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Fターム[5E049DB14]の内容

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Fターム[5E049DB14]に分類される特許

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【課題】高抵抗率を有するとともに、高周波帯域での磁気特性が良好な積層磁性薄膜を提供する。
【解決手段】積層磁性薄膜10は、微細な磁性粒子14を絶縁体(ないし絶縁層16)で包み込んだグラニュラ層18と第1の絶縁層20をnmオーダーで積層したグラニュラ磁性体層12と、第2の絶縁層22を、基板30上に交互に積層した構造となっている。すなわち、グラニュラ層18は、薄い第1の絶縁層20と、それよりも厚い第2の絶縁層22によって分離される構造となっており、前記第1の絶縁層20が主に磁性粒子14の微細化,第2の絶縁層22が絶縁性の向上に寄与している。極めて薄い第1の絶縁層20を用いて磁性金属比率の高い状態で磁性粒子を微細化することにより、高抵抗率と高い磁気特性の両立が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 シリコン等の基板上に鉄シリサイド系磁性材料を形成した積層構造、特にスピンに依存した電子現象を発揮することを可能にするそのような積層構造、その積層構造を使用した磁性又は電子装置、および電界効果スピントランジスタを提供することを目的とする。
【解決手段】 シリコン等の基板上に、MgO,Al,YSZ,CaF,SrF,BaF,LaF,NdF,CeF,(Ba,Sr)O,CeO,ZrO,MgAl,SrTiO,BaTiO,Y,TiN,ZrN,TiCあるいはβ−FeSiなどの中間層を介してFe3±αSi(式中、0≦α≦1.05)の層を有する積層構造体。この積層構造体のFe3±αSi層が磁性素子又はその構成要素である磁気又は電子装置。 (もっと読む)


【課題】微細化を図りつつ、低消費電力で駆動することを可能とする。
【解決手段】 磁気素子は、チャネル層(O)と、このチャネル層に接し、互いに接しない第1及び第2の磁性電極(A,B)と、第1の磁性電極に隣接して設けられ、第1の絶縁層を有する第1の介在層(P)と、この第1の介在層の第1の磁性電極に接する面とは反対の面に接して設けられ、第1の磁性電極に磁化転写するための第1の磁性層(C)と、第1及び第2の磁性電極にそれぞれ接続された第1及び第2の電極(H,J)とを具備し、第1及び第2の電極の少なくとも1つは第1及び第2の磁性電極の磁化配置によって変化する第1の信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】 高周波で高い透磁率を実現することが可能であると共に、等方的な透磁率が得られ、複雑な磁場発生設備を使用しなくても作製することが可能である磁性多層膜を提供する。
【解決手段】 磁性金属から成る強磁性材料の薄膜11と、絶縁材料の薄膜12とを、交互に少なくとも2層以上積層した構造を有し、強磁性材料の薄膜11の各層の膜厚が10nm〜100nmの範囲内であり、絶縁材料の薄膜12の各層の膜厚が10nm〜100nmの範囲内であり、強磁性材料の薄膜11の膜面内の透磁率が等方性である磁性多層膜10を構成する。 (もっと読む)


【課題】高速かつ消費電力が極めて小さい不揮発性メモリを提供する。
【解決手段】不揮発性磁気メモリに、高出力なトンネル磁気抵抗効果素子を装備し、スピントランスファートルクによる書込み方式を適用する。トンネル磁気抵抗効果素子1は、CoとFeとBを含有する体心立方構造の強磁性膜304と、(100)配向した岩塩構造のMgO絶縁膜305と、強磁性膜306とを積層した構造を有する。 (もっと読む)


【課題】垂直通電型の磁気抵抗素子において、抵抗変化量の大きい磁気抵抗効果素子、及びこれを用いた磁気ヘッド、磁気再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】磁気抵抗効果素子の強磁性層の層中あるいはこれらと非磁性スペーサ層との界面に、酸化物あるいは窒化物からなる極薄の薄膜層を挿入することにより、この薄膜層の近傍における強磁性層のバンド構造を変調させて、電子のスピンフィルタ作用を得ることができる。 その結果として、素子抵抗を上昇させることなく、室温あるいはそれよりも昇温した温度範囲において、MR変化率の高い磁気抵抗効果素子を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】誤書き込みを低減し、かつ熱安定性を向上させる。
【解決手段】磁気抵抗効果素子は、磁化の向きが固定された磁化固定層11と、磁化の向きが変化する磁化自由層13と、磁化固定層11及び磁化自由層13間に設けられた非磁性層12とを具備する磁気抵抗効果素子10であって、磁化自由層13は、第1の方向に延在する延在部10aと、この延在部10aの側面の端部以外から第1の方向に対して垂直な第2の方向に突出する突出部10b,10cとを有し、磁化自由層13の平面形状は、180度回転対称性を有し、かつ鏡映対称性を有しない。 (もっと読む)


【課題】表面平滑性,強度,磁気特性および耐候性等がともに優れた重層構造の塗布型磁気記録媒体を得る。
【解決手段】樹脂系バインダーに磁性粉を分散させた磁性層を,樹脂系バインダーに非磁性粉を分散させた非磁性層を介して,支持体上に形成した重層構造の塗布型磁気記録媒体において,前記の磁性粉が, Co:5超え〜50at.%, Al:0.1〜30at.%, 希土類元素(Yを含む):0.1〜10at.%, 周期律表第1a族元素:0.05重量%以下, 周期律表第2a族元素:0.1重量%以下(0重量%を含む)をFe中に含有した平均長軸長0.01〜0.4μmの針状の強磁性金属粉からなり,前記の非磁性粉が, 平均長軸長:0.01〜0.5μm, 比表面積:BET法で40〜150 m2/g, 結晶粒径:50〜150オングストロームの針状のオキシ水酸化鉄からなる重層構造の塗布型磁気記録媒体。 (もっと読む)


【課題】 GMR膜を用いた薄膜磁気センサにおいて、アニール処理に伴うGMR膜の電気抵抗Rの変化率のGMR単独膜との差、及び、センサ間の差をなくし、薄膜磁気センサのS/N比の低下を抑制すること。
【解決手段】 下地膜12と、下地膜12上に形成された薄膜ヨーク14、16と、ギャップg内又はその近傍に形成されたGMR膜18と、薄膜ヨーク14、16及びGMR膜18の表面を保護する保護膜20と、下地膜12とGMR膜18の界面及び/又は保護膜20とGMR膜18の界面に形成されたバリア層22、24とを備え、GMR膜18は、金属−絶縁体系ナノグラニュラー材料からなり、バリア層22、24は、フッ化物を含む材料からなる薄膜磁気センサ10 (もっと読む)


【課題】低抵抗を維持したまま、高密度記録に対応した高いMR変化率が得られる磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】3層以上の金属磁性層と、前記3層以上の金属磁性層の間に設けられた接続層と、前記金属磁性層および接続層に対して垂直方向に電流を通電させる電極とを具備し、前記3層以上の金属磁性層のうち最下層または最上層の金属磁性層は磁化方向が固着され、外部磁界がゼロのときに最下層の金属磁性層の磁化方向と最上層の金属磁性層の磁化方向がほぼ直交するように中間の金属磁性層の磁化方向がねじれている磁気抵抗効果素子。 (もっと読む)


【課題】 高いMR比を保持しつつ低抵抗であり、しかも素子間における特性のバラツキが小さいトンネル磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】TMR素子10は、基板1上に導電層2、下部磁性層3、酸化抑制層4、絶縁層5、上部磁性層6、電極パターン7bが順に積層された構造をしている。下部磁性層3/酸化抑制層4/絶縁層5/上部磁性層6の部分が、トンネル磁気抵抗効果素子におけるトンネル接合部となっている。酸化抑制層4は、下部磁性層3の表面を窒化することによって得られた下部磁性層3の窒化物からなる。 (もっと読む)


【課題】 熱安定性と磁気クラスタサイズの低減を両立した垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】 非磁性基体、非磁性中間層および磁気記録層をこの順に備えた垂直磁気記録媒体であって、磁気記録層は、Co、Cr、Pt、SiおよびOを含有したグラニュラー構造を有し、磁性結晶粒径が膜厚方向に実質的に一定であり、非磁性中間層との界面側に磁気記録層の表面側よりも酸素の多い領域を有することを特徴とする。
また、軟磁性裏打ち層、下地層をさらに設け、下地層はNi、Feを含有し、面心立方格子からなる結晶構造を有し、かつ軟磁性を有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 スピン注入効率を向上することにより、書き込みに要する電流値を低減することができる記憶素子を提供する。
【解決手段】 情報を磁性体の磁化状態により保持する記憶層17に対して、中間層16を介して磁化固定層31が設けられ、中間層16が酸化マグネシウムから成り、積層方向に電流を流すことにより記憶層17の磁化M1の向きが変化して、記憶層17に対して情報の記録が行われ、記憶層17又は磁化固定層31を構成する強磁性層17,13,15のうち少なくとも一層が、ABC型ホイスラー合金から成る記憶素子3を構成する。 (もっと読む)


【課題】低いスイッチング磁場と高い磁気抵抗比を有する磁気トンネル接合構造を提供する。
【解決手段】本発明は、非磁性中間層に分離される自由層と固定層とを含む磁気トンネル接合構造であって、非晶質NiFeSiB強磁性層を含む自由層と、前記自由層の上部に形成された非磁性体からなる中間層と、前記中間層の上部に形成された強磁性層である固定層と、を含むことを特徴とする。前記自由層は、例えば非晶質NiFeSiB/RU/非晶質NiFeSiB層で構成することができる。 (もっと読む)


【課題】多層構造を有する磁性層の渦電流損失を低減させる。
【解決手段】一連の磁性層110から構成される多層構造100を具備する物品が提供される。磁性層110は、磁性材料から形成され、連続する磁性層110の間に、絶縁層120が配置される。各磁性層110は、少なくとも約2μmの厚さを有し、磁性材料は、200nmを超えない平均粒径を有する。物品を製造する方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】 記録層中への書き込み磁界の強度と勾配を高める裏打ち層を備える情報記録媒体において、信号再生時、ノイズ発生を抑制できる情報記録媒体、その製造方法および情報記憶装置を提供する。
【解決手段】 基板2と記録層8と軟磁性体より形成される第1の裏打ち層3と補償温度が信号再生温度である第2の裏打ち層4とを、基板2上に第1の裏打ち層3、第2の裏打ち層4、記録層8の順に積層して設ける。上記構成では、信号再生時、ノイズの原因となる各裏打ち層3、4からの漏洩磁束を抑制し、かつ、信号記録時、各裏打ち層3、4により磁気ヘッドから発生する記録磁界を記録層8中に集中させることが可能となる。よって、各裏打ち層3、4を有する情報記録媒体においても、信号再生時、各裏打ち層3、4に起因したノイズを抑制できる情報記憶装置を提供できる。 (もっと読む)


【課題】高い磁界感度を有し、かつその直線性が良好な薄膜磁気抵抗素子を提供すること、かかる薄膜磁気抵抗素子を安価且つ容易に製造する方法を提供すること、前記薄膜磁気抵抗素子を用いた実用的な磁気センサを提供すること。
【解決手段】薄膜磁気抵抗素子1Aを、絶縁基板2と、絶縁基板2上に形成され、一端が所要のギャップgを介して対向に配置された帯状の第1軟磁性膜3及び第2軟磁性膜4と、第1軟磁性膜3の上面のギャップg寄りの部分及び第2軟磁性膜4の上面のギャップg寄りの部分にそれぞれ形成された非磁性絶縁膜5と、ギャップg内の絶縁基板2上、ギャップgを臨む第1及び第2の軟磁性膜3,4の端面、並びにこれに続く非磁性絶縁膜5の端面と上面の一部に形成された巨大磁気抵抗薄膜6とから構成する。 (もっと読む)


【課題】 磁気光学効果が大きく、安定性に優れた磁性多層膜及びこれを用いた光磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】 強磁性材料の薄膜11と、絶縁材料の薄膜12とを、交互に積層した構造を有する磁性多層膜10を構成する。また、この磁性多層膜10により、情報を記録する記録膜(光磁気膜)が構成されている光磁気記録媒体を構成する。 (もっと読む)


【課題】面積抵抗RAの大幅な増大を招くことなく、高いMR変化率を有する磁気抵抗効果素子を製造できる方法を提供する。
【解決手段】磁化方向が実質的に一方向に固着された磁化固着層と、磁化方向が外部磁界に対応して変化する磁化自由層と、前記磁化固着層と前記磁化自由層との間に設けられた絶縁層及び前記絶縁層を貫通する電流パスを含むスペーサ層と、を有する磁気抵抗効果素子において、前記スペーサ層の下側に位置する前記磁化固着層または前記磁化自由層は膜厚方向に延びる粒界によって分離された結晶粒を含み、前記結晶粒の一端の面内方向位置を0とし、前記結晶粒の他端に隣接する粒界の面内方向位置を100としたとき、前記電流パスは面内方向位置が20以上80以下の範囲内にある領域上に形成されている。 (もっと読む)


【課題】精密な膜厚制御を行うことが可能なRu膜の形成方法及びトンネル磁気抵抗効果多層膜を提供する。
【解決手段】本発明は、基板20上にトンネル磁気抵抗効果多層膜を形成する場合において、一対の強磁性膜に挟まれる非磁性Ru膜をスパッタリング法によって形成する際、前記基板20に所定のバイアス電位を与える工程を有するものである。この場合、スパッタリングの際、基板20に対して所定の高周波電力を印加し、基板20の電位が−20〜−100Vとなるように制御することができる。 (もっと読む)


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