板を提供する。
【解決手段】主相がフェライト相であるとともに第二相がマルテンサイト相を含む低温変態生成相である組織を備え、板幅方向へ長さが10mmである任意の断面におけるフェライト相の硬さ分布が、Hv(max)−Hv(ave)<0.5×Hv(ave)により規定される関係を満足する高張力冷延鋼板である。Hv(max)は、高張力冷延鋼板の板厚をtとした場合に表面から深さ方向への距離が(1/8)t〜(1/4)tの範囲におけるフェライト粒の最大ビッカース硬さであり、Hv(ave)は、この範囲におけるフェライト粒の平均ビッカース硬さである。 (もっと読む)


【課題】炭化物が微細で均一に分布して、成形性に優れて、最終熱処理特性に優れた高炭素鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で、C:0.2〜0.5%、Mn:0.1〜1.2%、Si:0.4%以下、Cr:0.5%以下、Al:0.01〜0.1%、S:0.012%以下、Ti:B(原子%)/N(原子%)>1の条件を満たす場合に0.5×48/14×[N]%以下、または前述のB及びNの条件を満たさない場合に0.5×48/14×[N]%〜0.03%、B:0.0005〜0.0080%、N:0.006%以下を含み、残りはFe及びその他の不可避な元素を含有し、炭化物の粒子の平均の大きさが1μm以下であり、フェライトの結晶粒の平均の大きさが5μm以下である、成形性に優れた高炭素鋼板を提供する。
(もっと読む)


【課題】窒化処理後に高い表面硬度および十分な硬化深さが得られる窒化処理用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01%超、0.09%以下、Si:0.005〜0.5 %、Mn:0.01〜3.0%、Al:0.005〜2.0 %、Cr:0.50〜4.0 %、P:0.10%以下、S:0.01%以下およびN:0.010 %以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、単位体積当たりの粒界面積Sv を80mm-1以上、1300mm-1以下の範囲、また引張強さを325〜578 MPaの範囲に制御する。 (もっと読む)


【課題】外観、化成性及び延性が優れた高強度薄鋼板並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.3%、Si:0.001〜2.0%、Mn:0.01〜3.0%、P:0.0010〜0.1%、S:0.0010〜0.05%、Al:0.005〜2.0%、N:0.0010〜0.010%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、Si及びAlの総含有量が0.8〜2.0%であり、ミクロ組織における主相が、フェライト単独の相、又はフェライトに加えてベイナイト若しくはベイティックフェライトを含んでいる相であり、第2相が炭素を平均で1.0質量%以上含有したオーステナイトからなり、前記主相を合計で50〜97体積%含有し、前記第2相を3〜50体積%含有する。 (もっと読む)


【課題】Nb添加型のIF鋼を用い、Bなど添加元素を必要とせずに、r値の面内異方性を改善し、耐ひずみ時効性に優れる乾電池缶用鋼板として好適な冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0030%以下、Si:0.02%以下、Mn:0.15〜0.25%、P:0.02%以下、S:0.015%以下、N:0.004%以下、Al:0.020〜0.070%、Nb:1.0≦Nb/C(原子当量比)≦5.0を満たす量(%)を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼片を、熱間圧延してひずみ時効指数AIが9.8MPa以上の熱延板とし、次いで該熱延板を圧下率65〜88%で冷間圧延を施して冷延板とした後、該冷延板を700〜820℃で連続焼鈍する方法。 (もっと読む)


【課題】曲げ変形時の吸収エネルギーに優れるとともに780MPa以上の引張強さを有する高強度鋼部材を提供する。
【解決手段】C:0.08〜0.45%、Si:0.5%以下、Mn+Cr:0.5〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:1%以下、N:0.01%以下、任意添加元素として、Ni:2%以下および/またはCu:1%以下、B:0.01%以下、Nb:1.0%以下、Ti:1.0%以下、Mo:1.0%以下およびV:1.0%以下からなる群から選ばれた1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不純物からなる鋼組成を有し、表層部におけるフェライトの組織分率:80%以上、内層部が旧オーステナイト平均粒径25μm以下のマルテンサイトからなり、かつこの表面の中心線平均粗さRaと、表面粗さ曲線の中心線から0.3175μm以上の山と0.3175μm以上の谷との対の25.4mm当りの数PPIとの積が200以上、引張強さが780MPa以上である高強度鋼部材である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、圧延方向のヤング率に優れた低降伏比型鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、C、Si、Mn、P、S、Al、N、Mo、Nb、Ti、Bを規定量含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなり、フェライト又はベイナイトを体積分率最大の組織とし、体積分率で2〜25%のマルテンサイトを含む複合組織鋼であり、かつ板厚の1/8層における{110}<223>、{110}<111>のいずれか一方又は双方の極密度が10以上を満足し、圧延方向のヤング率が230GPa超である。 (もっと読む)


【課題】缶体の溶接隙間部および口金取り付け部での耐久性に優れた信頼性の高い温水容器を提供する。
【解決手段】缶体および口金をともに、質量%で、C:0.025%以下、Si:0.2〜2%、Mn:1%以下、P:0.045%以下、S:0.01%以下、Ni:2.0%以下、Cr:16〜28%、Mo:0.5〜2.5%、Nb:0.05〜0.5%、Ti:0.05〜0.3%、Cu:1%以下、Al:0.02〜0.6%、N:0.025%以下、残部実質的にFeからなるフェライト系ステンレス鋼で構成し、それらを溶接接合した温水容器。これは、各溶接部を「溶接まま」の状態で使用することができる。 (もっと読む)


【課題】多量のSi,Mnを含有する鋼板の組織を調整するとともに、Si,Mnを含まないFeとZnのめっき層を合金化させて、高強度でしかも延性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る。
【解決手段】C:0.05〜0.25質量%,Si:0.6〜2.0質量%,Mn:1.0〜2.5質量%,Al:0.1〜0.5質量%を含み、かつSiとAlの合計が0.8〜2.2質量%に調整された鋼板にFe系めっきを施した後、700〜900℃で焼鈍し、その後、2〜200℃/秒の平均冷却速度で350〜500℃まで冷却し、その温度域に10〜200秒保持した後、下記式(1)を満たす付着量で溶融Znめっきを施し、直ちに460〜530℃の温度域で2〜120秒保持後、5℃/秒以上の冷却速度で250℃以下に冷却してδ1単相の合金化めっき層を形成する。 0.08≦[Fe付着量]/([Fe付着量]+[Zn付着量])≦0.15 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】引張強度が590MPa以上で成形性に優れ、かつ塩温水試験や複合腐食サイクル試験のような過酷な環境でも塗装後耐食性に優れる高強度冷延鋼板及びその製法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25、Si:0.8〜3.0、Mn:0.5〜3.0、P:0.05以下、S:0.01以下、Al:0.06以下、残部Fe及び不可避的不純物からなり、体積率で、フェライト30%以上、残留オーステナイト2%以上、ベイナイト及び/又はマルテンサイト合計で3〜50%を含む組織を有し、次の式で定義される鋼板表面のSi量Cs(Si)が2.5%以下で、鋼板表面のS量を0.1〜100mg/m2とするS化合物が鋼板表面に存在している高強度冷延鋼板;Cs(Si)=Cb(Si)×[Rs(Si/Fe)/Rb(Si/Fe)]、Cb(Si)は鋼中Si量、Rs(Si/Fe)は表面から50nmの深さまでのSiとFeのGDSカウント積算値比、Rb(Si/Fe)は鋼中のSiとFeのGDSカウント比を表す。 (もっと読む)


【課題】塩素イオン存在下で乾湿が繰り返されるといった過酷な環境下でも、防錆油を塗布せずに優れた初期防錆性を有する冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Mn:0.05mass%以上およびS:0.020mass%以下を含有し、少なくとも一方の表面にSiを含有する酸化物を含む皮膜を有することを特徴とする冷延鋼板。 (もっと読む)


自動車マフラー用鋼板と、この鋼板の製法を提供する。この鋼板は質量%でC:0.01%以下、Si:0.1〜0.3%、Mn:0.3〜0.5%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、Al:0.02〜0.05%、N:0.004%以下、Cu:0.2〜0.6%、Co:0.01〜0.04%を含み、残りはFeと不可避的な不純物である。製法は、質量%でC:0.01%以下、Si:0.1〜0.3%、Mn:0.3〜0.5%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、Al:0.02〜0.05%、N:0.004%以下、Cu:0.2〜0.6%、Co:0.01〜0.04%を含み、残りをFeと不可避的な不純物で占める鋼スラブを作り、鋼スラブを再加熱して圧延し、仕上げ圧延時に、圧延温度をAr3変態温度以上にして熱間圧延し熱延鋼板を製造する段階と、前記熱延鋼板を50〜90%の圧下率で冷間圧延して冷間圧延鋼板を製造する段階及び前記冷間圧延鋼板を500〜900℃の温度範囲で連続焼鈍する段階を含む自動車マフラー用鋼板の製造方法を提供する。
(もっと読む)


【課題】熱間圧延時にヘゲ疵が発生せず、表面性状の良好なCr‐Ni系ステンレス鋼帯を製造する。
【解決手段】C:0.080質量%以下,Si:0.01〜1.5質量%,Mn:0.01〜4.0質量%,P:0.05質量%以下,S:0.03質量%以下,Ni:16.0〜25.0質量%,Cr:20.0〜30.0質量%,N:0.05質量%以下,Mo:0.01〜1.0質量%,Cu:0.001〜1.0質量%を含むCr‐Ni系ステンレス鋼を溶製し、連続鋳造する。1000〜1250℃の加熱処理でスラブのδフェライト量を0.5〜5.0体積%に調整した後、粗圧延の第1パスにおいてスラブの幅方向において両端から該スラブ幅の1/9以内の区間(以下エッジ部と称する)の平均圧下率をこれより幅中央寄りの区間(以下幅中央部と称する)の平均圧下率よりも大きくして熱間圧延する。 (もっと読む)


【課題】引張強度TSが780MPa以上、かつ圧延方向に対して直角方向のヤング率Eが230GPa以上である剛性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.15、Si:0.3以下、Mn:1.5〜2.5、P:0.05以下、S:0.01以下、Al:1.0以下、N:0.01以下、Nb:0.02〜0.1、Ti:0.01〜0.2、Mo:0.1〜1.0を含有し、C、N、S、Nb、Ti、Moの含有量が(1)〜(3)式を満たし、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成を有し、かつ鋼板の1/4板厚における板面の(113)[1-10]〜(223)[1-10]方位における平均のODF解析強度fが6以上である剛性に優れた高強度薄鋼板;Ti-1≧0.01・・(1)、Ti-1/Mo=0.1〜0.5・・(2)、C-(12/47.9)×Ti-1-(12/92.9)×Nb-(12/95.9)×Mo≧0.01・・(3)、ここで、Ti-1=Ti-(47.9/14)×N-(47.9/32.1)×Sであり、式中の各元素記号は各元素の含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】SUS301Lステンレス鋼(低CのAISI301にほぼ相当)を用いて従来材よりも優れた特性、すなわち高疲労強度とすぐれた耐へたり性を兼ね備えたステンレス鋼とその製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼組織を、回復未再結晶組織あるいは回復未再結晶組織と再結晶組織の混合組織の調質圧延金属組織から構成する。 (もっと読む)


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