説明

Fターム[4K037GA05]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 表面処理 (1,377) | メッキ処理 (921)

Fターム[4K037GA05]に分類される特許

861 - 880 / 921


【課題】プレス成形などの加工性を確保しながら高い焼付硬化性を有する自動車用薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で,固溶Cを0.002%以上含み,かつJIS G 0552による結晶粒度番号が9.5番以上の結晶粒度からなるフェライトを主体とした組織を有する自動車用薄鋼板である。好ましくは,質量%で,C:0.003〜0.01%,Si:0.01〜1%,Mn:0.05〜2%,S:0.025%以下,P:0.005〜0.1%,Al:0.1%以下,N:0.003%以下を含有し,残部Feおよび不可避的不純物元素からなる。 (もっと読む)


【課題】温間成形時には低強度であり、温間成形後の部材強度が高強度となる温間成形に適した冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の冷延鋼板は、mass%で、C:0.040〜0.20%、Si:1.5%以下、Mn :0.50〜3.0%、P: 0.10%以下、S :0.01%以下、Al:0.01〜0.5%、N:0.005%以下、V:0.10〜1.0%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、さらに前記Vの90%以上が固溶状態である。また、上記冷延鋼板は、上記成分からなる鋼を、熱間圧延工程、冷間圧延工程、連続焼鈍工程を順次施すことにより得られ、前記連続焼鈍工程では、850℃以上の温度域に加熱保持後、該保持温度から平均冷却速度:30℃/s以上で600℃以下まで急冷し、好ましくは前記急冷後、500〜350℃の間に10〜300s保持することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】深絞り性に優れた高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.01〜0.3%、Si:2.5%以下、Mn:0.1〜2.0%、P:0.15%以下、S:0.015%以下、Mo:0.1〜1.5%、B:0.0006〜0.01%、Al:0.15%以下、Nb:0.01〜0.20%、N:0.01%以下、Ti:48/14×N(質量%)以上、0.2%以下を含有し、板厚1/2層における{332}<113>の極密度が4.5以上でかつ{100}<011>の極密度が3以下、更にr値の最小値が1.0以上でかつ平均r値が1.3以上である冷延鋼板。必要に応じ、Caや、Sn,Co,Zn,W、Zr、V、Mg、Remや、Ni、Cu、Crの1種又は2種以上を含有する。又、これらの鋼をAr3 変態点以上900℃以下で熱延を終了し、30%超〜70%の冷間圧延を施し3℃/s以上の加熱速度で焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】鋼板表面に均一な歪みが形成された冷延鋼板の製造方法とそれを利用しためっき鋼板の製造方法を提供する。さらに、具体的には、安価な製造コスト(焼鈍1回)で、鋼板表面に均一な歪みが形成された冷延鋼板の焼鈍方法を提供する。
【解決手段】冷延鋼板の連続焼鈍工程を構成する冷却帯以降における鋼帯温度が100℃以上の領域で、圧下率0.2%以上2.0%以下で圧延をし、次いで外径50mm以上500mm以下の2本以上のロールに接触角がそれぞれ30°以上で接しながら通板をする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高強度溶融亜鉛めっき鋼板において、還元焼鈍炉のみの設備であっても、不めっきが生じ易いとされるSi,Mn,Alを比較的多く含有する鋼板を素地とした場合であっても、不めっきが生じず、しかも高張力で且つ加工性や表面性状にも優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板を安定的に提供する。
【解決手段】 鋼板中のSi,Mn,Alを含有した場合でもNiを添加させることにより鋼板表層の一部に酸化物が形成することによって酸化物の形成していない部分でSi,Mn,Alの表面濃化が抑制されることで良好なめっき性を確保し、さらにMo,Cu,Sn添加でNiの効果を増加させ酸化物生成促進、さらにTRIPにおいてはSi,Alの範囲を厳格に定め、Ni添加でめっき性低下を回避しつつ、Moも添加、バランスさせてオーステナイトを確保する。また、本発明は、TRIPにおいては残留オーステナイト分率を規定してプレス性を向上させ、めっき前の焼鈍条件の水素濃度、露点を規定して酸化物の生成を促進する。
(もっと読む)


【課題】 焼入れ焼戻し後または熱間成形−焼戻し後の引張強さが980MPa以上で、強度−延性バランスに優れ、かつ溶接熱影響部の軟化が小さい薄鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:1.5 %以下、Mn:1.0 〜3.0 %、P:0.10%以下、S:0.005 %以下、Al:0.01〜0.5 %、N:0.010 %以下およびV:0.10〜1.0 %を含み、かつ(10Mn+V)/C≧50を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、粒径が80nm以下の析出物について求めたVを含む炭化物の平均粒径を30nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】 引張り強さが980MPa以上で、強度−延性バランスに優れ、かつ溶接熱影響部の軟化が小さい高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:1.5 %以下、Mn:1.0 〜3.0 %、P:0.10%以下、S:0.005 %以下、Al:0.01〜0.5 %、N:0.010 %以下およびV:0.10〜1.0 %を含み、かつ(10Mn+V)/C≧50を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、焼戻しマルテンサイト相の体積率を80%以上、粒径:20nm以下のVを含む炭化物の析出個数を単位体積:1μm3当たり1000個以上、かつ該粒径:20nm以下のVを含む炭化物の平均粒径を10nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】 第2相組織の形態制御によって、室温での伸びおよび伸びフランジ性を改善した、上記TPF鋼タイプのTRIP型複合組織鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】 C:0.02〜0.12%、Si+Al:0.5〜2.0%、Mn:1.0〜2.0%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、且つ、鋼組織占積率で、ポリゴナルフェライトが80%以上、残留オーステナイトが1〜7%、残部がベイナイトおよび/またはマルテンサイトからなる複合組織鋼板であって、この複合組織中の残留オーステナイトとマルテンサイトとの第2相の内、アスペクト比が1;3以下で、平均粒径が0.5μm以上である、粗大な塊状の第2相を少なくして、複合組織鋼板の伸びおよび伸びフランジ性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】 圧延ロールの磨耗が進行してもロールと鋼板間の摩擦係数を適切な範囲に維持することのできる圧延ロール、また、タンダム式冷間圧延機のすべてのスタンドに適用できる圧延ロールを提供し、さらには、当該圧延ロールを使用して、表面性状の良好な缶用素材鋼板を安定して製造することのできる冷間圧延方法を提供すること。
【解決手段】 ロール表面に円形の穴を複数有し、当該穴縁の総長密度が0.6〜3.1mm/mm、穴の周囲の盛り上がり部の高さが5μm以下である冷間圧延用ロールを用いて、トータル圧下率が80〜94%の冷間圧延を行うことを特徴とする缶用素材鋼板の冷間圧延方法。 (もっと読む)


【課題】 材質設計上有利な湿式圧延において頻発するジャンピングを防いで安定した圧下率の制御を可能とすることにより、単一成分系鋼帯から様々な調質度の鋼板、特に製缶性に優れる方向性の無い缶用素材鋼板を造り分けるとともに、缶用素材鋼板に要求される優れた表面性状や表面光沢の均一性をも同時に確保することのできる湿式の調質圧延方法およびこれを可能とする圧延用ロール、ならびに上記特性に優れた缶用素材鋼板を安定して提供すること。
【解決手段】 ロール表面に直径3が30〜120μmである円形の穴2を複数有し、当該穴縁4の総長密度が5〜15mm/mmである圧延用ロール1を用いて、湿式圧延を行うことを特徴とする缶用素材鋼板8の調質圧延方法。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工性、めっき密着性、表面性状に優れる引張強度750MPa以上の高張力溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.5%以下、Mn:1.0〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、sol.Al:0.1%以下およびN:0.01%以下、さらにTi:0.5%以下およびNb:0.5%以下の1種または2種を合計で0.05%以上、残部Feおよび不純物の鋼組成を備え、表面から板厚中心方向に向かって深さ1〜10μmの表面近傍部における平均C濃度([C])と表面から板厚中心方向に向かって深さ0.1mmまでの部分を除いた内部の平均C濃度([C])との比([C]/[C])を0.85以下、かつ表面から板厚中心方向に向かって深さ1〜10μmの表面近傍部におけるフェライトの面積率を80%以上とする。 (もっと読む)


【課題】温間成形に適した熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.020〜0.20%、Si:1.5%以下、Mn :0.50〜3.0%、P: 0.10%以下、S :0.01%以下、Al:0.01〜0.5%、N:0.005%以下を含み、かつ、Ti、Nbの一種又は二種を合計で0.10〜0.50%含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、さらに前記Tiおよび前記Nbの合計含有量の60%以上が固溶状態である温間成形に適した熱延鋼板。前記熱延鋼板は、上記成分からなるスラブを、鋳造後、再加熱することなく若しくは1200℃以上に再加熱した後、熱間圧延し、該熱間圧延では粗圧延を経ることなく若しくは粗圧延した後、仕上げ圧延温度:900℃以上で仕上げ圧延を行い、次いで、平均冷却速度: 50℃/s以上で600℃以下まで急冷し、次いで、巻取り温度:520℃以下で巻取ることにより製造される。 (もっと読む)


【課題】合金元素添加量を抑制してフェライト結晶粒の微細化により強度を上昇させ、しかも同時にプレス成形時に重要となる強度と延性とのバランスに優れ、静動差が170MPa以上である、ナノ結晶粒(結晶粒径が1.2μm以下)を含む高強度鋼板を提供する。
【解決手段】フェライト相と上記フェライト相中に分散する硬質第2相とからなる金属組織を呈し、前記金属組織に占める硬質第2相の面積率が3〜30%であり、前記フェライト相中に占める、結晶粒径が1.2μm以下のナノ結晶粒の面積率が15〜90%であり、結晶粒径が1.2μm以下のナノ結晶粒の平均粒径dSと結晶粒径が1.2μmを超えるミクロ結晶粒の平均粒径dLとが下記の式を満たすことを特徴とする高強度鋼板。
【数1】
dL/dS≧3 (もっと読む)


【課題】圧延直角方向の引張強さで880MPa以上を有し、かつ降伏比0.80以上を有する超高強度薄鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.08〜0.20%、Si:0.001%以上、0.2%未満、Mn:1.0%超、3.0 %以下、Al:0.001〜0.5 %、V:0.1%超、0.5 %以下、Ti:0.05 %以上、0.20%未満、およびNb:0.005〜0.05%を含有し、かつ、下記(1) 式〜(3) 式を満たし、残部Feおよび不純物からなる鋼組成を有し、平均粒径5μm以下で硬度が250Hv以上のフェライトを70体積%以上含有する鋼組織を有するように構成する。
(Ti/48+Nb/93) ×C/12≦ 4.5×10-5 ・・・・・・・・ (1)
0.5 ≦ (V/51+Ti/48+Nb/93)/(C/12) ≦ 1.5・・・・・ (2)
V+Ti ×2+Nb×1.4+C×2+Mn×0.1 ≧0.80・・ (3)
ここで、上記式中の元素記号は各元素の含有量(単位:質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】主として自動車の車体用として用いるのに好適な、圧延直角方向の引張強度が590MPa以上、圧延直角方向のヤング率が230GPa以上および剪断弾性率が80GPa以上であるような高強度鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】フェライト相を面積率で50%以上、マルテンサイト相を面積率で1〜50%有し、フェライト相の面積率とマルテンサイト相の面積率の合計が95%以上であり、かつフェライト粒の粒度番号は10以上、マルテンサイト粒の粒度番号は12以上である組織を有し、さらに、


方位のODF解析強度f1が4以上、


方位のODF解析強度f2が6以上であり、かつ、0.5≦f2/f1≦3.0を満たすような集合組織を有するとともに、圧延直角方向の引張強度が590MPa以上、ヤング率が230GPa以上、剪断弾性率が80GPa以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 優れたばね性およびはんだ性を有する安価なばね用材料を提供する。
【解決手段】 連続鋳造鋼からなる鋼片を高圧下率で熱間圧延した後に急冷し、フェライト中にマルテンサイトが分散してなる組織の熱延板とし、次いでこの熱延板を一次冷間圧延した後焼鈍し、さらに二次冷間圧延してばね性を有する鋼板に、Znめっきを施し、その上にはんだ性を向上させる表面処理層を形成させる。 (もっと読む)


本発明は、種々の合金成分を有する高張力鋼ストリップを亜鉛及び/又はアルミニウムでどぶ漬けコーティングする方法に関する。本発明によると、初めにストリップを、還元雰囲気中の連続炉において、約650℃の温度まで加熱し、ここで、ごく少量の合金成分のみが、ストリップ表面へ拡散する。反応室(連続炉中へ組み込まれおり、そして、酸化雰囲気を含む)中で、750℃までの温度で非常に短い熱処理によって、大部分が純鉄からなる表面を酸化鉄層へ変換する。前記酸化鉄層は、還元雰囲気中における、後続の高温での焼鈍処理間に、合金成分がストリップ表面へ拡散するのを防ぐ。還元雰囲気中で、酸化鉄層が純鉄層へ変換し、そこへ亜鉛及び/又はアルミニウムが、最適な付着性を伴って溶融浴中で付与される。
(もっと読む)


【課題】靱性に優れたTSが1.8GPa以上の熱間プレス部材が作製できる熱間プレス用鋼板を提供する。
【解決手段】熱間プレス後組織を、旧オーステナイト粒径10μm以下の自動焼き戻しマルテンサイト主体組織とする。そのため、鋼板は、C:0.25〜0.45%、Mn+Cr:0.5〜3.0%、さらにSi:0.5%以下、Ni:2%以下、Cu:1%以下、V:1%以下およびAl:1%以下の1種または2種以上、場合によりB:0.01%以下、Nb:1.0%以下、Mo:1.0%以下、3.42N+0.001≦Ti≦3.42N+0.5、Ca:0.001〜0.005%の1種または2種以上を含有する。この鋼板をAc3点以上、(Ac3点+100℃)以下の温度で5分以下保持した後、熱間プレスを行い、次いでMs点までの冷却速度が上部臨界冷却速度以上、かつMs点から150℃までの平均冷却速度が10〜500℃/sの冷却を行う。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 成形加工後のスプリングバックが極めて小さく高精度でかつ成形加工後の強度が高い形状凍結性に優れた部品の製造方法を提供する。
【解決手段】 C、Si、Mn、P、S、Al含有量を適正量に調整し、さらに、N:0.0050〜0.025%を含み、固溶状態のNを0.0030%以上含有し、さらに、V、あるいはさらにNb、Tiのうちから選ばれた1種または2種を含み、かつ固溶状態のV、あるいはさらにNb、Tiを合計で0.03%以上含有する組成を有し、平均結晶粒径が10μm以下の組織を有する薄鋼板に、200℃以上700℃以下の温度で平均歪量で2%以上の塑性変形を、好ましくは1/s以上の平均歪速度で行なう加工を施す。さらに、Cu、Ni、Cr、Moのうちの1種または2種以上、および/またはCa、REMのうちの1種又は2種を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】 Siの多量添加やTi等の析出強化の添加を必要とせず、高強度化と高透磁率化を両立させた上で、密着曲げ部の強度を確保したブラウン管バンド用鋼板を提供する。
【解決手段】 C:0.001〜0.01質量%,Si:0.5〜1.0質量%,Mn:1.0〜2.0質量%,P:0.15質量%以下,B:0.0001〜0.0025質量%,Al:0.01〜0.05質量%及びN:0.004質量%以下を含有し、残部が実質的にFeからなる化学組成を有し、フェライト結晶粒径が10〜100μm、降伏応力が300N/mm2以上であって、しかも、比透磁率μ0.35が400以上である鋼板。 (もっと読む)


861 - 880 / 921