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Fターム[4K037FJ01]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 冷延板焼鈍の加熱条件(中間焼鈍除く) (2,529) | 昇温速度 (248)

Fターム[4K037FJ01]に分類される特許

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【課題】自動車軽量素材として適する600MPa以上の引張強度を有し、延性に優れ、さらに耐リジング性に優れたフェライト系低比重高強度鋼板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の低比重高強度鋼板は、C:0.2〜0.8重量%、Mn:2〜10重量%、P:0.02重量%以下、S:0.015重量%以下、Al:3〜15重量%、N:0.01重量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避の不純物からなり、前記Mnと前記Alの重量比Mn/Alが0.4〜1.0であり、かつ、組織内の残留オーステナイトが1重量%以上としている。さらに、Si、Cr、Mo、Ni、Cu、B、Ti、Zr、Nb、W、Sb及びCaから選択される1種上を特定量含むのが好ましい。この鋼板表面に、メッキ層を片面当たり10〜200μmの厚さで含む低比重高強度亜鉛メッキ鋼板とすることが出来る。 (もっと読む)


【課題】高Si含有鋼板を母材とした高加工時の耐めっき剥離性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板および高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板および焼鈍炉にオールラジアントチューブ型の加熱炉を備えるCGLで前記めっき鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】鋼の化学成分として、C:0.01〜0.15質量%、Si:0.8〜1.8質量%、Mn:1.8〜2.7質量%、Al:0.01〜0.1質量%、P:0.005〜0.025質量%、S≦0.01質量%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼板の表面に片面あたりのめっき付着量が20〜120g/mの亜鉛めっき層を有し、めっき層直下の鋼板表層部において、めっき層直下から2μmまでの領域で粒界からフェライト粒内に向けて非晶質SiOがデンドライド状に成長し、かつめっき層直下から10μmまでの領域において、粒界から1μm以内の地鉄粒内に結晶性Si、Mn系複合酸化物が析出している。 (もっと読む)


【課題】 従来にない高い深絞り成形性を実現するとともに、成形時の耐肌荒れ性の向上を合わせて実現することのできる鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】 αFe相の鋼板面に対する{222}面集積度が65〜99%であり、鋼板の板厚をt[μm]、板厚方向の平均結晶粒径をdt[μm]、圧延方向の平均結晶粒径をdR[μm]としたときに、dt/dR≧1.2であることを特徴とする鋼板である。t/dt≦10であるとより好ましい。また、母材鋼板の少なくとも片面に、Al、Ni、Si、Sn、V、Znのうち1つ以上の元素と残部不可避的不純物からなる金属の第二層を付着させ、該鋼板に1回当たり圧下率30%未満の低圧下スキンパス冷間圧延を少なくとも2回以上行い、その後熱処理を行うことにより、当該鋼板を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れ、高温での使用が可能であり、十分な制振性能を有する制振鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表層にFe−Al金属間化合物をはじめとする金属間化合物と残部鉄及び不可避的不純物からなる第二層を有し、金属間化合物及び鋼部分がともに鋼板面に対して{222}配向する制振鋼板である。これにより、優れた制振特性を実現できる。金属間化合物は、Alに替えてSi、Ge、Ti又はZnの1種又は2種以上でもよい。また、鋼部分の板厚1/2位置の鋼板面に対する{222}面集積度が80%以上99%以下、Fe−M金属間化合物の鋼板面に対する{222}面集積度が50%以上98%以下であると好ましい。鋼板の表層に金属Mの構成元素を付着し、冷間圧延、熱処理を施すことによって上記制振鋼板を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】介在物酸素濃度を所定量含有し、特定組成のTiO系介在物を含むことによって、深絞り性を維持しつつ、表面性状に優れ、かつ連続鋳造時の浸漬ノズルの閉塞およびそれによって引き起こされる鋼材表面性状の劣化等も解決できる、極低炭素濃度かつ極低Al濃度を有するTi脱酸鋼からなる極低炭素鋼板を工業的規模で量産する方法を提供する。
【解決手段】C:0.0005〜0.025%、Si:0.003〜0.12%、Mn:0.05〜2.5%、P:0.15%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下、sol.Al:0.0002〜0.003%、Ti:0.005〜0.05%、Nb:0.005〜0.20%を含有し、全酸素濃度T.O:0.003〜0.008%を含み、介在物に因る酸素濃度Oinc:0.0025〜0.007%を含み、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有するとともに、鋼材中の酸化物系介在物のSiOが1.0%未満であり、90.0%以上がTiOx、AlおよびMnOの3元系から構成され、この3元系での組成範囲がTiOx:50.0〜95.0%、Al:3.0〜35.0%、MnO:2.0〜25.0%にある極低炭素鋼板である。 (もっと読む)


【課題】特に、自動車用部品、缶など、面内異方性の厳格な制御が要求される、深絞り性に優れた冷延鋼板、その素材である熱延鋼板、それらの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005%超、0.020%以下、Mn:0.05〜1.0%を含有し、(4×C+0.035)≦Ti≦(4×C+0.15)を満足するようにTiを含有し、Si:0.5%以下、P:0.1%以下、S:0.015%以下、Al:0.5%以下、N:0.01%以下に制限し、残部が鉄および不可避的不純物よりなる組成を有し、板厚方向中央部の{111}<112>方位のX線ランダム強度比(A)および{111}<110>方位のX線ランダム強度比(B)が5以上であり、かつ(A)と(B)の差の絶対値|(A)−(B)|が4以下であることを特徴とする深絞り性に優れた冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】伸びと伸びフランジ性をともに高めた、より成形性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.30%、Si:3.0%(0%を含む)、Mn:0.5〜5.0%、P:0.1%以下、S:0.005%以下、N:0.01%以下、Al:0.01〜1.00%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、硬さ330〜450Hvの焼戻しマルテンサイトが面積率で50〜70%、残部がフェライトからなる組織を有し、前記フェライトはその最大粒径が円相当直径12μm以下で、C方向(圧延方向と直角な方向)とフェライト粒長手方向とのなす角度の10度刻みでの度数分布の最大値が18%以下、最小値が6%以上である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、自動車、建材、家電製品などに適する極めて優れた伸びフランジ性を有する高強度鋼板の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C、Si、Mn、P、S、Al、N、Oを規定量含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる組成を有し、鋼板組織が主としてフェライトとベイナイトからなり、鋼板中に含まれる5μm超の非金属介在物の個数密度が15個/mm以下であり、引張最大強さが540MPa以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】深絞り性が良好で、かつ耐時効性及び焼き付け硬化性に優れた高強度鋼板並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.035%、Si:0.01〜0.3%、Mn:2.0〜3.0%、P:0.005〜0.04%、S:0.01%以下、Al:0.005%〜0.1%、N:0.01%以下、Nb:0.04〜0.3%、Ti:0.1%以下を含有し、0.010%≦C−(12/93)Nb−(12/48)Ti*、Ti*=Ti−3.4Nの関係を有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、AIが30MPa以下でBH−AIが50MPa以上である、深絞り性、耐時効性及び焼き付け硬化性に優れた高強度鋼板である。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】自動車等の使途に有用な深絞り性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.05%を含み、Si、Mn、P、S、Al、Nを適正量とし、Nb:0.01〜0.3%、Cr:0.1〜1.0%を含有し、あるいはさらにTi、Vのうちの1種又は2種を含有し、かつ、Nb、Ti、VおよびCが所定の関係を満足する鋼素材に、仕上圧延出側温度:800℃以上とする仕上圧延を施し、圧延終了後、0.5s以内に冷却を開始し、20℃/s以上の平均冷却速度で400℃以下の温度まで一旦冷却したのち、再加熱し、550〜720℃温度で巻取り保持、ついでコイル冷却し熱延板とし、該熱延板に酸洗および冷間圧延を施し冷延板とし、ついで、該冷延板に600〜700℃までの温度域における滞留時間を30〜1000sとし、焼鈍温度を800〜950℃とする焼鈍を施し、焼鈍温度から500℃までの温度域の平均冷却速度:5℃/s以上として冷却する。 (もっと読む)


【課題】量産しても安定して540MPa以上の高強度および優れた曲げ性を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板である。この鋼板が、C:0.03〜0.11%、Si:0.005〜0.5%、Mn:2.0〜4.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.01〜1.0%、N:0.01%以下を含有し、さらに、Ti:0.50%以下およびNb:0.50%以下の1種または2種を、Ti+Nb/2≧0.03を満足する範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、表面における圧延方向に展伸したMn濃化部の板幅方向の平均間隔が300μm以下であり、フェライトの面積率が60%以上であり、フェライトの平均粒径が1.0〜6.0μmであり、さらに、フェライト中に粒径1〜10nmの析出物を100個/μm以上含有する鋼組織を有し、引張強度が540MPa以上であり、曲げ性に優れる、高強度溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】TS≧980MPaの高い引張強度を有し、しかも加工性および溶接性に優れる高強度溶
融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%以上0.10%未満、Si:0.01%以上0.35%未満、Mn:2.0〜3.5%、P:0.020%以下、S:0.0020%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.0050%以下、Cr:1.0%を超え2.0%以下、Ti:0.010〜0.080%、Nb:0.010〜0.080%およびB:0.0001〜0.0030%を含有させ、残部はFeおよび不可避不純物の組成とし、鋼組織は、体積分率で、20〜60%のフェライト相と、40〜80%のマルテンサイト相および5%以下(0%を含む)の残部組織とし、かつ該フェライト相の平均結晶粒径を5μm以下、引張強度が980MPa以上とし、さらに鋼板表面に溶融亜鉛めっきを施す。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上のTSを有し、かつ、加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.05%以上0.3%以下、Si:0.7%以上2.7%以下、Mn:0.5%以上2.8%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.1%以下、N:0.008%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる。組織は、面積率で、30%以上90%以下のフェライト相と3%以上30%以下のベイナイト相と5%以上40%以下のマルテンサイト相を有し、かつ、前記マルテンサイト相の内、アスペクト比3以上のマルテンサイト相が30%以上存在する。好ましくは、体積率で、2%以上の残留オーステナイト相を有し、かつ、残留オーステナイトの平均結晶粒径が2.0μm以下である。 (もっと読む)


【目的】二重巻きパイプ製造後に300MPa以上の降伏応力を呈し、しかも、二重巻きパイプの拡管加工、フレア加工、曲げ加工等に耐えられるような優れた延性と高い耐銅浸入性、かつ、優れた低温靭性を有する二重巻きパイプ用高強度銅めっき鋼板を提供する。
【構成】C:0.01〜0.10質量%,Mn:0.05〜1.0質量%,P:0.02〜0.2質量%以下,sol.Al:0.03〜0.10質量%,N:0.002〜0.008質量%,B:0.002〜0.005質量%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる成分組成を有する冷延焼鈍鋼板を基材とし、その表面に銅めっきが施されたもの。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上のTSを有し、かつ延性および伸びフランジ性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.05〜0.3%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.5〜3.5%、P:0.003〜0.100%以下、S:0.02%以下、Al:0.010〜1.5%を含有し、SiとAlの添加量の合計が0.5〜2.5%であり、残部が鉄および不可避的不純物からなる。組織は、面積率で、20%以上のフェライト相と10%以下(0%を含む)のマルテンサイト相と10%以上60%以下の焼戻しマルテンサイトを有し、体積率で、3%以上10%以下の残留オーステナイト相を有し、かつ、残留オーステナイトの平均結晶粒径が2.0μm以下である。さらに、好ましくは、前記残留オーステナイト中の平均固溶C濃度が1%以上である。 (もっと読む)


【課題】加工性及び耐衝突特性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%、Mn:0.50〜2.50%を含有し、Nb、Tiの一方又は双方を合計で0.04〜0.08%含有し、C+Si/24+Mn/6+Ni/40+Cr/5+Mo/4≦0.45を満たし、未再結晶フェライトの面積率が20〜50%、再結晶フェライト、変態フェライトの一方又は双方の面積率が20〜79%であり、パーライトの面積率が1〜30%である高強度冷延鋼板。鋼片を熱間圧延後、冷間圧延し、(Ac1[℃]−100℃)からAc1[℃]までの昇温速度を5℃/s以上、Ac1[℃]〜{Ac1[℃]+2/3×(Ac3[℃]−Ac1[℃])}の温度範囲内での滞留時間を10〜300sとして焼鈍し、平均冷却速度を40℃/s以下として冷却する。 (もっと読む)


【課題】780MPa以上のTSを有し、かつ穴拡げ性や曲げ性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.05〜0.15%、Si:0.8〜2.5%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.001〜0.05%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.001〜0.1%、N:0.0005〜0.01%、Cr:0.1〜1.0%、Ti:0.0005〜0.1%、B:0.0003〜0.003%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる。組織は、面積率で、30%以上のフェライト相と30%以上70%以下のマルテンサイト相を有し、かつ、前記マルテンサイト相において、焼戻しマルテンサイト相の全マルテンサイト相に対する割合が20%以上であり、さらに、粒径が1ミクロン以下のマルテンサイト相の全マルテンサイト相に対する割合が10%以下である。 (もっと読む)


【課題】TSが440MPa以上の高強度であっても、優れた角筒絞り成形性と形状凍結性を有する高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】構成成分中、特にMnと、Mo,CrおよびVについて、次式
M=[%Mn]+3[%Mo]+1.3[%Cr]+0.5[%V]≧2
の範囲を満足する組成にすると共に、フェライト相を主相とし、体積分率で15%以下のマルテンサイト相を含む混合組織からなる鋼組織とし、さらに圧延方向と45°をなす方向のr値(rD)が1.2以上で、かつ下記式で示される面内異方性(Δr値)について−1.0≦Δr値≦−0.3の範囲を満足させる。

Δr値=(rL−2×rD+rC)/2 (もっと読む)


【課題】固溶強化元素Mnの多量添加で引張強度390MPa以上とし、優れた絞り成形性と耐パウダリング性に優れた、自動車外板パネル用合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】 合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、C:0.0005〜0.025%、Si:0.15%以下、Mn:1.0〜2.5%、P:0.06%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下、sol.Al:0.005%未満、Ti:0.005〜0.05%およびNb:0.05〜0.20%O:0.0020〜0.0100%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有する鋼板から構成する。化学組成は、前記Feの一部に代えて、質量%で、B:0.0001〜0.0020%を含有してもよく、Cr:1%以下、Mo:1%以下、V:1%以下、W:1%以下、Cu:1%以下およびNi:1%以下の群から選ばれる1種または2種以上を含有してもよく、O:0.0020〜0.0100%を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】絞りしごき加工により肉厚の薄い円筒形の缶に加工が可能な、面内異方性が小さく、歪時効特性に優れた冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0010〜0.0030%、Si:0.03%以下、Mn:0.1〜0.3%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.05%、N:0.005%以下、Nb:0.010〜0.020%を含み、かつC、Nbの含有量が下記の式(1)を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、|ΔYP|≦15MPa、|Δr|≦0.30、AI≦30MPaであることを特徴とする面内異方性が小さく、歪時効特性に優れた冷延鋼板;(Nb/92.9)/(C/12)≧0.8・・(1)、ただし、式(1)中の元素記号は各元素の含有量(質量%)を、|ΔYP|、|Δr|はそれぞれ降伏強度YP、r値の面内異方性の絶対値を、AIは歪時効指数を表す。 (もっと読む)


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