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Fターム[4L055AB16]の内容

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Fターム[4L055AB16]に分類される特許

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【課題】
リグニノセルロース材料を原料とした、アントラキノン化合物を用いたアルカリ性蒸解におけるアントラキノン化合物の添加による効果を迅速かつ正確に算定する。
【解決手段】
リグノセルロース材料の蒸解工程におけるアントラキノン化合物の添加効果を示す指標に係る数値と、リグノセルロース材料の分解処理によって得られる分解生成物中のシリンギル型リグニン分解物とグアヤシル型リグニン分解物の比率(S/G比)との相関を求め、当該相関に基づいて、算定対象とするリグノセルロース材料についてリグニン成分の分解生成物を分析してS/G比を求めることにより、当該リグノセルロース材料に対するアントラキノン化合物の添加効果を算定する。 (もっと読む)


【課題】低カッパー価かつ高収率のパルプの提供、および薬液使用量の削減、回収ボイラーの負荷低減。
【解決手段】リグノセルロース材料を、蒸解するための容器に送られる以前に、リグノセルロース材料の絶乾重量に対して活性アルカリ添加率が1%以上5%以下となる活性アルカリとキノン化合物X(%)を含むアルカリ性溶液を添加し、この時の系内の液比をY(L/kg)とした場合、Z=X・Y-1・104で表されるキノン化合物濃度Zが100ppm以上であり、リグノセルロース材料を温度条件80〜120℃で加熱処理する工程を設け、引き続いてアルカリ性溶液を追添加し蒸解する。 (もっと読む)


本発明の目的は、わら類原色紙製品を提供することにある。前記原色紙製品の白度が25−60%ISOで、前記わら類紙パルプが未漂白ストロー・パルプである。前記原色紙製品とは原色のトイレットペーパー、原色のティッシュペーパー、原色の拭き紙、原色のコピー用紙、原色の弁当箱、原色の包装紙と原色の印刷用紙を含むものである。前記紙製品は強さが高く、かつ、有害物質の検出試験で、ダイオキシンと吸着可能の有機ハロゲン化物が検出されていない。 (もっと読む)


【課題】溶解パルプの形成に用いられるセルロース繊維の品質を高める方法を提供する。
【解決手段】繊維を過酸化水素とアンモニアを含む液で処理することによってパルプのヘミセルロース含量を減少させる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は拡大蒸解法における蒸解助剤の最も効率のよい利用法を見出し、高い蒸解収率、あるいは蒸解薬液の使用量の削減を実現する。
【解決手段】 上部蒸解ゾーン、下部蒸解ゾーン、拡大蒸解ゾーンが釜頂部から底部に向けて順に設けられた蒸解釜により3段階蒸解からなる拡大蒸解を行うリグノセルロース材料の蒸解法において、蒸解助剤として環状ケト化合物をリグノセルロース材料に対して0.001〜1重量%添加し、さらに該環状ケト化合物の全添加量の50重量%以上を下部蒸解ゾーン及び/または拡大蒸解ゾーンにおいて添加することを特徴とするリグノセルロース材料の蒸解法。 (もっと読む)


【課題】細砕セルロース繊維材のスラリーから化学セルロースパルプを製造する装置を提供する。
【解決手段】セルロース材スラリー処理装置において、頂部近くの入口と底部近くの出口とを備える垂直の連続式蒸解缶11;スラリーポンプを含む蒸解缶用供給システム12;前記スラリーポンプの前のスラリーに収率向上または強度増進添加剤を導入するための収率向上または強度増進添加剤導管;前記蒸解缶の頂部処理ゾーンと頂部処理ゾーンの底部近くのスクリーンアセンブリと前記スクリーンアセンブリの下の蒸解ゾーン29;前記蒸解缶内で温度遷移部を生成させる前記スクリーンアセンブリ;前記スクリーンの上の前記蒸解缶に上向きの液の流れを確立するために設けられた、液を前記蒸解缶に導入、または再循環する手段;および前記蒸解缶の前記頂部ゾーンおよび/または供給システムへ収率向上または強度増進添加剤を導入する手段を備えることを特徴とする処理装置。 (もっと読む)


本発明は、繊維を含む紙料懸濁液から製造されるティッシュウェブ(1)の製法に関する。この際、容量及び引裂長は、できるだけ少ない叩解度で、紙料懸濁液が、無漂白状態での針葉樹については、12°SRで6.5km以上の引裂長又は15°SRで8.0km以上の引裂長及びotro繊維素に対して少なくとも15%のリグニン含量を有し、又は無漂白状態での落葉樹については、20°SRで4.5km以上の引裂長及びotro繊維素に対して少なくとも12%のリグニン含量を有し、又は無漂白状態での一年生植物に行いては、20°SRで3.5km以上の引裂長及びotro繊維素に対して少なくとも10%のリグニン含量を有する木材又は一年生植物からのリグノセルロース繊維素を含有することによって改善されるべきである。
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本発明は、以下の工程を有するパルプの製造方法に関する:リグノセルロース原料のotro量に対して、亜硫酸塩(NaSO3として計算)25%未満を含有する薬品溶液を製造する工程、該薬品溶液を規定の浴比で木材と混合する工程、薬品溶液と木材とを、室温を上回る温度に加熱する工程、および引き続き、(第一の変法)自由に流れる薬品溶液を除去し、かつ木材を蒸気相中で蒸解する工程、または(第二の変法)木材を、液相中で蒸解し、かつ自由に流れる薬品溶液と木材とを分離する工程。 (もっと読む)


粉砕されたセルロース系繊維性材料を処理する方法であって、炭酸ナトリウムによって処理し、その後、その前処理された材料を、アントラキノン(AQ)の存在の下で蒸解する方法である。これによって生成されたパルプは、従来技術によって生成されたパルプと比較すると、より高い収率、強い強度、及び、よりよい漂白性を有する。AQは、炭酸塩前処理段階で導入することができる。この方法は、さらに、酸前処理を含むものとすることができ、生成されたパルプにより高められた特性をもたらす。
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【課題】
所与のカッパ価において広葉樹パルプ滓が削減される化学セルロースパルプの製造方法を提供する。
【解決手段】
細砕広葉樹材のスラリーから化学セルロースパルプを連続的に製造する方法において、
(a)広葉樹材に含有されるグアイアシル・リグニン(g−リグニン)含有量に比較してシリンジル・リグニン(s−リグニン)含有量を減少させるに十分な条件下に細砕広葉樹材のスラリーを第一蒸解段階で処理し、その後に、
第一蒸解段階の後で、広葉樹材に残存するg−リグニン含有量を減少させるに十分な条件下に細砕広葉樹材のスラリーを第二蒸解段階で処理することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】トウモロコシの茎を原料に使用するパルプの製造方法を提供する。
【解決手段】トウモロコシの茎の粉砕、蒸解、洗浄、篩分け、濃縮、及び叩解工程を含む、トウモロコシの茎からパルプを製造する方法であって、
前記蒸解工程が試薬水溶液とトウモロコシの茎材料とを、質量比(wt/wt)3:1〜6:1にして120〜200℃の反応温度で1.5〜4時間の間反応させて行われ、前記試薬水溶液がNaOH+Na2CO3+Na2SO3+アントラキノンである、方法。 (もっと読む)


【課題】 低資本で低経費であるシンプルで、環境にやさしいプロセスを用いる。
【解決手段】 農業残留物でパルプを作る新しい方法は作物茎のある一部を収穫することを含んでいる。収穫された作物茎はすくい出され、輸送され、保管される。ミルでは、作物茎は切られ、パルプ化プロセスを受ける。パルプは、他の木材ベースのパルプとブレンドされ、あるいはブレンドされることなく種々の紙の製造するために用いられる。
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竹を微細に切断して短い断片とし、切断した竹を選別及び洗浄工程にかけ、それによって、予備加水分解及びパルプ化工程で使用される化学薬品の消費量を減少させかつ反応を容易にすることのできる、そして、優れた品質と高い収率を有することのできる溶解パルプを製造することからなる、竹を使用してパルプを製造する方法が開示されている。更に、パルプをECF又はTCF漂白法により漂白することによりダイオキシンの生成を防止することのできる、竹を使用して繊維(溶解)パルプを製造する方法及びこの方法で製造されたパルプが提供される。 (もっと読む)


【課題】
リグノセルロース材料の蒸解法において、低カッパー価かつ高収率なパルプを提供する。
【解決手段】
リグノセルロース材料のパルプ化蒸解法において、浸透工程においてリグノセルロース材料を処理する蒸解液が、活性アルカリを絶乾リグノセルロース材料重量に対し1〜10%含有し、かつ、キノン化合物類を絶乾リグノセルロース材料重量に対し0.001〜1.5重量%含有する蒸解液を用い、温度が110℃〜140℃の条件でリグノセルロース材料を処理することにより、低カッパー価かつ高収率で蒸解できる。 (もっと読む)


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