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Fターム[4K038AA05]の内容

熱処理のプロセス制御 (949) | 被熱処理物の種類 (141) | 鋼片(スラブ、ビレット等) (39)

Fターム[4K038AA05]に分類される特許

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【課題】加熱条件の異なる複数のスラブを連続式加熱炉に装入して加熱する場合であっても、スラブの目標抽出温度及び制約条件をより確実に満足し、かつ燃料消費量を低減することが可能な、連続式加熱炉の炉温設定方法を提供する。
【解決手段】所定の制御周期毎に少なくとも1の燃焼帯の温度を該燃焼帯からの各スラブの目標抽出温度に基づいて設定する、連続式加熱炉の炉温設定方法であって、温度設定を行う燃焼帯のうち1の燃焼帯を作業燃焼帯として選択する工程と、初期時刻において作業燃焼帯の内部に存在する各スラブおよび作業燃焼帯に導入される直前のスラブの予想抽出温度が各スラブの目標抽出温度以上となるような作業燃焼帯の設定炉温軌道を計算する工程と、計算した作業燃焼帯の設定炉温軌道のうち少なくとも一部を作業燃焼帯の炉温設定に反映する工程と、を有する炉温設定方法とする。 (もっと読む)


【課題】外乱により加熱炉からスラブを抽出するピッチに変動が生じた場合でも、正確にスラブを目標温度に加熱すること。
【解決手段】本発明の加熱炉の制御方法は、スラブの搬送方法に沿って予熱帯、加熱帯、および均熱帯に区分けされた加熱炉の制御方法であって、加熱炉から抽出された被加熱体の加熱帯および均熱帯における在炉時間を算出する在炉時間算出ステップ(ステップS2)と、加熱帯および均熱帯における在炉時間と、加熱帯およ均熱帯における標準の在炉時間と、に基づいて加熱炉の炉温を制御する制御ステップ(ステップS4)とを含む。 (もっと読む)


【課題】鋳片の温度制御の精度を向上させるためには、温度を多点連続計算による三次元温度計算を適用して運用するための管理する温度指標を設定して、加熱炉の不要な加熱を抑制し、経済的な昇温を可能とする鋳片の加熱方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造機で製造された鋳片の加熱方法であって、鋳片10の表面温度及び鋳造条件から、鋳片10の長さと断面温度との温度分布の関係を装入側から抽出側にかけて求め、鋳片10の中心位置を基準にしてバーナー18、19の火力を制御して、中心位置を基準にして抽出位置における長手方向一側の平均温度と他側の平均温度との差を−15℃〜+15℃の間とし、一側の断面の最低温度と他側の平均温度分布との差を−10℃〜+20℃に制御する。 (もっと読む)


【課題】非接触で容易に、かつ高精度に被加工材の温度測定が可能な炉内の被加工材の温度測定方法を提供する。
【解決手段】加熱炉内の被加工材の温度を放射温度計で測定する方法であって、加熱炉内に存する被加工材の面のうち、加熱炉の抽出口に対向する面に含まれ、温度測定がされるべき部位である測定部位を、加熱炉の炉外に設置された放射温度計により測定するものである。 (もっと読む)


【課題】鋳片1片毎の燃料原単位を評価可能にすること。
【解決手段】燃料原単位算出部17aが、スラブデータ、ガス消費量データ、及び重量データを用いて、所定期間内の各時刻におけるガス消費量を各スラブの重量比率で各スラブに配分し、各スラブに配分されたガス消費量をスラブの在炉時間分積算することによって各スラブの燃料原単位を算出し、出力装置12が、燃料原単位算出部17aによって算出された各スラブの燃料原単位に関する情報を出力する。 (もっと読む)


【課題】鋼材を出側目標温度通りに加熱すること。
【解決手段】必要炉温計算部6bが、炉温の応答時間後に第i帯に存在する各スラブについて、スラブを出側目標温度に加熱するために必要な炉温を必要炉温として算出し、設定炉温計算部6cが、算出された各スラブの必要炉温の最大値を第i帯の炉温として設定する。これにより、炉温の応答時間を考慮して第i帯の炉温が設定されるので、スラブを出側目標温度通りに加熱することができる。 (もっと読む)


【課題】鋼材毎の最適炉温を短時間、且つ、高精度に算出すること。
【解決手段】2次元スラブ温度計算部6bが、2次元伝熱方程式に基づく2次元モデルを利用して各加熱帯におけるスラブの温度を予測し、1次元スラブ温度計算部6cが、1次元方程式に基づく1次元モデルを利用して予測された各加熱帯におけるスラブの温度が2次元モデルを利用して予測された各加熱帯におけるスラブの温度と一致するように、2次元モデルを利用して予測された各加熱帯におけるスラブの温度に基づいて1次元モデルにおける各帯の代表放射率を決定するステップと、決定された代表放射率を用いた1次元モデルを利用して各加熱帯におけるスラブの最適炉温を算出するステップと、算出された各加熱帯におけるスラブの最適炉温に基づいて、各加熱帯の炉温を設定する。 (もっと読む)


【課題】燃料消費量を効果的に低減することが可能な連続式加熱炉の炉温設定方法及び炉温制御システム、連続式加熱炉、並びに金属材料の製造方法を提供する。
【解決手段】所定の制御周期毎に少なくとも一の燃焼帯の設定温度を更新する連続式加熱炉の炉温設定方法であって、熱収支方程式により各燃焼帯の炉温変化が加熱炉全体の燃料使用量に与える影響を評価する影響係数を算出し、該影響係数を用いて各燃焼帯の炉温変化量を変数とする評価関数を構成し、炉温変化量に課す制約条件を決定し、該制約条件の下で評価関数を最適化する各燃焼帯の炉温変化量を求め、求めた炉温変化量に基き各燃焼帯の設定温度を更新する炉温設定方法とし、該炉温設定方法により炉温を設定する炉温制御システムとし、該炉温制御システムを備える連続式加熱炉とし、該連続式加熱炉により金属材料を加熱する工程を有する金属材料の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】 記入ミス等の発生を防止することが可能となる圧延時間成績を記録システム提供する。
【解決手段】 鋼塊の通過を検知した信号を加熱炉制御部に送信する鋼通過検知部と、所定のデータ処理を行う分析部と、オペレータが各種操作を行う操作部とを有する圧延実績記録システムであって、オペレータが加熱炉から抽出予定の鋼塊について、抽出予定材と抽出号線が同一であると確認した場合には、操作部を操作して号線を選択し前記分析部へ送信され、加熱炉制御部は選択された号線と加熱炉制御部内の抽出号線が合致した場合には、分析部へ所定の抽出予定データを転送し、オペレータは、鋼塊を抽出部を操作して加熱炉から搬送部に載せ、鋼通過検知部は鋼塊が前を通過した場合には、通過した信号を加熱炉制御部に送信し、加熱炉制御部はデータが更新されて抽出データが分析部へ伝送され、分析部は、加熱炉内での圧延時間成績を記録することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、マイクロアロイ鋼、特に管鋼の製造方法であって、その際、鋳造されたスラブ(1)が、スラブ(1)の搬送方向(F)において、以下の順番で、鋳造機械(3)、第一の炉(4)、少なくとも一つの粗圧延スタンド(5)、第二の炉(6)、少なくとも一つの仕上圧延スタンド(7)および冷却区間(8)を有する設備(2)を通り抜ける製造方法に関する。本発明に従い、以下のステップを有することが提案される。
a)スラブが設備(2)を通って走行する間の、スラブ(1)の望まれる温度プロフィルを定義する。
b)スラブ(1)の温度の最適化の為の、少なくとも一つの温度に影響を及ぼす要素(9,10)を、定義された温度プロフィルに従い、設備(2)の生産ライン(L)内に位置決めする、その際、温度に影響を及ぼす要素(9,10)が、第一の炉(4)と、少なくとも一つの粗圧延スタンド(5)の間、及び/又は、第二の炉(6)と少なくとも一つの仕上圧延スタンド(7)の間にもたらされる。
c)このようにして構成された設備(2)内において、スラブ(1)またはストリップの生産を行い、その際、定義された温度プロフィルが少なくとも大幅に保たれるように、少なくとも一つの温度に影響を及ぼす要素(9,10)を作動させる。
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【課題】蓄熱式バーナを使用してエネルギー効率を向上させつつ、金属材の長手方向の温度分布をより精度良く制御することができる加熱炉及び加熱方法を提供する。
【解決手段】この加熱炉1は、炉幅方向を長手として配置された金属材Fを炉長方向に搬送しつつ、該金属材を加熱する加熱炉であり、炉幅方向で相互に対向するように、炉幅方向両側の炉側壁のそれぞれに炉長方向に沿って複数配置され、交番燃焼のペアを組んで交番で燃焼フレームを形成する蓄熱式バーナ2と、炉長方向で相隣接する蓄熱式バーナの間における加熱炉に配置され、燃焼フレームをそれぞれ独立して形成して金属材を局所的に加熱する少なくとも1以上の非蓄熱式バーナ10と、を有し、非蓄熱式バーナは、加熱炉における抽出側から炉長の1/3の位置から、加熱炉の抽出口OUTまでの間に配置される。 (もっと読む)


【課題】加熱炉による加熱時に鋼片の温度をより正確に制御して、鋼片の反りを防止することができる加熱炉及び加熱方法を提供すること。
【解決手段】炉内の鋼片を炉長方向に搬送しつつ加熱する加熱炉を提供する。この加熱炉1は、鋼片Fよりも下方に配置されて下面の温度を測定する温度測定装置100と、測定した温度から、抽出する際の鋼片の温度を予測する温度予測部14と、予測した温度に基づいて、搬送速度及び炉温の少なくとも一方を制御する加熱炉制御部16と、を有し、温度測定装置100は、炉内ガスによる吸収及び放射が起こらない波長を有する単色輝度により、金属材の放射エネルギー分布を計測する輝度計測部110と、輝度計測部110の測定範囲内で輝度計測部110の近傍に配置され迷光を補正するための温度既知物体120と、輝度計測部110が計測した単色輝度分布を迷光補正して、金属材Fの温度分布を求める演算部130と、を有する。 (もっと読む)


【課題】金属材が適切に加熱されたことを、より正確に判定して、加熱炉を制御すること。
【解決手段】炉長方向に金属材Fを搬送しつつ加熱する加熱炉1を制御する加熱制御装置10を提供する。この加熱制御装置10は、搬送方向に沿って配置され金属材表面の温度分布を測定する複数の温度測定装置100と、金属材表面中、他の位置に比べて高温となることが予想され加熱過程中で管理されるべき第1位置P1と、他の位置に比べて低温となることが予想され加熱過程中で管理されるべき第2位置P2とを決定する位置決定部11と、測定された温度分布に基づいて、第1位置と第2位置との温度差を算出する温度差算出部12と、温度差に基づいて、金属材の加熱完了を判定する判定部22と、を有する。 (もっと読む)


【課題】内部酸化に起因したスケール疵が発生する確率を更に低減しつつ鋼材を加熱することが可能な鋼材加熱方法、加熱制御装置及びプログラムを提供すること。
【解決手段】本発明に係る鋼材加熱方法では、質量%でC=0.0005〜0.25%、Si≦0.5%、Mn=0.1〜1.5%、P=0.005〜0.03%、S≦0.03%、Al=0.005〜0.18%、N≦0.02%(残りはFeを除いて不可避的に含有される元素である。)を含有する鋼材を、1150℃以上の前記鋼材表面温度をTs1(℃)とし、Ts1が1150℃以上における加熱時間をt1(分)とした場合、以下の式1を満たす条件で加熱する。

Ts1+0.857×t1 < 1270 ・・・(式1)
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【課題】スキッドにより金属材を搬送する加熱炉において、金属材下面のスキッドマークの温度を、より正確に測定することができる加熱炉及び加熱方法を提供すること。
【解決手段】炉内の金属材を複数のスキッドによって搬送しつつ加熱する加熱炉を提供する。この加熱炉1は、スキッドの間に配置され、金属材Fの下面の温度分布を測定する温度測定装置100と、温度分布からスキッドマーク量ΔTを算出する温度算出部12と、を有し、温度測定装置100は、炉内ガスによる吸収及び放射が起こらない波長を有する単色輝度により、金属材の放射エネルギー分布を計測する輝度計測部110と、輝度計測部110の測定範囲内で輝度計測部110の近傍に配置され迷光を補正するための温度既知物体120と、輝度計測部110が計測した単色輝度分布を迷光補正して、金属材Fの温度分布を求める演算部130と、を有する。 (もっと読む)


【課題】工業炉設備の自動化度を向上させることを目的とする。
【解決手段】同一の装入物の構成、同一の処理プログラム、及び金属加工品の同一の部品形状を前提とし、装入物熱電対(3)によって処理される基本装入物(4)に関する金属加工品の熱処理を制御するための方法及びコンピュータプログラムを提供する。基本装入物(4)は、新たな装入物(4)の基礎となるものである。実際に処理された基本装入物(4)のプロセスのプログラムパラメータを、新たに処理される装入物のプログラムに引き継ぐので、新たに処理される装入物(4)のための新たな装入物熱電対(3)は不要である。 (もっと読む)


【課題】製造プロセスの過去事例を高速、高精度に検索して、製品の材質予測を的確に行うことを可能にする。
【解決手段】指定された時刻から過去時刻までの、指定した所定のプロセス変数値と材質値を時系列データベースから抽出して、それを量子化し、検索用テーブルに量子化したプロセス変数値と材質値を格納する。材質を予測したい製品のプロセス変数値を量子化し、これを検索キーとして、検索用テーブルを検索し、類似する量子化した値を持つ過去事例と取り出し、その過去事例の材質値に基づいて、製品の材質の予測値を算出する。 (もっと読む)


【課題】 生産性に対応した加熱炉内の鋼材配置間隔の決定方法を提供する。
【解決手段】 複数の略柱状の鋼材が所定の間隔をもって配列して搬送される連続式加熱炉内の鋼材配置間隔決定方法であって、加熱炉及び前記鋼材の初期条件を設定する初期設定ステップと、一定の生産性及び加熱炉温度設定の条件で、加熱炉内の前記鋼材の配置間隔を変化させて熱計算を行い、鋼材表面の温度を算出する鋼材表面の温度抽出ステップと、鋼材の配置間隔を変化させた場合の鋼材表面の温度の最高値を判別し、鋼材表面の温度が最高となる間隔を鋼材の間隔と決定する鋼材間隔決定ステップとを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、誘導加熱時において、量産サイクルタイムを遵守して生産を継続することができ、温度計の破損を防ぐことができ、さらに正確な温度測定を実現することができる温度測定方法を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る温度測定方法は、誘導加熱時における加熱対象物WKの温度測定方法であって、複数点温度測定ステップおよび温度決定ステップを備える。複数点温度測定ステップでは、加熱対象物と非接触式温度計19,59とが相対移動させられながら加熱対象物の複数点の温度が測定される。温度決定ステップでは、複数点の温度から低温側の温度が排除されて加熱対象物の温度が決定される。 (もっと読む)


【課題】加熱装置の加熱部材への出力電圧の印加を停止し、その後出力電圧の印加を再開するときに焼きムダ材の発生個数を低減可能な加熱装置の制御方法を提供する。
【解決手段】所定条件でビレット20を誘導加熱するときの加熱時間とインバータ240の出力電圧との関係を示す第一ラインと、所定条件でビレット20を加熱したときの加熱時間と耐火キャスタ230の温度との関係を示す第二ラインと、耐火キャスタ230の近傍にビレット20が有る状態で誘導加熱炉220の運転を停止しているときの耐火キャスタ230の温度と加熱停止時間との関係を示す第三ラインと、耐火キャスタ230の近傍にビレット20が無い状態で誘導加熱炉220の運転を停止しているときの耐火キャスタ230の温度と加熱停止時間との関係を示す第四ラインと、を含むライン群を予め作成しておき、当該ライン群に基づいて加熱コイル222へ再度印可する出力電圧を算出する。 (もっと読む)


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