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Fターム[4M114AA02]の内容

超電導用冷却・容器・薄膜 (3,122) | 目的 (751) | 熱流入の減少 (71)

Fターム[4M114AA02]に分類される特許

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【課題】侵入熱を低減することができる超電導ケーブル線路を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル線路は、電源から複数の負荷L11…L1nに電力を供給する線路であって、超電導線材で形成された超電導導体層を有するケーブルコア110が収納管120内に収納された多条の超電導ケーブル100と、これら多条の超電導ケーブル100を収納する1つの断熱管140と、各超電導ケーブル100から電力を引き出す複数の取出部150と、を備える。上記断熱管140は、真空断熱層を有する。また、上記取出部150は、それぞれ各負荷L11…L1nに接続される。 (もっと読む)


【課題】超電導体の破損を防止して信頼性を高めると共に、効率よく低コストで製造することが可能な超電導電流リード及び該超電導電流リードを用いた超電導マグネット装置を提供することを目的とする。
【解決手段】荷重支持体、及び、前記荷重支持体の両端にそれぞれ電極を有し、前記電極間を接続するように超電導体が設けられた超電導電流リードであって、前記荷重支持体は金属からなり、前記電極と前記荷重支持体とは接合されており、前記電極によって前記超電導体が支持されていることを特徴とする超電導電流リード及び該超電導電流リードを用いた超電導マグネット装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】電源、冷凍機などに不良が発生したとしても、酸化物超電導電流リードを自立的に保護できる構造を備えた伝導冷却型超電導マグネット装置を提供すること。
【解決手段】超電導マグネット19と、超電導マグネット19を収容する輻射シールド4と、輻射シールド4を収容する真空容器5と、真空容器5に取り付けられた冷凍機3と、輻射シールド4の内部であって、冷凍機3の第1冷却端部12a(第1冷却ステージ)と第2冷却端部12b(第2冷却ステージ)との間に配置された酸化物電流リード7と、を備える伝導冷却型超電導マグネット装置1である。酸化物電流リード7を焼損から保護するためのダイオード13を酸化物電流リード7に並列に接続する。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルなどの超電導体を収納する超電導機器用容器の壁面と、当該超電導機器用容器の壁面を貫通するように固定される金属部材との固定部における剥離やクラックの発生を抑制することが可能な超電導機器用容器および超電導機器を提供する。
【解決手段】超電導機器用容器は、超電導体を含む部材としての超電導コイルを内部に保持する超電導機器用容器であって、開口部を有する樹脂製の筐体部材としての真空断熱容器20と、開口部を貫通するように配置された金属部材としてのリード電極50と、開口部を覆うとともに真空断熱容器20とリード電極50とを接続し、熱応力緩和部としての屈曲部を有する接続部材63、65とを備える。 (もっと読む)


【課題】超電導マグネットの保冷性能に優れる容器支持構造を備えた極低温容器を提供すること。
【解決手段】真空容器2、輻射シールド3、ヘリウム容器4、およびこれらの容器を連結支持する支持体6を具備してなる極低温容器1である。輻射シールド3のエンドプレート14のうち第1連結材18と対向する部分は切り欠かれ、矩形状の切り欠き開口部14a(切り欠き窓)がこの部分に形成されている。そして、この切り欠き開口部14aの端に、輻射シールド3内から第1連結材18を隔離するように矩形状の熱シールド板24、25が固定されている。また、第1連結材18の内側(容器内方側)には矩形状の熱シールド板26が配置されている。熱シールド板24、25、および26で、断面コ字状の溝形の熱シールド板が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 不均一な積層構造を有する多層断熱材とすることにより、熱伝導を抑えるとともに、輻射伝熱を抑えた断熱効果を向上させることができる極低温機器の多層断熱材を提供する。
【解決手段】 極低温機器の多層断熱材において、真空容器1内の外側高温部5側ではスペーサー4Bを減らし、Alシート4Aが多くなるように積層し、前記真空容器1内の内側低温部6側ではAlシート4Aを減らし、スペーサー4Bが多くなるように積層することにより、不均一な積層構造を有する。 (もっと読む)


【課題】構成部材である永久磁石の熱による特性の劣化を回避できる、高性能な超電導機器を提供する。
【解決手段】超電導モータは、ステータ20とロータ30とを備える。ステータ20は、超電導コイル10を含み、図2に示すように中央部に開口部が形成されている。ロータ30は、ステータ20の開口部の内部に配置され、永久磁石31を含む。ステータ20は、超電導コイル10を内部に保持する冷却容器50,60を含む。冷却容器50,60において、ロータ30と対向する内周側における熱コンダクタンスは、内周側と反対側である外周側における熱コンダクタンスより大きくなっている。 (もっと読む)


【課題】 高温超電導薄膜線材を用いた超電導電流リードの熱侵入量を低減させる。
【解決手段】本発明に係る超電導電流リードは、金属基板1上に中間層2を介して形成される高温超電導体からなる高温超電導層3と、この高温超電導層上に形成される金属からなる保護層4と、この保護層の上に形成され銀を含む半田接続層6とを有する高温超電導薄膜線材104と、この高温超電導薄膜線材を囲繞して設けられる補強材10と、この補強材に設けられ前記高温超電導線材の前記半田接続層と半田9により接続して配置される電極8と、を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導電流リードにおける超電導体が変位することによる臨界電流値の低下又は破損を防止するとともに、低温側に侵入する侵入熱量を低減することができる超電導電流リードを提供する。
【解決手段】超電導電流リード10において、一端に設けられた高温側電極端子13と、他端に設けられた低温側電極端子14と、高温側電極端子13と低温側電極端子14とを接続するように設けられ、高温側電極端子13から低温側電極端子14に向かって延在する超電導体12と、超電導体12が延在する方向と直交する方向への超電導体12の変位を規制するように設けられた変位規制部材15とを有する。 (もっと読む)


【課題】電磁力や質量などの荷重が作用する部材数を限定する支持構造を提供することで、補強の必要な部分を最小限に抑え、超電導磁石装置の強度を維持しつつ軽量化する。
【解決手段】超電導コイル1を冷媒により冷却する超電導磁石装置において、冷媒を貯液して超電導コイルを収納および支持するとともに、超電導コイル中心孔を貫通する内壁を有する冷媒容器2と、この冷媒容器の内壁をさらに貫通する内壁を有する真空容器3と、この真空容器3の内壁と冷媒容器2の内壁との間に設けられ、真空容器3と冷媒容器2とを接続する断熱サポート4とを備え、真空容器3の内壁を真空容器脚部3bにより設置基盤Gに支持させた。 (もっと読む)


【課題】超電導饋電線及びトロリー線(架線)間を接続するパワーリードにおいて、超電導饋電線への熱侵入の軽減と、通電時に発生するジュール熱の抑制との両立を図る。
【解決手段】パワーリード(20)は、寒剤(26)で冷却された超電導饋電線(50)及びトロリー線(架線)(80)間を接続する。内空部(21)を有する導体部(22)と、先端にスリット部(25)が設けられた棒状部材(23)と、内空部を超電導饋電線側から塞ぎ、且つ、棒状部材を長さ方向に沿って移動可能に周囲から保持するシール部材(24)とを備える。棒状部材は、導体部に比べて線熱膨張率が小さい材料から形成されている。 (もっと読む)


【課題】円筒形極低温容器にかかる荷重を分散支持でき、万が一1本の支持要素が荷重を支持できなくなった場合においても他の支持要素で極低温容器を支持できる超電導マグネット装置を提供することを課題とする。
【解決手段】超電導マグネット装置に用いられる真空断熱容器1が、超電導磁石が収納され極低温冷媒が充填されている円筒形の極低温容器2、真空断熱容器1最外殻の円筒形の外部真空容器3を備え、外部真空容器3の内壁面側および円筒形の極低温容器2の外周部にはバンドからなる支持要素7の両端部が板ばね10に固定して設けられ、支持要素7が円筒形の極低温容器2の円周に対して接線方向の位置となるように配置することによって、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】3個の相導体(1,2,3)を含む超伝導ケーブルと、上記3個の相導体を囲むクライオスタット(KR)とを有する伝送システムが提供される。
【解決手段】ここで、上記クライオスタット(KR)は、冷媒が通る空間を取り囲むものである。上記の3個の相導体(1,2,3)に対して1つの共通の中性導体(11)が設けられており、該中性導体は、常伝導材料から成っており、絶縁の施された円形導体として構成されており、上記クライオスタット(KR)の外側に、かつ、その傍らに配置されている。上記クライオスタット(KR)は、周面側が閉じている断熱されたカバーから成っている。 (もっと読む)


【課題】断熱性能に優れる断熱管、及びこの断熱管を備える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1は、内管21と外管22との間に断熱材4と線状体のスペーサ3とが内蔵され、このスペーサ3の横断面形状は、複数の辺32で囲まれる略多角形で、隣り合う辺32同士が接合されて外側に突出する複数の頂点31を有している。そして、隣り合う上記頂点31同士をつなぐ全ての辺32は、当該頂点31同士を結ぶ仮想直線33よりも内側に位置する。スペーサ3と断熱管1の他の構成部材との接触面積を低減することで、内管21の内側への熱侵入量又は内管21の内側からの熱放射量の増加を抑制することができ、断熱管1の断熱性能を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】先に提案した垂直磁界の低減化構造を改良して臨界電流特性のさらなる向上化が図れるようにした安全性,信頼性の高い超電導電流リードを提供する。
【解決手段】円筒状支持部材10の周上に電流経路となるテープ状の酸化物超電導線材からなる複数のユニット導体6を分散配列し、かつ該ユニット導体6はその超電導線材のテープ面が円筒座標系の周方向と平行になるよう配置した超電導電流リード4において、前記の円筒状支持部材10を磁性材製とし、ユニット導体6の外周側,および周上に並ぶユニット導体の間にそれぞれ磁性材で作られた円筒状磁性部材11,および磁性接続片12を配置し、これら各部材の間を相互連結して各ユニット導体6の周囲に閉磁路を形成し、通電によりユニット導体6に発生する自己磁界を該導体から周囲の磁性部材に引き寄せてユニット導体を通る垂直磁界の低減化、臨界電流特性の向上化を図る。 (もっと読む)


【課題】はんだ付け作業に伴う熱的干渉を防いで、はんだ接合部の再溶融,剥離のトラブルなしにユニット導体と支持部材を個別にはんだ付け接合して組み立て可能に筒型支持部材の構造を改良した高信頼性の超電導電流リードを提供する。
【解決手段】筒型支持部材7の周上に電流経路となるテープ状の酸化物超電導線材からなる複数のユニット導体6を分散配列し、かつ該ユニット導体6はその超電導線材のテープ面が円筒座標系の周方向と平行になるような向きに配置し、ユニット導体6をはんだ付け接合した構成になる超電導電流リードにおいて、筒型支持部材7を断面形状が台形になる複数のセグメント7bに分割し、かつ各セグメント7bに形成した凹溝8に金属薄膜8を成膜した上で、このセグメント7bにユニット導体6を個別にはんだ付けし、しかる後にセグメント7bを周方向に組み合わせて超電導電流リード4を組立てたものとする。 (もっと読む)


【課題】外部からの熱流入が小さく、電気絶縁性が安定な極低温ケーブルの終端接続部を提供すること。
【解決手段】液体冷媒層5、冷媒ガス層4及び油層2を経て極低温から常温に引き出される引出し導体3を有する極低温ケーブルの終端接続部において、引出し導体3には、高圧電位から接地電位まで電界を分圧する複数枚の金属箔35が絶縁体を介して積層されたコンデンサーコーン絶縁体34が施され、高圧電位から接地電位まで順次電圧が変化する電界傾斜部のうち、下部に位置する電界傾斜部が液体冷媒層5に、上部に位置する電界傾斜部が油層2にあることを特徴としている。 (もっと読む)


本発明は、可変のコイルインピーダンスによる電流制限のための装置に関する。チョークコイル(1)の内部に超伝導コイル(5)を使用することによってチョークコイルのインダクタンス、ひいてはインピーダンスが著しく低減される、電流制限装置が提案される。このことは、超伝導コイルの中で誘導される、通常動作においてチョークコイルの磁場を補償する電流によって生じる。超伝導コイルにおいて所定の電流値を上回った場合には、超伝導体は常伝導状態へと移行して、インダクタンスが増加し、これによって電流が制限される。過電流の遮断で、超伝導体は数秒後に再び自立的に超伝導状態へと戻り、通常動作を再び開始することができる。電流制限装置の特別な利点は、コンパクトな構造にあり、エネルギネットワークの初期装備、および既存のネットワークの後からの装備のために適当である。
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【課題】超電導磁石を励磁する際の低温容器内への熱侵入をなくすことができる非接触励磁超電導磁石装置を提供する。
【解決手段】 非接触励磁超電導磁石装置であって、常温部1に配置される交流励磁電源2と、この交流励磁電源2に接続される変圧器の一次励磁コイルとを常温部に備え、前記一次励磁コイルによって励磁される変圧器の二次励磁コイル3と、この二次励磁コイル3に接続される整流器6と、この整流器6に接続される超電導スイッチ7と、この超電導スイッチ7と並列に接続される超電導磁石6とを低温容器4内に具備する。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルを内部に保持する容器の筐体と、当該容器に接続された冷媒供給管との間に発生する熱応力を抑制し、安定に冷媒を供給することが可能な超電導コイル用容器を提供する。
【解決手段】本発明に係る超電導コイル用容器は、内槽容器50と、内槽容器50を内部に保持する外槽容器60と、外槽容器60の外側から内槽容器50の内部にまで到達するとともに、内槽容器50に接続された冷媒供給管1と、上記外槽容器60の外側で、冷媒供給管1を囲み、外槽容器60に接続された外管6とを備えている。冷媒供給管1は、内槽接続部2と熱抵抗可動部4とを有し、内槽接続部2を構成する材料の第1の熱膨張係数が、内槽容器50を構成する材料の第2の熱膨張係数の50%以上200%以下である。熱抵抗可動部4は、冷媒供給管1のうち熱抵抗可動部4以外の領域に比べて熱抵抗が大きく、かつ熱抵抗可動部4は屈曲部を含む。 (もっと読む)


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