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Fターム[4K042DC04]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱条件 (2,857) | 雰囲気 (400)

Fターム[4K042DC04]に分類される特許

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【課題】金属リングに歪みが発生する懸念を払拭するとともに、該金属リングの熱処理の度合いにムラが生じることを回避する。
【解決手段】搬送ラック10は、基盤12と、該基盤12に立設された10本の保持軸14a〜14jとを有する。この中、保持軸14a〜14jの側壁には複数個の突起部30が設けられており、金属リングR1、R2は、互いに隣接する突起部30同士の間に介在されることで第1列L1、第2列L2として保持される。各突起部30は、金属リングR1、R2に接近するにつれてテーパー状に縮径するテーパー状縮径部32を有し、このテーパー状縮径部32に、金属リングR1、R2の少なくとも下端面が接触する。この接触は、点接触である。 (もっと読む)


【課題】金属リングに歪みが発生する懸念を払拭するとともに、該金属リングの熱処理の度合いにムラが生じることを回避する。
【解決手段】搬送ラック10は、基盤12と、該基盤12に立設された10本の保持軸14a〜14jとを有する。この中、保持軸14a〜14jの側壁には複数個の突起部30が設けられており、金属リングR1、R2は、互いに隣接する突起部30同士の間に介在されることで第1列L1、第2列L2として保持される。三角柱形状の各突起部30における金属リングR1、R2を臨む一辺(頂部)は、金属リングR1、R2の中心点O1、O2を外れる方向に臨んでいる。このように構成された突起部30の傾斜面32に、金属リングR1、R2の少なくとも下端面が接触する。この接触は、点接触である。 (もっと読む)


【課題】厳しい腐食環境下においても優れた耐遅れ破壊特性を発揮することのできる高強度ボルトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.25〜0.6%(質量%の意味。以下、同じ。)、Si:0.02〜0.45%、Mn:0.2〜0.8%、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.025%以下(0%を含まない)、Al:0.1%以下(0%を含まない)、N:0.001〜0.02%、Cr:0.05〜2.0%を含有するとともに、更に、Mo:0.5〜2.0%、Ti:0.02〜0.2%、およびV:0.01〜0.50%よりなる群から選ばれる少なくとも2種以上を含有するとともに、TiとVについてはその合計量が0.08%以上であり、残部が鉄および不可避不純物であって、ボルト軸部のオーステナイト結晶粒度番号が9.0以上であり、ボルト軸部の表面にFe及びCrを含有する酸化スケールを有し、該酸化スケールの最小厚さが0.5μm以上で、且つ、平均厚さが1.0〜4.5μmであることを特徴とする焼入れ焼戻し高強度ボルトである。 (もっと読む)


本発明は、合金から製造された半製品をサーモメカニカル処理することによる、ラーベス相及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物が析出した鉄クロム合金からの部品の製造法において、第一の工程において、合金を溶解焼鈍温度以上の温度で溶解焼鈍し、次いで、静止保護ガス又は空気、運動している(吹き付けられた)保護ガス又は空気中で、又は水中で冷却し、第二の工程において、半製品の機械加工を0.05〜99%の範囲で実施し、かつ後続の工程において、加工された半製品から完成された部品を0.1℃/分〜1000℃/分で加熱して550℃〜1000℃の適用温度にすることによって、ラーベス相Fe2(M,Si)又はFe7(M,Si)6及び/又はFe含有粒子及び/又はCr含有粒子及び/又はSi含有粒子及び/又は炭化物を意図的かつ微細に分布させる方法に関する。 (もっと読む)


【課題】優れた曲げ矯正性と高い疲労強度を有する調質型軟窒化部品の提供。
【解決手段】生地の鋼材が、質量%でC:0.25〜0.40%、Si:0.10〜0.35%、Mn:0.60〜1.0%、P:0.08%以下、S:0.10%以下、Al:0.05%以下、Cr:0.30〜1.10%およびN:0.0030〜0.0250%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる調質型軟窒化部品であって、表面から0.05mm位置のビッカース硬さが400〜600であり、かつ応力集中部の化合物層深さが5μm以下である調質型軟窒化部品。Feの一部に代えて、Cu≦1.0%、Mo≦0.3%、V≦0.3%、Ni≦0.5%、Ti≦0.020%、Ca≦0.010%のうちの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼基材の表面に形成する窒素化合物層に2GPaを超える高面圧が作用しても窒素化合物層の鋼素地に対する剥離強度が大きく,摺動性に優れ,磨耗に強く,焼き付き抵抗性が高い特性を有する窒素化合物層による効果を十分に生かすことができる焼入れ鉄鋼部材の製造方法及び焼入れ鉄鋼部材を提供する。
【解決手段】窒化処理と高周波焼入れとを組み合わせた焼入れ鉄鋼部材の複合熱処理及び焼入れ鉄鋼部材である。窒化処理で鉄鋼基材1の表面に窒素化合物層2を形成し、窒素化合物層2に覆われた鉄鋼基材1の表層部1aに窒素を拡散浸透させ、焼入れ雰囲気がアンモニアガス雰囲気,真空中,低酸素雰囲気等とする高周波焼入れにより、焼入れ後に酸化されていない窒素化合物層2を1μm以上残存させ、かつ鉄鋼基材1の表層部1aに窒素を含有した微細マルテンサイト組織を含む硬化層として200μm以上の有効硬化層深さを付与する。 (もっと読む)


本発明は、駆動ベルト(3)のための鋼製の横方向エレメント(33)であって、駆動ベルト(3)が、無端の引張エレメント(31)と、2つのプーリ(1,2)の間で駆動力を伝達するために引張エレメント(31)上に摺動可能に設けられた複数の横方向エレメント(33)とを有している横方向エレンメントに関する。本発明によれば、横方向エレメントは、耐摩耗性を最適化するために、接触面(35)から少なくとも100ミクロン(μm)の範囲内で、25体積パーセントよりも多いオーステナイト相を含む微細構造を有している。
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【課題】窒化前の切削加工が容易で、しかも、高価な元素であるMoの含有量を質量%で、0.50%以下に制限しても、窒化後に高い曲げ疲労強度を有するとともに耐ピッチング性に優れた窒化用鋼の提供。
【解決手段】C:0.05〜0.09%、Si:0.10〜0.35%、Mn:1.0〜2.0%、S:0.005〜0.050%、Cr:1.0〜2.0%、Mo:0.10〜0.50%、Al:0.010〜0.10%、V:0.05〜0.40%を含有するとともに、C、Mo及びVの含有量が、〔{Mo/(2×95.94)}+(V/50.9415)≧C/12〕の式を満たし、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のP、N、Ti及びOがそれぞれ、P:0.030%以下、N:0.008%以下、Ti:0.005%以下及びO:0.0030%以下である窒化用鋼。 (もっと読む)


【課題】 従来よりも低サイクル曲げ疲労強度に優れた浸炭鋼部品を提供する
【解決手段】 化学成分が、質量%で、C:0.1〜0.6%、Si:0.01〜1.5%、Mn:0.3〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.001〜0.15%、N:0.001〜0.03%、Al:0.001〜0.06%、O:0.005%以下を含有し、残部が実質的に鉄と不可避的不純物よりなる鋼からなり、浸炭焼入れ焼戻し処理を施した鋼部品であって、表面の硬さがHV550〜HV800であり、心部の硬さがHV400〜HV500であることを特徴とする低サイクル曲げ疲労強度に優れた浸炭鋼部品。 (もっと読む)


【課題】所望の品質を付与しつつ、浸炭処理または浸炭窒化処理におけるRXガスの流量を低減することによりCOの排出量を抑制することを可能とする鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法および機械部品を提供する。
【解決手段】バッチ式の熱処理炉を用いた鋼の熱処理方法は、熱処理炉の扉を開け、0.17質量%以上の炭素を含有する機械構造用合金鋼からなる被処理物を炉内に装入する工程と、扉を閉じる工程と、炉内にRXガスを供給しつつA点以上の温度である熱処理温度に炉内の雰囲気を加熱して、雰囲気のカーボンポテンシャル値を予め決定された値に調整する工程と、被処理物が熱処理温度に加熱されることにより、被処理物が浸炭または浸炭窒化される工程とを備えている。そして、被処理物が浸炭または浸炭窒化される工程では、ガス置換回数が0.35以上0.78未満となるように、炉内にRXガスが供給される。 (もっと読む)


【課題】CVTエレメントに代表される金属小物部品を、表面傷を生じさせることなく、全体にわたり、多量かつ均一に焼入れ処理することができ、かつ、寿命が長い、金属小物部品用の焼入れ用治具を提供すること。
【解決手段】当該金属小物部品用の焼入れ用治具は、主にモリブデンを構成材料とする。金属小物部品用の焼入れ用治具は、金属小物部品10を、連続的かつ多量に、歯部3T間の凹部に立て掛けて収納することができる複数の歯部3Tからなる櫛歯部3を備えており、各歯部3Tは、鉛直方向に対して一定の角度α°に傾くように加工されている。 (もっと読む)


【課題】良好な切れ味を確保しながら高い耐食性を発揮する刃物を提供する。
【解決手段】母材23がオーステナイト系ステンレス鋼からなる刃物であって、刃物の表層部に、母材23のオーステナイト相に炭素が固溶することにより、最大硬度がHv600以上の母材23より硬度の高い炭素固溶硬化層24が形成され、上記炭素固溶硬化層24により刃先21が構成されている。したがって、脆性によって刃付けや再研磨ができないという問題が生じることがなく、高硬度でシャープな刃を立てて、食肉に使用した場合にも優れた切れ味を発揮し、ドリップによる商品価値の低下や食感の悪化という問題が生じにくい。また、従来のマルテンサイト系のものに比べて格段に高い耐食性を発揮する。 (もっと読む)


【課題】高温高速条件下での耐摩耗性,耐焼付き性に優れてた一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置を提供する。
【解決手段】ローラクラッチ内蔵型プーリ装置1は、スリーブ2と、プーリ3と、転がり軸受4と、ローラクラッチ5とを備えている。ローラクラッチ5は、クラッチ内輪6と、クラッチ外輪9と、クラッチ内輪6の外周面とクラッチ外輪9の内周面との間に配されたローラ10と、を備え、プーリ3とスリーブ2とを接続することにより、プーリ3をスリーブ2に対して所定方向に相対回転させる回転力のみを、プーリ3からスリーブ2へ伝達する一方向クラッチである。そして、クラッチ内輪6が、クラッチ外輪9及びローラ10を構成する素材よりも100℃における硬さHvが高く且つ100℃における硬さHvが700以上である鋼材で構成されている。 (もっと読む)


【課題】水素雰囲気中で使用されても長寿命な転がり軸受を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受の内輪1及び外輪2は、炭素,ケイ素,マンガン,クロム,モリブデン,イオウ,リン,及び酸素の含有量が所定の範囲内で且つ残部が鉄及び不可避的不純物である合金鋼で構成されている。また、組織変化抵抗値が10以上である。さらに、浸炭処理又は浸炭窒化処理に続いて焼入れ及び焼戻しが施されることにより、軌道面1a,2aに硬化層が形成されている。硬化層の炭素濃度と窒素濃度との和は0.9〜1.5質量%で、残留オーステナイト量は20〜45体積%である。軌道面1a,2aの表面硬さはHv700〜780で、芯部の硬さはHv550以下である。軌道面1a,2aから100μm内側の深さ位置における周方向の圧縮残留応力は、100〜500MPaである。軌道面1a,2aの軸方向の粗さ曲線の最大山高さRpが0.2μm以下である。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の長寿命化を図ることができ、十分な静的負荷容量および寸法安定性を確保できる軸受構成部材及び製造方法並びに長寿命で、かつ十分な静的負荷容量および寸法安定性を示す転がり軸受を提供する。
【解決手段】3.2〜5.0質量%のCrと、0.05質量%以上0.5質量%未満のVを含有する鋼材から得られる素形材に浸炭窒化処理等の熱処理を施す。
これにより、転がり軸受の軸受構成部材の表面から10μmまでの範囲の表面層のC、Nの各含有量を1.1〜1.6質量%、0.1〜1.0質量%、表面から50μmの深さの位置でのビッカース硬さを740〜900(ロックウェルC硬さを62〜67)、表面から10μmの深さの位置でのγ量を20〜55体積%、表面から10μmまでの範囲の表面層にバナジウム窒化物の粒径0.2〜2μmの粒子および/またはバナジウム炭窒化物の粒径0.2〜2μmの粒子を存在させ、表面から10μmまでの範囲の表面層での該粒子の面積率を1〜10%とする。 (もっと読む)


【課題】生産効率や品質管理上の信頼性を向上させることができ、省エネルギー化、小型化や軽量化を図ることができる磁場中熱処理装置、及び、磁場中熱処理方法の提供を目的とする。
【解決手段】磁場中熱処理装置1は、永久磁石2、断熱部3、予備加熱ヒーター4、メインヒーター5、冷却部6、基板搭載部10を有するコンベア8、及び、磁気シールド11などを備え、永久磁石2を利用し、半導体基板104を永久磁石2の内部で加熱しながら、永久磁石2の中心軸方向(処理方向)へ搬送することによって、半導体基板104を一枚ずつ連続的に処理する。 (もっと読む)


【課題】歯車、軸受の外輪、プーリー等に用いられる板厚3〜15mmの鋼板であっても、優れた加工性と浸炭焼入れ性を有する鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.10〜0.40質量%、Si:0.02〜0.40質量%、Mn:1.00〜2.00質量%、P:0.02質量%以下、S:0.02質量%以下、Cr:0.20〜0.70質量%、B:0.0003〜0.005質量%、Ti:0.03〜0.20質量%を、さらに必要に応じてNi:0.20〜2.00質量%、Mo:0.10〜0.80質量%の1種または2種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼板であって、面積率1%以上を占める構成相はフェライト相とセメンタイト相のみであり、セメンタイト相で0.2μm以上の粒径を有する粒子が1500個/10000μm以下であることに加えて、20〜100nmの粒径を有するTi炭化物粒子が4000〜20000個/10000μmの範囲で分散した組織を有し、180HV未満の硬さを呈する高加工性浸炭用鋼板。 (もっと読む)


【課題】浸炭処理等の表面硬化処理をして使用される鋼部品を製造するのに有用な、結晶粒を高度に制御した肌焼鋼を提供する。
【解決手段】C:0.10〜0.25%(質量%の意味。以下、化学成分組成について同じ。)、Si:0.45%以下(0%を含まない)、Mn:0.60%以下(0%を含まない)、Cr:2.5%以下(0%を含まない)、Ti:0.010〜0.060%を含有し、残部は鉄および不可避不純物であり、面積10μm2以上のTi系硫化物および/またはTi系炭硫化物の合計面積率が1×10-5〜1.0×10-4%であり、下記式(1)を満足する。このような肌焼鋼は、最大結晶粒の縮小化特性に優れている。A/[Ti]≦0.080…(1)(式中、Aは面積10μm2以上のTi系の炭化物、炭窒化物、窒化物、硫化物、および炭硫化物の合計面積率(%)を示す。[Ti]は鋼中のTi含有量(質量%)を示す。) (もっと読む)


【課題】金属リングの熱処理を自動的にかつ大量に行うことを可能とした金属リングの自動熱処理方法を提供する。
【解決手段】弾性力を有する金属リングの外周よりも辺の総和が長い開口部を備えると共に、平行かつ一定間隔で垂直方向に設けられた、複数の棚部材の間に、当該金属リングを押し込み、この金属リングの配置状態から、金属リングの全てを、開口部を通過し得る略多角形に変形させて内側から押圧把持し、開口部から引き抜き、上記開口部と同様の開口部を備えると共に、平行かつ上記間隔で垂直方向に金属リングを積載し得る熱処理治具において、当該熱処理治具の開口部から、上記配置状態で内側から把持された金属リングの全てを、挿入した後、上記配置状態における内側からの把持を解除して積載し、上記熱処理治具と共に金属リングを熱処理し、上記棚部材間から金属リングを引き出す。 (もっと読む)


【課題】浸炭窒化処理した金属製品の疲労強度の向上を図ることが出来る金属製品の表面処理方法の提供。
【解決手段】機械加工した金属製品に対して浸炭窒化処理を行う工程(S1)と、浸炭窒化処理後の金属製品を2時間以上にわたって、300〜400℃で加熱する工程(S2)とを有している(請求項1)。 (もっと読む)


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