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Fターム[5F092BE13]の内容

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Fターム[5F092BE13]に分類される特許

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【課題】
積層された反強磁性層と固定層からなる交換結合膜、それを有する磁気抵抗効果ヘッド、磁気センサおよび磁気メモリにおいて、反強磁性層と固定層間の交換結合エネルギーを増大し、固定層の磁化の安定性を高める。
【解決手段】
反強磁性層12と固定層13とが積層され、前記反強磁性層12により前記固定層13の磁化方向が一方向に磁気的に固定されている交換結合膜10、それを有する磁気抵抗効果ヘッド、磁気センサおよび磁気メモリにおいて、前記反強磁性層12をMn-X(X=Ir,Rh,Ru)で構成するとともに、前記固定層13の主成分をCo-Fe-Mnで構成する。 (もっと読む)


【課題】熱安定性と低消費電流のスピン注入書き込み方式の磁気抵抗素子を提案する。
【解決手段】本発明の例に係わる磁気抵抗素子は、膜面垂直方向に磁化容易軸を有する磁化方向が可変の第1磁性層3と、膜面垂直方向に磁化容易軸を有する磁化方向が不変の第2磁性層2と、第1磁性層3と第2磁性層2との間に設けられる第1非磁性層4とを含む。第1磁性層3は、CoとPd、又は、CoとPtが原子稠密面に対して交互に積層されるCoPd合金、又は、CoPt合金を有し、c軸が膜面垂直方向を向く強磁性体から構成される。第1磁性層3の磁化方向は、第1磁性層3、第1非磁性層4及び第2磁性層2を貫く双方向電流により変化する。 (もっと読む)


【課題】外部磁場を用いることなく、電子スピン共鳴を生じさせること。
【解決手段】本発明は、半導体からなり、電子の走行方向に対し交差する方向に第1のスピン軌道相互作用に起因した一定の第1有効磁場が生じるチャネル18と、前記チャネル内に前記第1有効磁場に起因して生じた前記電子のスピン分離エネルギに対応する周波数の交流電界を生じさせることにより、前記チャネル内に前記電子の走行方向および前記第1有効磁場の方向に交差する方向に第2スピン軌道相互作用に起因した交流の第2有効磁場を発生させる電極24と、を具備する電子スピン共鳴生成装置である。 (もっと読む)


【課題】磁気メモリ素子を提供する。
【解決手段】本発明の磁気メモリ素子は、基板上のトンネルバリア、トンネルバリアの一面と接する第1接合磁性層、第1接合磁性層によってトンネルバリアと離隔される第1垂直磁性層、トンネルバリアの他の面と接する第2接合磁性層、第2接合磁性層によってトンネルバリアと離隔される第2垂直磁性層、及び第1接合磁性層と第1垂直磁性層との間の非磁性層を含む。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも2つの電気接点、基板に配置された、導電性材料でできたナノ粒子、磁性材料でできたナノ粒子及び/又は磁化材料でできたナノ粒子を有する電気部品を製造する方法において、前記ナノ粒子及び/又は殻に包まれた前記ナノ粒子を含んだインクを前記基板上に印刷プロセスによって塗布する。
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【課題】本発明は、磁気トンネル接合デバイスおよびその製造方法に関する。
【解決手段】磁気トンネル接合デバイスは、i)(A100−x100−yの化学式を有する化合物を含む第1磁性層と、ii)第1磁性層の上に位置する絶縁層と、iii)絶縁層の上に位置し、(A100−x100−yの化学式を有する化合物を含む第2磁性層とを含む。第1磁性層および第2磁性層は垂直磁気異方性を有し、Aおよび前記Bはそれぞれ金属元素であり、CはB(ホウ素)、C(炭素)、Ta(タンタル)、およびHf(ハフニウム)からなる群より選択された一つ以上の非晶質化元素である。 (もっと読む)


【課題】高い巨大磁気抵抗(GMR)値と中程度に低い抵抗面積積(RA)とを有する磁気抵抗装置を提供する。
【解決手段】この装置は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、第1の磁性層と第2の磁性層との間に位置する電流狭窄(CCP)スペーサ層とを含む。スペーサ層は、第1の磁性層と第2の磁性層との間に延在する銅電流狭窄を酸化マグネシウムの母材中に含む。スペーサ層は、銅と酸化マグネシウムとの混合物によって形成され、この混合物は、銅電流狭窄を酸化マグネシウム母材内に形成するために熱処理される。 (もっと読む)


【課題】スピン消極を引き起こすことなく、また、加熱処理を必要とせずに、[Co/Ni]x積層構造の十分な垂直磁気異方性を確保する。
【解決手段】このスピンバルブ構造は、上部の[Co/Ni]x積層リファレンス層23の垂直磁気異方性を向上させるため、Ta層と、fcc[111]またはhcp[001]構造を有する金属層とを含む複合シード層22を備える。[Co/Ni]x積層リファレンス層23は、CoとNiとの界面の損傷を防止し、これにより垂直磁気異方性を保つため、低いパワーと高圧のアルゴンガスとを用いたプロセスにより成膜する。その結果、薄いシード層を用いることが可能となる。垂直磁気異方性は220℃の温度で10時間にわたって熱処理を行った後であっても維持される。この構造は、CPP−GMR素子やCPP−TMR素子に適用できるほか、スピントランスファー発振器やスピントランスファーMRAMにも適用できる。 (もっと読む)


【課題】出力電圧を増加可能な半導体スピンデバイスを提供する。
【解決手段】半導体層10の第1領域上に設けられた第1ピンド層1Bと、半導体層の第2領域上に設けられた第2ピンド層2Bと、半導体層の第3領域上に設けられたフリー層3Bと、半導体層の第4領域上に設けられた電極層4とを備えたスピンデバイスあって、第1ピンド層1Bと第2ピンド層2Bの磁化の向きは互いに逆向きであり、半導体層10と第1及び第2ピンド層1B,2Bとの間には、それぞれ第1及び第2トンネル障壁1A,2Aが介在し、第1ピンド層1Bは、前記第2ピンド層2Bよりもフリー層3Bから遠く、第1ピンド層1Bから半導体層10に向けて電子を注入し、第1ピンド層1Bと第2ピンド層2Bとの間の半導体層内に電子を流すための電極を第1ピンド層1Bと第2ピンド層2Bにそれぞれ電気的に接続し、電極層4とフリー層3Bとの間の電圧を測定する。 (もっと読む)


【課題】比較的に低い温度で結晶格子の規則化を実現することができるホイスラー金属の製造方法を提供する。
【解決手段】ホイスラー金属の製造方法の一具体例は、ホイスラー金属の全ての構成元素を含有する積層体68を形成する工程と、積層体68に加熱処理を施す工程とを備える。積層体68の各層は、ホイスラー金属の構成元素から選択される少なくとも1以上の構成元素で形成される。 (もっと読む)


【課題】フリー層の磁化をより安定させることが可能な、高い保磁力を有するハードバイアス構造の形成方法を提供する。
【解決手段】このハードバイアス構造の形成方法は、(a)第1のギャップ層2の上に、所定形状を有するセンサ構造体S1を形成する工程と、(b)マグネトロンスパッタリングまたはIBD法を用いて、センサ構造体S1の側壁9a,9bと第1のギャップ層2の露出面とを連続して覆うようにシード層10を形成する工程と、(c)シード層10に対しマイルドプラズマエッチングを行うことにより、シード層10の表面10sに複数の核形成部位を形成する工程と、(d)複数の核形成部位が形成されたシード層10の上に、ハードバイアス層11を形成する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】従来のスピン注入構造において、MgOはSi上にエピタキシャル成長しないため、格子不整合によりそこを通過する偏極したスピンが乱されて、偏極スピンが減少するため、良好な特性を維持可能なスピン注入構造を提供する。
【解決手段】Siからなるチャンネル層7と、チャンネル層7上に形成された強磁性体からなる磁化固定層12Bと、チャンネル層7と磁化固定層12Bとの間に介在する第1トンネル障壁8Bとを備えている。さらに、第1トンネル障壁8Bは、チャンネル層7側の領域に位置する非晶質MgO層と、磁化固定層12B側の領域に位置する単結晶MgO層とを有している。第2トンネル障壁8Cも同様に、チャンネル層7側の領域に位置する非晶質MgO層と、磁化固定層12C側の領域に位置する単結晶MgO層とを有している。 (もっと読む)


【課題】垂直磁気異方性を有し、かつより大きな磁気抵抗効果を発現する。
【解決手段】磁気抵抗素子10は、安定化層11と、非磁性層13と、安定化層11と非磁性層13との間に設けられ膜面に垂直な方向の磁気異方性を有するスピン分極層12と、非磁性層13に対してスピン分極層12とは反対側に設けられた磁性層14とを含む。安定化層11は、スピン分極層12より膜面内方向の格子定数が小さい。スピン分極層12は、コバルト(Co)及び鉄(Fe)からなるグループから選ばれる1つ以上の元素を含み、かつBCT(body-centered tetragonal)構造を有し、かつ膜面に垂直な方向をc軸、膜面内方向をa軸とした場合の格子定数の比c/aが1.10以上1.35以下である。 (もっと読む)


【課題】磁気記憶素子の機能低下を抑制することのできる磁気記憶装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】磁気記憶装置は、磁化状態に基づいたデータを保持可能な磁気記憶素子MMと、発生する磁界により磁気記憶素子の磁化状態を変化させることが可能なディジット線DLおよびビット線BLとを備えている。磁気記憶素子MMは、ディジット線DLとビット線BLとの交差部分において、ディジット線DLの上であってビット線BLの下に配置されている。ディジット線DLはこの交差部分において幅WDLを有しており、かつビット線BLはこの交差部分において幅WBLを有している。幅WDLは磁気記憶素子MMの幅WMM1よりも大きく、かつ幅WBLは磁気記憶素子MMの幅WMM2よりも小さい。 (もっと読む)


【課題】熱的に安定であると同時に低電流の磁化反転を可能とするスピン注入書き込み方式用の磁気抵抗素子およびそれを用いた磁気メモリを提供する。
【解決手段】下地層12と、下地層上に設けられ膜面に垂直方向に磁化容易軸を有する磁化方向が可変の第1の磁性層13と、第1の磁性層上に設けられた第1の非磁性層15と、第1の非磁性層上に設けられ膜面に垂直方向に磁化容易軸を有する磁化方向が固定された第2の磁性層17と、を備え、第1の磁性層は、DO22構造またはL1構造を有しc軸が膜面に垂直方向を向くフェリ磁性体層を含み、第1の磁性層と第1の非磁性層と第2の磁性層とを貫く双方向電流によって、第1の磁性層の磁化方向が可変となる。 (もっと読む)


【課題】低コストでホイスラー合金の規則化を促進させ、高い磁気抵抗効果を実現すること。
【解決手段】下地層11に自由磁化層12、非磁性層13、固定磁化層14、反強磁性層15および保護層16を積層した積層構造を有する磁気抵抗効果素子1において、自由磁化層12を固定磁化層14のうち少なくともいずれか1層をホイスラー合金で形成し、下地層、非磁性層13、保護層16のうち少なくとも1層をB2規則化構造の合金層で形成する。 (もっと読む)


【課題】スピン分極率の高いホイスラー合金層を用いたスピントランジスタを提供する。
【解決手段】半導体基板11上に形成されたゲート電極13と、ゲート電極13の両側の半導体基板11に設けられた溝に形成されたソース電極及びドレイン電極を備える。ソース電極及びドレイン電極の少なくとも一方は、半導体基板11に設けられた溝内の底面上及び溝内のゲート電極13側の側面上に形成されたMgO層14と、溝内のMgO層14上に形成されたホイスラー合金層15とを備える。側面上に形成されたMgO層14Aは底面上に形成されたMgO層14より膜厚が薄いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 特に、フリー磁性層の磁歪λsの増加を小さく抑えつつ、従来に比べて抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能なトンネル型磁気検出素子を提供することを目的としている。
【解決手段】 絶縁障壁層5は、Mg−Oで形成され、前記フリー磁性層6は、下からエンハンス層12、第1軟磁性層13、Co−Ta層14及び第2軟磁性層15の順に積層されている。このように軟磁性層13,15間にCo−Ta層14を挿入した構成とすることで、フリー磁性層6の磁歪λsの増加を小さく抑えつつ、従来に比べて抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】 特に、抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能なトンネル型磁気検出素子を提供することを目的としている。
【解決手段】 第1軟磁性層13と第2軟磁性層15との間に、Ti、Mg、Ir−Mn、RuあるいはPtのうち少なくともいずれか1種で形成された金属挿入層14が挿入されている。前記第1軟磁性層13と前記第2軟磁性層15は、磁気的に結合されて同一方向に磁化されている。前記第1軟磁性層13と絶縁障壁層5との間にはエンハンス層12が形成されている。これにより、絶縁障壁層5がMg−Oで形成されたトンネル型磁気抵抗効果素子において、従来に比べて、抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】再生素子のセンシング能力を向上し、高記録密度で記録された情報の再生精度を向上する。
【解決手段】再生素子が有する多層膜が、非磁性層400と、この非磁性層400を間に挟む第1強磁性層401及び第2強磁性層402と、を有し、これらのうち、第1、第2強磁性層の少なくとも一方は、原子組成比がCo:Fe:B=2:1:1であり、かつL2規則化された結晶構造とされている。これにより、高い分極率を実現できるので、非磁性層の膜厚を一定以上に薄くするなどして素子抵抗を小さくしたとしても、高い磁気抵抗変化率が得られ、高いセンシング能力を得ることができる。 (もっと読む)


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