説明

Fターム[4K037GA05]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 表面処理 (1,377) | メッキ処理 (921)

Fターム[4K037GA05]に分類される特許

901 - 920 / 921


【要 約】
【課 題】 不めっき欠陥の発生を防止することが可能な加工性およびめっき密着性に優れた高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の提供。
【解決手段】 合金化溶融亜鉛めっき層中の亜鉛−鉄合金相のX線回折における、Γ相の回折強度またはζ相の回折強度と、δ相の回析強度との比が、それぞれΓ(2.59Å)/δ(2.13Å)≦0.008 ×〔{鋼中P含有量(wt%)}-0.8〕、ζ(1.26Å)/δ(2.13Å)≦0.03、を満たす。ここで、Γ(2.59Å):結晶格子面間隔d=2.59ÅのΓ相の回折強度、ζ(1.26Å):結晶格子面間隔d=1.26Åのζ相の回折強度、δ(2.13Å):結晶格子面間隔d=2.13Åのδ相の回析強度である。 (もっと読む)


【課題】
高強度で加工性を確保しつつ、曲げ加工性及び耐切欠き疲労特性、耐食性に優れた、高張力溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】
鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板において、前記鋼板が、質量%で、C:0.02%を超え0.20%以下、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.003〜0.10%、S:0.020%以下、Al:0.001〜1.0%、N:0.0004〜0.015%、Ti:0.03〜0.2%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、粒径2〜30nmのTi系炭窒化析出物を平均粒子間距離30〜300nmで含有し、かつ粒径3μm以上の晶出系TiNを平均粒子間距離50〜500μmで含有することを特徴とする高張力溶融亜鉛めっき鋼板。
(もっと読む)


【解決手段】
約1340−1425Fの均熱及び850−920Fの保持を含む時間/温度サイクルを用いて作られた二相鋼板であり、鋼は、重量%にて、炭素:0.02−0.20、アルミニウム:0.010−0.150、チタン:0.01以下、珪素:0.5以下、リン:0.060以下、イオウ:0.030以下、マンガン:1.5−2.40、クロム:0.03−1.50、モリブデン:0.03−1.50で、かつ、マンガン、クロム及びモリブデンの量は、(Mn+6Cr+10Mo)≧3.5%以上である。鋼板は、亜鉛めっき又はガルバニーリングの連続ラインで処理されるストリップの形態が好ましく、得られた製品は、フェライトとマルテンサイトを主体とする組織である。
(もっと読む)


【課題】 強度・延性バランス、曲げ性、スポット溶接性、めっき密着性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】
質量%で、C:0.06〜0.13%、Si :0.10%以下、Mn :2.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、sol.Al:0.1%以下、N:0.015%以下を含有し、さらにTi:0.500%以下およびNb:0.500%以下の群から選ばれる1種または2種を合計で0.050%以上含有し、残部がFe および不純物からなる鋼組成を有し、フェライトの平均結晶粒径を5μm以下で硬質第2相の平均粒径を5μm以下とする。 Si :0.50%以下として、さらに、Cu:1.5%以下およびNi:1.5%以下の群から選ばれる1種または2種を合計で0.03%以上含有させてもよい。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形後の表面性状が良好で、優れた焼付硬化性と耐常温時効性およびプレス成形性を有する、引張強度が340〜490MPa級の高張力冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.0025%以上0.04%未満、Si:0.5%以下、Mn:0.5〜2.5%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.15%以下、N:0.008%未満、Cr:0.05〜2.0%を含有し、残部Feおよび不純物からなる鋼に熱間圧延および冷間圧延を行い、連続焼鈍を行うに際し、Ac変態点以上Ac 変態点未満、または、Ac変態点以上(Ac変態点+100℃)未満の温度で均熱後、650℃から450℃の温度範囲を15〜200℃/sの冷却速度で冷却し、本文中の提示式で与えられる温度範囲を10℃/s未満の冷却速度で冷却し、主相がフェライト相であり第二相に低温変態生成相を含む組織とする。 (もっと読む)


【課題】熱間成形時に溶融Zn合金の生成が抑制され、最終製品部材の表層に液体金属脆化による割れが出ないようにすること。
【解決手段】鋼板表層に、Fe質量%が13〜80%、Al質量%が0.4%以下であるFe-Zn合金を設けかつZn付着量を10〜65g/m2であるようにする。さらに鋼板組成をSi:0.3%以下、P:0.02%以下、Ti:0.01〜0.5%、Nb:0.01〜0.5%とする。 (もっと読む)


【課題】 溶接ビードを切削除去した後に平滑な溶接部表面を呈し、縮管,拡管加工等で割れ発生のない製品形状に加工される電縫鋼管用素材を提供する。
【解決手段】 0.0003〜0.0050質量%のBが添加されたTi添加極低炭素鋼板を下地とし、溶融亜鉛めっき層,合金化溶融亜鉛めっき層,溶融亜鉛-アルミニウム合金めっき層又は溶融亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金めっき層が設けられている。Ti添加極低炭素鋼板は、Cが0.001~0.025質量%,Nが0.01質量%以下で、Ti含有量が[(48/12×C+48/32×S+48/14N)+0.01]〜0.10質量%の範囲に調整されている。熱延工程,冷延工程,還元加熱,溶融めっきの工程を経て製造されが、溶融めっきに先立つ還元加熱では、加熱温度を800〜900℃,冷却速度を10〜50℃/秒の範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】強度が必要とされ、高温プレスで製造される、自動車部品の構造部材に代表される部材に使用される、高温成形後に1200MPa以上の強度を得ることができ、高温成形性及び対水素脆性に優れたアルミめっき鋼板、亜鉛めっき鋼板あるいはアルミ−亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Cを0.1%以上、0.5%以下含有する鋼板を焼鈍するに際し、水素濃度15%以下、露点0℃以下の雰囲気にて660℃以上、Ac3点以下の温度にて焼鈍した後に、アルミニウムもしくは亜鉛を主体とするめっきを施し、鋼中の拡散性水素を0.3ppm以下とすることを特徴とするホットプレス用鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 調質度がT4〜DR9までの加工性に優れた硬質ブリキ及びTFS用鋼板および、これらの鋼板を同一組成の素材を用いて造り分けることのできる効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】 CとPの含有量を特定の式1.6×C×104+0.93×P×103≧70・・・<1>を満足するように調整した極低炭アルミキルド鋼を、調質度に応じて調質圧延または二次圧延(ダブルレデュース圧延)の圧下率を変えることにより、同一組成の素材により調質度がT4〜DR9までの硬質ブリキ鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼材にて、焼き入れ後の成形品の耐食性を冷間成型品と同等以上とした、耐食性に優れた高強度焼き入れ成形体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】耐食性に優れた高強度焼き入れ成形体は、焼き入れ後の成形体鋼材表面にZnを主成分としてFe:30質量%以下からなる層を30g/m以上含有している。合金化遅延機能および易酸化性機能を有するAl,Siを各々単独もしくは複合して0.15質量%以上含有する亜鉛めっき層を備えた亜鉛めっき鋼材を酸素0.1体積%以上の酸化雰囲気下で800℃以上950℃以下に加熱後、急冷して前記の焼き入れ成形体を製造する。 (もっと読む)


【課題】 形状凍結性に優れた高強度鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】 フェライトまたはベイナイトを面積率で最大相とし、1/2板厚における板面の{001}<110>〜{223}<110>方位群のX線ランダム強度比の平均値が6.0以上で、かつ、これらの方位群の中で{112}<110>方位および{001}<110>方位のうちいずれか一方または両方のX線ランダム強度比が8.0以上であり、加えて、圧延方向のr値および圧延方向と直角方向のr値のうち少なくとも1つが0.8以下で、かつ、径が15nm以下の化合物粒子の個数が全化合物粒子の個数の60%以上であることを特徴とする形状凍結性に優れた高強度鋼板。 (もっと読む)


本発明は、加熱によって硬化可能な鋼板の製造方法に関するものであり;該鋼板の組成が、重量%で表示された、0.03≦C≦0.06、0.50≦Mn≦1.10、0.08≦Si≦0.20、0.015≦Al≦0.070、N≦0.007、Ni≦0.040、Cu≦0.040、P≦0.035、S≦0.015、Mo≦0.010、Ti≦0.005を含み、該組成が、また次のような量のホウ素も含むことが理解されており:0.64≦ EQ B/N≦1.60、
組成の残りは、鉄、および製錬に起因する不純物から成るものであり;この鋼のスラブの鋳造、ついで鋼板を獲得するためのスラブの熱間圧延が行われ、圧延の終わりの温度は、Ar3点のものを超えるものであり;温度が500と700℃の間に含まれる、前記鋼板の巻き取り、ついで50から80%の減少率を伴う、前記鋼板の冷間圧延;15分未満の長さの、連続する焼きなましの熱処理、ついで;1.2と2.5%の間に含まれる減少率を伴って実現される冷間加工を含み、このように硬化可能な鋼板と部品が獲得される。 (もっと読む)


【課題】従来鋼より優れた深絞り成形性、張り出し成形性を有しつつ、かつ優れた材質均一性を有するTS:440MPa以上の高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の高強度冷延鋼板は、C:0.004〜0.01%、Mn:0.5〜2.5%、P:0.03〜0.10%、S:0.03%以下、N:0.01%以下を含有し、Si:1.0%以下、sol.Al:1.0%以下の一種または二種以上を0.15%≦Si+sol.Alで含有し、かつ、700≦785+40×Si-60×Mn+150×P+70×sol.Al≦800を満足し、さらに、Nb:0.045〜0.15%を1.3≦(Nb/93)/(C/12)≦3を満たす範囲で含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。また、特性に応じて、Ti:0.03%以下を1.3≦(Nb/93+Ti*/48)/(C/12)≦3を満たし含有することができる。 (もっと読む)


【課題】優れた深絞り成形性を有し、かつ従来鋼より優れた耐二次加工脆性を示す高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の高強度冷延鋼板は、C:0.0003〜0.04%、Si:1.5%以下、Mn:0.4〜3%、P:0.15%以下、S:0.02%以下、sol.Al:0.1〜1%、N:0.01%以下を含有し、さらにNb:0.2%以下、Ti:0.2%以下のうち1種以上(もしくはNb:0.2%以下、Ti:0.2%以下、V:0.5%以下、Mo:0.5%以下のうち1種以上)を含有し、残部はFe及び不可避的不純物であり、0.6≦(Nb/93+0.8×Ti*/48)/(C/12)≦5(もしくは0.6≦(Nb/93+0.8×Ti*/48+0.3×V/51+0.3×Mo/96)/(C/12)≦5)とする。ただし、Ti*= Ti-48/14×N、Ti-48/14×N≦0のときはTi*=0。 (もっと読む)


【課題】 粗圧延時のスラブコーナー部近傍におけるスケール残りに起因する表面欠陥がなく、しかも製造コストも低い表面性状に優れた鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 mass%で、C:0.1%以下、Si:1%以下、Mn:0.1〜2.5%、S:0.03%以下を含有し鋼板の表面粗さRzが10μm未満である鋼板。もしくは、mass%で、C:0.1%以下、Si:1%以下、Mn:0.1〜2.5%、S:0.03%以下を含有し、鋼板の表面粗さRzが10μm以上である領域の鋼板幅方向での幅が1mm未満であり、前記領域以外の領域の鋼板の表面粗さRzが10μm未満である鋼板。 (もっと読む)


【課題】 極薄鋼板で製造された加工品の剛性を損ねることなく、加工時の表面被膜の損傷低減効果を向上させる。
【解決手段】 質量%で、C:0.0800%以下、N:0.0600%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.10%以下、S:0.05%以下、Al:2.0%以下を含有し、残部Feを主体としてなる鋼を、冷延の後、再結晶焼鈍またはその後の熱処理の雰囲気、温度、時間等を調整することで、鋼中N量の変化、特に表層部と中心層部のN量および硬度を適当な範囲に制御する。これにより極薄鋼板により変形加工時の表面被膜損傷が少なく、かつパネル剛性に優れた鋼板を得られる。 (もっと読む)


【課題】 Bの無添加、あるいは極微量添加であっても、耐二次加工割れ性に優れた深絞り用冷延鋼板を提供する。
【解決手段】 C:0.0005〜0.0070質量%,Si:0.01〜1.5質量%,Mn:0.05〜2.5質量%,S:0.001〜0.010質量%,N:0.007質量%以下,P:0.002〜0.1質量%を含み、さらにTi:0.005〜0.2質量%及びNb:0.005〜0.2質量%の1種又は2種を含み、必要に応じてさらに、V,Zrの1種又は2種を合計で0.005〜0.1質量%、Cu,Ni,Cr,Moの1種又は2種上を合計で0.02〜3.0質量%、あるいはB:0.00002〜0.0003質量%を含み、残部が実質的にFeの組成を有する冷延鋼板であって、面内全方向に沿って測定したランクフォード値rの平均値rmean値を1.4以上に、かつ|Δr値|を0.3以下にしたもの。 (もっと読む)


自動車の外板材などに使用されている焼付硬化型冷間圧延鋼板、これを素材とした溶融めっき鋼板及びその製造方法が提供される。
本発明は重量%で、C:0.0016〜0.01%、Si:0.1%以下、Mn:0.2〜1.5%、P:0.05−0.15%、S:0.01%以下、可溶(Soluble)Al:0.08−0.5%、N:0.0025%以下、Nb:0.003−0.1%、Ti:0〜0.003%、Mo:0.01〜0.4%、B:0.0005−0.005%、残部Fe及びその他の不可避な不純物から成り、熱間圧延時形成された微細なAlN析出物が存在し、結晶粒の大きさがASTM番号9以上で、そして上記微細なAlN析出物は上記焼鈍時結晶粒成長を抑制する障壁として役割できる大きさを有することを特徴とする高強度焼付硬化型冷間圧延鋼板、これを素材とする溶融めっき鋼板及びその製造方法を要旨とする。
本発明によると、焼付硬化型冷間圧延鋼板及び溶融めっき鋼板の強度、焼付硬化性、耐時効性及び耐2次加工脆性を改善することが出来る。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的の一つは、極薄手材を使用して製造される容器で問題となる、鋼板の表面状態に起因した容器の色調、表面被覆密着性、溶接性について、素材の表面状態を、窒化物形態を制御することで改質するとともに、鋼板表面の状態の制御が可能で、生産性を阻害するような格別な処理を回避することにある。
【解決手段】この容器用鋼板の製造方法では、C:0.0800%以下、N:0.600%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.10%以下、S:0.05%以下、Al:2.0%以下を含有し、残部Feを主体としてなる鋼を、冷延の後、再結晶焼鈍してもよい。その後の熱処理の雰囲気、温度、時間を調整することで、表面における窒化物の面積率を1.0%以上にすることができる。また、表面における直径0.1μm以上の独立した窒化物領域または独立した鋼領域の数密度のうちの高い方の数密度を0.001個/μm2以上に制御することができる。 (もっと読む)


【課題】陰極防食が付与された焼入れ鋼部品の製造方法、焼入れ鋼部品へ施される防食層、及び焼入れ鋼部品を提供する。
【解決手段】焼入れ鋼部品の製造方法を、a)焼入れ可能な鋼合金から成る薄鋼板へ連続コーティング処理によってコーティングを施し、b)前記コーティングをほぼ亜鉛で構成し、c)前記コーティングへさらに酸素親和性元素の1または2種以上を全量としてコーティング全重量に対して0.1重量%〜15重量%の割合で含ませ、d)次いで前記コーティングされた薄鋼板の少なくとも一部を大気中の酸素を取り入れながら焼入れに必要な温度まで至らしめて該薄鋼板に焼入れに必要な微細構造変化が起こるまで加熱し、e)前記コーティング上へ酸素親和性元素酸化物から成る表面被膜を形成させ、f)加熱前あるいは加熱後に薄鋼板を形状化し、及びg)十分な加熱後に、薄鋼板合金の焼入れが完了するように算出された冷却速度で薄鋼板を冷却する各工程から構成する。 (もっと読む)


901 - 920 / 921