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Fターム[4K043FA13]の内容

Fターム[4K043FA13]に分類される特許

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【課題】 本発明の目的は、少ない工数で金属線材とパイプの直接接触を抑制でき、金属線材の表面疵を防止できる金属線材の熱処理装置を提供すること。
【解決手段】 本発明は、非酸化性雰囲気に保持されたパイプが並列に複数本横設された加熱炉を有し、前記パイプ内に金属線材を通線して前記金属線材を熱処理する金属線材の熱処理装置において、前記パイプの内面に沿って炭素からなる筒が内装されている金属線材の熱処理装置である。また、前記加熱炉の通線方向の下流側に前記金属線材の通るパイプが並列に複数本横設され、前記パイプの内面に沿って炭素からなる筒が内装された冷却装置を具備することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】フェライト中の炭素の拡散速度を強磁場を用いて抑制することで、材質制御を行う。
【解決手段】侵入型の固溶元素を含む鉄又は鋼であって、侵入型元素の拡散現象により引き起こされる現象、より、具体的には、時効、脱炭を、強磁場をかけることで制御する。強磁場を用いることで、高強度の高炭素鋼線の伸線加工後の時効による延性低下を制御する。 (もっと読む)


【課題】製造時の球状化処理時間の短縮化が図れるうえに、十分に硬さを低減することができる高炭素鋼線材および高炭素鋼線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】質量%で、C:0.95〜1.10%、Si:0.15〜0.70%、Mn:1.15%以下(0%を含まない)、Cr:0.90〜1.60%、P:0.050%以下、S:0.050%以下、Al:0.100%以下、Ti:0.015%以下、N:0.025%以下、O:0.0025%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、フェライト結晶粒径が20.0μm以下であって、且つ、炭化物中のCr濃度が、質量%で6.0%以上である。 (もっと読む)


【課題】
冷却中にマルテンサイト変態を伴うステンレス鋼ストリップの焼入れ熱処理を施す際に、温度不均一に伴うマルテンサイト変態の不均一によって引き起こされる板形状の崩れを極めて効果的に防止することができ、形状のよい焼入れステンレス鋼箔ストリップを安定して連続的にかつ大量に生産することが可能なステンレス鋼箔ストリップの連続式光輝熱処理方法およびこの方法を行うことが出来る水平型連続光輝焼鈍炉を提供する。
【解決手段】
加熱帯および冷却帯を順次直列に備えた水平型連続光輝焼鈍炉を用いて行う冷却中にマルテンサイト変態を伴うステンレス鋼箔ストリップの焼入れ熱処理において、長手方向に張力を付与されつつ加熱帯を搬送され加熱されたストリップが、冷却帯の冷却ロールに接している間にマルテンサイト変態を実質的に完了させ、板形状を矯正しつつ焼入れを行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋼板の板幅方向に筋状の変形が発生することを抑制すること。
【解決手段】ガスジェット冷却帯側から搬送されてきた鋼板Sは、水槽2内の冷却水5に浸漬される前に冷却設備4a,4bのスプレーノズル6から噴射される冷却水7によって冷却される。このとき、スプレーノズル6は、板幅方向両端部から板幅方向中心部に向かって配置数が減少するように配置されているので、鋼板Sの等温線の分布状態は冷却水5の水面に対して凸の円弧形状になる。換言すれば、鋼板Sの板幅方向には板幅方向両端部から板幅方向中心部に向かって温度が高くなる温度分布が形成される。 (もっと読む)


【課題】熱延後の冷却中や、保管・搬送時には剥離せず、MDの際に容易に剥離するスケールが形成された線材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、C:0.05〜1.2%(質量%の意味。以下、化学成分について同じ。)、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.1〜1.5%、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)、N:0.005%以下(0%を含まない)を含有し、残部が鉄及び不可避不純物である鋼線材であって、厚さ7.0μm以下のスケールを有し、且つ、該スケール中のFeO比率が30〜80体積%であり、Fe2SiO4比率が0.1体積%未満である鋼線材である。 (もっと読む)


【課題】乾式伸線工程の生産性を著しく向上させた、優れた伸線性を有する高炭素鋼線材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】乾式伸線に供される特定組成の高炭素鋼線材をパーライト組織とし、このパーライト組織における、平均ノジュール径D、平均ラメラ間隔L、更に平均コロニー径Dcを特定範囲とするとともに、平均コロニー径Dcと前記平均ラメラ間隔Lとの関係も特定範囲とし、乾式伸線性を優れさせる。 (もっと読む)


【課題】焼鈍時に鋼中のSi、Mn等の易酸化性元素が鋼帯表面に濃化して易酸化性元素の酸化物が形成するのを防止する。
【解決手段】加熱帯、均熱帯及び冷却帯を備え、炉内ガスの一部を炉外に設けたリファイナに導入して露点を低下し、露点を低下したガスを炉内に戻す縦型焼鈍炉を用い、均熱帯と冷却帯の連結部を炉上部に配置し、均熱帯と冷却帯の連結部近傍の冷却帯及び均熱帯上部にリファイナに導入する炉内ガスの吸引口を設け、均熱帯と冷却帯の連結部及び均熱帯下部にリファイナから戻るがスの吐出口を設け、均熱帯と冷却帯の連結部近傍の冷却帯の吸引ガス量Qo1、均熱帯上部の吸引ガス量Qo2、均熱帯と冷却帯の連結部の吐出ガス量Qi1、均熱帯下部の吐出ガス量Qi2、冷却帯以降の雰囲気ガスの供給量Qf1、均熱帯の雰囲気ガスの供給量Qf2、均熱帯内容積Vs、均熱帯平均炉温Tsが0.3×Qf1<Qo1等の関係を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】金属帯を均一に冷却し、これにより、形状不良を発生させることなく、板幅方向の機械特性を均一にして金属帯を製造する冷却方法を提供する。
【解決手段】冷却水を噴射することによって金属帯を冷却する水冷装置を用いて、金属帯の表面における冷却水の水量密度を制御しながら、金属帯を冷却する際に、膜沸騰と遷移沸騰の境界条件における前記金属帯の温度および水量密度の関係を予め求めておき、前記金属帯が、当該関係に基づいて該金属帯の温度に応じて与えられる水量密度を上限とした水量密度で冷却されるように、水量密度を制御する。 (もっと読む)


【課題】硬さの上昇に伴う変形抵抗の増大を防止し、生産性を阻害する熱処理を省略、若しくは短時間への熱処理へと簡略化しても良好な伸線加工性等を発揮することのできる高強度ばね用鋼線材、およびこのような高強度ばね用鋼線材を製造するための有用な方法、並びに高強度ばね用鋼線材を素材として得られる高強度ばね等を提供する。
【解決手段】本発明の高強度ばね用鋼線材は、熱間圧延後の鋼線材であり、所定の化学成分組成を有し、パーライトを主体とする組織であり、且つパーライトノジュール粒度番号の平均値Paveおよびその標準偏差Pσが、夫々下記(1)式、(2)式を満足する。
9.5≦Pave≦12.0 …(1)
0.2≦Pσ≦0.7 …(2) (もっと読む)


【課題】コイルの潰れ発生を抑制することができる熱延鋼帯の製造方法を提供する。
【解決手段】仕上げ圧延された直後の熱延鋼帯を50℃/秒以上の冷却速度で急速に冷却する急速冷却工程と、急速冷却工程の後に、熱延鋼帯を緩やかな温度勾配で目標巻取温度まで冷却する緩冷却工程(第1及び第2緩冷却工程)と、この緩冷却工程の後に、コイラーに巻き取られた前記コイルを所定時間の間、冷却保持するコイル冷却工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】高炭素鋼の線材を用いてスチールワイヤを製造する際に、最終伸線工程に工夫を加えることにより、高強度でかつ延性にも優れるスチールワイヤを得ることのできるゴム補強用鋼線の製造方法を提供する。
【解決手段】めっき処理後の高炭素鋼線に湿式伸線による最終伸線を行うゴム物品補強用鋼線の製造方法において、湿式伸線を太線の伸線機で行い、この最終伸線の中段以降で、鋼線の減面率を順次に減少させて鋼線の伸線加工時の温度上昇を抑制する。 (もっと読む)


【課題】ガスジェット冷却方式により金属帯を冷却する際の冷却能力を向上させることのできる焼鈍炉を提供すること。
【解決手段】連続的に搬送される金属帯3を炉体10の冷却帯15で冷却する焼鈍炉1において、冷却帯15において冷媒ガスを吹き付けて金属帯3を冷却するガスジェット冷却装置21と、炉体10において冷却帯15を含む範囲S1の入側及び出側に設けられたシール手段31と、冷却帯15を含む範囲S1内を加圧するための加圧手段41とを備えることを特徴とする。これにより、冷却のために用いられる冷媒ガスも加圧されてその密度が増大するので、その分、単位時間当たりに吹き付けられる冷媒ガス重量が増大し、冷媒ガスによる冷却能力を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】少なくとも導体の走行線速を150m/分とすることを可能とし、導体の軟化および伸び特性を低下させることなく錫メッキ層が粗くならないケーブル用導体の熱処理方法と熱処理装置を提供する。
【解決手段】錫メッキされた銅の導体1に第1と第2の給電シープ間6a,6bで通電することにより錫メッキの融点以上まで加熱し、次いで、冷却装置4の冷却水5に浸して冷却するケーブル用導体の熱処理で、導体の線速を150m/分以上とし、下流側に位置する第2の給電シープ6bを冷却水中に配する。そして、導体1の横断面の周囲長さが1.47mm〜1.80mmで冷却水温度を28〜30℃、導体の横断面の周囲長さが0.67mm〜0.70mmで冷却水温度を38〜40℃とし、導体の冷却を第2の給電シーブに達する前に開始する。 (もっと読む)


【課題】 高価な材料を使用することなく耐久性及び耐へたり性に優れたバネ用鋼線及びこれを用いたバネを提供する。
【解決手段】 Cを0.63〜0.68質量%、Siを1.20〜1.60質量%、Mnを0.50〜0.80質量%、Crを0.50〜0.80質量%、及びVを0.10〜0.20質量%含有し、残部がFeのバネ用鋼線であって、その断面の旧オーステナイト粒径の粒度番号が12.5以上13.5以下であり、且つその透過型電子顕微鏡写真において円相当で直径0.1μm以上の大きさを有する炭化物の密度が5個/μm以下である。これを用いたバネは、120℃で48時間に亘ってせん断応力800〜1000MPaの負荷をかけた後の残留せん断歪が0.055%以下であり、所定の振幅応力を3.0×10回繰り返しかけても折損しない。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、急冷焼入時に生じる金属板の波状変形を抑制可能な連続焼鈍設備およびその設備における急冷焼入時の金属板の波状変形抑制方法を提供することにある。
【解決手段】急冷焼入部を有する連続焼鈍設備において、前記急冷焼入部にて急冷焼入工程に付される鋼板4の張力を変えることができる張力変更手段としてのブライドルロール10、11を急冷焼入部前後に設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋼帯の冷却装置としてエアージェットクーラーを採用した連続焼鈍炉において、錆等の異物がエアー噴流に混入して鋼帯の表面に噴射され、鋼帯表面に製品欠陥を生じる問題を、生産性を低下させることなく回避可能とした連続焼鈍炉における冷却装置を提供する。
【解決手段】遠心式循環ブロワ1と、遠心式循環ブロワ1の前段に設けられた熱交換器4と、熱交換器4の後段に設けられた遠心式循環ブロワ1で昇圧された冷却ガスを、連続焼鈍炉内6に返送する冷却ガス返送管7と、冷却ガス返送管7の先端にあって冷却ガスを連続焼鈍炉6へ吹き込む冷却ノズル3とを有し、冷却ガス返送管7から冷却ガスの一部を吸引後、異物除去処理を行うサイクロ2ンと、異物除去処理後の清浄ガスを、循環ブロワの前段に返送する清浄ガス返送管8を備える。 (もっと読む)


本発明は、ストリップの幅にわたって異なる機械的性質を与える金属ストリップ材料を熱処理する方法であって、ストリップが加熱及び冷却され、所望により、連続焼きなまし工程の間に過時効される方法に関するものである。本発明によれば、工程のうちの以下のパラメータ:加熱速度、最高温度、最高温度保持時間、最高温度後の冷却軌道の少なくとも1つが、ストリップの幅にわたって異なるか、または、過時効が行われる場合、前記工程のうちの以下のパラメータ:加熱速度、最高温度、最高温度保持時間、最高温度後の冷却軌道、過時効温度、過時効温度保持時間、過時効前の最低冷却温度、過時効温度への再加熱速度の少なくとも1つが、ストリップの幅にわたって異なり、その際、冷却軌道の少なくとも1つが非線形温度−時間経路をたどる。本発明はまた、このように製造されるストリップ材料にも関するものである。 (もっと読む)


【課題】ばね用鋼をコイリングしてコイルばねに加工する際に、コイリング後に行う焼入れ後の焼戻し処理を省略しても高強度と良好な腐食疲労特性を両立し、さらに低温靭性にも優れるコイルばねを提供できるばね用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.40%、Si:1〜3.5%、Mn:0.20〜2.0%を含有するとともに、Ti:0.005〜0.10%、Nb:0.005〜0.05%、およびV:0.25%以下よりなる群から選択される少なくとも1種、Cr:0.05〜1.20%、P:0.030%以下、S:0.02%以下を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなり、下記式(1)で示される炭素当量Ceq1が0.55以下であるばね用鋼。
Ceq1=[C]+0.108×[Si]−0.067×[Mn]+0.024×[Cr]−0.05×[Ni]+0.074[V] ・・・(1) (もっと読む)


重量%で、C:0.8〜1.0%、Mn:0.3〜0.7%、Cr:0.2〜0.6%、残部Fe及びその他不可避な不純物を含む、伸線加工性に優れた線材である。また、上記鋼組成を有する線材を加熱して1100〜1200℃で保持する第1熱処理段階と、上記加熱された線材を900〜1000℃で保持する第2熱処理段階と、上記第2熱処理段階の保持された線材を540〜640℃で鉛パテンティングする段階と、上記鉛パテンティングした線材を伸線する段階とを含む、超高強度鋼線の製造方法である。
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