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Fターム[5E049DB14]の内容

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Fターム[5E049DB14]に分類される特許

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【課題】低周波域ノイズおよび孤立スパイクノイズの低減を可能とした構造の垂直磁気記録媒体とそれを実現するための基板を提供すること。
【解決手段】シリコン基板として多結晶のものを用いることによりNiまたはNiP合金膜等の下地メッキ膜なしに基板上に軟磁性膜をメッキ法で成膜することを可能としている。下地メッキ膜を設けないために顕著なスパイクノイズ低減効果が得られる。10nm以上1000nm以下の厚みの酸化珪素膜106を主面に有する直径90mm以下の多結晶シリコン基板102上に、100nm以上1000nm以下の厚みのメッキ成膜された軟磁性裏打ち層102と磁気記録層103と保護層104と潤滑層105が順次積層されて記録媒体とされている。なお、酸化珪素膜106と軟磁性裏打ち層102との間に1nm以上200nm以下の厚みのPd含有膜107を設けるようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】 所望の低い素子面積抵抗を保持しつつ、スペーサー層を構成する半導体層の厚さを厚くすることができ、高いMR特性が得られるとともに、素子面積抵抗のばらつきを抑えることができ、膜特性の信頼性が格段と向上するCPP−GMR素子を提供する。
【解決手段】 本発明のCPP−GMR素子におけるスペーサー層は、非磁性金属材料から形成された第1の非磁性金属層および第2の非磁性金属層と、これらの第1の非磁性金属層および第2の非磁性金属層の間に介在された半導体層を有し、第1の非磁性金属層と半導体層との間、および/または、第2の非磁性金属層と半導体層との間に仕事関数調整層が形成されており、半導体層は、n型半導体であり、仕事関数調整層は、第1の非磁性金属層および第2の非磁性金属層よりも小さな仕事関数を有する材料から構成される。 (もっと読む)


【課題】
特に、絶縁障壁層をMg−Oで形成したトンネル型磁気検出素子に係り、高い抵抗変化率(ΔR/R)を得ることが可能なトンネル型磁気検出素子及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】
第2固定磁性層4cは、下からCoFeBあるいはFeBで形成された第1磁性層4c1、及びCoFeあるいはFeで形成された第2磁性層4c2の順に積層されてなる。前記第2固定磁性層4c上にMg−Oから成る絶縁障壁層5が形成されている。このように第2固定磁性層4cをCoFeBあるいはFeB/CoFeあるいはFeの積層構造とすることで、高い抵抗変化率(ΔR/R)を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】MR変化率の向上が図れる磁気抵抗素子、磁気メモリ、磁気ヘッド、及び磁気記録再生装置を提供する。
【解決手段】磁化方向が実質的に一方向に固着された第1の磁性層と、外部磁界に応じて磁化方向が変化する第2の磁性層と、上記第1の磁性層と前記第2の磁性層との間に設けられたスペーサ層とを有し、上記第1の磁性層と前記第2の磁性層の少なくともいずれかは、式M1M2(5≦a≦68、10≦b≦73、22≦c≦85)で表される磁性化合物を有し、M1は、Co,Fe,Niから選択される少なくとも一種の元素、M2は、Ti,V,Cr,Mnから選択される少なくとも一種の元素、Xは、N,O,Cから選択される少なくとも一種の元素である。 (もっと読む)


【課題】交換スプリング記録層構造を備えた垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】垂直磁気記録システムおよび媒体は、交換スプリング構造および強磁性の水平結合層(LCL)を含む多層の記録層を有する。交換スプリング構造は、それぞれ垂直磁気異方性を有する、2つの強磁性的に交換結合された磁性層(MAG1およびMAG2)から構成される。MAG1およびMAG2は、互いに直接接触しているか、またはそれらの間に位置する結合層(CL)を有する。LCLは、MAG2と直接接触して位置し、MAG2中の粒子間交換結合を仲介する。LCL中の強磁性合金は、一般的には酸化物などの分離個体を含むMAG2中の強磁性合金よりも、著しく大きな粒子間交換結合を有する。LCLは、好ましくは、LCL中の粒子間交換結合を低減させる傾向があるであろう、酸化物または他の分離個体を含まない。 (もっと読む)


【課題】
抵抗変化率が高く、かつフリー磁性層の磁歪が小さい、トンネル型磁気検出素子を得る。
【解決手段】
下から、磁化方向が一方向に固定される固定磁性層、絶縁障壁層、及び外部磁界により磁化方向が変動するフリー磁性層の順で積層されるトンネル型磁気検出素子において、前記絶縁障壁層は酸化チタン(Ti−O)で形成され、前記フリー磁性層上には、白金(Pt)あるいはルテニウム(Ru)のどちらか一方で形成された第1保護層が形成される。これにより、第1保護層が形成されない従来構造、あるいは第1保護層をAl、Ti、Cu、IrMnで形成した構造に比べて、高い抵抗変化率を維持しつつ、フリー磁性層の磁歪を効果的に低減できる。前記絶縁障壁層を酸化アルミニウム(Al−O)で形成した場合には、抵抗変化率が減少し、またフリー磁性層の磁歪が効果的に低減できない。 (もっと読む)


【課題】デュアル構成のMR素子を使ったMRAMにおいて、さらに書き込み電流を低減し、MR素子の再生出力を向上させる。
【解決手段】磁気ランダムアクセスメモリは、2層以上の強磁性層を、間に非磁性中間層を介して積層した積層構造を具備し、前記積層構造中、前記強磁性層の一が情報を磁化の形で保持する記録層を構成し、書き込み電流を前記積層構造の上端と下端の間で流す構成の磁気抵抗素子を含み、少なくとも一の強磁性層がホイスラー型合金膜を含む。 (もっと読む)


【課題】低抵抗領域(1平方ミクロンあたり1オーム以下の領域)において、巨大な磁気
抵抗比を持つCCP(current confined path: 電流狭窄)−CPP(current perpendicular to plane: 電流が面直に流れる形状)型の巨大磁気抵抗素子、および当該巨大式抵
抗素子を用いた磁気センサを提供する。
【解決手段】CCP−CPP型巨大磁気抵抗素子Aは、反強磁性層1と、磁化固定層3と、中間層7aと、磁化自由層5による積層構造を有し、膜面に対して垂直に電流が流れる構造に形成されている。このとき、中間層7aとして微小孔を有する(001)方位に優先配向した極薄酸化マグネシウム層を使用することにより、磁化自由層5から磁化固定層3(あるいはその反対方向)に流れる電流が微小孔中の金属により狭窄され、電極層の寄生抵抗の影響が相対的に減少するため磁気抵抗比が増大する。 (もっと読む)


【課題】 特に、従来に比べて、RAを低く且つ、抵抗変化率(ΔR/R)を高い値に設定できるトンネル型磁気検出素子及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 トンネル型磁気検出素子を構成する積層体T1は、下から、固定磁性層4、絶縁障壁層5、及びフリー磁性層6の順に形成された部分を有する。前記絶縁障壁層5は、Ti−Mg−O(酸化チタン・マグネシウム)で形成され、Tiの組成比とMgの組成比をあわせて100at%としたときに、Mgは、4at%以上で20at%以下含まれる。このように、前記絶縁障壁層5のMg濃度を高く設定しない。これにより、従来に比べて、RA(素子抵抗R×素子面積A)を低く且つ、抵抗変化率(ΔR/R)を高い値に設定できる。また従来に比べてVCRの絶対値を低減でき、耐熱性を向上できる。 (もっと読む)


【課題】磁化反転の際の反転電流をより低減する。
【解決手段】磁気抵抗素子は、磁化の方向が固定された第1の磁化参照層11と、スピン偏極した電子の作用により磁化の方向が変化する磁化自由層13と、磁化の方向が固定された第2の磁化参照層15と、第1の磁化参照層11と磁化自由層13との間に設けられた第1の中間層12と、磁化自由層13と第2の磁化参照層15との間に設けられた第2の中間層14とを具備し、磁化自由層13及び第1の磁化参照層11の容易磁化方向は、膜面に対して垂直或いは平行であり、第1の磁化参照層11と第2の磁化参照層15との容易磁化方向は、互いに直交する。 (もっと読む)


【課題】装置依存性なく200%を超えるTMR比を得ることができるTMR素子を提供する。
【解決手段】ハーフメタル層1,2をCoMnSiによって構成し、アモルファス構造の絶縁層を用いる。このように製造装置に応じてTMR素子の歩留まりが変動しないアモルファス構造の絶縁層を用いることによって、装置依存性のないTMR素子を製造することができる。また、アモルファス構造の絶縁層3を、CoMnSiによって構成したハーフメタル層1,2によって挟むことによって、電流が流れる際のトンネル障壁の中での電子の散乱の影響がなくなり、570%を超える高いTMR比を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高熱安定性を有する高速超低消費電力不揮発性メモリを提供する。
【解決手段】不揮発性磁気メモリに、高い熱安定性をもつ自由層を適用した高出力なトンネル磁気抵抗効果素子を装備し、スピントランスファートルクによる書込み方式を適用する。トンネル磁気抵抗効果素子1は、CoとFeとBを含有する体心立方構造の第一の強磁性膜306と第二の強磁性膜308と第一の非磁性膜307で構成される自由層を持ち、自由層に(100)配向した岩塩構造のMgO絶縁膜305を介して固定層3021を積層した構造を有する。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れているとともに、高い記録再生特性を有し、高密度の情報の記録再生が可能な磁気記録媒体及びその製造方法、並びに磁気記録再生装置を提供する。
【解決手段】非磁性基板1上に、少なくともバリア層2、裏打ち層11、下地膜6、中間膜7及び垂直磁気記録膜8をこの順で有する垂直磁気記録媒体であって、裏打ち層11は少なくとも1以上の軟磁性膜を有しており、該軟磁性膜が、非晶質構造であって飽和磁束密度Bsが1.1(T)以上であるCoAlCr合金あるいはCoFeAlCr合金からなる。 (もっと読む)


【課題】3値以上の多値記録が可能であり、かつ製造の容易なスピン注入磁化反転素子を提供することにある。
【解決手段】スピン注入磁化反転素子において、磁化が第1の方向に実質的に固定された強磁性固定層13と、非磁性の分離層14と、磁化の方向が可変の2以上の強磁性フリー層15、16、17を備え、強磁性固定層13は分離層14の一方の主面に配置され、前記各強磁性フリー層15、16、17はそれぞれが分離層14の他方の主面に接して配置する。 各強磁性フリー層15、16、17は、膜厚、磁化反転臨界電流密度または保磁力が全て異なることが好ましい。 また、スピン注入磁化反転素子を用いて磁気記録装置を構成する。 (もっと読む)


【課題】MR変化率および信頼性の向上が図れる磁気抵抗効果素子,磁気ヘッド,および磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】磁気抵抗効果素子が,磁化方向が実質的に一方向に固着される磁化固着層と,磁化固着層上に配置され,かつ絶縁層と,この絶縁層を貫通する金属導電体と,を有するスペーサ層と,スペーサ層上に,金属導電体と対向して配置され,かつ磁化方向が外部磁界に対応して変化する磁化自由層と,を具備する。 (もっと読む)


【課題】低RAでも高MR比を有する磁気抵抗効果素子の製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】 酸素や水などの酸化性ガスに対しゲッタ効果の大きい物質が前記MgO層を成膜する室内に設けられた構成部材(第1成膜室21内部の、成膜室内壁37、防着シールド36の内壁、仕切板22やシャッタなど)の表面に被着された成膜室内で前記MgO層を成膜するとによって、第1の強磁性層と第2の強磁性層との間にMgO(酸化マグネシウム)層を有する磁気抵抗効果素子を製造する。ゲッタ効果の大きい物質は、該物質の酸素ガス吸着エネルギーの値が145kcal/mol以上の物質であればよく、特に前記磁気抵抗効果素子を構成する物質としてのTa(タンタル)が好適である。 (もっと読む)


【課題】 GHz帯域で動作可能な磁性薄膜とこれを用いた電子デバイスを得ることを目的とする。
【解決手段】 磁性体層と絶縁体層が交互に積層された磁性薄膜で、磁性体層は第一の磁性体層1と第二の磁性体層2を含み、前記第一の磁性体層1は前記第二の磁性体層2よりも異方性磁界が高く、前記第二の磁性体層2は前記第一の磁性体層1よりも飽和磁化が高いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】記録再生中、誤差が生ずることがない信頼性の高いパターンドメディア及びそれを用いた磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】パターンドメディアは、基板、軟磁性層、非磁性層、中間層及び記録層とを有する。記録層は非磁性材料と磁性材料からなるパターン構造を有し、非磁性材料のヤング率は磁性材料のヤング率よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】 特に、RAを小さくし、且つ抵抗変化率(ΔR/R)を大きくすることが可能なトンネル型磁気検出素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 酸化チタン等の絶縁酸化物で形成された絶縁障壁層5の上に形成されるフリー磁性層6のうち前記絶縁障壁層5と接する位置にエンハンス層6aが形成されている。前記絶縁障壁層5の下には固定磁性層4を構成する第2固定磁性層4cが形成される。前記第2固定磁性層4cは、膜面と平行な方向に{111}面が優先配向する面心立方構造で形成され、前記絶縁障壁層5は、ルチル型構造等で形成され、前記エンハンス層6aは、膜面と平行な方向に{110}面が優先配向する体心立方構造で形成される。これにより、RAを小さくし、且つ抵抗変化率(ΔR/R)を大きくすることが可能である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高出力でかつ磁界を検知する感度が良好な磁気抵抗効果素子、これを用いた磁気ヘッド、磁気記憶装置、および磁気メモリ装置を提供する。
【解決手段】GMR膜30は、下地層31、反強磁性層32、固定磁化積層体33、非磁性金属層37、拡散防止層38、自由磁化層39、保護層40が順次積層された構成からなる。拡散防止層38はCo、Fe、およびNiからなる群のうち少なくとも1種の元素を含みかつMnを含まない強磁性材料からなり、自由磁化層39を、三元系の組成図において、各組成の座標を(Co含有量,Mn含有量,Al含有量)として表すと、点A(44,23,33)、点B(48,25,27)、点C(60,20,20)、点D(65,15,20)、点E(65,10,25)、点F(60,10,30)として、点A、点B、点C、点D、点E、点F、および点Aをこの順にそれぞれ直線で結んだ領域ABCDEFA内の組成から選択する。 (もっと読む)


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