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Fターム[4M114AA19]の内容

超電導用冷却・容器・薄膜 (3,122) | 目的 (751) | エネルギの節約 (38) | 寒剤、冷媒の節約又は流出防止 (28)

Fターム[4M114AA19]に分類される特許

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【課題】冷媒槽の液面を制御する。
【解決手段】ケーブルコアを液体冷媒と共に収容する断熱管12を備えた極低温ケーブル10の終端接続部1であって、液体冷媒の液体冷媒層と気体冷媒層とが形成される冷媒槽21と、極低温ケーブルに接続されて常温部まで引き出される引出し導体31と、引出し導体に設けられた絶縁部材41と、冷媒槽に液体冷媒を供給する第一の循環冷却設備80と、冷媒槽内の液面位置Sを冷却する補助冷却機構60と、補助冷却機構に接続された第二の循環冷却設備70とを備え、液面高さに応じて、第一の循環冷却設備80のリザーバタンク85を加熱するヒータ133の加熱と停止とを切り替えて冷媒槽内の液面高さを目標の範囲内に制御する構成となっている。 (もっと読む)


【課題】超電導饋電線及びトロリー線(架線)間を接続するパワーリードにおいて、超電導饋電線への熱侵入の軽減と、通電時に発生するジュール熱の抑制との両立を図る。
【解決手段】パワーリード(20)は、寒剤(26)で冷却された超電導饋電線(50)及びトロリー線(架線)(80)間を接続する。内空部(21)を有する導体部(22)と、先端にスリット部(25)が設けられた棒状部材(23)と、内空部を超電導饋電線側から塞ぎ、且つ、棒状部材を長さ方向に沿って移動可能に周囲から保持するシール部材(24)とを備える。棒状部材は、導体部に比べて線熱膨張率が小さい材料から形成されている。 (もっと読む)


【課題】冷凍機が停止している際の極低温冷媒の蒸発を抑制することができる。
【解決手段】極低温冷媒槽3は、超伝導コイル2を収納し、超伝導コイル2を冷却する液体ヘリウム1を貯液している。熱シールド4は、極低温冷媒槽3を包囲して輻射熱を低減している。真空断熱槽5は、熱シールド4を包囲している。冷凍機取付シリンダ9は、一端が極低温冷媒槽3内で蒸発するヘリウムガスの雰囲気中に臨み、他端が真空断熱槽5に取付けられている。第1配管7は、一端が極低温冷媒槽3内で蒸発するヘリウムガスの雰囲気中に臨み、他端が真空断熱槽5に取付けられている。断熱材11は、冷凍機の取り外し時に冷凍機取付シリンダ9における冷凍機の挿入部15内に隙間嵌めに配接されている。第2配管16は、冷凍機取付シリンダ9と断熱材11との隙間に連通して、ヘリウムガスを排気するように配接されている。 (もっと読む)


【課題】ヘリウム製造施設で、低温ヘリウムガスを用いて磁石の超電導コイルに冷却を提供するための方法を開示する。
【解決手段】低温ガス状ヘリウムを現場のヘリウム液化装置3から磁石1に供給し、前記ガス状ヘリウムを前記磁石のクライオスタットに流す。前記ヘリウムは前記現場ヘリウム液化装置から磁石の温度が安定するまで供給される。低温液体ヘリウムは、追加の冷却を提供し、そしてヘリウム溜めを充填する。ヘリウム製造施設で磁石の充填及び磁石の励磁が行われているときに由来する気化ヘリウムを回収する。 (もっと読む)


【課題】ヘリウム移送充填施設におけるヘリウム回収プロセスを用いる、ヘリウム冷却プロセス及びそれに続く超伝導磁石のための磁石通電プロセスを統合する方法を提供する。
【解決手段】極低温ヘリウムガスを用いて磁石の超伝導コイルを冷却し、次に磁石ヘリウム極低温保持装置(貯蔵容器)に液体ヘリウムを充填し、これらの作業から関係するヘリウムガスを回収し、磁石を励磁しながら通常のボイルオフ中にヘリウムを回収し、磁石の通電(励磁)中に起こる可能性があるクエンチの結果として放出されるヘリウムガスを回収する。 (もっと読む)


【課題】クエンチ発生時に保護回路を用いて超電導コイルを保護するとともに、保護回路の発熱による冷媒の消費を抑えることができる。
【解決手段】磁気共鳴イメージング装置が有する静磁場磁石10が、冷媒を収容する冷媒容器12内に配置された超電導コイル13と、超電導コイル13にクエンチが発生した際に超電導コイル13を保護する保護回路14とを有する。そして、保護回路14は、冷媒容器12外の常温環境に設置されている。また、電流リード15が、冷媒容器12に固定され、超電導コイル13と保護回路14とを接続する。そして、電流リード15は、クエンチが発生した際に、冷媒が気化することによって冷却されて超電導状態となる高温超電導体で形成されている。 (もっと読む)


【課題】超伝導マグネットアセンブリを冷却する。
【解決手段】コイル巻型30を熱シールド26で取り囲み、該熱シールド26を真空リザーバ24内に配置し、超伝導マグネット32、34を該コイル巻型30の周りに位置決めし、冷媒リザーバ74をその内部に有する第2の真空リザーバ62と、その各々が気化器領域84及び凝縮器領域86を有する配管系を備えた2つの2相式熱伝達デバイス80B、80Aを提供し、該熱伝達デバイスの気化器領域84をコイル巻型30に熱接続し、超伝導マグネット32、34の2相式熱伝達デバイス80Aの気化器領域84を熱シールド26に対して熱的に接続し、冷媒リザーバ74に対してかつ両方の熱伝達デバイス80A、80Bの凝縮領域86に対してクライオクーラ70を熱的に接続する。 (もっと読む)


【課題】クライオジェン容器内ガス圧力及びクライオジェン容器からのガスの流れ制御において、受動的過大圧力および過小圧力を防ぐ。
【解決手段】クライオジェン容器(12)内に超電導磁石(10)を備えるMRI画像形成のための磁石システムにおいて、クライオジェン容器からのクライオジェンガスの流出を制御するための装置は、上記クライオジェン容器の内部をガス排出経路に接続する制御弁(42)と、上記弁を制御するようになされたコントローラ(30)とを備える。上記弁は、ガス排出経路内のガス圧力を超えるクライオジェン容器内のガス圧力が上記弁に作用して弁を開き、クライオジェンガスの通気を可能にするようになされる。上記弁はまた、ガス排出経路内のガス圧力より低いクライオジェン容器内のガス圧力が上記弁に作用してこの弁を閉じさせ、それによってクライオジェン容器内へのガスの流入を制約するようになされる。 (もっと読む)


【課題】
永久電流スイッチの信頼性を高めるために超電導臨界温度の高い超電導材料を適用した場合、永久電流スイッチのON/OFFを切り替えるためのヒータ加熱量が増加し、大量の液体ヘリウムが蒸発する。
【解決手段】
超電導線を無誘導状態となるように巻いた巻線部と、前記巻線部の周囲に設置された加熱用ヒータと、前記巻線部の周囲に設置され、前記巻線部との間に隙間を設けた容器と、前記巻線部と前記容器との間の隙間に設置された対流防止体によって永久電流スイッチを構成する。 (もっと読む)


【課題】従来型の加圧超流動ヘリウムクライオスタットでは、4.2K液体ヘリウム槽と超流動ヘリウム槽との間の支持構造物や、両者の連通路の壁や通路に存在する液体ヘリウムの熱伝導により、超流動ヘリウム槽への熱流が発生し、4.2K液体ヘリウム槽の温度が低下する。この結果、4.2K液体ヘリウム槽の液面低下を招き、冷媒補充間隔が短期化する。
【解決手段】液体ヘリウムを貯留する4.2K液体ヘリウム槽と、前記液体ヘリウムよりも低温の液体ヘリウムを貯留する超流動ヘリウム槽と、4.2K液体ヘリウム槽の蒸発ガスにより冷却され、外界から4.2K液体ヘリウム槽への熱輻射を抑制する熱シールドを具備するクライオスタットにおいて、熱シールドと4.2K液体ヘリウム槽の間にガスを利用する熱スイッチを設置した。これにより、4.2K液体ヘリウム槽を昇温し、冷媒補充間隔の短期化を抑制する。 (もっと読む)


【課題】気化する液体を保持するデュアを回転可能に保持できる液体用容器を提供する。
【解決手段】デュア回転保持装置10はデュア11を回転可能に保持する。デュア11は気化する液体を保持するデュア本体12を含む。デュア本体12の上下両端部12a,12b近傍には開口部が設けられ、開口部にはそれぞれ配管21〜24が取付けられ、上端部近傍の開口部に設けられた配管21,22は、上端部近傍の開口部から下端部を経て、元の開口部近傍まで延在し、下端部近傍の開口部に設けられた配管23,24は、下端部近傍の開口部から上端部まで延在する。 (もっと読む)


【課題】被冷却物を冷媒に浸漬した状態で格納する貯蔵容器と真空容器との間に熱シールドを設け、その熱シールドを冷却する冷媒を極低温冷凍機により冷却するようにした極低温格納容器冷却システムにおいて、極低温冷凍機で発生する振動の抑制と、冷媒貯蔵容器からの冷媒の蒸発量抑制を図る。
【解決手段】貯蔵容器とそれを収容する真空容器及び熱シールドを備えた極低温格納容器と、極低温冷凍機を搭載した冷却源とを、輸送配管によって連結し、極低温冷凍機の振動が極低温格納容器に直接伝わらないようにした。輸送配管にベローズ部を設けることで更に振動を低減できる。また、極低温に冷却したヘリウムガスを利用する循環冷却方式とし、最も低温に冷却された冷媒を用いて2枚設置した熱シールドのうちの低温側シールドを冷却し、次に1枚のみ設置した熱シールドを冷却し、最後に2枚設置したうちの高温側シールドを冷却して、冷媒の蒸発量を抑制する。 (もっと読む)


【課題】冷却と昇温を繰り返した場合でも、重ね合わせたフランジ同士を締め付ける力が弛むことのない締結構造を提供する。
【解決手段】第1フランジ1および第2フランジ2を重ね合わせた状態で締結する締結構造であって、第1締付機構3と第2締付機構4とを備える。そして、この締結構造を構築する際の雰囲気温度、即ち、締結作業の行なわれるときの温度(以下、雰囲気温度とする)から低温にしたときに、第1締付機構3の収縮量と、第2締付機構4の収縮量と、両締付機構3,4で挟まれる部材の収縮量との間に差が生じるようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルを収容した容器に、冷凍機で冷却した液体冷媒をポンプで循環供給して当該超電導コイルを超電導状態に冷却する冷却装置であって、ポンプによる液体冷媒の加熱を排除して冷凍機を小型化することのできる冷却装置を提供する。
【解決手段】超電導コイル32を収容する樹脂製の容器30と、液体冷媒22を貯留するタンク20と、タンクに貯留される液体冷媒を冷却する冷凍機24と、容器とタンクとを連通し、液体冷媒を容器とタンクとの間で循環させる配管26と、タンクから容器に向けて液体冷媒を圧送する往復動ポンプ40と、前記配管のうち往復動ポンプの吐出口42と容器との間に設けられ、前記圧送される液体冷媒の脈動を低減する圧力緩和装置50と、を備える超電導コイルの冷却装置10。 (もっと読む)


【課題】 LNG冷熱を利用した超電導電力システムにおいて、コンパクトで高効率、かつ信頼性が高く安価な運転コストのシステムを提供する。
【解決手段】 超電導コイル1としてBi、Sr、Ca、Cu、Oの金属の構成比が2:2:2:3の2223相を用い臨界温度を110Kとし、気体冷媒(気体窒素)により超電導コイル1を冷却するように前記超電導コイル1の冷却システム2を構成し、臨界温度近傍の温度の液化天然ガス(LNG)により超電導コイル1の冷却システム2の気体媒体を冷却するとともに液化天然ガスの温度と前記超電導コイル1の臨界温度との差を補償するために臨界温度より低温の補償用液体冷媒(液体窒素)を冷却システム2の気体冷媒に供給して、超電導コイル1を所望の冷却温度とする。 (もっと読む)


一つ以上の超電導マグネットを冷却するための方法。本発明によれば一つ以上の超電導マグネットの冷却は、少なくとも二つの温度レベルのヘリウム流からなる一つ以上のヘリウム流を専ら冷媒に用いて行われる。
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【課題】冷媒の補給をすることなく、磁気シールド体を90K以下に冷却でき、取り扱い容易で連続運転が可能で且つ良好な磁気シールド特性を得ること。
【解決手段】真空容器内に断熱サポートにより支承された高温超伝導磁気シールド体を設置し、真空容器の前記磁気シールド体(1)は、円筒形磁気シールド基板(3)の内周面に高温超伝導体(4)を付着し、その外周面に冷却管(5)を円筒形磁気シールド基板(3)の軸方向にジグザグ状に配管部分溶接した構造からなり、冷却装置(20)の高圧配管(26)および低圧戻り配管(27)と前記冷却管(5)とを連通させ、断熱サポートは、磁気シールド基板(3)の一端部を前記真空容器の外筒(10)と断熱材からなるリンク機構(14)で連結し、他端部を断熱材を介してローラで当接させている。 (もっと読む)


【課題】極低温液体槽に浸漬する必要をなしに、超伝導電磁石コイルなどの物品を冷却する装置を提供する。更に、冷却ループ装置を設ける必要なし、極低温冷媒の残留量がかなり少ない状態で従来形の極低温容器を使用することを可能にする、超伝導電磁石コイルなどの物品を冷却する方法及び装置を提供する。
【解決手段】被冷却機器を冷却する装置であって、被冷却機器を収容する極低温容器(10)と、極低温容器を満たす極低温ガスと、極低温ガスを冷却するために極低温容器(10)の内側面にさらされた冷却面を有する冷凍機(12)と、極低温容器内で極低温ガスを自由に循環させるように構成されており、極低温ガスが、冷凍機によって冷却され、被冷却機器からの熱によって加熱され、それにより被冷却機器が冷却されるように構成されたガス流発生器とを有する。 (もっと読む)


【課題】FRP製クライオスタットの壁面を貫通して取り付けられる金属製継手を確実に固定することができ、各種応力による真空リークの発生を防止できるFRP製クライオスタットの製造方法を提供する。
【解決手段】金属製継手14を鍔付き雄ねじ部材15の継手挿入孔に挿入して固着し、金属製継手を固着した鍔付き雄ねじ部材をFRP製容器壁面に形成した雌ネジ孔に接着剤を介して螺着し、雌ネジ孔から突出した鍔付き雄ねじ部材の雄ねじ部に鍔付き雌ねじ部材16を螺着し、両部材の鍔部で容器壁を挟着した状態とし、次いで、鍔部と容器壁面とを覆うようにプリプレグを貼り付けて積層した後、プリプレグを脱気して硬化させる。 (もっと読む)


【課題】予冷に必要とされる極低温冷却剤(ヘリウム量)を軽減し、また極低温容器への窒素の導入に関連するリスクを取り除き、さらに予冷手続きを簡単化した極低温に冷却される機器の予冷方法及び装置を提供する。
【解決手段】極低温容器(26)内に収容されている極低温に冷却される装置を予冷する装置であって、熱伝達用流体が閉じ込められている第1の閉ループ冷却回路(30)と、前記閉ループ冷却回路の周りに前記熱伝達用流体を循環させるサーキュレータ(32)と、前記熱伝達用流体から熱を抽出するように構成された熱抽出装置(34)とを備え、前記閉ループ冷却回路が、熱伝達用流体を、前記極低温容器(26)の内部空間に流入させ、かつ内部空間から流出するようにしたものとする。 (もっと読む)


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