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Fターム[5C038GG06]の内容

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Fターム[5C038GG06]に分類される特許

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検体粒子の予備濃縮又はトラッピングすることなく、キャリアガス(特に周囲空気)中に溶解又は懸濁した微量ガス状分子化合物を検出するイオン移動度分光計(IMS)を提供する。IMSは、5cm以上、好ましくは100cmより大きいイオン化容量を備える。本発明のより大きいサイズのイオン化装置は、気相内の微量(1ppb未満)の試料化合物の分析を可能にする。IMSの大容量イオン化領域及び反応領域を通して効率的なイオン運動を促進するために、電場勾配が、イオン化領域中、又はイオン化領域と反応領域の両領域中に設けられてもよい。このシステムは、放射性イオン源、コロナ放電イオン源を用いて実施することができる。一実施形態では、試料ガスは、測定器に進入する前に加熱され、測定器は周囲を上回る温度で実行され、測定器は、測定器から退出する加熱試料ガスに接触することで加熱される。 (もっと読む)


電荷監視質量分析のための新規なシステムおよび方法が提供される。当該質量分析計は、約数ダルトンから約1015ダルトン超過までの範囲内の質量を有する、1種以上の検体の質量を測定するために用いることができる。本発明は、迅速な質量分布測定のために用いることができる。例えば、当該システムおよび方法は、癌細胞および通常細胞の質量分布が異なる場合、癌細胞を通常細胞と区別するために用いることができる。例えば、本発明により、質量分析を行うように構成される装置であって、a)検体用の気化器と、b)電荷増強器と、c)少なくとも1つの質量分析器と、d)少なくとも1つの電荷検出器と、を含む装置が提供される。 (もっと読む)


【課題】CI専用イオン化室よりも密閉度の低いEI/CI兼用イオン化室を用いた場合でも試料分子のイオン化に際する開裂を少なくして分子量関連イオンの信号強度を高くする。
【解決手段】CIの試薬ガスとしてメタンを用いる場合には、各種の試薬ガスイオンの中でもm/z41に着目し、該イオンの信号強度が最大になるようなリペラー電圧を探索し(S5)、リペラー電圧をその値に固定した状態で、分析担当者により指定されたm/zの信号強度が最大となるようにレンズ電圧等の他のパラメータを決定する(S6)。m/z41のイオンは信号強度のリペラー電圧依存性が高いため、適切なリペラー電圧を容易に且つ確実に見い出すことができる。 (もっと読む)


本発明の実施形態は、質量分析を行うための装置および方法を特徴とする。装置の一実施形態は、低圧の領域と高圧の領域との間の第1の壁に取り付けるための流入ハウジングを備える。流入ハウジングは、試料のプルームに基づいて調整可能な、あるいは代替えの流入ハウジングと差し替えることによって変更可能な通路と絞りを有する。
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質量分光分析システムにおいて用いるための試薬イオンおよび生成イオンを発生するシステムおよび方法について記載する。また、極微小濃度の揮発性有機化合物を検出するための本システムおよび方法の応用についても記載する。マイクロ波または高周波RFエネルギ源が、試薬蒸気の粒子をイオン化して、試薬イオンを形成する。試薬イオンは、ドリフト・チェンバのようなチェンバに流入し、流体サンプルと相互作用する。電界が試薬イオンを誘導し、流体サンプルとの相互作用を促進して生成イオンを形成する。次いで、試薬イオンおよび生成イオンは、質量分光計モジュールによる検出のために、電界の影響下においてチェンバから流出する。本システムは、システム・パラメータの値を設定する種々の制御モジュールと、分光分析中におけるイオン種の質量およびピーク強度値の検出ならびにシステム内部における異常の検出のための解析モジュールとを含む。 (もっと読む)


【課題】測定スループットを低減することなく、また、多成分の標準化合物を添加することなく、正確な定量を行う方法、手段を提供する。
【解決手段】測定試料に特定の化合物を添加した混合物をイオン化し、生成したイオンを質量分析する手段を有し、上記測定試料中に含まれる測定対象化合物の濃度を定量する分析装置において、測定対象化合物および添加化合物、各々に対し、あるマトリックス成分の濃度に対する信号強度依存性を格納するデータベースを有し、質量分析手段により得られた測定対象化合物由来の信号と添加化合物由来の信号から、データベースを用いて測定対象化合物の濃度を補正する。
【効果】 従来技術に比べ、低コストでスループットの高い質量分析を用いた多成分分析装置が実現できる。 (もっと読む)


【課題】カットオフバルブとイオン源とを結ぶ配管内に滞留しているCI反応ガスを可能な限り短時間で除去することのできる質量分析装置の反応ガス導入装置を提供する。
【解決手段】CIガスおよびパージガスのガス源と、前記CIガスのガス源に連通し、CIガスを供給する配管Aと、前記パージガスのガス源に連通し、パージガスを供給する配管Bと、前記配管A、Bのいずれか一方を選択してイオン源に連通する配管Cと接続し、前記ガスのうち選択された一方をイオン源に供給可能にするバルブ機構とを備え、前記CIガスをイオン源に供給する場合は、バルブ機構が配管Aと配管Cとを接続させるとともに、配管Bと配管Cとを遮断し、前記CIガスをイオン源に供給停止する場合は、バルブ機構が配管Aと配管C、およびパージガスのガス源と配管Bを遮断するとともに、配管Bと配管Cとを接続させ、配管B内に蓄積されたパージガスで配管C内に滞留するCIガスをイオン源側に押し出すようにした。 (もっと読む)


【課題】 多種類のバックグラウンド成分中に少数の疾患マーカー成分が含まれる試料について、MSを用いた疾患マーカー探索を行うには、APCI/MSとEI/MSを併用する方法が有用であるが、2台のMSを必要とし、装置コストが高いという問題があった。
【解決手段】 APCIとEIを切り替え可能なイオン源を有する質量分析装置において、APCIイオン源の上流に、APCI測定に適した条件で試料を分離できる第1のGCを接続する。第1のGCで分離した試料の一部を、流路を分岐させることにより第2のGCに導入する。第2のGCにおいて、試料中に含まれる目的物質とバックグラウンド成分をさらに分離し、EIイオン源に導入する。目的物質とバックグラウンド成分を分離することで、バックグラウンド成分の影響を受けることなく、目的物質のEIスペクトルを取得する。 (もっと読む)


【課題】
APCI/ESI高速切替えが可能な高感度イオン源を提供する。
【解決手段】
複数の試料成分が混合した溶液を成分毎に分離する分離手段と、前記分離手段から溶出する溶液をガスと共に噴霧し試料の一部をエレクトロスプレイイオン化する試料噴霧部と、噴霧された試料成分の一部を大気圧化学イオン化する針電極と、前記針電極で生成したイオンを真空中に導入する試料導入部と、前記試料導入部より導入されたイオンを質量分離する質量分析部で構成される液体クロマトグラフ質量分析装置に於いて、前記試料噴霧部で噴霧された試料液滴を覆う気化部を備え、前記気化部の出口面積が前記気化部の断面積より小さいことを特徴とする。
【効果】
APCI/ESI高速切替えが可能な高感度イオン源の提供が可能となる。 (もっと読む)


【課題】多変量解析の結果に基づいて、試料の相違等を特徴付ける複数の化合物に関する情報を容易に得る。
【解決手段】複数の試料についてLC/MS分析を行って収集したデータに対し、多変量解析(主成分分析)を行ってローディングプロットを作成し表示する。このローディングプロット上でオペレータが複数の試料のグループ分けに影響していると推測できる特徴的な指示点を選択するように範囲Aを指定する。すると、保持時間と質量電荷比とを軸とした等強度線グラフ上に、上記範囲Aに包含される指示点に対応する化合物に対するピークを示すマーキングBが表示される。これにより、例えば試料のグループ分けに影響する化合物が或る化合物系列に属するものである、等の検証が容易に行える。 (もっと読む)


【課題】低質量から高質量まで幅広い質量範囲のイオンを高い強度で検出する。
【解決手段】ノズル12から噴霧する噴霧流の進行方向の前方で、噴霧口121に近い位置に第1放電電極131を配置し、イオンや液滴を吸い込んで後段に輸送する加熱パイプ14の吸込口141に近い位置に第2放電電極132を配置する。第1放電電極131によるコロナ放電によっては主として高質量化合物が効率良くイオン化され、これに対し、第2放電電極132によるコロナ放電によっては主として低質量化合物が効率良くイオン化される。これにより、従来はイオン強度が低くなる傾向にあった低質量化合物のイオン強度も高くすることができる。 (もっと読む)


【課題】試料を高効率にイオン化するコロナ放電を用いたイオン源を提供する。
【解決手段】高電圧を印加することにより針電極先端に生成するコロナ放電において、該コロナ放電の領域に対する試料の導入方向とコロナ放電によりイオンを引き出す方向をほぼ対向させることにより、イオン生成効率を向上させる。 (もっと読む)


本発明は、エアロゾルが試料の溶液から形成される大気圧イオン化源と共に用いる装置を備える。エアロゾルは、中空部材に収容され、溶液中の不揮発性材料と予め分析された試料とによって、イオン化源自体の汚染を低減するためにイオン化源のチャンバから外側に放出される。中空部材は、洗浄と交換とを容易に行うためイオン化源から容易に取り外し可能である。装置を構成するイオン化源と質量スペクトロメータとイオン移動度スペクトロメータとがさらに記載されている。
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【課題】 試料を高効率かつ長時間安定にイオン化するコロナ放電を用いたイオ
ン源を提供する。
【解決手段】 高電圧を印加することにより針電極先端に生成するコロナ放電に
おいて、該コロナ放電の領域から試料ガス中の中性分子が移動する方向と、放電
により生じたイオンの引き出し方向が異なる構成とすることにより、イオン生成
効率を向上させると共に安定な放電を長時間持続させる。 (もっと読む)


【課題】レーザ脱離装置、マススペクトロメトリー組立、及び大気圧下で液体試料を直接、質量分析することができる質量分析法を提供する。
【解決手段】ノズルを有するエレクトロスプレーユニット、前記ノズルとレシービングユニットとの間に、前記ノズルで形成されるエレクトロスプレー用溶媒の液滴が帯電し、移動経路に沿ってノズルから前記レシービングユニットに強制的に向かうような電位差を生じさせる電圧供給部、試料にレーザーを照射するために設けられたエレクトロスプレー支援レーザー脱離ユニットであって、レーザー照射時に前記試料に含まれる分析物が脱離し、前記移動経路と交差する飛行経路に沿って飛行することにより前記多価帯電液滴に閉じ込められ、前記移動経路に沿って移動し液滴のサイズがだんだん小さくなり、前記液滴の電荷が前記液滴に閉じ込められた分析物の少なくとも一つに移動してイオン化分析物を形成するレーザー脱離ユニット。 (もっと読む)


生体分子を分析するための方法および装置について説明する。本方法は、一方の種のイオン化分子を線形イオントラップに注入および貯蔵するステップと、第2の種類の反対極性のイオン化分子を注入し、貯蔵された第1の種を第2の種が透過するステップとを含む。結果として生じた反応生成物は、残りの電荷値を考慮して質量分析器によって分析され得る。ある側面において、線形イオントラップは、反応容積として使用されてもよく、イオン化された種は、実質的に共線的にトラップの軸に沿って注入されてもよい。質量分析は、質量選択的軸方向射出または質量分析計によって実行されてもよい。
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【課題】夾雑物による誤検出を防ぐ為に選択性及び検出感度を向上させた質量分析装置を提供する。
【解決手段】複数の探知対象物質のイオン成分に対応するドリフト電圧を変化させて印加し、探知対象物質であるイオン成分の固有のm/zの検出の有無を判定する。さらに、探知対象であるイオン成分の固有のm/zが検出された場合、その探知対象物質であるイオン成分を解離させるドリフト電圧に変化させて固有のm/zのフラグメントイオンの検出の有無を判定する。このフラグメントイオンのm/zのイオンピークがあった場合、探知対象物質が存在すると判断して警報を鳴らす。 (もっと読む)


【課題】質量分析計による検体からの検体イオン及び中性分子の採取を誘導し、それによって所定の面積又は容積から採取し、かつ化学的予備段階の必要なく固体又は液体を採取する装置を提供する。
【解決手段】本発明は、質量分析計による表面から検体イオン及び中性分子の採取を制限する装置であり、それによって所定の面積又は容積から採取する。本発明の様々な実施形態では、大気圧で又はその近くで脱離イオン化から所定の空間解像度で形成されたイオンを採取するのに、管が用いられる。本発明の一実施形態では、静電界は、分析されている試料の表面の近傍に位置決めされた個々の管又は複数の管のいずれかにイオンを誘導するのに用いられる。本発明の一実施形態では、分析のためにイオン及び中性分子を分光計に引き込むために、広直径試料採取管を真空注入口と共に用いることができる。本発明の一実施形態では、静電界と共に広直径試料採取管は、イオン収集の効率を改善する。 (もっと読む)


【課題】質量分析計による検体からの検体イオン及び中性分子の採取を誘導し、それによって所定の面積又は容積から採取し、かつ化学的予備段階の必要なく固体又は液体を採取する装置を提供する。
【解決手段】本発明は、質量分析計による表面から検体イオン及び中性分子の採取を制限する装置であり、それによって所定の面積又は容積から採取する。本発明の様々な実施形態では、大気圧で又はその近くで脱離イオン化から所定の空間解像度で形成されたイオンを採取するのに、管が用いられる。本発明の一実施形態では、静電界は、分析されている試料の表面の近傍に位置決めされた個々の管又は複数の管のいずれかにイオンを誘導するのに用いられる。本発明の一実施形態では、分析のためにイオン及び中性分子を分光計に引き込むために、広直径試料採取管を真空注入口と共に用いることができる。本発明の一実施形態では、静電界と共に広直径試料採取管は、イオン収集の効率を改善する。 (もっと読む)


【課題】真空容器内に取り付けられたイオン化室の種類を真空を解除することなく判定することのできるイオン化装置を提供する。
【解決手段】真空容器11と、真空容器11内に設けられたフィラメント12及びトラップ電極13を有し、真空容器11内に取り付けたイオン化室の内部で熱電子を直接的又は間接的に利用して気体試料のイオン化を行うイオン化装置において、フィラメント12から発生し、イオン化室内を通過してトラップ電極13に到達した熱電子により流れる電流Iを測定する第1電流計16と、イオン化室の壁面に衝突した熱電子により流れる電流Iを測定する第2電流計17、及び前記IとIとの比に基づいて真空容器11内に取り付けられたイオン化室の種類を判定するイオン化室判定部19を設ける。 (もっと読む)


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