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Fターム[5F092CA14]の内容

ホール/MR素子 (37,442) | 製造方法 (1,436) | 酸化処理 (180) | 自然酸化 (53)

Fターム[5F092CA14]に分類される特許

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【課題】磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)セル用に適し且つ第1強磁性層とトンネル障壁層と第2強磁性層とから成る磁気トンネル接合を製作する方法を提供する。
【解決手段】第1強磁性層を形成すること、トンネル障壁層22を形成すること及び第2強磁性層を形成することから成る。当該トンネル障壁層22を形成することは、金属製のMg層を蒸着すること及び当該金属のMgをMgO層22aに変えるために当該蒸着された金属製のMg層を酸化することから成る。当該トンネル障壁層が、少なくとも2つのMgO層22aから成るように、当該トンネル障壁層を形成するステップが、少なくとも2回実施される。 (もっと読む)


【課題】高い結晶配向性を有する強磁性層の上にトンネルバリア層を形成することによってMTJ膜を作成する場合に、読み出し特性の劣化を抑制すること。
【解決手段】MTJ膜の製造方法は、第1強磁性層を形成する工程と、第1強磁性層の上にトンネルバリア層を形成する工程と、トンネルバリア層の上に第2強磁性層を形成する工程と、を含む。第1強磁性層は、垂直磁気異方性を有するCo/Ni積層膜である。トンネルバリア層を形成する工程は、単位成膜処理をn回(nは2以上の整数)繰り返すことを含む。単位成膜処理は、Mg膜をスパッタ法により堆積する工程と、堆積されたMg膜を酸化する工程と、を含む。1回目の単位成膜処理において堆積されるMg膜の膜厚は、0.3nm以上0.5nm以下である。2回目以降の単位成膜処理において堆積されるMg膜の膜厚は、0.1nm以上0.45nm以下である。 (もっと読む)


【課題】高いMR比と低いRA値とを両立させるトンネルバリアの形成方法を提供する。
【解決手段】本発明のトンネルバリアの形成方法は、TMRセンサ40Aに用いられるトンネルバリア29を形成するものであり、ピンド層24に対してNOX処理を施す工程と、ピンド層24の上にM1層を形成する工程と、NOX処理を行い、M1層をMox1層25に変換する工程と、M1層よりも薄いM2層の蒸着とそのNOX処理とを繰り返すことで、Mox1層の上にMox2層26を含むスタックを形成する工程と、そのスタックの上に、Mox1層25およびMox2層26よりも薄い最上部金属層を形成する工程と、アニール処理により、内部の酸素を拡散させて最上部金属層を酸化することでMox3層27を得る工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】スピン注入効率を改善することにより、情報の記録に要する電流を低減することができる記憶素子を提供する。
【解決手段】情報を磁性体の磁化状態により保持する記憶層17を有し、この記憶層17に対して中間層16を介して磁化固定層19が設けられ、積層方向に電流を流すことにより、記憶層17の磁化の向きが変化して、記憶層17に対して情報の記録が行われる記憶素子10において、記憶層17を構成する磁性体のダンピング定数αが、α<0.015を満足する構成とする。 (もっと読む)


【課題】 MR変化率の高い磁気抵抗効果素子の製造方法を提供する。
【解決手段】 キャップ層と、磁化固着層と、前記キャップ層と前記磁化固着層との間に設けられた磁化自由層と、前記磁化固着層と前記磁化自由層との間に設けられたスペーサ層と、Zn、In、SnおよびCdから選択される少なくとも1つの元素並びにFe、CoおよびNiから選択される少なくとも1つの元素を含む酸化物を有する機能層とを備えた積層体と、前記積層体の膜面に垂直に電流を流すための一対の電極とを備えた磁気抵抗効果素子の製造方法であって、前記機能層の母材料から成る膜を成膜し、前記膜に、酸素の分子、イオン、プラズマおよびラジカルから成る群から選択される少なくとも1つを含むガスを用いた酸化処理を施し、前記酸化処理が施された膜に対して還元性ガスを用いた還元処理を施すことを含む磁気抵抗効果素子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 磁気デバイスにおける垂直磁気異方性と保持力とを向上させる。
【解決手段】 MAMR構造20は、Ta/M1/M2なる構造(例えば、M1はTi、M2はCu)の複合シード層22の上に、[CoFe/Ni]X等のPMA多層膜23を有する。複合シード層22とPMA多層膜23との間の界面、および、PMA多層膜23の積層構造内の各一対の隣接層間における1以上の界面の一方または双方に界面活性層を形成する。超高圧アルゴンガスを用いたPMA多層膜23の成膜により、各[CoFe/Ni]X間の界面を損傷するエネルギーを抑える。低パワープラズマ処理および自然酸化処理の一方または両方を複合シード層22に施すことにより、[CoFe/Ni]X多層膜との界面を均一化する。各[CoFe/Ni]X層間に酸素界面活性層を形成してもよい。保磁力は、180〜400°C程度の熱処理によっても増加する。 (もっと読む)


【課題】低保磁力、低磁歪および低RA値を確保しつつ、高いTMR比を得る。
【解決手段】フリー層18は、トンネルバリア層17の側から第1の強磁性層、挿入層および第2の強磁性層が順に積層された複合構造を有する。第1の強磁性層は、CoFe合金、または、そのCoFe合金にNiなどを添加してなる合金を含み、かつ、正の磁歪定数を有する。第1の強磁性層の上面はプラズマエッチ処理がなされている。挿入層は、Fe,CoおよびNiから選択される少なくとも一種の磁性元素と、Ta,Ti,W,Zr,Hf,Nb,Mo,V,MgおよびCrから選択される少なくとも一種の非磁性元素とを含む。第2の強磁性層は、CoFeやNiFeなどからなり、負の磁歪定数を有する。 (もっと読む)


【課題】より良好な磁化特性を発現し、高記録密度化や高集積化に対応可能であると共に高い信頼性を有する磁気トンネル接合素子を提供する。
【解決手段】本発明のMTJ素子は、NiFeからなり、かつ、平坦化された上面を有する基体としての下部磁気シールド層110と、Taからなり、かつ、スパッタエッチング処理により表層がアモルファス化された被覆層125と、シード層140と、ピンニング層50と、ピンド層60と、Al膜が酸化処理されてなるトンネルバリア層70と、磁化フリー層80と、キャップ層90と、NiFeからなり、下部磁気シールド層110と共に積層面と直交する方向にセンス電流を流すための電流経路となる上部磁気シールド層100とを順に備えたものである。 (もっと読む)


【課題】磁化固定層または磁化自由層の膜厚を薄くすることによるMR比の劣化を抑制することができる磁気抵抗効果ヘッドを提供する。
【解決手段】磁化方向が固定されている磁化固定層230と、磁化方向が変化する磁化自由層250と、磁化固定層と磁化自由層との間に配置された絶縁体を用いて形成されているバリア層240と、を備え、磁化固定層または磁化自由層の少なくとも一方は、バリア層側から順に、結晶層233a,233cとアモルファス磁性層233bとの積層構造として、バリア層の反対側にアモルファス磁性層を有する磁気抵抗効果ヘッドとする。 (もっと読む)


【課題】 臨界反転電流密度JCOを最小限に抑えつつ、熱安定性、書き込み電圧、読み出し電圧、および保磁力Hcが64MbのSTT-RAMの設計要求を満たすMTJナノピラー構造を得る。
【解決手段】 自然酸化法を用いて、酸素界面活性層を含むMgOトンネルバリア層を形成する。フリー層40は、FL1層50/NCC層51/FL2層52なる構造を有する。NCC層51は、SiOマトリクス51b中に形成されたRM粒子(RはCo、Fe、Ni、MはSi、Al等の金属)からなるナノ導電チャネル51aを含む。NCC層51の厚さは、RM粒子の最小粒径前後の厚さに保たれ、FL1層50とFL2層52との間の距離を埋めるのに十分な直径を有する。 (もっと読む)


【課題】高い巨大磁気抵抗(GMR)値と中程度に低い抵抗面積積(RA)とを有する磁気抵抗装置を提供する。
【解決手段】この装置は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、第1の磁性層と第2の磁性層との間に位置する電流狭窄(CCP)スペーサ層とを含む。スペーサ層は、第1の磁性層と第2の磁性層との間に延在する銅電流狭窄を酸化マグネシウムの母材中に含む。スペーサ層は、銅と酸化マグネシウムとの混合物によって形成され、この混合物は、銅電流狭窄を酸化マグネシウム母材内に形成するために熱処理される。 (もっと読む)


【課題】スピン消極を引き起こすことなく、また、加熱処理を必要とせずに、[Co/Ni]x積層構造の十分な垂直磁気異方性を確保する。
【解決手段】このスピンバルブ構造は、上部の[Co/Ni]x積層リファレンス層23の垂直磁気異方性を向上させるため、Ta層と、fcc[111]またはhcp[001]構造を有する金属層とを含む複合シード層22を備える。[Co/Ni]x積層リファレンス層23は、CoとNiとの界面の損傷を防止し、これにより垂直磁気異方性を保つため、低いパワーと高圧のアルゴンガスとを用いたプロセスにより成膜する。その結果、薄いシード層を用いることが可能となる。垂直磁気異方性は220℃の温度で10時間にわたって熱処理を行った後であっても維持される。この構造は、CPP−GMR素子やCPP−TMR素子に適用できるほか、スピントランスファー発振器やスピントランスファーMRAMにも適用できる。 (もっと読む)


【課題】垂直磁化型の記録層における磁化容易軸をより確実に垂直方向に向かせ得る構成、構造を有する不揮発性磁気メモリ装置を提供する。
【解決手段】不揮発性磁気メモリ装置は、(A)磁化容易軸が垂直方向を向いている記録層53を有する積層構造体50、(B)積層構造体50の下部に電気的に接続された第1の配線41、並びに、(C)積層構造体50の上部に電気的に接続された第2の配線42から成る磁気抵抗効果素子を備えており、積層構造体50の側面に近接して、記録層53を構成する材料のヤング率よりも高い値のヤング率を有する高ヤング率領域171が配置されている。 (もっと読む)


【課題】低保磁力、低磁歪および低RA値を確保しつつ、高いTMR比を得る。
【解決手段】フリー層18は、トンネルバリア層17の側から第1の強磁性層、挿入層および第2の強磁性層が順に積層された複合構造を有する。第1の強磁性層は、CoFe合金、または、そのCoFe合金にNiなどを添加してなる合金を含み、かつ、正の磁歪定数を有する。挿入層は、Fe,CoおよびNiから選択される少なくとも一種の磁性元素と、Ta,Ti,W,Zr,Hf,Nb,Mo,V,MgおよびCrから選択される少なくとも一種の非磁性元素とを含む。第2の強磁性層は、CoFeやNiFeなどからなり、負の磁歪定数を有する。 (もっと読む)


【課題】トンネルバリア層の膜厚を薄くすることなく低抵抗化を図ることができ、所要のMR比が得られるトンネル磁気抵抗素子及びこれを用いた磁気ヘッド並びに磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】トンネルバリア層27と、該トンネルバリア層27を挟む配置に設けられた磁化固定層26と磁化自由層28とを備え、前記トンネルバリア層27が、MgO/ZnO/Mgの三層構造からなる。 (もっと読む)


【課題】低保磁力、低磁歪および低RA値を確保しつつ、高いTMR比を得る。
【解決手段】TMR素子は、下部シールド層10の上に、シード層14,AFM層15,ピンド層16,トンネルバリア層17,フリー層18,キャップ層19が順に積層された積層体1を有する。フリー層18は、トンネルバリア層17の側から第1の層、第2の層および第3の層が順に積層された複合構造を有する。第1の層は、Fe100-X CoX (但し0≦X≦100)で表される化合物または鉄コバルト含有合金からなる。第2の層は、(Co100-V FeV 100-Y Y (但し10≦V≦70,5≦Y≦40)で表わされる化合物またはコバルト鉄ボロン含有合金からなる。第3の層は、Co100-Z Z (但し10≦Z≦40)で表わされる化合物、またはコバルトボロン含有合金(CoBQ;Qは、Ni,Mn,Tb,W,Hf,Zr,Nb,またはSiである)からなる。 (もっと読む)


【課題】低保磁力、低磁歪、低RA値および高TMR比と維持し、ノイズを低減する。
【解決手段】TMR素子は、下部シールド層10の上に、シード層14,AFM層15,ピンド層16,トンネルバリア層17,フリー層18,キャップ層19が順に積層された積層体1を有する。フリー層18は、トンネルバリア層17の側から硼素を含まないNBC層と、硼素を含有するBC層とが交互に積層された複合構造を有する。NBC層は、CoFe,CoFeM,またはCoFeLMなどからなり、トンネルバリア層と接している。BC層は、CoFeB,CoFeBM,CoB,CoBM,またはCoBLMなどからなり、NBC層よりも大きな厚みを有する。MおよびLは、Ni,Ta,Ti,W,Zr,Hf,TbおよびNbのうちのいずれか1種の元素を表す。MとLとは互いに異なる元素である。 (もっと読む)


MgOベースの磁気トンネル接合(MTJ)デバイスは、本質的に、強磁性参照層、MgOトンネル障壁層、および強磁性自由層を含む。金属Mgの成膜とその後に続く酸化プロセスまたは反応性スパッタリング法により形成される、MgOトンネル障壁層の微細構造は、僅かながら(001)面直方向組織を有する非晶質または微結晶質である。本発明では、少なくとも強磁性参照層のみが、または強磁性参照および自由層の両方が、トンネル障壁に隣接する結晶質優先グレイン成長(PGGP)シード層を有する2層構造であることが提案されている。この結晶質PGGPシード層は、成膜後アニールの後、MgOトンネル障壁層の結晶化および優先グレイン成長を誘起する。
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【課題】隣接するスピン注入型磁気抵抗効果素子にて発生した漏洩磁界に起因して、安定した書き込み、読み出しを行うことが困難となることがなく、また、ディスターブ現象が発生し難い構成、構造を有する磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】磁気抵抗効果素子30は、基体41上に形成され、基体側から磁化参照層51、非磁性体膜52、及び、電流によるスピン注入磁化反転に基づき情報が書き込まれる記録層53から成る積層構造体50を備えており、記録層53は磁化参照層51よりも小さく、記録層53の側壁上には絶縁膜61が形成されており、記録層53の側壁上の絶縁膜61の上、及び、磁化参照層51の側壁の上には、磁気シールド層63が形成されている。 (もっと読む)


【課題】所望の形状を有する記録層を確実に形成し得る磁気抵抗効果素子の製造方法を提供する。
【解決手段】記録層、非磁性体膜及び磁化参照層が積層されて成る情報記録構造体を備えており、記録層の平面形状は平行四辺形である磁気抵抗効果素子の製造方法は、記録層、非磁性体膜及び磁化参照層が積層されて成る積層構造体及び第1のマスク層61を形成し、次いで、第1のマスク層61上に、前記平行四辺形の一組の対辺と平行な2辺を有する第2のマスク層62を形成して第1のマスク層61をパターニングし、次いで、積層構造体及び第1のマスク層上に、前記平行四辺形の他の対辺と平行な2辺を有する第3のマスク層63を形成して第1のマスク層61をパターニングし、平行四辺形の平面形状を有する第1のマスク層61を得た後、記録層をパターニングし、平行四辺形の平面形状を有する記録層を得る各工程を有する。 (もっと読む)


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