説明

Fターム[4K043GA02]の内容

ストリップ・線材の熱処理 (4,781) | 熱処理設備の細部 (320) | 雰囲気ガスのシール (34)

Fターム[4K043GA02]に分類される特許

1 - 20 / 34


【課題】金属帯を効率的に連続真空処理することのできる金属帯の連続真空処理方法を提供する。
【解決手段】真空処理炉2の入口に形成された入側差圧室3の入側に金属帯Sの幅方向に沿って配置された複数の変位計により金属帯Sの幅方向変位を計測して該幅方向変位の差の最大値である最大変位量を求めた後、最大変位量を金属帯Sとシール体8a,9aとの基準すき間量と比較し、最大変位量が基準すき間量を上回るときにシール体8a,9aをシール体昇降機構11により金属帯Sの表面から離間する方向に最大変位量と基準すき間量との偏差量だけ移動させて金属帯Sを連続真空処理する。 (もっと読む)


【課題】十分なシール性能を発揮するとともにランニングコストを低く抑えることができる。
【解決手段】熱処理対象の金属ストリップSを炉開口11から炉内へ通過させるようにした熱処理炉において、金属ストリップSの表裏板面に対向する炉開口11の炉壁にそれぞれ、金属ストリップS板面に対し循環風を吹き付けて炉開口部に相対的に高圧のガスシール雰囲気を形成する第1吹出し口23A,23Bを設けるとともに、これら第1吹出し口23A,23Bを挟んで炉壁の内外位置にさらに、ガスシール雰囲気に向けて金属ストリップS板面に対し循環風を吹き付ける第2吹出し口31A,31Bを設け、かつ第1吹出し口と第2吹出し口の間の炉壁に吸込み口41A,41Bを設けて、当該吸込み口から吸引した循環風を再び第1吹出し口と第2吹出し口へ供給する循環風流路3A,3Bを設ける。 (もっと読む)


【課題】金属帯を真空雰囲気で連続的に処理する真空処理装置の金属帯導入口や金属帯排出口を常に高いシール性能で真空シールすることのできる真空シール装置を提供する。
【解決手段】本発明の真空シール装置は、金属帯3の上面側に配置された上側シール部材6と、上側シール部材6と平行に金属帯の下面側に配置された下側シール部材7と、下側シール部材7と上側シール部材6との間で金属帯の左右両側をシールするサイドシール部材8a,8bと、上側シール部材、下側シール部材及びサイドシール部材の少なくとも何れかを金属帯の幅方向または長さ方向に駆動するシール部材駆動機構12とを備えている。シール部材駆動機構12により駆動されるシール部材は、上側シール部材、下側シール部材及びサイドシール部材により形成されるシール空間の金属帯幅方向または金属帯長さ方向の長さに対して2倍以上の長さでプレート状またはエンドレスベルト状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】ガスジェット冷却方式により金属帯を冷却する際の冷却能力を向上させることのできる焼鈍炉を提供すること。
【解決手段】連続的に搬送される金属帯3を炉体10の冷却帯15で冷却する焼鈍炉1において、冷却帯15において冷媒ガスを吹き付けて金属帯3を冷却するガスジェット冷却装置21と、炉体10において冷却帯15を含む範囲S1の入側及び出側に設けられたシール手段31と、冷却帯15を含む範囲S1内を加圧するための加圧手段41とを備えることを特徴とする。これにより、冷却のために用いられる冷媒ガスも加圧されてその密度が増大するので、その分、単位時間当たりに吹き付けられる冷媒ガス重量が増大し、冷媒ガスによる冷却能力を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 ストリップの連続熱処理ラインにおいて、ラインを停止させず、かつ複数の能力を有した炉帯を炉内に導入せずに、均熱処理の必要なヒートサイクルと不要なヒートサイクルの切替を行ない得るストリップの連続熱処理ライン及びその操業方法を提供する。
【解決手段】 ストリップのコイル払出し装置(1)と、ストリップ表面の前処理設備(20)と、ストリップの熱処理を行う横型炉(7)と、その他の後処理加工を行う設備(21)と、コイル巻取り装置(14)を有するストリップの連続熱処理ラインにおいて、前記横型炉(7)をストリップの通板方向に対して前半部分(5)と後半部分(6)に分離可能とし、処理されるストリップのヒートサイクルに応じて前記後半部分(6)の炉体(17)を着脱可能に配置したことを特徴とするストリップの連続熱処理ライン、及びその操業方法。 (もっと読む)


【課題】炉内の雰囲気ガスを炉外に導いて雰囲気ガス中に発生するホワイトパウダーを炉外で除去でき、加熱室の前段の前室内面へのホワイトパウダーの付着を防止することのできる金属ストリップの光輝焼鈍用の連続式焼鈍炉を提供する。
【解決手段】装入口12から搬出口14にかけて水冷ジャケット付きの前室15、加熱室16及び冷却室18を有し、装入口12から装入した金属ストリップを炉内の還元性の雰囲気ガスの下で連続的に光輝焼鈍処理する連続式焼鈍炉10において雰囲気ガスの一部を加熱室16の出側と前室15の入側とから炉内に供給し、炉内において加熱室16を入側へと向うガス流れと、前室15内を加熱室16側へと向うガス流れとを生ぜしめる。加熱室16の入側から炉内の雰囲気ガスを炉外に取り出して再び炉内に戻す循環配管30を設け且つ循環配管30に雰囲気ガス中のホワイトパウダーを除去するための水冷ジャケット付チャンバ32とサイクロン34及びフィルタ70を設けておく。 (もっと読む)


【課題】生成不純物含有雰囲気ガスが装入側冷却領域を構成する前室側に入り込まないようにしてホワイトパウダーの発生を排除する。
【解決手段】ストリップ1の搬送路2に沿って配置された装入側冷却領域3、焼鈍領域4、搬出側冷却領域5、焼鈍領域4と搬出側冷却領域5を連結する中間領域6、およびガス供給装置7で構成された連続式光輝焼鈍炉Aにて装入口12及び搬出口14から還元性雰囲気ガスを放出しつつストリップ1を還元性雰囲気内で連続的に光輝焼鈍する方法であって、装入口12より搬出口14の炉内ガス排出抵抗を小さくし、且つ、ガス供給装置7の装入側ガス供給口8を装入側冷却領域3に接続して、供給された還元性雰囲気ガス10aを装入側冷却領域3から焼鈍領域4方向に流し、ホワイトパウダーその他不純物に起因する焼鈍ムラを解消する。 (もっと読む)


【課題】ストリップ材の熱処理の温度条件を変化させることなく、且つ、ストリップ材を損傷させずに、ストリップ材を支持する支持ローラを交換できるカテナリ型炉を提供する。
【解決手段】ストリップ材3を支持して回転可能な複数の支持ローラ7を周上長手方向に設けた回転ドラム5と、回転ドラム5の回転の際に支持ローラ7に替わってストリップ材3を支持する回転可能な補助ローラ9とを有し、回転ドラム5によって炉体2を封止するカテナリ型炉1において、回転ドラム5に補助ローラ9を収容する収容溝10を設けることで、ストリップ材3の支持ローラ7による支持位置と補助ローラ9による支持位置とを接近させる。 (もっと読む)


【課題】鋼帯を連続的に熱処理する連続熱処理炉の内部を確実にシールすることができ、これにより、雰囲気ガスの漏洩を、鋼帯の品質を低下することなく低コストで確実に防止する。
【解決手段】気密性を要求されるゾーン2〜1間にシールボックス1を配置し、非接触で鋼帯2を挟み込むように配置される一対の仕切り板3と、仕切り板3および鋼帯2に非接触で鋼帯2を挟みこむように配置される一対のシールロール4と、シールガス供給ノズル5と、補助シールガス供給ノズル7とを備えるシール装置0である。シールロール4と仕切り板3との二つの間隙の圧力を部分的に上昇させるとともに、随伴流F1の成長を抑制でき、また、シールロール4を設置したシールボックス1の内部空間の静圧を上昇させることが可能となり、圧力変動によるこのシールボックス8への雰囲気ガスの流入を抑制でき、さらに、鋼帯2の搬送ラインの端のシール性を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】炉内からの高温雰囲気ガスの漏出を、少ないメンテナンスで、長期間に亘って効果的に防止することができる連続焼鈍炉の入側シール装置を提供すること。
【解決手段】鋼板Sを連続焼鈍する連続焼鈍炉10の入側シール装置において、連続焼鈍炉の入側に、鋼板に押し当てられながら鋼板搬送速度と同じ周速で駆動する一対のシールロール20,20を配置した。シールロール20の表層部は弾性材料21で構成され、シールロールの内部にはロータリージョイント30を介してガスを常時供給排出し、内圧を大気圧以上として、表層部の弾性材料21を膨張させている。さらに、シールロールの内部へのガスの供給排出量を調整し、内圧を鋼板の板厚に応じて制御する内圧制御手段40を設けた。 (もっと読む)


【課題】炉内からの高温雰囲気ガスの漏出を、少ないメンテナンスで、長期間に亘って効果的に防止することができる連続焼鈍炉の入側シール装置を提供すること。
【解決手段】鋼板Sを連続焼鈍する連続焼鈍炉10の入側シール装置20において、連続焼鈍炉の入側に連続焼鈍炉の炉殻12を水封する水タンク21を設け、水タンクの中に鋼板を駆動するロール22を設け、水タンクの出側に鋼板を乾燥及び予熱する乾燥・予熱炉25を設けた。 (もっと読む)


【課題】無駄に排出されている不活性ガスを利用して直接加熱帯から間接加熱帯への燃焼ガスの侵入を確実に防止する。
【解決手段】リファイナ3には、精製された雰囲気ガスを乾燥させるドライヤ35A,35Bを設けるとともに、当該ドライヤ35A,35Bを再生するための不活性ガスを供給するガス供給管44を設け、連続焼鈍炉の直接加熱帯12と間接加熱帯13との間にガスカーテンを形成するガス噴射ノズル2を設けるとともに、ドライヤ35A,35Bを再生した後の不活性ガスをガス噴射ノズル2に供給するガス供給管41を設け、ドライヤ35A,35Bは並列に一対設けられて、一方のドライヤと他方のドライヤの使用状態と再生状態が交互に切り替えられ、再生状態となったドライヤに供給された不活性ガスがガス噴射ノズル2に供給されるようになっている。 (もっと読む)


【課題】デフレクターロールの配置自由度が高く、ケーシング及びスナウトの内面に付着したメッキ用金属の除去作業も容易に行える連続焼鈍及び溶融メッキ兼用設備を提供する。
【解決手段】連続焼鈍及び溶融メッキ兼用設備10は、連続焼鈍炉11の後段にスナウト19を介して溶融メッキポット20が配置されている。連続焼鈍炉11の出口11aには、筒状の第一のケーシング13の前端面13aが接続され、第一のケーシング13の後端面13bには、後端部14bが封止された第二のケーシング14が軸支部15を介して回動可能に連結されている。第一のケーシング13内の後端側にはターンダウンロール23が配置され、第二のケーシング14の後端部14bの下部には、斜め下方に延びるスナウト19の入口19aが接合されており、連続焼鈍炉11の出口11aとターンダウンロール23との間には、シール装置12が設けられている。 (もっと読む)


【課題】繊維の飛散や摩耗を低減し、加工精度も確保しながら、シール性能を良好にすることができるシールロール及びシールロール装置を提供する。
【解決手段】水平型や縦型の連続式炉などの出入り口部に対向配置され、連続熱処理される材料を両面から挟着するシールロール1において、軸芯3の回りに、繊維層4が形成され、繊維層4に、軸芯3方向に適宜間隔をおいて形成される環状の溝部6、及び、隣り合うこれら溝部で挟んで、弾性変形可能に形成される環状のブロック部5を備える。 (もっと読む)


【課題】ラジアントチューブバーナなど、加熱帯の雰囲気を昇温させる加熱手段からの廃熱を効率よく利用することが可能な金属ストリップ連続熱処理設備の提供を目的とする。
【解決手段】空気導入系2から導入された空気雰囲気中で金属ストリップ3を予熱する予熱帯4と、金属ストリップを非酸化雰囲気中で加熱する加熱帯7と、加熱帯の非酸化雰囲気を昇温させるラジアントチューブバーナ8と、予熱帯と加熱帯との間に、予熱帯から遮断してかつ加熱帯と連通させて設けられ、非酸化雰囲気中で金属ストリップを予熱する第2予熱帯9と、ラジアントチューブバーナからの廃熱を排出する廃熱排出系10と、廃熱で第2予熱帯の非酸化雰囲気を加熱する高温側熱交換部11と、高温側熱交換部よりも下流に設けられ、廃熱で予熱帯へ導入される空気を加熱する低温側熱交換部12とを備えた。 (もっと読む)


【課題】周波数が高く、出力の大きな誘導加熱装置を含む鋼帯の横型連続誘導加熱炉及びそれを用いた鋼帯の横型連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】誘導加熱装置を有する横型連続加熱炉において、ソレノイド型誘導加熱装置に、昇降機能を付与し、ニードルバー通板時、及び、鋼帯通板時に、鋼板と炉壁との接触を回避することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】周波数が高く、出力の大きな誘導加熱装置を含む鋼帯の横型連続誘導加熱炉及びそれを用いた鋼帯の横型連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】誘導加熱装置を有する横型連続加熱炉において、鋼板の先端通板時に使用するニードルバーの長さより長い領域の、誘導加熱コイルの前後の鋼板通板用ロールに、昇降機能を配設し、ニードルバー通板時、及び、鋼帯通板時に、鋼板と炉壁との接触を回避することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】H2を含む高温の雰囲気中でも安定して誘導加熱することのできる、鋼帯の連続誘導加熱炉およびそれを用いた鋼帯の連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の鋼帯の連続誘導加熱炉は、誘導加熱コイルの内側に雰囲気ガスシール殻を有し、該雰囲気ガスシール殻は、体積抵抗率106MΩcm以上の絶縁性構造材料からなり、誘導加熱コイルと鋼帯との電位差の所定値をβkVとするとき、誘導加熱コイルの内面との離間距離α(mm)がα/β≦10を満たす位置に配設され、さらに、雰囲気ガスシール殻の内側に体積抵抗率102MΩcm以上の絶縁性断熱材が配設されていることを特徴とする。また、本発明の鋼帯の連続熱処理方法は、前記加熱炉を用い、雰囲気ガスシール殻内を、H2を1%以上含む500℃以上の高温の雰囲気に制御し、誘導加熱コイルに通電するコイル電流の鋼帯に対する電位を5kV以上とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】一度形成された酸化被膜が剥離することが少ないばね鋼線の製造装置を提供すること。
【解決手段】第1加熱コイル31で第1加熱工程を実施し、この第1加熱工程で加熱された線材1をそれより高い温度で第2加熱コイル32により再度加熱する第2加熱工程を実施する。第2加熱コイル31と冷却装置4との間のインライン上を通過する線材1にガス供給装置8から水蒸気と二酸化炭素とを略同時に投入する。これにより、酸化被膜の線材の母材からの剥離が少なくなる。 (もっと読む)


【課題】 低温処理材だけでなく高温処理材の連続熱処理をおこなうことができるとともに、炉長が短くて済む金属ストリップ連続熱処理炉を提供する。
【解決手段】 加熱帯52とこれに続く冷却帯3をそなえた金属ストリップ連続熱処理炉において、加熱帯52の全域にわたって、金属ストリップSに熱風を吹付けて加熱する熱風吹付装置20を設け、熱風吹付装置20の熱風循環ファン22を、少なくともインペラがC/Cコンポジット又はセラミックからなる熱風循環ファン22で構成した。 (もっと読む)


1 - 20 / 34