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Fターム[4M114DA07]の内容

Fターム[4M114DA07]に分類される特許

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【課題】通常時は超電導ケーブル線路として利用でき、冷却機能喪失時はこの超電導ケーブル線路を常電導ケーブル線路として利用できる超電導ケーブルシステムを提供する。
【解決手段】超電導ケーブルシステムは、冷媒の冷却機構200と、超電導ケーブル100と、充填手段とを備える。超電導ケーブル100は、冷却機構の動作時に冷媒で冷却される超電導導体層12と、この超電導導体層12の外側に設けられる電気絶縁層と、冷媒と共に超電導導体層を収納する真空断熱管14とを有する。充填手段(気体供給源420、開放バルブ440B)は、冷却機構200が動作不能で超電導導体層12を超電導状態に維持できない冷却機能喪失時に、真空断熱管14の断熱空間に熱伝導材料を充填する。 (もっと読む)


【課題】効率的に短時間で極低温容器を加温することができる極低温容器加温装置及び極低温容器加温方法を提供する。
【解決手段】極低温容器加温装置1は、ガスGが収容された極低温容器11と、極低温容器11から吐出したガスGを断熱圧縮させて温度を上昇させる圧縮機21と、極低温容器11と圧縮機21との間でガスGを循環させる循環回路31とを備え、圧縮機21及び循環回路31は一体として走行可能な圧縮ユニットとして構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導体に対し、超電導体が延在する方向に沿った軸を中心として回動する方向に力が作用したときに、超電導体の臨界電流値の低下又は超電導体の破損を防止することができる超電導電流リードを提供する。
【解決手段】超電導電流リード10において、一の方向に沿って延在する超電導体12と、各々が超電導体12の両端部12a、12bの各々に接続された2つの電極端子13、14と、各々が2つの電極端子13、14の各々を介して超電導体12の両端部12a、12bの各々を支持する2つの支持部材15、16とを有する。超電導体12の少なくとも一方の側の端部は、端部と同一側の支持部材に、一の方向に沿った軸を中心として回動可能に支持されている。 (もっと読む)


【課題】同心状の超伝導相導体の直径が同じ場合に、クライオスタットの内径をより小さくすることを可能にする超伝導ケーブルを提供する。
【解決手段】クライオスタット内にケーブル芯が配置された超伝導電気ケーブルであって、該ケーブル芯は、内側冷却路の周りに同心状に配置された3個の相導体と、その間に配置された電気絶縁体とから構成され、該クライオスタットは、電気絶縁体によって囲まれており、該電気絶縁体は、通常伝導材料からなる中立導体によって囲まれている。本ケーブルにおいては、中立導体、あるいはシールドが、クライオスタットの外側にだけ配置されており、通常伝導材料によって形成されており、該通常導体は、共通の中立導体として該クライオスタットを囲み、該中立導体と該クライオスタットとの間には絶縁性材料が配置されている。 (もっと読む)


【課題】冷媒槽の液面を制御する。
【解決手段】ケーブルコアを液体冷媒と共に収容する断熱管12を備えた極低温ケーブル10の終端接続部1であって、液体冷媒の液体冷媒層と気体冷媒層とが形成される冷媒槽21と、極低温ケーブルに接続されて常温部まで引き出される引出し導体31と、引出し導体に設けられた絶縁部材41と、冷媒槽に液体冷媒を供給する第一の循環冷却設備80と、冷媒槽内の液面位置Sを冷却する補助冷却機構60と、補助冷却機構に接続された第二の循環冷却設備70とを備え、液面高さに応じて、第一の循環冷却設備80のリザーバタンク85を加熱するヒータ133の加熱と停止とを切り替えて冷媒槽内の液面高さを目標の範囲内に制御する構成となっている。 (もっと読む)


【課題】常温絶縁型超電導ケーブル同士の接続などに好適な接続ユニットと接続構造を提供する。
【解決手段】複数の接続対象の各々が挿入される複数の差込口を有し、導電ブロック410、冷媒容器420、断熱容器430、絶縁成形体440を備える。導電ブロック410は、導体を有する超電導ケーブル100や常電導ケーブル300を接続対象として各差込口に挿入した場合、導体と電気的に接続される。冷媒容器420は、冷媒流路を構成すると共に電圧印加部位である断熱管214を有する冷媒輸送管200を接続対象として各差込口に挿入した場合、導電ブロック410の外面との間に空間を形成すると共に断熱管214とつながれて、空間内に冷媒流路を形成する。断熱容器430は、差込口につながる開口を有し、冷媒容器420の外周を覆う。絶縁成形体440は、差込口を有し、断熱容器430の周囲を覆う。 (もっと読む)


【課題】常温絶縁型超電導ケーブルに適した端末構造を提供する。
【解決手段】常温絶縁型超電導ケーブル200は、超電導導体層212を有する導体部210と、導体部210を収納し、超電導導体層212を冷却する冷媒が流通する冷媒配管213と、冷媒配管213の外周に形成される電気絶縁層215と、を備える。そして、常温絶縁型超電導ケーブルの端末構造100は、超電導ケーブル200の端末の外周を覆うと共に、当該端末の先端部における導体部210が外部に露出した状態で配置される碍管120と、碍管120から外部に露出した導体部210(超電導導体層212)と引出導体110とを電気的に接続する接続部130と、接続部130の外周を覆うように冷媒配管213に接合され、接続部130を収納する冷媒槽140と、を備える。 (もっと読む)


【課題】超電導マグネットの保冷性能に優れる容器支持構造を備えた極低温容器を提供すること。
【解決手段】真空容器2、輻射シールド3、ヘリウム容器4、およびこれらの容器を連結支持する支持体6を具備してなる極低温容器1である。輻射シールド3のエンドプレート14のうち第1連結材18と対向する部分は切り欠かれ、矩形状の切り欠き開口部14a(切り欠き窓)がこの部分に形成されている。そして、この切り欠き開口部14aの端に、輻射シールド3内から第1連結材18を隔離するように矩形状の熱シールド板24、25が固定されている。また、第1連結材18の内側(容器内方側)には矩形状の熱シールド板26が配置されている。熱シールド板24、25、および26で、断面コ字状の溝形の熱シールド板が形成されている。 (もっと読む)


【課題】過大な異常時電流に対して劣化し難くい常温絶縁型超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマ11の外周に超電導導体層12を形成してなる導体部10、およびその導体部10を内部に収納する断熱管13を有する低温導電部1と、断熱管13の外周を取り囲む常温側電気絶縁層23を有する常温被覆部2と、を備える常温絶縁型超電導ケーブル100である。この超電導ケーブル100の常温被覆部2は、常温側電気絶縁層23の内側で、かつ断熱管13の外側に配置され、異常時電流を分担する常電導の分流導体22を備える。 (もっと読む)


【課題】短くて小型な絶縁継手、及びこの絶縁継手を利用した常温絶縁型超電導ケーブルの端末における冷媒引き出し構造を提供する。
【解決手段】絶縁継手1は、高電位の流体配管110と低電位の流体配管120とを電気的に絶縁した状態で接続するための部材である。この絶縁継手1は、高電位の流体配管110の端部に接続される第1接続筒部10と、低電位の流体配管120の端部に接続される第2接続筒部20と、両側にテーパー面31,32が形成された筒状のコンデンサコーン部30と、を備える。コンデンサコーン部30は、第1接続筒部10がコンデンサコーン部30の内周面33に接続され、第2接続筒部20がコンデンサコーン部30の外周面34に接続されるように、第1接続筒部10と第2接続筒部20との間に設けられている。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルを大径化することなく、過大な異常時電流による超電導導体層の損傷を抑制でき、その結果として容易に構築することができる超電導送電システムを提供する。
【解決手段】常温絶縁型超電導ケーブル(超電導ケーブル)201と、冷却機構と、リターン管301と、を備える超電導送電システムである。この超電導送電システムのリターン管301は、冷却機構に戻る冷媒が流通されるリターン側断熱管33と、そのリターン側断熱管33の外周を取り囲むリターン側電気絶縁層43と、そのリターン側電気絶縁層43の内側に設けられ、異常時電流を分担する分流導体40と、を備える。 (もっと読む)


【課題】従来よりも生産性に優れる常温絶縁型超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】フォーマ11の外周に超電導導体層12を形成してなる導体部10と、その導体部10を内部に収納して導体部10を極低温に維持する多重管構造の断熱管13と、その断熱管13の外周を取り囲む電気絶縁層23と、を備える常温絶縁型超電導ケーブル100である。常温絶縁型超電導ケーブル100に備わる断熱管13を構成する内管14と外管15のうち、最外周にある外管(最外管)15がストレート管であり、その外管(最外管)15の外周に上記電気絶縁層23が形成されている。 (もっと読む)


【課題】電磁力や質量などの荷重が作用する部材数を限定する支持構造を提供することで、補強の必要な部分を最小限に抑え、超電導磁石装置の強度を維持しつつ軽量化する。
【解決手段】超電導コイル1を冷媒により冷却する超電導磁石装置において、冷媒を貯液して超電導コイルを収納および支持するとともに、超電導コイル中心孔を貫通する内壁を有する冷媒容器2と、この冷媒容器の内壁をさらに貫通する内壁を有する真空容器3と、この真空容器3の内壁と冷媒容器2の内壁との間に設けられ、真空容器3と冷媒容器2とを接続する断熱サポート4とを備え、真空容器3の内壁を真空容器脚部3bにより設置基盤Gに支持させた。 (もっと読む)


【課題】寒剤導入量制御弁において、温度変動に応じた寒剤の導入量の制御を単純な構造で実現することにより、省エネ化を図る。
【解決手段】寒剤導入量制御弁(100)は、寒剤貯留空間(26)から、壁部(50)を介して隔てられた冷却空間(21)に対して寒剤(26)を導入する。寒剤導入部(22a)を有する第1の部材(22)と、寒剤導入部を貫通するように延在して設けられ、寒剤貯留空間側先端にスリット部等(25)を有する第2の部材(23)と、第2の部材を延在方向に沿って移動可能に保持する第3の部材(24)とを備える。第2の部材は、第1の部材と異なる線熱膨張率を有する材料から形成されている。 (もっと読む)


【課題】円筒形極低温容器にかかる荷重を分散支持でき、万が一1本の支持要素が荷重を支持できなくなった場合においても他の支持要素で極低温容器を支持できる超電導マグネット装置を提供することを課題とする。
【解決手段】超電導マグネット装置に用いられる真空断熱容器1が、超電導磁石が収納され極低温冷媒が充填されている円筒形の極低温容器2、真空断熱容器1最外殻の円筒形の外部真空容器3を備え、外部真空容器3の内壁面側および円筒形の極低温容器2の外周部にはバンドからなる支持要素7の両端部が板ばね10に固定して設けられ、支持要素7が円筒形の極低温容器2の円周に対して接線方向の位置となるように配置することによって、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】大電流が通電される場合でも、磁場による臨界電流の低下を低減できる超電導機器を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル(超電導機器)1は、希土類元素を含む酸化物からなる超電導相を基板上に具えた超電導線材を巻回してなる内側超電導層12及び外側超電導層14を具える。内側超電導層12は、通電時、超電導線材に加わる主たる磁場の向きが当該超電導線材の長手方向に平行するように形成された軸方向磁場印加層である。各超電導層12,14を構成する超電導線材の巻回方向は同一方向であり、かつ両超電導層12,14では巻回方向が異なる。内側超電導層12を構成する各超電導線材層のピッチは、外側が内側よりも小さい。この構成により、内側超電導層12を構成する超電導線材には、通電時、軸方向磁場が印加され、平行磁場の印加による臨界電流の低下を低減できる。 (もっと読む)


【課題】3個の相導体(1,2,3)を含む超伝導ケーブルと、上記3個の相導体を囲むクライオスタット(KR)とを有する伝送システムが提供される。
【解決手段】ここで、上記クライオスタット(KR)は、冷媒が通る空間を取り囲むものである。上記の3個の相導体(1,2,3)に対して1つの共通の中性導体(11)が設けられており、該中性導体は、常伝導材料から成っており、絶縁の施された円形導体として構成されており、上記クライオスタット(KR)の外側に、かつ、その傍らに配置されている。上記クライオスタット(KR)は、周面側が閉じている断熱されたカバーから成っている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも設置スペースの小さい保護抵抗体(超電導マグネットの保護抵抗体)を提供すること。
【解決手段】メインコイル2に沿う湾曲した形状のプレート6と、プレート6のプレート面に沿って取り付けられφ1.6mmのステンレス製線材で形成された抵抗要素7(7a〜7i)と、を備える保護抵抗体5である。保護抵抗体5は、メインコイル2とシールドコイル3との間に配置され、ヘリウム容器4に収容された液体ヘリウム11で浸漬冷却される。 (もっと読む)


【課題】低電圧の送電用途に適し、経路設計の自由度の向上を図ることができる超電導ケーブル送電線の中間接続構造、及び超電導ケーブル送電線の布設方法を提供する。
【解決手段】中間接続構造は、超電導導体を有するケーブルコア10a,10bと、ケーブルコア10a,10bの端部同士を接続する中間接続箱3aとを備える。そして、ケーブルコア10a,10bは、低電圧送電用である。中間接続箱3aは、冷媒が充填され、接続されるケーブルコア10a,10bの端部が収納される冷媒容器30と、冷媒容器30内に固定され、ケーブルコアの端部10a,10bが接続される接続用導体50と、を備える。また、接続用導体50が、ケーブルコア10a,10bの端部同士を電気的に接続し、この接続用導体50を介して、電力供給側のケーブルコア10a端部の進行方向に対して需要側のケーブルコア10b端部の進行方向が変わる。 (もっと読む)


【課題】断熱管の長さ調整を可能とし、超電導ケーブルの設計から超電導ケーブルが布設された送電線路を構築するまでの工期を短縮することができる超電導ケーブルの布設方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの布設方法は、(1)断熱管の少なくとも一方の端部に、内管と外管との間の空間に連通し、断熱管の軸方向に突出するように仮設ポートを設け、内管と外管との間の空間の水分を除去した超電導ケーブルを用意する工程と、(2)超電導ケーブルを布設する工程と、(3)超電導ケーブルの布設後、仮設ポートから乾燥ガスを導入しながら、断熱管の実際布設長よりも長い余長部分から外れる位置に真空ポートを設ける工程と、(4)真空ポートの形成後、断熱管端部の余長部分を切断し、断熱管の端部を封じ切りして、断熱管の長さ調整を行う工程と、(5)断熱管の長さ調整後、真空ポートから内管と外管との間の空間の真空引きを行う工程と、を備える。 (もっと読む)


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