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Fターム[4K060BA33]の内容

電気防食 (2,150) | 防食手段 (800) | 製造法 (111) | 表面処理 (30)

Fターム[4K060BA33]に分類される特許

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【課題】オープンラック式気化器(ORV)等に用いられた際に、耐食性、特に腐食環境下で長期にわたって使用可能な耐食性に優れる耐食性アルミニウム合金部材およびORVの伝熱管またはヘッダー管を提供する。
【解決手段】耐食性アルミニウム合金部材20は、アルミニウム合金からなる基材21と、基材の表面の少なくとも一部に被覆されたアルミニウム合金からなる厚さ250μm以上の犠牲陽極皮膜22とを備え、犠牲陽極皮膜22は、その最表面から深さ150μmまでの領域(表面側領域22B)において、その厚さ方向の断面における気孔23の面積率が5%以上15%以下、かつ、孔径5μm以上の粗大気孔23aの割合が70%以上であり、さらに、最表面から深さ150μmを超えて基材21との界面24までの領域(界面側領域22A)において、その厚さ方向の断面における気孔23の面積率が5%未満、かつ、粗大気孔23aの割合が60%以下である。 (もっと読む)


【課題】防食性に優れた被覆鋼材を提供する。
【解決手段】基材とする炭素鋼材に、該鋼材の表面を清浄化する前処理と、前記鋼材の表面に金属層を付着させる金属層付着処理と、該金属層の上層として、有機被覆層を形成する塗装処理とを、順次行い、表面に、炭素鋼の腐食電位より卑な電位を示す金属およびその合金のうちから選ばれた少なくとも1種を非連続に、0.1〜10g/m、付着させた金属層と、その上層として、好ましくはエポキシ系樹脂塗膜層またはポリウレタン系樹脂塗膜層を含む有機被覆層を有する被覆鋼材とする。これにより、有機被覆層の劣化が抑制される。なお、金属層付着処理は、上記した金属または合金の金属粉末を鋼材の表面に投射する処理とすることが好ましく、これにより、鋼材の表面に金属層を非連続に、付着させることができる。炭素鋼の腐食電位より卑な電位を示す金属または合金としては、Zn、Al、Mg、およびそれらの合金とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、海底トンネルや海岸沿い、又は、連接軌道踏切等に敷設する鉄道用レールに於て、耐腐食性と耐電食性を安定して改善した鉄道用レールを提供する。
【解決手段】底部4の上面4A及び下面4Bに、亜鉛とアルミニウムとが40:60〜50:50の体積比で構成される溶射皮膜2を被覆形成している。 (もっと読む)


【課題】本発明は、耐食寿命を長くすることができる耐食性に優れた熱交換器用チューブ及びそれを備えた熱交換器の提供を目的とする。
の提供を課題とする。
【解決手段】本発明は、厚さ30〜150μmであって電位一定領域となる犠牲陽極層が表面に形成されたことを特徴とする耐食性に優れた熱交換器用アルミニウム合金チューブである。また、本発明の熱交換器は、前記耐食性に優れた熱交換器用アルミニウム合金チューブを備えてなる。 (もっと読む)


【課題】耐食性、特にORVの運転環境下での長期使用を可能にする、FACに対する耐食性に優れた熱交換部材を提供する。
【解決手段】熱源である海水との熱交換によって液化天然ガスを気化させるオープンラック式気化器の熱交換パネルを構成する熱交換部材であって、アルミニウム合金製の基材と、この基材の外表面に形成したアルミニウム合金からなる犠牲陽極層とを備え、前記犠牲陽極層は、その最表面から深さ30nmまでの領域における酸素とアルミニウムとの原子比(O/Al)の平均が、1.0以上2.0以下であり、かつ、その最表面から深さ30nmまでの領域におけるCの濃度の平均が、20原子%以下である。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物における流電陽極方式の電気防食において、コンクリート表面に設置する金属溶射膜の膨れ、剥がれを無くし若しくは大幅に低減させて、金属溶射膜の劣化速度を抑制し、コンクリート構造物の防食を持続させ、構造物の延命化を図る。
【解決手段】コンクリート(7)表面に鉄よりイオン化傾向の大きい金属溶射膜(4)を形成することによりコンクリート内部の鋼材(6)に防食電流を供給する流電陽極方式の電気防食工法において、金属溶射膜(4)とコンクリート(7)表面の間にセメントモルタル(1)を設置する手段、金属溶射膜(4)とコンクリート(7)表面の間にイオン化傾向が鉄より大きく、亜鉛に比べて長期的に酸化反応しにくい(酸化物の生成が少ない)金属の薄膜(3)を設置する手段、排流端子(8)とコンクリート(7)内部の鋼材(6)との間に電気抵抗材を設置する手段、のいずれか一つ、もしくは複数の手段を講じることにより、防食電流密度をコンクリート面積当たり80mA/m2以下とする。 (もっと読む)


【課題】安定的に低コストで製造が行われ、フィレットの優先的によるフィン剥がれが起こらない高耐食性の熱交換器用部材の製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムまたはその合金からなる基材の表面に、Alより腐食電位が卑なる金属またはその合金もしくはその化合物からなる金属粒子を高速で噴射し、その金属粒子を機械的に付着させて金属付着層を形成する熱交換器用部材の製造方法であって、平均粒径(x)が25μm以下の金属粒子を、温度:200〜400℃、粒子速度(y):100〜400m/secで噴射することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 鋼材接合部の添接板とボルト及びナットを電気防食する。
【解決手段】 表面に絶縁塗膜2と導電性塗膜3を備えた2つの鋼材12の突合せ端部同士を、添接板13とボルト16、ナット18を用いて摩擦接合した状態で、各鋼材12の端部付近と、添接板13とボルト16及びナット18をケレンしてそれぞれの地金を露出させた後、地金露出個所を一連に覆う鋼材接合部通電用導電性塗膜19を設ける。更に、その表面に、各鋼材12表面の絶縁塗膜2と導電性塗膜3にそれぞれ繋がる鋼材接合部絶縁塗膜2aと鋼材接合部導電性塗膜3aを設ける。制御ユニット11により、鋼材12と鋼材接合部通電用導電性塗膜19を介して同電位に保たれる添接板13とボルト16及びナット18をカソードとし、鋼材接合部導電性塗膜3aをアノードとして所要の電圧を印加することで、添接板13とボルト16及びナット18を防食電位に保持させる。 (もっと読む)


【課題】金属材料の表面にコートしても、該金属材料を酸化させることが少なく、しかも長年に亘って有効な防食効果を維持することのできる光カソード防食剤を提供する。
【解決手段】過酸化チタンまたは過酸化チタン複合化合物からなる光触媒を主成分として含む光カソード防食剤とすることによって、金属材料に対する酸化力よりも還元力が高められ、これにより金属材料の表面にコートしても、該金属材料を酸化させることがなく、錆発生を抑制することが可能となる。このような光触媒は、防食電流を発生させることによる消耗がなく、耐候性に優れているので、長年に亘って防食効果を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】
流電陽極方式であってコンクリート構造物の表面に付着する溶射金属の付着力を増大させると共に該溶射金属の耐久性を向上させるべくした鉄筋コンクリート構造物の電気防食工法の技術を提供する。
【解決手段】
鉄筋コンクリート構造物16の内部には鉄筋16aを埋設している。該鉄筋コンクリート構造物16の表面16bはブラスト処理をする。ブラスト処理することにより鉄筋コンクリート構造物16の表面16bは凸部16cと凹部16dが形成される。そしてブラスト処理された前記鉄筋コンクリート構造物16の表面16bに溶射金属層17を形成する。この溶射金属層17はアルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)、インジウム(In)の合金でなる。合成金属液を所定の風圧(kg/m)でもって平均塗膜厚さが約300(μm)になるように溶射を行って形成される。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービン車室等において小さなガルバニック接合面で有効に環境割れを防止することができるアルカリ環境割れ防止構造を提供する。
【解決手段】アルカリ環境割れを発生する環境による鋼材に白金、白金合金又は黒鉛を電気的に接合し、対象面の電位を割れ感受性のある電位領域から貴にシフトさせる。白金、白金合金又は黒鉛は、従来用いられていたニッケルやクロムを含んだ合金よりおよそ平衡電極電位で0.2V程度も貴な電位であるために、気液境界面のみといった限られた領域に対して割れ防止をする場合には、より小さいガルバニック接合面積で割れ防止を達成することが可能である。 (もっと読む)


【課題】鋼構造物の腐食を防ぐ電着被膜を外部電源を用いずに海水中で形成できるようにする。
【解決手段】鋼管杭2の海水中に没している部分に、電着被膜形成用陽極12を取り付ける。電着被膜形成用陽極12は、マグネシウムを主成分とする金属塊14と、鋼管杭2に電気的に接続される芯材13とで構成されている。
マグネシウムと鉄との電位差が大きいので、実海域3では海水を電解液として電着被膜形成用陽極12の金属塊14から鋼管杭2に向けて大量の電子eが放出され、電子と酸素の還元反応、並びに水の電気分解反応が起きて水酸イオンが生成される。そして、水酸イオンと海水中に含まれているカルシウムイオン、マグネシウムイオン、炭酸水素イオンにより炭酸カルシウム及び水酸化マグネシウムからなる電着被膜が、鋼管杭2の実海域3に浸かっている部位に形成させる。 (もっと読む)


【課題】 長期的に安定な防食電流を得ることができ、コンクリート内部の鋼材を確実に防食することができる防食用部材、それを用いた電気化学的防食方法を提供すること。
【解決手段】 犠牲陽極材をコンクリート内に設置し、コンクリート内の鋼材と犠牲陽極材とを電気的に接続する鋼材防食方法において、犠牲陽極材を構成する金属がブリスター状であり、該ブリスター状金属の周りにブリスター状金属表面の不動態の生成を避けるのに充分なpHを持った電解質溶液を含有する多孔性材料を付設する鋼材の防食用部材、該ブリスター状の金属が、亜鉛、アルミニウム、及びマグネシウムからなる群より選ばれた一種又は二種以上を含む擬合金である該防食用部材、該ブリスター状の金属を成形する方法が、溶射法である該防食用部材、該防食用部材をコンクリート内に設置してなる電気化学的防食方法、並びに、該電気化学的防食方法を施したコンクリート構造物を構成とする。 (もっと読む)


【課題】 長期的に安定で、均質な防食電流を得られ、陽極金属層を形成した範囲のコンクリート内部の鋼材を確実に防食できるコンクリートの防食工法およびそれを実施してなるコンクリート構造物を提供すること。
【解決手段】 コンクリート構造物の表面をそのまま又は粗面とし、その上に、コンクリート内部の鋼材よりも標準電極電位の低い金属の層である陽極金属層Aを形成し、その上に端子を設置し、さらにその上に、同様に陽極金属層Bを形成し、該鋼材と陽極金属層とを、該端子を用いて接続してなるコンクリートの防食工法、陽極金属層Aと陽極金属層Bが、溶射によるものである該防食工法、溶射金属が、亜鉛−アルミニウム擬合金である該防食工法、陽極金属層Aの厚さが100〜200μmである及び/又は陽極金属層Bの厚さが50〜150μmである該防食工法、並びに、該コンクリートの防食工法を実施してなるコンクリート構造物を構成とする。 (もっと読む)


【課題】 長期的に安定で、均質な防食電流を得ることができ、陽極金属層を形成した範囲のコンクリート内部の鋼材を確実に防食することが可能となるコンクリートの防食工法およびそれを実施してなるコンクリート構造物を提供すること。
【解決手段】 コンクリート構造物の表面をそのまま又は粗面とし、その上に、コンクリート内部の鋼材よりも標準電極電位の低い金属の層である陽極金属層を形成し、該陽極金属層とコンクリート内部の鋼材とを、線形の配流端子を用いて接続してなるコンクリートの防食工法、該陽極金属層の上に、表面保護層を形成してなる該コンクリートの防食工法、該陽極金属層が、亜鉛−アルミニウム擬合金の溶射によるものである該コンクリートの防食工法、該陽極金属層を、線形の配流端子の下及び/又は上に設置してなる該コンクリートの防食工法、並びに、該コンクリートの防食工法を実施してなるコンクリート構造物を構成とする。 (もっと読む)


【課題】通水中へのニッケル溶出を大幅に抑制し、また、キャビテーション腐食の発生を抑制する。
【解決手段】単水栓10は、その通水路に沿った内部表面の一部にニッケル付着層が形成されている。単水栓10の通水路11a,11bにおける内部表面においてニッケル付着層が形成される部位の近傍には、亜鉛めっき層や亜鉛合金めっき層を表面に形成したこま18のケレップ18aや整流板25Bが着脱自在に装着されている。更に、基部11にはブッシュ19が着脱自在に装着されている。 (もっと読む)


【解決手段】コンクリート構造物に付与されて該構造物を劣化から保護するコンクリート構造物保護剤であって、
(A)前記コンクリート構造物を構成する金属製構造材の主構成金属よりも標準電極電位の低い金属材料のフレーク状粉末、
(B)下記式
(R1aSi(OR24-a
(R1、R2は、メチル基又はエチル基、aは1又は2。)
で表されるシラン化合物及び/又はその部分加水分解縮合物、
(C)金属アルコキシド
を含有し、(A),(B),(C)成分の合計質量を100質量%として、前記(A)成分の占める割合が50〜80質量%であるコンクリート構造物保護剤。
【効果】本発明により提供されるコンクリート保護剤は、金属粉末の割合が50〜80質量%と比較的低いにも拘わらず、流電陽極として十分な導電性を示す硬化物を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】水中または高湿度条件下で使用する金属材料に、防錆効果と除菌効果を同時に付与できる簡易な表面処理方法を提供すること。また、前記表面処理方法を用いて、防錆効果と除菌効果を併せ持つ金属材料を提供すること。また、前記表面処理された金属材料を用いた除菌装置を提供すること。
【解決手段】金属材料1よりイオン化傾向の高い金属2と導電性の材料3とを、イオン化傾向の高い金属2と導電性の材料3とが電気的に接合するように金属材料1に接触させる。これにより、イオン化傾向の高い金属2と導電性の材料3の電位差によって微生物を除菌することができる。また、イオン化傾向の高い金属2の電気化学的な防食作用により、金属材料1に防錆効果を与えることができる。また、前記表面処理した金属材料1を用いて、水中や高湿度下でも除菌作用を維持できる装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】暗中において、犠牲アノード金属の犠牲溶出による防食効果の低下を抑制し、長期間にわたって犠牲防食効果を発揮できるような防食被膜を提供する。
【解決手段】犠牲アノード金属および半導電性酸化物微粒子を含む原料から形成されたことを特徴とする、暗中で使用される金属1用の防食被膜2を提供する。この防食被膜2は、塗布法、メッキ法によって形成できる。 (もっと読む)


【課題】流電陽極法によるコンクリート中の鉄筋の防食方法において、犠牲防食寿命を向上させる。
【解決手段】鉄筋コンクリート構造物1のコンクリート表面に溶射による亜鉛−マグネシウム合金皮膜4を形成し、この亜鉛−マグネシウム合金皮膜4と鉄筋2とを電気的に接続する。溶射に使用する亜鉛−マグネシウム合金のマグネシウムの含有量は0.1〜10質量%とする。 (もっと読む)


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