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Fターム[4K050BA09]の内容

トンネル炉 (4,556) | 被処理対象物 (832) | 無機物 (195) | 繊維関係(有機物の繊維等も含める) (21)

Fターム[4K050BA09]に分類される特許

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【課題】熱処理室内のシート幅方向における温度分布の均一化を図ると同時に、そのために要する費用の低廉化を実現する繊維シートの加熱処理炉を提供する。
【解決手段】水平空間に配された熱風循環流路内に連続繊維シートの熱処理室を備え、当該熱処理室の室外の熱風循環流路内には、熱風の流れ方向に沿って処理ガスの加熱装置18と循環ファンとを順次配している。熱処理室内には、前記繊維シートが上下に一段以上平行で水平に走行する繊維走行路を有している。前記加熱装置18は、処理ガス加熱面18aを構成するガス加熱領域と、そのガス加熱領域と前記ガス加熱面の枠体18bとの間のガス非加熱領域とを有している。加熱装置18の隣接位置に、少なくとも床面側のガス加熱領域端と前記枠体18bとの間のガス非加熱領域を通過する処理ガスの流れを前記ガス加熱領域へと向ける風向制御部材20を有している。 (もっと読む)


【課題】 マイクロ波を応用して良質な炭素繊維や黒鉛繊維などを生産することができ、かつ、構成簡単にして電気エネルギーの省力化に適する加熱装置を提案すること。
【解決手段】 加熱炉本体11にマイクロ波電力を導入するマイクロ波供給手段と、前記加熱炉本体11の入口部11aと出口部11bに設けてマイクロ波電力の漏洩を防ぐフィルタゾーン12a、12bと、マイクロ波発熱材で中空体として形成し、前記加熱炉本体11の入口部11aと出口部11bとの間に配設した加熱釜15と、前記加熱炉本体11の内部11cと、前記加熱釜15内の空間とを分離し、かつ、前記加熱釜15を保持するマイクロ波吸収の少ない断熱材16、17とを備え、前記入口部11aから供給した線状のワーク18を、前記加熱釜15内を通し、前記出口部11bより排出し、前記加熱釜15内で加熱する構成としてある。 (もっと読む)


【課題】炉外にローラーを持つ熱処理炉のシール性の低下、エネルギー効率の低下の問題および、炉内にローラーを持つ熱処理炉のトラブル発生時の作業性悪化の問題を改善した熱処理炉、およびその熱処理炉を使用した耐炎化繊維の製造方法ならびに炭素繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】複数段に配されたローラーで折り返されつつ水平走行する被処理物が、その内外に出入するためのスリット状開口部を、対向する2つの側壁に複数有する熱処理室と、前記2つの熱処理室の側壁の外側に、熱処理物が、その内外に出入するためのスリット状の開口部を、外側側壁に複数有するシール室を設けてなる熱処理炉であって、前記シール室は、前記外側側壁の一部が前記ローラーからなることを特徴とする熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】製品の外部と内部の温度差が小さくなるよう効率よく加熱することができ、更には加熱時間の短縮やエネルギーコストの削減も図ることができるシート状積層体の加熱方法を提供する。
【解決手段】シート状本体の表面に樹脂皮膜層が積層されたシート状積層体を、赤外線ヒータを備えた連続炉の第1加熱域において表層温度が目標温度に達するまで昇温する。次いで、均熱域において表層温度の急降下を抑制する程度に加熱温度を制限して表層側から内部側への伝熱により内部温度を上昇させる。最後に、第2加熱域において表層温度を目標温度まで再び昇温して、シート状積層体の表層温度及び内部温度が目標温度範囲内となるように加熱する。 (もっと読む)


【課題】被加熱対象物に対し連続的に常に安定した均一な電磁誘導加熱処理を施す。
【解決手段】駆動モータ73の駆動により一方向へ向けて移動されるコンベアベルト20と、コンベアベルト20の片面(上面)と対向する加熱面を有する磁性材料製の加熱シェル30と、この加熱シェル30の加熱面と反対側の面に沿って配置され、コンベアベルト20の移動方向と直交する幅方向を巻き心方向として巻き回された電磁誘導コイル40と、この電磁誘導コイル40の内側でコンベアベルト20と平行に配設された磁性コア50と、電磁誘導コイル40に交流電圧を印加する交流電源60とを備える。加熱シェル30および磁性コア50は、電磁誘導コイル40に交流電圧が印加された状態で発生する磁束を、コンベアベルト20の幅方向に向けて透過させる磁路を提供する。 (もっと読む)


【課題】 熱風の吹き出し温度を被加熱物の設定温度に短時間で到達させることができる加熱炉を得る。
【解決手段】 ダクト3を通して炉体2内に熱風を送り込み炉体2から吹き出させた熱風により被加熱物を加熱処理する加熱炉において、ダクト3及び/又は炉体2に、ダクト3及び/又は炉体2を昇温或いは降温させるための加熱及び又は冷却手段13を備えることにより、被加熱物を加熱する設定温度の変更時に、加熱及び/又は冷却手段13によりダクト3や炉体2を加熱或いは冷却して昇温或いは降温させ、ダクト3や炉体2を急速に被加熱物を加熱する設定温度とほぼ同程度の温度とさせ、ダクト3や炉体2内を通る熱風の熱に対するダクト3及び/又は炉体2の熱的影響を抑えるようにした。 (もっと読む)


【課題】温度の制御性がよく、熱風の吹き出し温度を被加熱物の設定温度に短時間で到達できる加熱炉を提供する。
【解決手段】炉体1内に熱風を送り込み炉体から吹き出させた熱風により被加熱物を加熱処理する加熱炉において、加熱風送りダクト4と、非加熱風送りダクト5と、加熱風と非加熱風を混合し炉体に送る混合風送りダクト6と、加熱風送りダクトと非加熱風送りダクトの送り風量比率を制御する制御手段10を備え、被加熱物を加熱する設定温度の変更時に、制御手段より加熱風送りダクト及び非加熱風送りダクトの送り風量比率を制御して、高温の或いは低温の熱風を送り出すことにより、加熱風送りダクト、混合風送りダクト、炉体を加熱或いは冷却して昇温或いは降温させて被加熱物を設定温度とほぼ同程度の温度とさせてから、制御手段により送り風量比率を制御して被加熱物の設定温度とほぼ同程度の温度とした熱風を送り出せるようにした。 (もっと読む)


【課題】低コストでエコに優れたポリアクリロニトリル系繊維束を耐炎化する熱処理炉および耐炎化繊維の製造方法並びに炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】炉本体部が、前記被処理物の走行方向に対して交差方向に熱風を吹き込む熱風導入部と、同熱風を排出する熱風排出部を有する熱処理室と、前記被処理物の走行方向に対して交差方向に熱風の循環機構を有するシール室と、室内の気体を排出する排出部と前記気体を排ガス処理設備へ排出する排出手段を有するシール排気室から構成され、前記熱処理室の熱風排出部と熱風導入部は加熱手段と送風手段を有する熱風循環路により連結され、前記熱風循環路の途中には、排ガス処理設備へ分岐する枝路と新鮮熱風を導入する枝路を有し、前記シール排気室の排出部から排出された気体の少なくとも一部を還送する岐路を有し、前記熱風循環路、または、前記新鮮熱風を導入する枝路につながる導入路に接続される熱処理炉。 (もっと読む)


【課題】この発明は、アスベストなどの有害廃棄物の処理により、有用な耐熱性組成物を作ることを目的としたものである。
【解決手段】この発明は、ポリ塩化アルミニウム及び有機物、又はほう素化合物、りん酸水素アンモニウム、ナトリウム化合物及び有機物を含有する水溶液を含浸させた針状無機化合物を含む廃棄物を焼成する炉床を移動可能の架台上に設置し、前記炉床の上方にバーナーを備えた焼成装置を昇降可能に対向設置して焼成炉を構成し、該焼成炉に排気処理機能を有する排気装置を付設すると共に、前記廃棄物の供給装置を付設したことを特徴とする無機化合物の焼成処理による耐熱性組成物の製造装置により、目的を達成した。 (もっと読む)


【課題】搬送ローラを支持するための支持軸を回転可能に支持する軸受の耐久性を高めることができる加熱炉用搬送ローラ支持装置を提供する。
【解決手段】搬送ローラ支持装置6において、搬送ローラ16の端部を支持する支持軸20を回転可能に支持する軸受装置66の第1支持板68には、第1支持板68の長手方向に形成された一対の入力側通路104および出力側通路106と、第1ボールベアリング76の間において入力側通路104および出力側通路106の間を相対的に小さな流通断面で連絡する複数本の連絡通路108とを有する冷却通路110が形成されていることから、第1支持板68が直接冷却されるので、軸受装置66の複数の第1ボールベアリング76に対する高温気体からの加熱が緩和されるので、その軸受装置66の耐久性が高められる。したがって、軸受装置66の固着が防止されるとともに、その軸受装置66に対する保守や点検作業が軽減される。 (もっと読む)


【課題】熱処理室への外気の流入と同熱処理室の気体の過度の流出を防止し、熱処理室内の温度分布の均一性と制御性とを向上させ、しかも熱エネルギーを効率的に使用する糸条の横型熱処理炉及び炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】横型熱処理装置1は、走行糸条の入口部及び出口部を有し、熱処理室2と該熱処理室の内外に加熱処理気体を循環させるファン室とを有し、前記ファン室は、循環処理気体排気口と加熱器と循環ファンとを有し、前記熱処理室内で糸条を連続的に熱処理する。前記熱処理室は、前記加熱処理気体を循環使用するための吹出し口及び吸気口を有し、糸条入口部及び出口部にそれぞれ隣接して第1シール室5a、5bを配し、各第1シール室の外側には第2シール室6a、6bを配している。前記第1及び第2シール室はそれぞれが糸条走行方向に連設され、且つシール気体用排気口5a-1〜5b-3;6a-1〜6b-39を有している。 (もっと読む)


【課題】熱分解ガスのスムーズな抜出しができ、良好な品質の炭素繊維の製品率が高い炭素化炉及びその運転方法を提供する。
【解決手段】炉全長Ltに対して、出口から5〜45%の範囲に、炉幅Lw方向に3個以上の排気口10a、10b、10c、10dを1列に形成してなり、前記排気口10a、10b、10c、10dは流量調整弁を具備することを特徴とする炭素化炉2。運転方法は、炉幅方向に3個以上1列に形成された排気口10a、10b、10c、10dであって両端側の排気口10a、10dにおける排気平均流速に対する両端側以外の排気口10b、10cにおける排気平均流速の比が0.90〜1.10倍であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】搬送ローラを支持するための支持軸を回転可能に支持する軸受の耐久性を高めることができる加熱炉用搬送ローラ支持装置を提供する。
【解決手段】搬送ローラ支持装置6において、炉体の側壁14と軸受装置66との間に冷却装置62が設けられ、正圧雰囲気に維持された炉体内から貫通穴28を通して軸受装置側へ向かう高温気体がその冷却装置により冷却されることから、軸受装置に対する高温気体による加熱が緩和されるので、その軸受装置の耐久性が高められる。したがって、軸受装置の固着が防止されるとともに、その軸受装置に対する保守や点検作業が軽減される。 (もっと読む)


【課題】折り返しロールの機幅方向温度ムラを小さくすることで、均一な特性の熱処理物を製造することができる熱処理炉を提供する。
【解決手段】折り返して水平走行する被熱処理物を出入するための複数のスリット状開口部6を該被熱処理物の走行方向の一対の炉壁5に有し、該炉壁の外部で前記スリット状開口部の間に折り返しロール8を備えた熱処理炉において、上記折り返しロールが、ロールの内部の複数の領域に、別個に制御可能な温度調整手段9を備えている。 (もっと読む)


【課題】耐炎化繊維の生産性及び品質を向上できる耐炎化炉及び耐炎化処理方法。
【解決手段】以下の、熱処理室と加熱手段とを有する耐炎化炉10。(1)熱処理室11:多段の走行域を有し、この走行域を折り返して多段走行する前駆体繊維束1に耐炎化処理を行う。(2)加熱手段:熱処理室11内の多段の走行域に熱風を吹き込む手段であり、初期走行域の熱風量を、後期走行域の熱風量より多くすることが可能である。本発明の耐炎化炉10及び耐炎化処理方法を用いれば、耐炎化繊維の生産性及び品質を向上できる。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維糸条材料が連続的に挿入され不活性ガスが充満した筒状のインナーマッフルの周囲を断熱材層を備えたアウターマッフルで囲繞し、前記インナーマッフルの外側であって前記アウターマッフルの内側に前記ガスが充満した加熱空間を形成し、この加熱空間に棒状のヒータを配置した加熱炉において、ヒータを改良してヒータの寿命を延長することで、生産性の向上及び製品品質の向上を図る。
【解決手段】ヒータ11の基部13の縮径部17に炭素繊維糸条18を券回積層させた。 (もっと読む)


【課題】縦型炭化炉下部の水などの液シールより発生する水蒸気量を抑え、炉の構成材であるマッフルの減耗を抑制し、長期連続運転を可能とすることで炭化繊維の生産性の飛躍的な向上を図りつつ、品質安定化が可能な炭化炉および炭化繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】不活性雰囲気中のマッフル4内に複数の被炭化繊維12を連続的に走行させて焼成する炭化炉1の糸条出口側に導管6を設け、該導管6を液体中に浸漬してシールを行う炭化炉1において、前記繊維糸条出口側のシール導管6に不活性ガス供給口8を設けるとともに、該不活性ガス供給口から500mm以上液シール側に離れた位置に不活性ガス抜き出し口9を設けたことを特徴とする炭化炉。 (もっと読む)


【課題】炉室内の材料のより有効かつより精密な熱処理を可能にする高温空気炉モジュール、同様に高温空気炉を提供する。
【解決手段】本発明は、壁部によって少なくとも部分的に境界付けられている炉室20を有する高温空気炉モジュール12であって、前記炉室が、気流を生成するための空気供給装置14と、気流を加熱するための熱伝達装置42とを備えている、高温空気炉モジュールに関する。本発明によれば、供給された気流を前記空気供給装置14によって1つの流れ方向24に導くために、前記空気供給装置14と前記炉室20との間に構成される流入空気管路22が設けられており、前記導入空気管路には、前記流れ方向24に互いにある距離で配置されかつ気流が前記炉室20を通して流れる前に気流を滑らかにするように意図される第1及び第2の絞り手段30、32が設けられている。さらに、本発明によれば、高温空気炉10は、互いに対し180度回転して配向されておりかつ互いに連通して接続されている、複数の高温空気炉モジュール12で形成されている。 (もっと読む)


【課題】熱処理室内で発生した分解ガスの外気への漏出を阻止し、熱処理室内の温度を維持することが容易にでき、燃焼処理の必要なガスの量を低減できる横型熱処理装置を提供する。
【解決手段】被処理物を連続的に熱処理する横型熱処理装置であって、
前記横型熱処理装置は、熱処理室と、シール室と、バッファ室と、エアーカーテン手段と、を有し、
前記熱処理室は、第一入口と第一出口とを有し、
前記シール室は、第二入口と第二出口と排気口とを有し、かつ前記熱処理室の外側に配され、
前記バッファ室は、第三入口と第三出口とを有し、かつ前記シール室の外側に配され、
前記エアーカーテン手段は、上下方向に対向する噴出口を有し、
前記対向する噴出口から噴出される気体が、前記第三入口及び前記第三出口の外側で衝突する、
横型熱処理装置。 (もっと読む)


【課題】 格別に大型の設備を必要とすることなく、熱処理室内で発生した有毒ガスの外気への漏出を完全に阻止すると共に、熱処理室内における温度制御が容易になされ、更には炉内ガスを含む気体の燃焼処理量を低減させることができる横型熱処理炉及び熱処理方法を提供する。
【解決手段】 横型熱処理炉(1) は熱処理室(2) の対向する両壁面(2a)に繊維製シート(A) のスリット状の第1導出入口(3) を有し、前記繊維製シート(A) が複数段を平行に走行し、同繊維シート(A) には走行方向と直交する方向に熱風が吹きつけられる。更に前記両壁面(2a)に隣接してシール室(4) が設けられ、同シール室(4) の前記第1導出入口(3)に対向する外側の壁面には第2導出入口(5) が設けられている。前記第1及び第2導出入口はスリット状であり、その上下方向の開口寸法が調節可能とされている。
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