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Fターム[5F110PP05]の内容

薄膜トランジスタ (412,022) | 再結晶化 (11,370) | 加熱手段 (6,349) | レーザ (4,317) | 走査方法 (661)

Fターム[5F110PP05]に分類される特許

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【課題】小粒径の多結晶シリコン層と、大粒径の多結晶シリコン層を同時に作る手法として、シリコン層の堆積時に小粒径の多結晶シリコン層を形成し、所望の領域のみにCWレーザーを照射し大粒径化する技術が知られている。しかし、この技術を用いる場合、小粒径の多結晶シリコン層中に不対電子を埋める水素を残しての処理が必要となり、製造工程にかかる時間が長くなるという課題がある。
【解決手段】一部に金属層311がある基板310上に窒化珪素層312を形成し、窒化珪素層312上に、酸化珪素層313を形成し、パルスレーザーを照射する。酸化珪素層313の層厚により小粒径の多結晶シリコン層と大粒径の多結晶シリコン層とが入れ替わるように形成されるため、小粒径の多結晶シリコン層と、大粒径の多結晶シリコン層を同時に形成することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】半導体装置の作製工程において、高調波のCWレーザを半導体膜上に相対的に走査させながら照射すると、走査方向に延びた長い結晶粒がいくつも形成される。このようにして形成された半導体膜は前記走査方向においては実質的に単結晶に近い特性のものとなるが、高調波のCWレーザの出力が小さくアニールの効率が悪い。
【解決手段】第2高調波に変換されたCWレーザと同時に基本波のCWレーザを半導体膜の同一部分に照射することで、出力の補助を行う。通常、基本波は1μmあたりの波長域に入り、この波長域では半導体膜に対する吸収が低い。しかしながら、可視光線以下の高調波を基本波と同時に半導体膜に照射すると、高調波により溶かされた半導体膜に基本波はよく吸収されるため、アニールの効率が著しく上がる。 (もっと読む)


【課題】工程数の増加を伴うことなく、結晶の異方性が異なる複数の領域を有する結晶化半導体膜を形成することができる結晶化半導体膜の製造方法を提供する。
【解決手段】レーザビーム6を走査している最中に、レーザビーム6の単位時間当たりの照射量を複数の領域3・4・5に応じた照射量に連続して変えることにより、結晶の異方性の異なる複数の領域3・4・5からなる結晶化半導体膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】機械的強度に優れたSOI基板及びその作製方法を提供する。
【解決手段】単結晶半導体基板に加速された水素イオンを照射することにより、単結晶半導体基板の表面から所定の深さの領域に脆化領域を形成し、単結晶半導体基板とベース基板とを絶縁層を介して貼り合わせ、単結晶半導体基板を加熱し、脆化領域を境として分離することにより、ベース基板上に絶縁層を介して半導体層を形成し、半導体層の表面にレーザー光を照射して半導体層の少なくとも表層部を溶融させる際に窒素、酸素、又は炭素の少なくともいずれか一を半導体層に固溶する。 (もっと読む)


【課題】窒化珪素膜でCu配線を挟み込むことによりCuによりTFTが汚染されるのを防ぐ。
【解決手段】結晶性半導体膜と、結晶性半導体膜上のゲート絶縁膜とゲート絶縁膜上のゲート電極と、結晶性半導体膜及びゲート電極上の第1の層間絶縁膜と、第1の層間絶縁膜に設けられた第1のコンタクト部を介して結晶性半導体膜に電気的に接続される第1の配線と、第1の層間絶縁膜及び第1の配線上の、第1の配線の一部を露出させた第2のコンタクト部が設けられた第1の窒化珪素膜及び第1の窒化珪素膜上の第2の層間絶縁膜と、第2のコンタクト部により露出させた第1の配線上に設けられたCuの拡散を防ぐバリア層と、第2のコンタクト部に設けられたバリア層上のCuでなる第2の配線と、第2の配線を被覆して設けられた第2の窒化珪素膜とを有する。 (もっと読む)


【課題】大きな結晶粒径の結晶粒径で、且つ、3次元的に結晶方位を制御された結晶粒で構成された半導体薄膜を製造し、この半導体薄膜を用いた半導体薄膜によって、優れたキャリア移動度を得る。
【解決手段】半導体薄膜の製造方法は、基板上に非晶質膜を形成する非晶質膜形成工程と、前記非晶質膜形成工程で形成した非晶質膜の少なくとも一部を結晶化させて、膜面に平行な特定の結晶面を持つ第1の多結晶膜を形成する第1結晶化工程と、前記第1結晶化工程で形成した第1の多結晶膜に1方向からイオン注入を行うことにより、3次元的に方位制御された所定の結晶方位を有する結晶粒を残す一方、それ以外の結晶粒を非晶質化させるイオン注入工程と、前記イオン注入工程で残った3次元的に方位制御された所定の結晶方位を有する結晶粒をシ−ドとして非晶質領域を結晶化させることにより第2の多結晶膜を形成する第2結晶化工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】単結晶半導体層にレーザー光を照射する場合において、レーザー光の照射時に単結晶半導体層中に不純物元素が取り込まれるのを抑制することを目的の一とする。
【解決手段】SOI基板の作製方法において、単結晶半導体基板と、ベース基板とを用意し、単結晶半導体基板に加速されたイオンを照射することにより、単結晶半導体基板の表面から所定の深さの領域に脆化領域を形成し、単結晶半導体基板とベース基板とを絶縁層を介して貼り合わせ、単結晶半導体基板を加熱し、脆化領域を境として分離することにより、ベース基板上に絶縁層を介して単結晶半導体層を形成し、単結晶半導体層上に形成された酸化膜を除去し、酸化膜を除去した後に単結晶半導体層の表面にレーザー光を照射して単結晶半導体層の少なくとも表面を溶融させ、レーザー光の照射による単結晶半導体層の溶融回数は1回とする。 (もっと読む)


【課題】レーザアニールによって結晶化された半導体膜を補助容量電極として用いたとしても、表示不良を解消、あるいは目立たなくさせることができ、歩留まりを向上させることができる。
【解決手段】各補助容量7の一方の電極をなすように上記複数の画素について共通に形成された直線状の補助容量配線6と、各補助容量7の他方の電極をなすように複数の画素について個別に、かつ補助容量配線6に対向するように形成された補助容量電極13fとを備え、各補助容量電極13fは、補助容量配線6の長手方向と交差する方向にラスタスキャンされる連続発振レーザビーム、あるいは擬似連続発振レーザビームによりレーザアニーリングされることによって多結晶化、あるいは結晶が改質された半導体膜からなる。 (もっと読む)


本開示は、基板表面上で継続的に前進する、長く狭いビーム形状のパルス照射を使用する、薄膜の結晶化のためのシステムおよび方法を説明する。本方法は、結晶化領域の質および性能の変動が減少された結晶化膜を提供する。一態様において、本方法は、第1の走査において、x軸およびy軸を有する膜に、膜のx方向に複数の線状ビームレーザーパルスを継続的に照射して、第1のセットの照射領域を形成することと、該膜を、膜のy方向に、ある距離平行移動することであって、該距離が前記線状ビームの長さ未満である、平行移動することと、第2の走査において、膜の負のx方向に一連の線状ビームレーザーパルスを膜に継続的に照射して、第2のセットの照射領域を形成することと、を含み、第2のセットの照射領域のそれぞれが、第1のセットの照射領域の一部分と重複し、第1のセットおよび第2のセットの照射領域のそれぞれが、冷却時、1つ以上の結晶化領域を形成する。
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【課題】表示デバイスに用いられる薄膜トランジスタ基板の配線構造において、Al合金膜と透明画素電極を直接コンタクトさせることができるとともに、薄膜トランジスタの製造プロセス中に用いられるアミン系剥離液に対する腐食性を改善できるAl合金膜を開発し、それを備えた表示デバイスを提供する。
【解決手段】Geを0.2〜2.0原子%、および元素群X(Ag、In、Sn、Ni、Co、Cu)より選択される少なくとも1種の元素を含むと共に、希土類元素と高融点金属群(Ti、Ta、V、Nb、Mo、W、Cr、Zr、Hf)からなる元素群Qより選択される少なくとも1種の元素を0.02〜1原子%含み、かつ、粒径が100nmを超える析出物が10−6cmあたり1個以下であるところに特徴を有するAl合金膜と、該Al合金膜を備えた表示装置。 (もっと読む)


【課題】ガラス基板のような耐熱性の低い基板をベース基板として使用した場合にも、実用に耐えうるSOI基板の作製方法を提供する。
【解決手段】SOI基板の作製において、ボンド基板中に脆化層を形成する際の水素イオンドーズ量を、ボンド基板の分離下限となる水素イオンドーズ量より増加して脆化層を形成し、ベース基板に貼り合わせたボンド基板を分離して、ベース基板上に単結晶半導体膜が形成されたSOI基板を形成し、該単結晶半導体膜の表面にレーザ光を照射して作製する。 (もっと読む)


【課題】メモリ回路において、トランジスタの特性に依存することなく情報を保持できる時間のバラツキを是正する半導体装置を提供することである。
【解決手段】トランジスタの漏洩電流に対して別の電流経路を追加する。別の電流経路に流れる電流をトランジスタの漏洩電流に比べて大きくすることでトランジスタの特性に依存することなく情報を保持できる時間のバラツキを是正させる。構成としては、トランジスタに漏洩電流を流させないように容量と並列に素子を追加し、別の電流経路を設ける。 (もっと読む)


【課題】強度測定器具の間の誤差やレーザ光学系の熱的不安定さに起因して生じるレーザ光学系の照射ビーム間の強度の偏差等を吸収して、均一性の極めて高いアニール処理結果を実現できるようにする。
【解決手段】半導体装置を構成する半導体層14について、非晶質シリコン膜を微結晶シリコン膜または多結晶シリコン膜に改質する結晶化にあたり、当該結晶化を行うためのアニール処理工程として、プレアニール処理およびアニール処理といった、複数回のアニール処理を行う。 (もっと読む)


【課題】静電気放電に起因する特性の不良を低減した半導体装置及びその作製方法を提供することを目的の一とする。
【解決手段】半導体装置が、(1)回路部の周辺領域において、第1及び第2の絶縁膜が直接接する構成、(2)第1及び第2の絶縁体が密着する構成、(3)第1及び第2の絶縁体の外側の面にそれぞれ第1及び第2の導電層が設けられ、第1及び第2の導電層は、周辺領域の外側の側面で導通をとっている構成の少なくとも一を備える。なお、側面での導通は、半導体装置分断の際に形成することができる。 (もっと読む)


【課題】 薄膜トランジスタを形成する領域のみ、アモルファスシリコン薄膜を結晶化させることができるレーザー結晶化法を提供する。
【解決手段】 基板1上に成膜したアモルファスシリコン薄膜2にレーザー光を照射して結晶化する結晶化法であって、アモルファスシリコン薄膜2の所望の局所領域に吸収剤層3を印刷する吸収剤印刷工程と、吸収剤層3への吸収があってアモルファスシリコン薄膜2への吸収が無い波長を有する半導体レーザー光Lを、前記局所領域を含むアモルファスシリコン薄膜4に向けて照射し、吸収剤層3を加熱することにより、アモルファスシリコン薄膜2の前記局所領域を結晶化させるレーザーアニール工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】レーザー光の照射条件に起因する半導体装置の特性のばらつきを低減することを目的の一とする。又は、基板の熱収縮に起因する半導体装置の特性ばらつきを低減することを目的の一とする。
【解決手段】貼り合わせによりベース基板上に設けられた単結晶半導体層にレーザー光を照射した後、第1の熱処理を施してその特性を向上させ、単結晶半導体層に導電型を付与する不純物元素を添加した後、第1の熱処理の温度より低い温度で第2の熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】リーク電流が小さく、スイッチング特性の高い薄膜トランジスタの作製方法を提供する。
【解決手段】薄膜トランジスタの作製方法において、レジストマスクを用いてエッチングを行うことで薄膜トランジスタにバックチャネル部を形成し、このレジストマスクを剥離等により除去し、バックチャネル部の表層部に更なるエッチングを行う。これにより、バックチャネル部の表層部に存在する剥離に用いた薬液の成分又はレジストマスクの残渣等を除去し、リーク電流を低減することができる。バックチャネル部の更なるエッチングにはNガス又はCFガスにより無バイアスで行うドライエッチングを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】レーザー光を照射することにより単結晶半導体層の結晶性を回復させる場合であっても、レーザー光の照射時に酸素が取り込まれるのを抑制し、レーザー光の照射前後において、単結晶半導体層に含まれる酸素濃度を同等又は低減することを目的の一とする。
【解決手段】貼り合わせによりベース基板上に設けられた単結晶半導体層にレーザー光を照射して当該単結晶半導体層の結晶性を回復(再単結晶化)させる工程を有し、レーザー光の照射を還元性雰囲気下または不活性雰囲気下で行う。 (もっと読む)


【課題】バッファー膜、光熱変換膜を形成および除去する工程を経ることなく、ガラス基板上に形成した非晶質シリコン膜の所望の領域に直接、連続発振レーザ光を照射して微結晶シリコン膜に変換することにより、特性バラツキが小さく、特性の方向依存性のないトランジスタで構成された平面表示装置を製造する。
【解決手段】透明基板31上に成膜した非晶質シリコン薄膜33の所望の領域に、連続発振レーザ光を矩形状で均一なパワー密度分布を有するビームに整形し、連続発振レーザ光の照射時間(任意の点の通過時間)が0.5ミリ秒以上となる条件で定速走査しながらレーザ光36を照射し、微結晶シリコン薄膜34に変換する。このとき、照射するレーザ光の波長として、非晶質シリコンに対する浸透深さ(吸収係数の逆数)が非晶質シリコン膜の膜厚より大きく、かつ非晶質シリコンに対する吸収係数が結晶シリコンに対する吸収係数より大きい波長を選択する。 (もっと読む)


【課題】 高移動度及び閾値電圧のばらつきの少ない大粒径多結晶半導体を用いた薄膜半導体装置を提供すること。
【解決手段】 絶縁基板上に成膜された多結晶半導体薄膜に形成された薄膜半導体素子を具備する薄膜半導体装置であって、前記薄膜半導体素子は、ソース領域、ドレイン領域、及びこれらの間に介在するチャネル領域を具備し、前記チャネル領域に存在する多結晶半導体の結晶粒の主要な面方位は、半導体結晶の逆極点図において、{100}、{310}、及び{311}により囲まれた領域内の面方位であることを特徴とする。 (もっと読む)


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