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Fターム[5E049DB14]の内容

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Fターム[5E049DB14]に分類される特許

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【課題】マグネタイト(Fe34)膜を一方の電極とし、マグネタイト本来のスピン依存電気伝導特性をより反映した、室温で20%以上の負のMR比を示すTMR素子を提供すること。
【解決手段】マグネタイト電極と、該マグネタイト電極上に成膜された酸化マグネシウム層と該酸化マグネシウム層上に成膜された2nm以下の厚さの酸化アルミニウム非晶質層とからなる障壁層と、を備えるトンネル磁気抵抗素子である。サファイア基板(00.1)面上に、マグネタイトを[111]方向にエピタキシャル成膜してマグネタイト電極を形成し、該電極上に酸化マグネシウム層を[111]方向にエピタキシャル成膜し、その上に酸化アルミニウム非晶質層を成膜して障壁層を形成する。 (もっと読む)


【課題】書込電流を増大させることなく、熱安定性を改善することができる記憶素子の提供。
【解決手段】記憶素子は、膜面に垂直な磁化を有し、情報に対応して磁化の向きが変化される記憶層17と、記憶層に記憶された情報の基準となる膜面に垂直な磁化を有する磁化固定層15と、記憶層と磁化固定層の間に設けられる非磁性体による絶縁層16とを有する。そして積層方向にスピン偏極した電子を注入することにより、記憶層の磁化の向きが変化して情報の記録が行われる。ここで記憶層が受ける実効的な反磁界の大きさが、記憶層の飽和磁化量よりも小さいものとされている。 (もっと読む)


【課題】メモリセルに含まれる強磁性体膜の酸化を抑制しながら、磁性メモリのメモリセルを形成する技術を提供する。
【解決手段】磁性メモリの製造方法は、金属強磁性体により磁性体膜6を基板1の上面側に形成することと、無機物により磁性体膜6の上面に接触する無機物膜7、8を形成することと、無機物膜7、8の上面に、レジストによりレジストパターン9を形成することと、レジストパターン9をマスクとして無機物膜7、8をエッチングし、マスクパターン7’、8’を形成することと、レジストパターン9を除去することと、レジストパターンが除去された後、マスクパターン7’、8’をマスクとして磁性体膜6をエッチングすることとを備えている。磁性体膜6のうちマスクパターン7’、8’と接触する接触部分は、レジストパターンの除去の際に露出されず、酸化されにくい。 (もっと読む)


【課題】書き込み電流を低減する。
【解決手段】磁気抵抗素子10は、膜面に垂直方向の磁気異方性を有し、磁化方向が可変である記録層13と、膜面に垂直方向の磁気異方性を有し、磁化方向が不変である参照層15と、記録層13及び参照層15間に設けられた中間層14と、記録層13の中間層14が設けられた面と反対面に設けられた下地層12とを含む。記録層13は、中間層14側に設けられかつCoFeを主成分とする磁性層13Cと、下地層12側に設けられかつCoFeを主成分とする磁性層13Aとを有し、磁性層13CのFeの濃度が磁性層13AのFeの濃度より高い。下地層12は、窒素化合物からなる。 (もっと読む)


【課題】磁気抵抗効果素子の素子特性の向上を図る。
【解決手段】本実施形態の磁気抵抗効果素子は、膜面に対して垂直方向の磁気異方性を有し、磁化の向きが不変な第2の磁性層92と、膜面に対して垂直方向の磁気異方性を有し、磁化の向きが可変な第1の磁性層91と、第1及び第2の磁性層91,92との間に設けられた非磁性層93と、を具備し、第1の磁性層92は、Tb、Gd及びDyからなる第1のグループから選択される少なくとも1つの元素とCo及びFeからなる第2のグループから選択される少なくとも1つの元素とを含む磁化膜21を備え、磁化膜21は、アモルファス相29と粒径が1nm以下の結晶28とを含む。 (もっと読む)


【課題】スピン注入型磁気メモリでの書込電流の低減と熱安定性の改善。
【解決手段】記憶素子は、膜面に垂直な磁化を有し、情報に対応して磁化の向きが変化される記憶層17と、記憶層に記憶された情報の基準となる膜面に垂直な磁化を有する磁化固定層15と、記憶層と磁化固定層の間に設けられる非磁性体による絶縁層16とを有する。そして積層方向にスピン偏極した電子を注入することにより、記憶層の磁化の向きが変化して情報の記録が行われる。ここで記憶層が受ける実効的な反磁界の大きさが、記憶層の飽和磁化量よりも小さいものとされている。さらに記憶層及び磁化固定層が、界面磁気異方性エネルギーが反磁界エネルギーよりも大きくなる膜厚とされている。 (もっと読む)


【課題】OW特性、SNR、熱安定性を良好に維持しながら高トラック密度を可能とする垂直磁気記録媒体を実現すること。
【解決手段】非磁性基体上に磁気記録層を備えた垂直磁気記録媒体において、磁気記録層は、第1磁性層、第1交換結合制御層、第2磁性層、第3磁性層および第4磁性層をこの順に備えることを特徴とする。
前記第1磁性層、第2磁性層、第3磁性層および第4磁性層の垂直磁気異方性定数をそれぞれKu1、Ku2、Ku3およびKu4としたときに、Ku4>Ku3>Ku2、かつKu1>Ku3>Ku2の関係を満たすことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 磁気デバイスにおける垂直磁気異方性と保持力とを向上させる。
【解決手段】 MAMR構造20は、Ta/M1/M2なる構造(例えば、M1はTi、M2はCu)の複合シード層22の上に、[CoFe/Ni]X等のPMA多層膜23を有する。複合シード層22とPMA多層膜23との間の界面、および、PMA多層膜23の積層構造内の各一対の隣接層間における1以上の界面の一方または双方に界面活性層を形成する。超高圧アルゴンガスを用いたPMA多層膜23の成膜により、各[CoFe/Ni]X間の界面を損傷するエネルギーを抑える。低パワープラズマ処理および自然酸化処理の一方または両方を複合シード層22に施すことにより、[CoFe/Ni]X多層膜との界面を均一化する。各[CoFe/Ni]X層間に酸素界面活性層を形成してもよい。保磁力は、180〜400°C程度の熱処理によっても増加する。 (もっと読む)


【課題】 スピン注入層の強固さを向上させ、より大きな発振磁界を生成可能なSTO構造を提供する。
【解決手段】 Ta層と、fcc[111]またはhcp[001]結晶配向構造を有する金属層M1とを含む複合シード層21の上に、高い垂直磁気異方性(PMA)を示す多層構造(磁性層A1/磁性層A2)x を含むスピン注入層22を形成する。さらに、スピン注入層22の上に、非磁性スペーサ層23、高飽和磁束密度層(高Bs層)を含む磁界発生層(FGL)24およびキャップ層25を順次形成する。薄いシード層であってもスピン注入層22の強固さを向上させ得る。高いPMAの多層構造(A1/A2)x と高Bs層との結合を含む複合SILを用いれば、スピン注入層をより強固にできる。高いPMAの多層構造(A1/A2)Y と高Bs層との結合を含む複合FGLを用いれば、高Bs層内部に部分的PMAを確立でき、容易なFGL発振が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 磁性結晶粒が均一であり、かつ、反転磁界分散(SFD)の狭い熱アシスト記録媒体、およびこれを用いた磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】 基板と、該基板上に形成された複数の下地層と、L1構造を有する合金を主成分とする磁性層からなる磁気記録媒体において、該下地層の少なくとも一つが、MgOを主成分として含有し、かつ、融点が2000℃以上の金属元素を少なくとも一種含有していることを特徴とする熱アシスト磁気記録媒体。 (もっと読む)



【課題】低保磁力、低磁歪および低RA値を確保しつつ、高いTMR比を得る。
【解決手段】フリー層18は、トンネルバリア層17の側から第1の強磁性層、挿入層および第2の強磁性層が順に積層された複合構造を有する。第1の強磁性層は、CoFe合金、または、そのCoFe合金にNiなどを添加してなる合金を含み、かつ、正の磁歪定数を有する。第1の強磁性層の上面はプラズマエッチ処理がなされている。挿入層は、Fe,CoおよびNiから選択される少なくとも一種の磁性元素と、Ta,Ti,W,Zr,Hf,Nb,Mo,V,MgおよびCrから選択される少なくとも一種の非磁性元素とを含む。第2の強磁性層は、CoFeやNiFeなどからなり、負の磁歪定数を有する。 (もっと読む)


【課題】垂直磁化材料を適用し、TMR比の高い磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】CoFeB層41/MgOバリア層10/CoFeB層42の外側に融点が1600℃以上の単体金属、もしくはその金属を含んだ合金からなる中間層31,32を挿入する。中間層31,32の挿入により、アニール時におけるCoFeB層の結晶化をMgO(001)結晶側から進行させ、CoFeB層をbcc(001)で結晶配向させる。 (もっと読む)


【課題】従来よりいっそうの超高記録密度化に対応可能な垂直磁気記録媒体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、基板上に少なくとも、非晶質のセラミックスからなるシード層、結晶性の配向制御層及びFePt合金を主成分とする材料からなる磁性層をこの順に備える垂直磁気記録媒体である。この垂直磁気記録媒体は、基板上に少なくとも、上記シード層、上記配向制御層及びFePt合金を主成分とする材料からなる磁性層をこの順にスパッタ成膜し、前記磁性層を500℃以下の所定温度で成膜することによって好適に製造される。 (もっと読む)


【課題】スピン分極率の高いフルホイスラー合金と反強磁性結合を形成する磁性体を含む、TMR比が高い磁気抵抗効果素子を用いたスピンMOS電界効果トランジスタを提供する。
【解決手段】半導体基板10上に形成されたフルホイスラー合金層13と、フルホイスラー合金層13上に形成された、面心立方格子構造を有する強磁性体層14と、強磁性体層14上に形成された非磁性層15と、非磁性層15上に形成された強磁性体層16とを含む構造をソース及びドレインのうち少なくとも一つに備える。非磁性層15を介して形成された強磁性層14と強磁性層16との間には反強磁性結合が形成されている。 (もっと読む)


【課題】巨大な垂直磁気異方性定数を持つ材料を用いた垂直磁化膜を利用することなく、レファレンス層と高周波磁気発振層の磁化方向を反平行にする必要がなく、高周波磁気発振層に注入する偏極電子として反射電子を用いる必要がない磁気記録ヘッドを提供する。
【解決手段】負の磁気異方性定数を持つ磁性材料を主成分とする高周波磁界発振層18と、スピンが偏極した電子を高周波磁界発振層18に供給するレファレンス層14と、高周波磁界発振層18とレファレンス層14間に配置された非磁性層16と、を有する高周波磁界発振素子11と、主磁極12と、を備える。 (もっと読む)


【課題】垂直異方性をもつMgOベースの磁気トンネル接合(MTJ)デバイスを提供すること。垂直異方性をもつMgOベースの磁気トンネル接合(MTJ)デバイスは、MgOトンネル障壁によって分離された垂直磁化をもつ強磁性ピンおよび自由層を本質的に含む。金属Mg堆積とその後の酸化処理によってまたは反応性スパッタリングによって作製されるMgOトンネル障壁の微細構造はアモルファスまたは不完全な(001)面垂直方向組織をもつ微晶質である。
【解決手段】本発明では、少なくとも強磁性ピン層のみまたは強磁性ピンおよび自由層の両方が、トンネル障壁と強磁性ピン層のみとの間に、またはトンネル障壁とピンおよび自由層の両方との間に位置する結晶好適結晶粒成長促進(PGGP)シード層を有する構造とすることが提案される。この結晶PGGPシード層は、堆積後アニーリングに際してMgOトンネル障壁の結晶化および好適結晶粒成長を誘起する。 (もっと読む)


【課題】基板上に配置され、異なる方向に磁化される磁性ブロックを備えるデバイスを製造するための方法を提供すること。
【解決手段】前記方法は、
a)基板上に配置される、少なくとも1つの反強磁性体の1つまたは複数の層(104、104、104)、および、少なくとも1つの強磁性体の1つまたは複数の層(105、105)の積層体(108)として、少なくとも1つの第1のブロックおよび少なくとも1つの第2のブロックを形成するステップであって、前記ブロックは、長い線状であり、分離しており、かつ、第1の主方向および第2の主方向にそれぞれ延在し、第1の主方向および第2の主方向は、それらの間に第1の非ゼロの角度αを形成するステップと、
b)前記ブロックを、前記反強磁性体の規則化温度よりも、またはブロッキング温度よりも、または前記反強磁性体のネール温度よりも高い温度でアニールするステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】熱安定性と低消費電流のスピン注入書き込み方式の磁気抵抗素子を提案する。
【解決手段】本発明の例に係わる磁気抵抗素子は、膜面垂直方向に磁化容易軸を有する磁化方向が可変の第1磁性層3と、膜面垂直方向に磁化容易軸を有する磁化方向が不変の第2磁性層2と、第1磁性層3と第2磁性層2との間に設けられる第1非磁性層4とを含む。第1磁性層3は、CoとPd、又は、CoとPtが原子稠密面に対して交互に積層されるCoPd合金、又は、CoPt合金を有し、c軸が膜面垂直方向を向く強磁性体から構成される。第1磁性層3の磁化方向は、第1磁性層3、第1非磁性層4及び第2磁性層2を貫く双方向電流により変化する。 (もっと読む)


【課題】磁気メモリ素子を提供する。
【解決手段】本発明の磁気メモリ素子は、基板上のトンネルバリア、トンネルバリアの一面と接する第1接合磁性層、第1接合磁性層によってトンネルバリアと離隔される第1垂直磁性層、トンネルバリアの他の面と接する第2接合磁性層、第2接合磁性層によってトンネルバリアと離隔される第2垂直磁性層、及び第1接合磁性層と第1垂直磁性層との間の非磁性層を含む。 (もっと読む)


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