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Fターム[4K043EA03]の内容

ストリップ・線材の熱処理 (4,781) | 熱処理の態様 (390) | 連続処理 (377) | 被熱処理物をコイル状で搬送 (23)

Fターム[4K043EA03]に分類される特許

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【課題】水素ガスを用いて金属板の還元処理を行う場合に、還元処理により発生した水蒸気によって再び金属板が酸化することを防止する。
【解決手段】反応炉2の入口開口21から出口開口22に通過する金属板を水素雰囲気中で加熱処理することによって上記金属板に含まれる酸化物を還元すると共に、還元反応によって発生した水蒸気を炉内から排出するために、上記反応炉2内部に上記出口開口22側から上記入口開口21側に向く炉内ガス流Nを形成する。 (もっと読む)


【課題】
冷却中にマルテンサイト変態を伴うステンレス鋼ストリップの焼入れ熱処理を施す際に、温度不均一に伴うマルテンサイト変態の不均一によって引き起こされる板形状の崩れを極めて効果的に防止することができ、形状のよい焼入れステンレス鋼箔ストリップを安定して連続的にかつ大量に生産することが可能なステンレス鋼箔ストリップの連続式光輝熱処理方法およびこの方法を行うことが出来る水平型連続光輝焼鈍炉を提供する。
【解決手段】
加熱帯および冷却帯を順次直列に備えた水平型連続光輝焼鈍炉を用いて行う冷却中にマルテンサイト変態を伴うステンレス鋼箔ストリップの焼入れ熱処理において、長手方向に張力を付与されつつ加熱帯を搬送され加熱されたストリップが、冷却帯の冷却ロールに接している間にマルテンサイト変態を実質的に完了させ、板形状を矯正しつつ焼入れを行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】実験による試行錯誤をすることなく、所望の機械的特性を有する冷延鋼板の製造条件を決定することができる冷延鋼板の製造条件決定方法、製造条件決定装置および製造条件決定プログラムを提供する。
【解決手段】製造条件決定方法は、所望の機械的特性を得るための目標フェライト分率等を決定する目標組織決定工程と、製造条件入力工程と、連続焼鈍時間算出工程と、オーステナイト粒径算出工程と、フェライト分率算出工程と、マルテンサイト硬さ算出工程と、目標フェライト分率等とフェライト分率等との差が予め定めた所定の閾値を超えるか否かを判定する組織比較判定工程と、判定結果に従って製造条件入力工程で入力された加熱温度、焼入れ温度および焼戻し温度を補正する製造条件補正工程とを含み、補正が終了するまでオーステナイト粒径、フェライト分率およびマルテンサイト硬さの算出処理を繰り返し行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】硬さの上昇に伴う変形抵抗の増大を防止し、生産性を阻害する熱処理を省略、若しくは短時間への熱処理へと簡略化しても良好な伸線加工性等を発揮することのできる高強度ばね用鋼線材、およびこのような高強度ばね用鋼線材を製造するための有用な方法、並びに高強度ばね用鋼線材を素材として得られる高強度ばね等を提供する。
【解決手段】本発明の高強度ばね用鋼線材は、熱間圧延後の鋼線材であり、所定の化学成分組成を有し、パーライトを主体とする組織であり、且つパーライトノジュール粒度番号の平均値Paveおよびその標準偏差Pσが、夫々下記(1)式、(2)式を満足する。
9.5≦Pave≦12.0 …(1)
0.2≦Pσ≦0.7 …(2) (もっと読む)


【課題】処理槽内の処理液にリング状線材を浸しながら搬送する際の搬送遅れを防止したリング状線材の槽内搬送装置を提供する。
【解決手段】処理槽1の互いに対向する側壁から槽内に臨む一対のローラ軸2a,2bを搬送方向に複数並べて配置したローラ列2A,2Bと、ローラ軸2a,2bの下端に設けられた円錐ローラ3a,3bとを備え、一対のローラ軸2a,2bの間で互いに対向する円錐ローラ3a,3bの面上をリング状線材Sが走行するように一対のローラ軸2a,2bを互いに近接する方向に傾けて配置すると共に、搬送方向の下流側の円錐ローラ3a,3bの上に上流側の円錐ローラ3a,3bの一部が平面視で順に重なるように一対のローラ軸2a,2bを搬送方向に傾けて配置し、円錐ローラ3a,3bの外周縁部に、リング状線材Sと当接される突起部8を周方向に複数並べて設ける。 (もっと読む)


【課題】オーステナイト状態のルーズコイルを載置して搬送する際、ルーズコイルの先端の噛み込みを防止でき溶融ソルト中を安定且つ円滑に搬送するルーズコイル搬送用コンベヤチェーン設備の提供。
【解決手段】一対の外リンクプレート3同士をピンで連結して外リンク2を形成すると共に、一対の内リンクプレート6同士をセンターブシュ7で連結して内リンク5を形成し、外リンク2と内リンク5と連結して構成してなり、外リンク2及び内リンク5の各上端面にオーステナイト状態のルーズコイルを載置して搬送しながら溶融ソルト内に浸漬させて冷却するルーズコイル搬送用コンベヤチェーン設備であって、長さ方向に隣接する外リンクプレート3の端部間に臨む内リンクプレート6の外面に、外リンクプレート3の端部間と内リンクプレート6の外面とで形成される間隙を埋めるための間隙充填部16をそれぞれ設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高温の溶融ソルト内に浸漬しても、潤滑剤なしで回転摺動する回転ローラ部分の良好な潤滑状態を維持でき、円滑な搬送が可能な溶融ソルト内搬送用コンベヤチェーン設備の提供。
【解決手段】長さ方向に多数連結されたリンクと、該リンクに回転可能に設けられた回転ローラとを有し、回転ローラを搬送ラインを形成するガイドレール上に載置させることによりオーステナイト状態の金属材をリンク上に載置したときの荷重を回転ローラで受けると共に、搬送ラインに沿って駆動することにより金属材を搬送しながら400℃〜600℃の溶融ソルト内に浸漬させて冷却する溶融ソルト内搬送用コンベヤチェーン設備であって、回転ローラの内径と該回転ローラの回転軸の外径との差が、0.6〜2.0mmであり、回転ローラと回転軸との間に掛かる面圧が0.5N/mm以下であり、回転ローラの回転速度が350rpm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】メンテナンス時に、溶融ソルトの液面上に露出したコンベヤチェーン設備において、溶融ソルトを速やか且つ十分に排出することのできるコンベヤチェーン設備を提供すること。
【解決手段】一対のリンクプレートからなるリンク同士を、ブシュ7と該ブシュ7内に回転可能に挿通されたピン4とによって形成されるリンク連結部によって、長さ方向に連結してなり、オーステナイト状態の金属材を載置して搬送しながら400℃〜600℃の溶融ソルト内に浸漬させて冷却するコンベヤチェーンであって、前記ブシュ7と前記ピン4との間に溶融ソルト入出間隙C47を形成すると共に、該間隙C47は外部と液的に連通することを特徴とするコンベヤチェーン設備。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性及び耐食性に優れ、低コストで、実用的なコンベヤチェーンを用いたインライン熱処理用の溶融ソルト槽内搬送設備の提供。
【解決手段】溶融ソルト槽31内におけるルーズコイルのパスラインに沿ってコンベヤチェーン1を配置し、ルーズコイルをコンベヤチェーン1に載置して、溶融ソルト30に浸漬させながら搬送する構成を有し、溶融ソルトは、硝酸又は亜硝酸のアルカリ金属塩から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせからなり、コンベヤチェーンを構成する部品のうち、溶融ソルトに浸漬し、且つ互いに摺動する何れか一方又は両方の部位の材質は、(A)Ni:0.60%以下、Cr:11〜18%、C:1.2%以下、Si:1.0%以下である熱処理されたマルテンサイト系ステンレス鋼、(B)Cr:11〜20%、C:0.12%以下、Si:1.0%以下である熱処理されたフェライト系ステンレス鋼又は(C)コバルト基合金から選ばれる。 (もっと読む)


【課題】従来の方法では不可能であった、断面変化連結部の前後においても所望の機械的特性を得ることが可能な引張強度が980MPa以上の高強度鋼板を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】所定の複合組織を有する高強度鋼板を連続焼鈍ラインで製造するに際して、均熱温度(Tss)、焼入れ前温度(Tq)、再加熱温度(TRH)および通板速度Vを、各鋼板の断面積に応じて夫々予め設定しておき、鋼板断面積が異なる鋼板の連結部が連続ラインの焼入れ領域を通過するときに、設定条件の変更を開始し、所定時間かけて上流側の鋼板の設定条件に移行する。 (もっと読む)


【課題】種々の材料品質および/または厚さを有する少なくとも2つのシート状金属ストリップを長手方向縁部に沿って連続プロセスで互いに溶接する方法を、比較的高レベルの溶接シーム強度が得られるように改善することにある。
【解決手段】本発明は、種々の材料品質および/または厚さを有する少なくとも2つのシート状金属ストリップが、長手方向縁部に沿って連続プロセスで互いに溶接される構成の注文仕様のシート状金属ストリップの製造方法に関する。この方法により製造されるシート状金属ストリップが比較的高レベルの溶接シーム強度が得られるようにするため、溶接すべきシート状金属ストリップとして、未コーティングのシート状金属ストリップが使用されること、および溶接により未コーティングのシート状金属ストリップから形成された注文仕様のシート状金属ストリップが次にコーティングされることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱延後の圧延材を巻き取ったコイルの変形を抑制し、生産性や歩留りの向上を図る。
【解決手段】熱間圧延機の後段に水冷手段1Aとダウンコイラ2とを配置した熱間圧延ライン1において、圧延材を水冷手段1Aで所定の温度で冷却してダウンコイラ2でコイル3に巻き取った後、熱延コイル置場5で室温までコイルを冷却する方法であって、比率耐荷重の許容範囲が0.5以上(より好ましくは0.6以上)に対応する、コイル3の外周部における平均冷却速度が40℃/hr以下の冷却速度(より好ましくは33℃/hr以下の冷却速度)でコイル3を徐冷する。 (もっと読む)


【課題】 加熱室内の雰囲気制御が容易であり、圧延材処理の場合に前酸洗を省略できるとともに、圧延材及び伸線材の両処理品に対して後酸洗性の良好な処理済品を得ることができる連続式熱処理炉を提供する。
【解決手段】 一端部に前室2をそなえ不活性ガス雰囲気中で処理品の加熱を行う加熱室3の他端部に、不活性ガス雰囲気中で処理品の冷却を行う第1冷却室4と、真空パージ室5と、酸化性ガス雰囲気中で処理品の冷却を行う第2冷却室6とを、この順に連結し、前室2を経て加熱室3内に送入され加熱処理された処理品Wに対して、該処理品の種類に応じて第1冷却室4における不活性ガス雰囲気中での冷却と第2冷却室6における酸化性ガス雰囲気中での冷却の一方を選択して、前記処理品の冷却を行うように構成されている。 (もっと読む)


本発明は、ガスまたは水−ガス混合物を吹き付けることによって走行ストリップ(4)の温度に影響を及ぼす方法に関し、前記方法は、ストリップの表面に向かって延在し、ストリップの各表面上の前記ガスまたは水−ガス混合物のジェットの衝突(24、34)が2次元ネットワークのノードに分布されるように配置される前記ガスまたは水−ガス混合物の複数のジェットを、ストリップの各表面上に噴出することを含む。表面(A)上のジェットの衝突(24)は、他の表面(B)上のジェットの衝突(34)に正対せず、前記ガスまたは水−ガス混合物のジェットは、少なくとも1つの分配ケーシング(21、31)で供給され、またストリップの長手方向に平行にかつストリップの長手方向に直角に、戻りガスまたは水−ガス混合物の流れに遊隙を残しておくように分配ケーシングからある距離をおいて延在する管状ノズル(23、33)によって、発生される。
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【課題】簡易な設備で、均一な温度分布で長時間徐冷が可能なコイル状線材の冷却方法及び冷却設備を提供する。
【解決手段】熱間圧延後にコイル形状に成形された線材を、強制冷却して所定の温度に温度降下させた後に、搬送路に沿って搬送しながら自然放冷させる。このとき、幅方向の温度偏差が所定範囲に収まるように、コイル状線材の搬送速度を、段階的に減速しながら搬送する。 (もっと読む)


【課題】 鋼線材のコイル結束過程で二次スケールが剥離しても、伸線性が劣化しない鋼線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の鋼線材の製造方法は、mass%でC:0.05〜1.2%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.1〜1.5%を含有する鋼片を熱間圧延して鋼線材に加工し、集束機でコイル形状に結束し、冷却する鋼線材の製造方法である。前記集束機への鋼線材の挿入温度を400℃以下、300℃超とし、結束したコイル状鋼線材を集束機への挿入から50秒以内に200℃以下まで冷却する。あるいは集束機への鋼線材の挿入温度を300℃以下、200℃超とし、結束したコイル状鋼線材を集束機への挿入から60秒以内に200℃以下まで冷却する。また、前記集束機への挿入、結束を200℃以下の温度で行うことができ、この場合、結束したコイルの冷却時間の制限はない。 (もっと読む)


【課題】溶融塩浴による熱処理の際に鋼線ルーズコイルに付着した溶融塩を,安全に且つ環境汚染を生じさせずに回収する塩回収装置を提供する。
【解決手段】冷却槽30の溶融塩を用いて熱処理後の鋼線ルーズコイルを洗浄した塩含有洗浄液から塩を回収する塩回収装置22を,冷却槽30の溶融塩と前記塩含有洗浄液とを熱交換させ,前記塩含有洗浄液の水分を蒸発させる熱交換器50と,冷却槽30の溶融塩を,熱交換器50に循環供給させる循環経路(104〜106)と,熱交換器50にて水分を蒸発させて得られた塩を冷却槽30に供給する供給経路71と,で構成する。 (もっと読む)


【課題】鋼線材をインライン熱処理する際に用いる溶融塩が流れる配管において,配管の内部の溶融塩の加熱速度,加熱効率を向上させ,配管スペースをより小さいものとすることを目的としている。
【解決手段】溶融塩配管1の内管2の内部にヒータ4を設け,溶融塩8を直接加熱することにより,溶融塩配管1の内部の溶融塩8を速やかに効率よく加熱することができる。また,溶融塩配管1は内管2と外管3を有する二重管から構成され,内管2と外管3の間に真空断熱部9を設けることにより,溶融塩配管1を流れる溶融塩8は保温される。この真空二重管構造によって,従来のように断熱材を用いる必要が無くなり,溶融塩配管1の配管スペースを従来より小さいものとすることができる。さらに漏洩があった場合でも,ただちにこれを発見することができる。 (もっと読む)


【課題】 加熱バーナー周囲の炉壁の亀裂や剥落を防止でき、かつ、熱処理炉の立ち上げ、休止の時間を短縮できる鋼材の直火加熱式熱処理炉を提供すること。
【解決手段】 炉壁内側を耐風速性セラミックファイバー5とし、その外側にセラミックファイバーブランケット6を配設した炉壁構造を具備し、炉壁に設けた挿入孔にバーナー2を設置し、該バーナーの外側にスリーブ7を嵌合し、該スリーブ7の先端を炉内壁面より突出して配置したことを特徴とする直火加熱式熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】オーステナイト状態のルーズコイルを冷却処理又は恒温処理して線材を製造する際に,ルーズコイルを適切且つ確実に搬送することができるインライン熱処理設備を提供する。
【解決手段】ルーズコイルWのインライン熱処理設備1が,溶融塩30を満たした冷却槽31と,この冷却槽31を搬送方向と直交する幅方向に貫通するフラットローラ52を,搬送方向に沿って複数並列に配置した構成を有し,ルーズコイルWを冷却槽31の溶融塩30に浸漬させながら搬送するフラットローラ群51と,冷却槽31の下側に配置され,冷却槽31から流出した溶融塩30を受ける受槽32と,この受槽32の溶融塩30を冷却槽31に戻す循環手段35と,を有するように構成した。 (もっと読む)


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