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物品の熱処理 (24,439) | 熱処理の種類 (3,501) | 焼ならし(焼準) (86)

Fターム[4K042DA04]に分類される特許

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【課題】耐ピッチング性に優れた歯車およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鍛造あるいは機械加工により歯車形状とした後、真空中で浸炭処理を行い、その後炉内で冷却後に焼入れする際、前記炉内での、浸炭後の炉内冷却から焼入れ前の加熱保持の間に、窒化処理を行い、前記焼入れ後に焼戻し処理される歯車であって、成分組成が質量%で、C:0.15〜0.35%、Si:0.70〜2.50%、Mn:0.20〜1.00%、Ni:0.01〜0.80%、Cr:0.10〜1.50%、Mo:0.01〜0.80%、Al:0.005〜0.200%、残部鉄および不可避不純物からなり、前記成分組成におけるSi、Crと前記窒化処理による表層最大侵入窒素量による焼戻し軟化抵抗パラメータHSiCrNが(1)式を満たす事を特徴とする耐ピッチング性に優れた歯車。
SiCrN(=58Si+42×(Ns−Cr×14/52))≧80(1)、ここで、Si,Crは含有量(質量%)Ns:表層最大侵入窒素量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】水素が侵入する環境化においてもWEAの生成を効果的に抑制して、転動疲労寿命を向上させるだけでなく、素材の切削性や鍛造性などの加工性も併せて改善した、球状化焼鈍後の加工性に優れ、かつ焼入れ・焼戻し後の耐水素疲労特性に優れる軸受鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.10%、Si:0.30〜0.80%、Mn:0.90〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.05%以下、Cr:1.8〜2.5%、Mo:0.15〜0.4%、N:0.0080%以下およびO:0.0020%以下を含み、さらにSb:0.0015%超0.0050%以下を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼組成とする。 (もっと読む)


【課題】水素が侵入する環境下においてもWEAの生成を効果的に抑制して、転動疲労寿命を向上させることができ、また素材の切削性や鍛造性などの加工性も併せて改善した、球状化焼鈍後の加工性に優れ、かつ焼入れ・焼戻し後の耐水素疲労特性に優れる軸受鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.85〜1.10%、Si:0.30〜0.80%、Mn:0.90〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.05%以下、Cr:1.8〜2.5%、Mo:0.15〜0.4%、N:0.0080%以下およびO:0.0020%以下を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる鋼組成とする。 (もっと読む)


【課題】ドライブシャフトとして必要とされる耐疲労特性を保証された、耐ねじり疲労特性に優れた電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】母材部の組成が、C:0.25〜0.55%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.2〜3.0%、Al:0.1%以下、N:0.0010〜0.0100%を含み残部Fe及び不可避的不純物である電縫鋼管であって、電縫溶接部への溶接欠陥の投影面積である溶接欠陥面積が40000μm未満であることを特徴とする耐ねじり疲労特性に優れた電縫鋼管。 (もっと読む)


【課題】窒化前の切削加工が容易で、しかも、高価な元素であるMoの含有量を質量%で0.05%以下に制限しても、窒化後に高い曲げ疲労強度と面疲労強度を有し、更に窒化による膨張も抑制できる窒化用鋼及び窒化部品の提供。
【解決手段】C:0.07〜0.14%、Si:0.10〜0.30%、Mn:0.4〜1.0%、S:0.005〜0.030%、Cr:1.0〜1.5%、Mo≦0.05%(0%を含む)、Al:0.010〜0.10%未満、V:0.10〜0.25%を含有するとともに〔0.61Mn+1.11Cr+0.35Mo+0.47V≦2.30〕で、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のP、N、Ti、Oがそれぞれ、P≦0.030%、N≦0.008%、Ti≦0.005%、O≦0.0030%である化学組成を有する窒化用鋼。この鋼は、Feの一部に代えてCu≦0.30%、Ni≦0.25%の1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】相対的に厚い化合物層を容易に形成することができ、焼付きが起きにくいダイカスト金型用鋼、及び、これを用いたダイカスト用金型を提供すること。
【解決手段】0.25≦C≦0.50mass%、0.0005≦Si≦0.30mass%、0.40≦Mn≦2.00mass%、1.50≦Cr≦3.00mass%、Mo≦2.00mass%、V≦0.60mass%、W≦3.00mass%、及び、Al≦3.00mass%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなり、窒素保有量(=[Si]+[Cr]+[Mo]/2+[V]+[W]+[Al]。但し、[]は、各元素の含有量(mass%)。)が6.00mass%以下であり、少なくとも溶湯と接する面にFe−N系化合物を主相とする厚さ10μm以上の化合物層を形成した状態で用いられるダイカスト金型用鋼及びこれを用いたダイカスト用金型。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制しつつ、高周波焼入によって焼入硬化層を転走面に沿って全周にわたって均質に形成することが可能な軌道輪の製造方法を提供する。
【解決手段】転がり軸受の軌道輪の製造方法は、0.95〜1.10%の炭素と、0.40〜0.70%の珪素と、0.90〜1.15%のマンガンと、0.90〜1.20%のクロムとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼から構成される成形体を準備する工程(S10)と、成形体において軌道輪の転走面となるべき環状領域の一部に面するように配置され、成形体を誘導加熱する誘導加熱部材を、環状領域の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体にA点以上の温度に加熱された環状の加熱領域を形成する工程(S30)と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程(S40)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】長時間クリープ破断寿命の向上、クリープ破断延性や靭性の向上および高温長期間運用後の経年劣化の抑制のそれぞれを両立させることができる耐熱鋳鋼およびその製造方法、この耐熱鋳鋼を用いて構成された蒸気タービンの鋳造部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】耐熱鋳鋼は、質量%で、C:0.05〜0.15、Si:0.03〜0.2、Mn:0.1〜1.5、Ni:0.1〜1、Cr:8〜10.5、Mo:0.2〜1.5、V:0.1〜0.3、Co:0.1〜5、W:0.1〜5、N:0.005〜0.03、Nb:0.01〜0.2、B:0.002〜0.015、Ti:0.01〜0.1を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄材料、特に球状黒鉛鋳鉄の疲労強度を、浸炭焼入れした場合の炭素鋼と同程度まで向上することが出来る疲労強度向上方法の提供
【解決手段】重量比でC:2.0〜4.0%、Si:1.5〜4.5%、Mn:2.0%以下、P:0.08%以下、S:0.03%以下、Mg:0.02〜0.1%、Cu:1.8〜4.0%を含有した球状黒鉛鋳鉄であって、800〜950℃で焼きならし熱処理を行なって引張強さ850MPa以上とした球状黒鉛鋳鉄に対して、それぞれ所定のショット粒径による第1、第2、第3のショットピーニング処理を行なう工程を有している。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造性と冷間鍛造後の被削性に優れ、冷鍛窒化部品に高い芯部硬さ、高い表面硬さ及び深い有効硬化層深さを具備できる冷鍛窒化用鋼の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.15%、Si≦0.35%、Mn:0.10〜0.90%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr:0.50〜2.0%、V:0.10〜0.50、Al:0.01〜0.10%、N≦0.0080%及びO≦0.0030%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、〔399×C+26×Si+123×Mn+30×Cr+32×Mo+19×V≦160〕、〔20≦(669.3×logeC−1959.6×logeN−6983.3)×(0.067×Mo+0.147×V)≦80〕、〔140×Cr+125×Al+235×V≧160〕及び〔90≦511×C+33×Mn+56×Cu+15×Ni+36×Cr+5×Mo+134×V≦170〕である化学組成を有する冷鍛窒化用鋼。Feの一部に代えて、特定量のMo、Cu、Ni、Ti、Nb、Zr、Pb、Ca、Bi、Te、Se、Sbのうちの1種以上の元素を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】 鋼材および部品の加工性についても考慮して、水素侵入環境下でも長寿命な鋼部品、例えば軸受部品や歯車の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.45%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.10〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.035%以下、Cr:1.30〜3.50%、Al:0.003〜0.10%、N:0.004〜0.050%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物である鋼材からなる転動部品もしくは歯車を、図2に示すパターンからなる浸炭もしくは浸炭窒化処理により、これらの転動部品もしくは歯車の鋼材表層面中の(C+N)量を0.50〜0.75%とすることにより水素環境下での寿命に優れた転動部品もしくは歯車の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】曲げ強度に優れ、曲げ負荷を与えた時の脆性的な破断の抑制が可能で、ステアリングラックバーの素材として好適に用いることができるステアリングラックバー用棒鋼の提供。
【解決手段】C:0.37〜0.48%、Si:0.15%を超えて0.30%未満、Mn:0.60〜1.10%、P≦0.03%、S:0.020〜0.070%、Cr:0.05〜0.20%、B:0.0005〜0.0050%、N≦0.010%、Ti:0.005〜0.10%、Al:0.005〜0.05%及びO≦0.0020%を含有し、残部がFe及び不純物からなり、特定量のMo及びNbの1種以上を含んでもよい棒鋼であって、表面からの深さがD/4位置の組織が、1)焼入れ処理後のマルテンサイト組織が面積分率で70%以上及び2)旧オーステナイトの平均粒度番号が7番以上、を満足するステアリングラックバー用棒鋼。ただし、Dは棒鋼の直径を表す。 (もっと読む)


【課題】焼戻し軟化抵抗の向上させる鋼素材を使用しても、加工性を良好とすることができる機械構造部品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.3〜1.5%と、Mn:0.2〜2.0%と、Si:0.5〜2.0%、Cr:0.1〜1.5%、Mo:0.1〜1.5%、V:0.05〜0.5%及びNb:0.005〜0.2%からなるグループから選択された1種又は2種以上と、残部Fe及び不可避的不純物とからなる鋼素材を軟化処理して、フェライト面積率30%以上のフェライトとパーライトとからなる金属組織、フェライトと球状炭化物とからなる金属組織、又はフェライトと粒状セメンタイトからなる金属組織とする工程と、軟化処理された鋼素材を所定の形状に加工処理する工程と、加工処理された鋼素材に少なくとも2回の高周波熱処理を行なって表層の金属組織をマルテンサイトとし、それに続く中間層の金属組織を焼戻しマルテンサイト、又は、焼戻しマルテンサイトとフェライトとパーライトとする。 (もっと読む)


【課題】丸棒材の焼き入れ処理及び焼きならし処理が可能な連続加熱冷却装置の提供。
【解決手段】複数の丸棒鋼Wを並列させて搬送するための搬送機2と、内部を通過する丸棒鋼Wを加熱するための加熱炉3と、この加熱炉3の下流に位置する冷却装置4と、上記冷却装置4の下流に設置された焼きもどし炉と、上記搬送機2の、上記冷却装置4と上記焼きもどし炉との間の部分に設置された、丸棒鋼Wを搬送機2外へ送り出すための払い出し装置5とを備えており、上記搬送機2が、並列された多数の搬送ローラ6を備えており、上記冷却装置4が、搬送機2内において上記丸棒鋼Wを冷却する作用位置OPと、搬送機2から脱出して丸棒鋼Wを冷却し得ない退避位置RPとに移動可能に構成されている。 (もっと読む)


【課題】高価なMoの含有量を低減するか、あるいはMoが非添加であっても、優れた耐摩耗性と大きなピッチング強度を確保可能な浸炭窒化層を有する鋼製品の提供。
【解決手段】浸炭窒化層を有する鋼製品であって、生地の鋼材が、C:0.10〜0.35%、Si:0.40〜1.00%、Mn:0.60〜1.50%、Cr:0.40〜0.80%、Al:0.01〜0.05%、S:0.05%以下及びN:0.0020〜0.0300%を含有し、〔(Si+Mn)/Cr〕が2以上であって、残部がFe及び不純物からなる化学組成を有し、浸炭窒化層表面から深さ50μmまでの領域において、分散する合金窒化物がMnSiN2のみであり、浸炭窒化層表面におけるオーステナイト量が体積率で30%以上、40%以下である鋼製品。必要に応じて、Mo≦0.10%、Ti≦0.10%、Nb≦0.080%のうちの1種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】炭素鋼からなる鍛鋼品の耐水素割れ性を、合金元素添加という手段によらずに、組織設計によって向上させること。
【解決手段】C:0.15〜0.5%、Si:0.6%以下(0%を含まない)、Mn:0.5〜1.5%、Ni:0.1〜2.5%、Cr:0.1〜2.5%、Mo:0.01〜0.7%、S:0.0002〜0.01%、O:0.002%以下(0%を含まない)、を含有し残部が鉄及び不可避的不純物からなり、深さD/4(D:鍛鋼品断面の円相当径)の位置における鋼断面は、フェライト組織またはフェライト−パーライト混合組織で構成される健全部と残部(以下、「マクロ偏析部」と記載する)で構成され、前記鋼断面に対する前記健全部の割合が90面積%以上であり、前記マクロ偏析部における(パーライトの平均粒径)/(フェライトの平均粒径)が3.0以上である鍛鋼品を製造する。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制しつつ、焼入硬化層を転走面に沿って全周にわたって均質に形成するとともに、転走面の硬度の低下を抑制しつつ嵌め合い面にも焼入硬化層を形成することが可能な軌道輪の製造方法を提供する。
【解決手段】転がり軸受の軌道輪の製造方法は、成形体を準備する工程(S10)と、転走面となるべき環状領域の一部に面するように配置された誘導加熱部材を、環状領域の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体に加熱領域を形成する工程(S30)と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程(S40)と、嵌め合い面となるべき領域の一部に面するように配置された他の誘導加熱部材を周方向に沿って相対的に移動させるとともに、他の誘導加熱部材を追動する冷却部材により、加熱された領域を冷却することで嵌め合い面焼入層を形成する工程(S50)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】軟質の鋼材を用いても、製品の強度を十分に確保することができ、前記変形抵抗と部品強度との両立を図れる、冷間鍛造を用いた機械部品の製造方法を提供する。
【解決手段】C含有量を0.06質量%以下の極低炭素領域に下げた軟質の機械構造用鋼を冷間鍛造して機械部品を製造するに際し、前記機械部品の部分的な高強度化領域に対応する素材機械構造用鋼における部分的な高強度化領域の固溶N量を高強度化のために必要な量に予め高めた上で、この部分的な高強度化領域に対して200℃以下の雰囲気温度で塑性ひずみを付与する冷間鍛造を行い、前記機械部品の部分的な高強度化領域の強度を高めるとともに、前記機械部品形状とする。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制しつつ、高周波焼入によって焼入硬化層を転走面に沿って全周にわたって均質に形成することが可能な軌道輪の製造方法を提供する。
【解決手段】転がり軸受の軌道輪の製造方法は、0.43〜0.65%の炭素と、0.15〜0.35%の珪素と、0.60〜1.10%のマンガンと、0.30〜1.20%のクロムと、0.15〜0.75%のモリブデンとを含有し、残部鉄および不純物からなる鋼から構成される成形体を準備する工程(S10)と、成形体において軌道輪の転走面となるべき環状領域の一部に面するように配置され、成形体を誘導加熱する誘導加熱部材を、環状領域の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体にA点以上の温度に加熱された環状の加熱領域を形成する工程(S30)と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程(S40)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】クリープ損傷により劣化した部位、特に溶接部等のクリープ劣化部を再生する熱処理方法を提供する。
【解決手段】クリープボイドを生じている部材をAc3変態点以上の加熱温度に加熱し、Ac3変態点以上の加熱温度で下記(1)式に示すLarson Miller パラメータ(LMP値)が24000以上を満足する条件で熱処理を施し、熱処理前の前記部材の単位面積当たりの粒界に存在するクリープボイドの数に対する熱処理後の前記部材の単位面積当たりの粒界に存在するクリープボイドの数の比を0.3以下とする((1)式において、T:加熱温度(℃)、t:加熱時間(h))。
LMP=(T+273)×(20+logt) ・・・(1)
前記加熱温度を、「Ac3変態点+30℃」から「Ac3変態点+70℃」の範囲内とすることが望ましい。 (もっと読む)


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