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Fターム[4K042DC04]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱条件 (2,857) | 雰囲気 (400)

Fターム[4K042DC04]に分類される特許

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【課題】鋼材(鋼板)から塑性加工および焼入れ加工を経て製造する機械部品の製造方法において、鋼材として安価な低炭素鋼を用いて所定部位のみ高硬度・高靭性を付与できる鋼材製機械部品の製造方法を提供すること。
【解決手段】低炭素鋼材から所定部品形状に塑性加工で調製した鋼材加工品(ワーク)を、焼入れ工程を経て製造する機械部品の製造方法。
1)ワークに対して、窒化ガスを用いて、深さ10μmの窒素濃度:1.5質量%以下で、且つ、深さ50μmの窒素濃度:0.10質量%以上の浸窒層を得る浸窒処理工程、および、
2)浸窒処理工程後のワークを、所要部位にのみ高周波により加熱してオーステナイト化後、時間をおかず急冷してマルテンサイト化する高周波焼入れ工程、
の各工程を含む。 (もっと読む)


【課題】簡便な構造で、コストの低減を図り、手間を省くことができる金属リング用搬送ラックを提供することを課題とする。
【解決手段】金属リング用搬送ラック10は、中央メンバー15に設けられ金属リング11の外周面25を受ける受け部材26と、中央メンバー15から受け部材26を挟むようにして延ばされ金属リング11が軸方向移動することを制限するストッパ部材27とを備える。
【効果】受け部材を挟むようにして制限ストッパ部材を配置しただけなので、金属リング用搬送ラックを簡便な構造にすることができ、コストの低減を図ることができる。さらに、金属リングを受け部材で受けるように金属リング用搬送ラックに載置するだけなので、金属リングの載置を短時間で行うことができる。 (もっと読む)


【課題】風車用軸受や建設機械用軸受のように、組織変化型剥離が生じ易い条件で使用する転がり軸受の転動疲労寿命を長くする。
【解決手段】内輪1を、〔C〕:0.10〜0.30質量%、〔Si〕:0.20〜0.50質量%、〔Mn〕:0.20〜1.20質量%、〔Cr〕:2.6〜4.5質量%、〔Mo〕:0.10〜0.40質量%、〔Ni〕と〔Cu〕:0.20質量%以下、〔S〕:0.02質量%以下、〔P〕:0.02質量%以下、〔O〕:12ppm以下の合金鋼で、直径10μm以上の酸化物系介在物:10個/320mm2 の素材を用い、浸炭または浸炭窒化と焼入れ焼戻しを行って、軌道面の1%D位置で、〔C+N〕:0.8〜1.2質量%、Hv:720〜830、残留オーステナイト量:20〜40体積%、圧縮残留応力:50〜200MPa、表面粗さ:粗さ曲線の最大山高さ(Rp)で1.0μm以下とし、芯部の硬さ:Hv400〜550とする。 (もっと読む)


【課題】風車用軸受や建設機械用軸受のように、組織変化型剥離が生じ易い条件で使用する転がり軸受の転動疲労寿命を長くする。
【解決手段】内輪1を、〔C〕:0.95〜1.1質量%、〔Si〕:0.20〜0.70質量%、〔Mn〕:0.30〜1.2質量%、〔Cr〕:0.90〜1.6質量%、〔Mo〕:0.30質量%以下、〔Ni〕と〔Cu〕:0.20質量%以下、〔S〕:0.02質量%以下、〔P〕:0.02質量%以下、〔O〕:12ppm以下の合金鋼で、直径10μm以上の酸化物系介在物:10個/320mm2 の素材を用い、浸炭または浸炭窒化と焼入れ焼戻しを行って、軌道面の1%D位置で、〔C+N〕:1.10〜1.50質量%、Hv:700〜800、残留オーステナイト量:20〜40体積%、圧縮残留応力:50〜200MPa、表面粗さ:粗さ曲線の最大山高さ(Rp)で1.0μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】微細クラックや機械的特性の低下を生じさせることなく浸炭処理の処理時間を短縮することができる浸炭焼入方法を提供する。
【解決手段】本発明は、はだ焼鋼からなる被処理部材を浸炭焼入するための浸炭焼入方法であり、前記被処理部材を処理温度である1050℃〜1350℃まで加熱する加熱工程と、前記被処理部材を前記処理温度で保持し、前記被処理部材表面の炭素濃度がJE線未満又はAcm線未満となるように調整された浸炭雰囲気で浸炭処理を行うとともに、前記浸炭処理によって炭素が拡散した範囲である拡散層の炭素濃度を0.6wt%以下にする浸炭工程と、前記浸炭工程の後、所定の焼入温度に降温し、焼入れを行う一次焼入工程とを備えている。また、前記一次焼入工程後の前記被処理部材を1000℃以下かつA3線又はAcm線より高い温度で保持する保持工程と、前記保持工程の後、焼入れを行う二次焼入工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】MoやNiといった高価な合金元素を多量に使用することなく、優れた耐遅れ破壊特性を有する引張強さ1400MPa以上の高強度ボルトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、C:0.3〜0.50%(質量%の意味。以下、同じ。)、Si:0.5〜2.5%、Mn:0.1〜1.5%、P:0.015%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、Cr:0.15〜2.4%、Al:0.10%以下(0%を含まない)、N:0.015%以下(0%を含まない)を含有し、Cu:0.1〜0.50%およびNi:0.1〜1.0%を、[Ni]/[Cu]≧0.5を満たすように含有するとともに、Ti:0.05〜0.2%および/またはV:0.05〜0.2%を[Ti]+[V]≧0.085%となるように含有し、残部が鉄および不可避不純物であることを特徴とするボルト用鋼である。 (もっと読む)


【課題】高い表面硬度と十分な伸張性を持つスリーブを有するブラインドファスナーとその熱処理方法を提供する。
【解決手段】中空スリーブを有するブラインドファスナーを熱処理する方法は、オーステンパ処理を含む。オーステンパ処理は、炭素含有率0.08〜0.13%の低炭素鋼を圧造した中空スリーブを800℃〜950℃に加熱保持し浸炭処理を行う工程と、その後320℃〜500℃で恒温保持する工程とを含み、炭素含有率(CP)値0.3〜0.5%にされる。
低炭素鋼のブラインドファスナーでも、オーステンパ処理により、スリーブの表面は硬く、表面以外の内部は伸びに適するよう軟らかくすることができ、高い表面硬度と十分な伸張性を持つスリーブを有するブラインドファスナーを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】金属リングの溶体化を行う炉内の温度分布を均一化し、金属リングの変形を低減させる金属リングの製造方法を提供する。
【解決手段】金属リングの製造方法は、圧延された金属リングに対する溶体化を行うために、大気圧と同圧の窒素雰囲気下で所定温度に加熱した後、5×10−3Paの真空下で該所定温度に所定時間保持し、その後、3〜155℃/分の冷却速度でマルテンサイト変態開始温度からマルテンサイト変態完了温度まで冷却する工程を備える。 (もっと読む)


【課題】オーステナイト系ステンレス鋼製のねじを用いて、ねじの締付けや緩めの操作を繰り返す場合に、ねじ面が「かじり」や「焼付き」を起こさないものとし、特に真空または清浄雰囲気下に無潤滑で使用される専用ねじについて、焼付きなどを起こさずに発塵も起こさないオーステナイト系ステンレス鋼製ねじを提供する。
【解決手段】オーステナイト系などのステンレス鋼製ねじの表面に、浸炭層もしくは窒化層または浸炭窒化層からなる表面硬化層を設けると共に、前記表面のうち少なくともねじ面は、電解研磨または化学研磨により、表面硬化層の当初表面から10μm以浅まで研磨した研磨面で形成したステンレス鋼製ねじとする。ねじ面は硬質であり、しかも滑面となって、耐摩耗性および低摩擦係数の摺動特性を備えたものになり、ねじ面は耐摩耗性、耐剥離性を備え、さらに低発塵性を有すると共に焼付きなどを起こさないものになる。 (もっと読む)


【課題】低温ガス浸炭方法は優れた耐食性を有し硬化されたステンレス鋼製品を達成できるが、かかる過程をより迅速、より経済的な運転を達成できるように、この方法を改良すること、および従来可能であったよりも迅速に浸炭ができ、これによりこの手順の総費用を減らし得るステンレス鋼及びその他の鉄ベース材料の表面硬化のための改良された低温ガス浸炭方法を提供すること。
【解決手段】変更された低温表面硬化方法であって、より具体的には、加工物が、炭素を加工物内に拡散させるにために高い浸炭温度で浸炭用ガスと接触され、これにより析出炭化物の形成なしに所定厚さの硬化されたケースを形成するガス浸炭による加工物を表面硬化させる方法であって、浸炭の早期の段階中に迅速な浸炭を助長し同時に浸炭の後期段階における析出炭化物の形成を避けるように、浸炭の瞬間的速度が、浸炭中により減らされる方法など。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数が低く、摺動特性に優れた肌焼鋼部品を提供する。
【解決手段】浸炭層または浸炭窒化層を表面に有する肌焼鋼部品であって、鋼中成分は、C:0.1〜0.5%(質量%、以下同じ)、Si:0.03〜2%、Mn:0.2〜1.8%、Cr:3%以下(0%を含まない)、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.2%以下(0%を含まない)、Al:0.16〜0.5%、B:0.0005〜0.008%、N:0.002〜0.015%、O:0.002%以下を含有し、残部:鉄および不可避不純物であって、下式(1)および(2)を満足すると共に、表面粗さRaが0.16μm以下である。[N]−1.3×[B]≧0.0010%・・・(1)式中[]は各元素の含有量(%)である。表面固溶Al≧0.15%・・・(2) (もっと読む)


【課題】周長の異なる大量の金属リングを確実にかつ変形を生じることなく搬送することができる金属リング用搬送装置を提供する。
【解決手段】熱処理治具の開口部から金属リングを挿入して熱処理治具の垂直方向に延在する金属リング保持部材に金属リングを水平方向に懸架させる金属リング用搬送装置において、金属リングの全てを、開口部を通過し得る略多角形に変形させて内側から押圧把持し、熱処理治具の開口部から、配置状態で内側から把持された金属リングの全てを挿入した後、配置状態における内側からの把持を解除して積載する複数のフィンガー部材を備え、複数のフィンガー部材中の少なくとも1個が金属リングの内壁に対して接近又は離間する方向に変位可能に設けられた複数の当接部材を有し、複数のフィンガー部材で複数の金属リングを支持したときに、複数の当接部材の各々が移動手段によって複数の金属リングの各々に個別に当接する。 (もっと読む)


【課題】金属リングの熱処理を自動的にかつ大量に行うことを可能とした金属リングの整列ストッカーへの押込装置を提供する。
【解決手段】整列ストッカーと、リング受渡台と、リング整列機構とを備え、整列ストッカーは、複数の棚部材が平行にかつ一定間隔で支持されており、棚部材は、金属リングの外周より辺の総和が長い開口部と、リング受渡台と同一平面となるように上下方向に移動させる移動手段とを備え、リング整列機構は、金属リングを押し込むために押圧するワークプッシャーを備えると共に、開口部において、リング受渡台と同一平面に配置されたリングスライド補助部材を備える。 (もっと読む)


【課題】金属リングに対して熱処理を施す際、該金属リングに歪みが発生する懸念を払拭するとともに、該金属リングから奪取される熱量を抑制する。
【解決手段】保持軸14a〜14jに、金属リングR1、R2に臨む載置用突起部30と、隣接する載置用突起部30、30同士の間に介在する堰止用突起部32とを設ける。この中、堰止用突起部32は、金属リングR1、R2を直径方向内方に押圧する。このため、金属リングR1、R2は、拡張力が生じた状態で堰止用突起部32に押圧保持される。一方、載置用突起部30は、金属リングR1、R2の下端面に当接し、これにより、該金属リングR1、R2が鉛直下方に落下することを防止する。 (もっと読む)


【課題】表層の窒素化合物層および炭素化合物層の厚さを極力薄くするとともに、表層に高い圧縮残留応力の層を厚く形成することにより疲労強度を格段に向上させたばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で、C:0.27〜0.48%、Si:0.01〜2.2%、Mn:0.30〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部がFe及び不可避不純物からなる全体組成を有し、表面の窒素化合物層および炭素化合物層の厚さが2μm以下であり、かつ横断面において中心部の硬さが500〜700HVであり、表層に横断面の円相当直径をDとしたときに圧縮残留応力層が300μm〜D/4の厚さで形成され、その最大圧縮残留応力が1400MPa〜2000MPaである。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造を行っても良好な鍛造性を示すだけでなく、浸炭処理のための加熱によ
る結晶粒の粗大化を効果的に抑制することができ、疲労特性にも優れた肌焼鋼を提供する

【解決手段】質量%で、C:0.05%以上0.40%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P
:0.03%以下、S:0.03%以下、Cr:2.0%以下、Al:0.1%以下、Ti:0.05%以上0.30%
以下、Cu:0.1%以上0.5%以下、N:0.0060%以下およびO:0.0020%以下を含み、残部
はFeおよび不可避的不純物の組成とし、かつTiを含む析出物で直径:30nm以下のものが30個/μm2以上存在し、直径:5nm以上50nm以下のTi析出物の全Ti析出物に対する個数比率が50%以上とする。 (もっと読む)


【課題】浸炭窒化処理された軸受部品の窒素濃度を、定量的かつ簡便に保証する検査方法、さらに窒素濃度が定量的に保証された軸受部品および軸受を提供する。
【解決手段】軸受部品としての内輪1、外輪2、玉3は、JIS規格SUJ2からなり、表面に浸炭窒化層が形成された軸受部品であって、加熱温度が500℃、保持時間を1時間とした熱処理を行なった後において、当該表面から30μmの深さの位置におけるビッカース硬度が、軸受部品の厚み方向において浸炭窒化層が形成されていない領域である芯部におけるビッカース硬度より130HV以上高い。 (もっと読む)


【課題】寸法精度が良好であり、高い面疲労強度を有し、耐摩耗性にも優れた窒化高周波焼入れ部品及びその素材である窒化高周波焼入れ用鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.30%超、0.60%以下、Si:0.02〜1.90%、Mn:0.30〜2.00%、Al:0.50%超、1.00%以下、S:0.001〜0.021%、N:0.001〜0.010%を含有し、更に、Mn/S:70〜1500、Al+Si≦2.50%を満足し、残部がFe及び不可避不純物からなる窒化高周波焼入れ用鋼。更に、質量%で、Cr:1.60%以下を含有し、1.9Al+Cr≦2.60%を満たすことが好ましい。Ti、Nb、V、Mo、B、Ni、Cu、Caの1種又は2種以上を含有してもよい。母材の成分組成が上記の範囲であり、表面から0.2mmの深さにおける窒素濃度が0.4%以上である窒化高周波焼入れ部品。 (もっと読む)


【課題】浸炭焼入れ処理によって表面に微細な炭化物を多量に生成させ得、表面高硬度,高強度の軸受部品を得ることのできる軸受部品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.15〜0.25%,Si:0.90〜1.30%,Mn:0.70〜1.10%,P:0.030%以下,S:0.100%以下,Cu:0.01〜0.50%,Ni:0.01〜0.50%,Cr:0.20〜0.50%,Mo:0.50%以下,Al:0.30%以下,N:0.05%以下で且つ下記式(1)の条件を満たし、
[Si]+[Ni]+[Cu]−[Cr]>0.5・・・式(1)
残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する鋼を表面炭素濃度が1.1超〜1.5%の範囲内となるように真空浸炭処理を行った後、空冷して表層の組織をパーライトとなし、しかる後高周波焼入れを行ってセメンタイトを分断させることで1μm以下の炭化物が95%以上を占める微細炭化物を生ぜしめて成る軸受部品を得る。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造性に優れるだけでなく、浸炭時の粗粒化抑制能にも優れることから高い耐疲労強度を有する肌焼鋼を製造するための方法について提案する。
【解決手段】C:0.10〜0.35質量%、Si:0.01〜0.50質量%、Mn:0.40〜1.50質量%、P:0.02質量%以下、S:0.03質量%以下、Al:0.04〜0.10質量%、Cr:0.5〜2.5質量%、B:0.0005〜0.0050質量%、Nb:0.003〜0.050質量%、Ti:0.003質量%以下およびN:0.0080質量%未満を含有し、残部はFe及び不可避不純物からなる鋼素材を、一旦、1150℃以上の温度に加熱した後に500℃以下まで冷却し、その後に1000℃以下に加熱後、850℃以上の温度にて加工を終了したのち、800〜500℃の温度域を0.1〜1.0℃/sの冷却速度で冷却する。 (もっと読む)


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