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薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延 (632)

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【課題】長期間にわたって接触抵抗を低く保ち、起動停止の回数が増大しても優れた導電性を維持できる耐久性に優れた固体高分子形燃料電池、およびそのセパレータとして使用するのに好適なオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】C:0.03質量%以下,Si:3質量%以下,Mn:3質量%以下,Cr:16〜30質量%,Ni:8〜40質量%およびN:0.4質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ各元素の含有量を用いてQ=[Cr]+[Si]+[Ti]+[V]+1.5([Zr]+[Nb]+[Mo])+0.5[W]−0.1([Ni]+[Mn])−20([C]+[N])で算出されるQ値が18を超える組成と、表面に露出したσ相の面積率が1%以上である組織と、を有するセパレータ用ステンレス鋼を使用する。 (もっと読む)


【課題】引張強さ980MPa以上を達成するとともに、強度−延性バランスや伸びフランジ性等の加工性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法について提供する。
【解決手段】 C:0.05〜0.20mass%、Si:0.2〜0.8mass%、Mn:2.0〜4.0mass%、P:0.02mass%以下、S:0.0030mass%以下、Al:0.05mass%以下、Ni:0.10〜1.2mass%およびTi:0.005〜0.030mass%を含有する鋼片に、熱間圧延、次いで冷間圧延を施し、その後(Ac3−50)〜(Ac3+50)℃の温度域に加熱する連続焼鈍を施した後、10℃/s以上の冷却速度で350〜550℃の温度域まで冷却し、この温度域に15秒以上保持する。 (もっと読む)


【課題】H2を含む高温の雰囲気中でも安定して誘導加熱することのできる、鋼帯の連続誘導加熱炉およびそれを用いた鋼帯の連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の鋼帯の連続誘導加熱炉は、誘導加熱コイルの内側に雰囲気ガスシール殻を有し、該雰囲気ガスシール殻は、体積抵抗率106MΩcm以上の絶縁性構造材料からなり、誘導加熱コイルと鋼帯との電位差の所定値をβkVとするとき、誘導加熱コイルの内面との離間距離α(mm)がα/β≦10を満たす位置に配設され、さらに、雰囲気ガスシール殻の内側に体積抵抗率102MΩcm以上の絶縁性断熱材が配設されていることを特徴とする。また、本発明の鋼帯の連続熱処理方法は、前記加熱炉を用い、雰囲気ガスシール殻内を、H2を1%以上含む500℃以上の高温の雰囲気に制御し、誘導加熱コイルに通電するコイル電流の鋼帯に対する電位を5kV以上とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】静的引張法で測定された圧延方向のヤング率が高い鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実質的に、質量%で、C:0.005〜0.200%、Si:2.50%以下、Mn:0.10〜3.00%、N:0.0100%以下、Nb:0.005〜0.100% 、Ti:0.002〜0.150%を含有し、下記(式1)を満足する成分組成を有し、1/6板厚部の、{100}<001>方位と{110}<001>方位のX線ランダム強度比との和が5以下であり、{110}<111>〜{110}<112>方位群のX線ランダム強度比の最大値と{211}<111>方位のX線ランダム強度比の和が5以上であることを特徴とする高ヤング率鋼鈑。 Ti−48/14×N≧0.0005 ・・・(式1) (もっと読む)


【課題】γ域への加熱時にスケール生成を抑制できる、あるいはスケールが生成しても熱間プレス加工時に容易にスケールを剥離できる熱間プレス加工用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.5%、Si:0.5〜3.0%、Mn:0.5〜5.0%、P:0.02〜0.5%、S:0.03%以下、Al:2.0%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有するとともに、鋼板表面の算術平均粗さRaが5μm以下である熱間プレス加工用鋼板。 (もっと読む)


【課題】優れた溶接性とプレス成形性を兼ね備えた590 MPa超級の高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】成分中、特にC:0.005%以上 0.09%以下、Si:0.7%以上 2.7%以下に限定すると共に、面積率で90%以上のフェライト主相中に、硬質第二相として面積率で2%以上10%以下のマルテンサイトを含む組織とし、該フェライトの硬度をHVで140以上、該硬質第二相の平均粒径を7μm 以下とし、しかもめっき層直下の地鉄表層2μmまでの領域の地鉄中にSi,Mn,AlおよびPから選んだ1種以上の元素を含む酸化物を地鉄結晶粒内および/または結晶粒界に析出させ、かつめっき層直下の地鉄表層2μmまでの領域で Si,Mn,AlおよびPから選んだ1種以上の元素を含む酸化物が析出していない領域における、SiおよびMnの固溶量をそれぞれ母材の平均濃度の77%以下とする。 (もっと読む)


【課題】連続してプレス成形を行っても、型かじりの発生を確実に抑制できるTSが340MPa以上の高張力冷延鋼板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】粗さ断面曲線のろ波うねり曲線からの乖離が±2μm以下の平坦部と、ろ波うねり曲線からの最大深さが10μm以上50μm以下の凹部とからなり、凹部の平均面積が0.01mm2超え0.2mm2以下、凹部の面積率が5%以上20%未満である幾何学形状の表面を有することを特徴とする耐型かじり性に優れた高張力冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】ダイクエンチやホットプレスといわれるいわゆる鋼板を加熱後プレス成形と焼入れを同時に実施する部材成形を行う熱間プレス時のスケール剥離を防止し、スケールによるカジリを抑制することができる熱間プレス時のスケール密着性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板断面に深さ2μm以上の凹部が断面長100μm当り3個以上存在し、且つ、鋼板表面に面積率が7%以上で10個/10000μm2以上の凹部が分散していることを特徴とする、熱間プレス時のスケール密着性に優れた高強度鋼板およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】電気接点ばね用りん青銅と代替可能な良好な導電性と優れたばね特性を兼備した安価な鋼材を提供する。
【解決手段】C,Si,Mnの含有量が質量%で下記(1)式および(2)式を満たし、P:0.03質量%以下、S:0.03質量%以下、残部がFeおよび不可避的不純物からなる化学組成を有し、冷間加工されたパーライト組織を呈し、ばね限界値が250MPa以上、導電率が7%IACS以上である導電性に優れたばね用鋼板。
C≧0.1 ……(1)
17.53C+13.75Si+6.25Mn<24 ……(2)
この鋼板は、上記組織に調整された鋼板に10%以上の冷間圧延と600℃以下の時効処理を組み合わせた処理を施すことにより得られる。 (もっと読む)


【課題】金属製止め輪、皿ばね、波ワッシャー等の締結部品に要求される加工性を十分満足し、かつ時効処理後に優れたバネ特性を呈するバネ用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、N:0.03%以下、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.5〜2.5%、Cu:1.0〜3.5%、Cr:15〜18%、Ni:6〜10%、Mo:3.5%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなり、次式、Md=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo、で定義されるMd値が−20〜30である組成を有し、マトリクスが「オーステナイト相+20〜50体積%のマルテンサイト相」からなる複相組織を呈し、硬さが400HV以下、伸びが5%以上である鋼板。 (もっと読む)


【課題】 自動車、家庭電化製品、建材等に使用される加工性が良好で耐時効性に優れた熱延鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.04〜0.25%、Si:0.001〜0.5%、Mn:0.05〜1.5%、P:0.09%以下、S:0.015%以下、Al:0.01〜0.08%、N:0.0005〜0.015%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物から成る成分の鋼片を熱間圧延し、その後、平均冷却速度60℃/s以上で400℃未満まで冷却した後巻き取って冷却し、さらに下記式(1)を満足する直径のロールを用いて伸び率0.1〜1.0%の冷間圧延を行う。これにより、耐時効性の優れた熱延鋼板を得ることができる。t/R≧0.0055・・・(1)(ここで、tは板厚、Rはロール直径) (もっと読む)


【課題】 テーラードブランク用熱延鋼板およびテーラードブランクを提供する。
【解決手段】フェライトを主相とし、マルテンサイトの体積率が5%以下の炭素鋼または低合金鋼からなる鋼板であって、鋼板表面から板厚の1/4の深さにおけるフェライトの平均結晶粒径D(μm)が下記の(1)式および(2)式を満足するとともに、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径の700℃における増加速度X(μm/min)と前記平均結晶粒径D(μm)が下記の(3)式を満足し、下記の(4)式で定義されるC当量(Ceq)が0.10〜0.33であるテーラードブランク用熱延鋼板及びテーラードブランク。 1.2≦D≦7 (1)式 D≦2.7+5000/(5+350・C+40・Mn) (2)式 D・X≦0.1 (3)式 Ceq=C+Mn/9+Si/24+Cr/5+Mo/4+Ni/40+V/14 (4)式 (もっと読む)


【課題】冷間圧延の圧下率が85%以下でも、確実にフェライト組織の平均結晶粒径が12.0μm以下で、-0.20≦Δr≦0.20が得られるイヤリング性に優れた冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0040%以下、Si:0.02%以下、Mn:0.14〜0.25%、P:0.020%以下、S:0.015%以下、N:0.0040%以下、Al:0.020〜0.070%、Nb:0.020〜0.030%、Ti:0.005〜0.030%、および下記の式(1)あるいは式(2)を満足するBを含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするフェライト組織の平均結晶粒径が12.0μm以下で、-0.20≦Δr≦0.20であるイヤリング性に優れた冷延鋼板;N-(14/48)Ti>0の場合、0.0003≦B-(11/14){N-(14/48)Ti}≦0.0010 ・・・(1)、N-(14/48)Ti≦0の場合、0.0003≦B≦0.0010 ・・・(2)、ただし、式(1)、(2)中の元素記号は、各元素の含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】高い降伏強度と良好な曲げ特性が要求される自動車の衝突安全部材などに適した高降伏強度熱延鋼板を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.06超〜0.24%、Si≦0.3%、Mn:0.5〜2.0%、P≦0.06%、S≦0.005%、Al≦0.06%、N≦0.006%、Mo:0.05〜0.5%、Ti:0.03〜0.2%、V:0.15超〜1.2%、Co:0.0010〜0.0050%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、実質的にフェライト単相組織であり、Ti、MoおよびVを含む複合炭化物と、Vのみを含む炭化物が分散析出するとともに、それらの炭化物が0.1000<Tp+Vp<0.4000(Tp:Ti、MoおよびVを含む複合炭化物として析出しているTi量(mass%)、Vp:Vのみを含む炭化物として析出しているV量(mass%))を満たす。 (もっと読む)


本発明は、高価なNiを含有するオーステナイト系鋼を、Cr、Cu、Ti、Nbなどの元素にそれぞれ代替した高Crフェライト系ステンレス鋼であって、耐食性が304鋼に比べて同等水準以上の特性を有する高耐食フェライト系ステンレス鋼に関し、質量%で、C:0.01%以下、Si:0.2〜1.0%以下、Mn:0.3%以下、Cr:20〜23%、Ni:0.2〜0.4%、N:0.01%以下、Al:0.03〜0.10%、S:0.002%以下、Cu:0.3〜0.5%、Zr:0.02〜0.06%、Ti:0.2〜0.4%(Ti/(C+N)≧20)、Nb:0.06〜0.45%(Nb/(C+N)≧28)であり、残りの成分がFe及び不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼が提供される。また、このフェライト系ステンレス鋼に対する冷間圧延及び表面研磨に関する製造方法が提供される。
(もっと読む)


【課題】高Si含有鋼板を母材とした場合に、不めっきのない美麗な表面外観を有しめっき密着性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板、不めっきのない美麗な表面外観を有し耐パウダリング性に優れた高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する
【解決手段】質量%で、Siを0.10〜3.0%含有する鋼組成を有する鋼板に溶融亜鉛めっきするに際し、下記Zの中から選ばれる元素の1種以上からなる金属及び/又は合金を、式(1)を満足するように鋼板表面に付着させるプレめっきを行った後に焼鈍し、その後溶融亜鉛めっきを施す。またはさらに合金化処理を行う。Z:Fe、Ni、Co、Cu、Sn。〔Z〕≧0.2×〔Si〕…(1)、〔Z〕:Zの元素の合計付着量(g/m)、〔Si〕:鋼中Si量(質量%) (もっと読む)


【課題】500MPa以上の引張強度、20%以上の伸びを有し、さらには降伏伸びが1%未満で、異方性が-0.5〜0となる高強度高延性缶用鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】成分として、Nb:0.005〜0.1%、P:0.01〜0.2%、Mn:0.3〜1.5%を含有することにより固溶強化、析出強化、微細化強化した鋼板を箱焼鈍により製造する。箱焼鈍後の冷却速度を小さく(20℃/h以下)することで、降伏伸びを1%未満にする。さらには、熱延時の仕上げ温度を870℃以上、その後の冷却速度を40℃/s以下、巻取り温度を620℃以上にすることで異方性(Δr)を-0.5〜0の範囲とする。なお、この場合の組織は、実質的にフェライト単相組織であり、フェライト平均結晶粒径は7μm以下である。 (もっと読む)


【課題】通常行われている冷間圧延以降の製造条件によって冷延鋼板の加工性、特に曲げ加工性が左右されない冷延用フェライト系ステンレス熱延鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.03〜0.06mass%、Si:0.20mass%以下、Mn:0.6〜1.0mass%、P:0.040mass%以下、S:0.010mass%以下、Al:0.01mass%以下、N:0.05mass%以下、Cr:15〜20mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを1000℃以上に再加熱し、仕上圧延終了温度を900℃以上とする熱間圧延し、780℃以上の温度で巻き取って熱延鋼板とし、その後、該熱延鋼板を860℃以下の温度で焼鈍し、フェライト系ステンレス冷延鋼板用の熱延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】通常行われている冷間圧延以降の製造条件によって冷延鋼板の加工性、特に曲げ加工性が左右されない冷延用フェライト系ステンレス熱延鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】C:C:0.01mass%以上0.03mass%未満、Si:0.20mass%以下、Mn:0.6〜1.0mass%、P:0.040mass%以下、S:0.010mass%以下、Al:0.01mass%以下、N:0.05mass%以下、Cr:15〜20mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを1000℃以上に再加熱後、仕上圧延終了温度を900℃以上とする熱間圧延し、650〜750℃の温度で巻き取って熱延鋼板とし、その後、該熱延鋼板を750℃以上の温度で焼鈍し、フェライト系ステンレス冷延鋼板用の熱延鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】フェライトとマルテンサイトを主体とする複合組織鋼板を対象とし、該両相の境界部における極端な硬度上昇を抑えることにより、境界部での歪(応力)の集中を抑制し、優れた強度と延性、伸びフランジ性を兼ね備えた冷延鋼板とその製法を提供する。
【解決手段】フェライトの占積率(Vα)とマルテンサイトの占積率(Vα’)の総和が80%以上を占める複合組織鋼板であって、板厚表面から深さ方向1/4位置の断面において、200μm×200μmの視野内に観察されるマルテンサイトの結晶粒内に引ける最も長い直線の線分上で、フェライトとマルテンサイトの粒界(前記線分の端部)から0.3μm離れた箇所におけるマルテンサイトの硬さ(Hb)と、同粒界から2μm離れた箇所におけるマルテンサイトの硬さ(Hc)を求めたとき、HbとHcが下記式(1)の関係を満たす伸びフランジ性に優れた高強度冷延鋼板である。Hc−Hb>0……(1) (もっと読む)


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