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Fターム[5G303AB11]の内容

無機絶縁材料 (13,418) | 目的(及び、改善している性質) (1,889) | 温度変化率 (223)

Fターム[5G303AB11]に分類される特許

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【課題】 比誘電率が高く、絶縁抵抗の寿命、DCバイアス特性を維持でき、容量温度特性がEIA規格のX8R特性を満足し、還元性雰囲気中での焼成が可能であるとともに、TCバイアス特性およびIR温度依存性が改善された誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】 所定の主成分、およびAの酸化物(ただし、Aは6配位時の有効イオン半径が0.065nm〜0.085nmの範囲にある陽イオン元素群から選択される少なくとも1種)を含む第5副成分を有する誘電体磁器組成物であって、前記誘電体磁器組成物は、Ca元素を含有する複数の結晶粒子から構成されており、前記各結晶粒子の粒子内全体におけるCa濃度の平均値を、粒内Ca濃度とした場合に、前記結晶粒子の相互間における前記粒内Ca濃度に、少なくともばらつきが存在し、CV値で、5%以上であることを特徴とする誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


フォルステライトにルチル型酸化チタンを15重量%以上35重量%以下の割合で添加することにより、焼成温度を約1200℃にまで低下させることができる。また、このような低温で焼成を行うことによって、フォルステライトとルチル型酸化チタンとがそれぞれの結晶相を保持しつつ焼結した焼結体を得ることができる。このような焼結体は、フォルステライトに由来する高い品質係数Q・fの値が殆ど損われることなく、かつ、ルチル型酸化チタンによって温度係数τfの絶対値が30ppm/℃以下に制御された、優れた高周波用磁器組成物となる。
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【課題】 焼成時の耐還元性に優れ、焼成後に優れた容量温度特性及び誘電特性を有するとともに、絶縁抵抗の寿命が高められた、耐還元性誘電体磁器組成物を提供する。
【解決手段】 (BaO)m・TiO2(ここで、mは、0.990〜0.994である)100重量%に対して、
23を0.6〜1.2重量%、
MgOを0.6〜1.5重量%、
BaSiO3を0.6〜2.0重量%、
WO3を0.02〜0.2重量%、
MnCO3を0.1〜0.4重量%、および
MoO3を0.02〜0.2重量%
で含む、耐還元性誘電体磁器組成物である。 (もっと読む)


【課題】 還元雰囲気中1180℃以下で焼成でき、比誘電率が2,400以上で、X5R特性を満たし、加速寿命も長い誘電体磁器組成物及び磁器コンデンサを提供する。
【解決手段】 本発明に係る誘電体磁器組成物は、主成分としてBa、Ca、及びTiの酸化物を、副成分としてRe(ReはY、Dy、Sm、Yb及びHoからなる群から選択される少なくとも1種以上の希土類元素)の酸化物及びMgの酸化物を、含有してなる焼結体であって、前記主成分は、組成式(Ba1−xCa)TiO(x:0〜0.10、(Ba1−xCa)/Ti比:1.005〜1.030)で表される化合物であり、この化合物100mol部に対し、Re酸化物をRe換算にて0.5〜3.0mol部、Mg酸化物をMg換算にて0.5〜3.0mol部の割合で含み、さらに前記化合物100重量部に対して焼結助剤を0.2〜1.0重量部の割合で含有。 (もっと読む)


【課題】 還元雰囲気中1200℃以下で焼成でき、比誘電率が2,400以上で、X5R特性を満たし、加速寿命も長い誘電体磁器組成物及び磁器コンデンサを提供する。
【解決手段】 本発明に係る誘電体磁器組成物は、主成分としてBa、Ca、及びTiの酸化物を、副成分としてCr、Mg、及びMnの酸化物を、含有してなる焼結体であって、前記主成分は、組成式(Ba1−xCa)TiO(x:0.005〜0.10、(Ba1−xCa)/Ti比:1.003〜1.030)で表される化合物であり、この化合物100mol部に対し、Cr酸化物をCr換算にて0.03〜1.5mol部、Mg酸化物をMg換算にて0.1〜3.0mol部、Mn酸化物をMn換算にて0.01〜1.0mol部、の割合で含み、さらに前記化合物100重量部に対する焼結助剤を0.2〜1.2重量部の割合で含有。 (もっと読む)


【課題】 高い誘電率と良好な温度特性を確保し、しかもIR温度依存性が改善された積層セラミックコンデンサを提供すること。
【解決手段】 誘電体磁器組成物で構成してある誘電体層2と、内部電極層3とが交互に積層してあるコンデンサ素子本体10を有する積層セラミックコンデンサ1であって、前記誘電体磁器組成物が、複数の結晶粒2aを含んで構成され、前記結晶粒2aには、少なくとも前記Caが該結晶粒の表面から内部に向けて拡散したCa拡散領域25aが形成してあり、平均粒径D50の値を示す結晶粒2aを対象とした場合に、前記Ca拡散領域25aの平均深さTが、前記D50の10〜30%の範囲に制御されている誘電体磁器組成物で構成されている。
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【課題】 低温で焼成することができ、且つ十分な誘電特性を有する誘電体磁器組成物及びそれを用いたセラミック電子部品を提供する。
【解決手段】 本発明の誘電体磁器組成物は、aBi(Zn1/3Ta2/3−bBi(Zn1/3Nb2/3−cBiSn(a、b及びcはモル%であり、a+b+c=100モル%である。)により表し、且つa、b及びcの各々の相関を三角図を用いて表した場合に、a、b及びcは、各々に対応する値が、図1における特定の領域内にあることを特徴とする。また、本発明のセラミック電子部品は、上記の誘電体磁器組成物からなる未焼成セラミック基体が焼成されてなるセラミック基体と、その内部及び/又は表面に設けられた未焼成導体層が未焼成セラミック基体と同時焼成されてなる導体層(Ag等を主成分とする。)と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低温焼成が可能で、マイクロ波やミリ波などの高周波領域で使用しても、高い比誘電率と、高いQ値を有し、また共振周波数の温度係数(τf)の絶対値が小さい高周波用誘電体磁器組成物、それを用いた誘電体共振器、誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサ、および通信機装置を提供する。
【解決手段】少なくとも希土類(Ln)、Al、Ca、Ti,M1,M2およびWを含有する組成物を主成分とし、M1がZnおよびMgのうち少なくとも1種、M2がNbおよびTaのうち少なくとも1種であり、組成式を(1−y)xCaTia1+2a−(1−y)(1−x)Ca{(M1)1/3(M21-zz2/3b1+2b−yLnAlc(3+3c)/2としたとき、
0.56≦x≦0.8
0.08≦y≦0.18
0.05≦z≦0.5
(1−y)x≦0.660
0.985≦a≦1.05
0.9≦b≦1.02
0.9≦c≦1.05
を満足するようにする。 (もっと読む)


【課題】積層セラミックコンデンサの誘電体層として使用し、微細な粒子から構成され、かつコンデンサを薄層化した場合においても、良好な電気特性や温度特性を有する誘電体磁器組成物の製造方法を提供すること。
【解決手段】組成式(BaO)TiOで表され、式中のmが1.02〜1.03であるチタン酸バリウムとガラス成分と添加物成分とを有する誘電体磁器組成物を製造する方法であって、組成式(BaO)m’・TiOで表され、式中のモル比m’がモル比mに対して、m’<mの関係を満足し、かつ窒素吸着法により測定した比表面積(SSA)が10〜50m/gのチタン酸バリウム原料とモル比m’をm’=mに調製可能な量のBa化合物を含む添加物成分原料とガラス成分原料とを準備する工程と、前記チタン酸バリウム原料に前記ガラス成分原料及び添加物成分原料を混合し、最終組成の誘電体原料を得る工程とを有する誘電体磁器組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率の温度係数が小さく、比誘電率が高く、リーク特性が良好で、さらに製造容易な誘電体薄膜を提供することを目的とすること。
【解決手段】 本発明は、組成式が(Ba1−xSrTiO(0.18≦x≦0.45、0.96≦y≦1.04)で表され、X線回折チャートにおける(100)面の回折線のピーク強度をI(100)とし、(110)面の回折線のピーク強度をI(110)としたとき、ピーク強度比I(100)/I(110)を0.02〜2.0とする誘電体薄膜である。この発明により、比誘電率温度係数の絶対値が600ppm/℃以内、25℃における比誘電率が200以上、25℃におけるリーク電流密度が1×10−6A/cm以下という特性が実現される。 (もっと読む)


【課題】BaO、希土類酸化物及びTiO2が主成分として含有された組成系であっても、Ag又はAgを主成分とする合金等の導体を内部導体として確実に使用できるように、低温での焼結性をより安定・確実なものとした誘電体磁器組成物を提供する。さらには、誘電損失が小さく、温度変化による共振周波数の変化が小さく、しかもBaO−希土類酸化物−TiO2系誘電体磁器組成物の比誘電率より低い比誘電率を有する誘電体磁器組成物を提供する。
【解決手段】誘電体磁器組成物の主成分としてBaO、Nd23、TiO2、MgO及びSiO2を所定の比率で含有し、前記誘電体磁器組成物の副成分としてZnO、B23及びCuOを所定の比率で含有させるように構成する。 (もっと読む)


[(CaSr1−x)O][(TiZr1−y−zHf)O]で示される組成の誘電体酸化物を含む主成分と、Mn酸化物および/またはAl酸化物を含む第1副成分と、ガラス成分とを少なくとも含む誘電体磁器組成物である。主成分に含まれる式中の組成モル比を示す記号m、x、yおよびzが、0.90≦m≦1.04、好ましくは1.005≦m≦1.025、0.5≦x<1、好ましくは0.6≦x≦0.9、0.01≦y≦0.10、好ましくは0.02≦y≦0.07、0<z≦0.20、好ましくは0<z≦0.10の関係にある。
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【課題】BaO、希土類酸化物及びTiO2が主成分として含有された組成系であっても、Ag又はAgを主成分とする合金等の導体を内部導体として確実に使用できるように、低温での焼結性をより安定・確実なものとし、さらには、温度変化による共振周波数の変化が小さく、BaO−希土類酸化物−TiO2系誘電体磁器組成物の比誘電率より低い比誘電率を有し、しかも誘電損失が改善された誘電体磁器組成物を提供する。
【解決手段】誘電体磁器組成物の主成分としてBaO、Nd23、TiO2、MgO及びSiO2を所定の比率で含有し、前記誘電体磁器組成物の副成分としてZnO、B23及びCuOを所定の比率で含有し、さらに副成分としてマンガン酸化物(MnO)を含有させるように構成する。 (もっと読む)


【課題】従来の黒色石英ガラスは添加物の影響やボイドの発生による光散乱、迷光、色むらがあり、光学分析用部材に用いた際に分析精度が低下するなどの問題があった。また、添加剤を入れることでさらに強度が下がり、わずかな振動や衝撃によって破損が発生するなどの問題があった。
【解決手段】コーディエライトを主成分とし、Mnを除く遷移金属元素群を少なくとも1種類以上含み、且つ−30℃〜60℃の熱膨張係数が−0.2〜0.6×10−6/℃であることを特徴とするセラミックス焼結体とする。 (もっと読む)


【課題】マイクロ波、ミリ波などの高周波用誘電体材料としての用途の拡大を図るべく、共振周波数の温度係数(τf)の絶対値を簡易な方法でかつ確実に小さな値(より零ppm/℃に近づく小さな値)とでき、Q・f値の向上が図れる誘電体磁器組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】Al23−TiO2系の誘電体磁器組成物の製造方法であって、Al23−TiO2系の誘電体磁器組成物を製造する原料を準備する原料準備工程と、準備された原料を混合する原料混合工程と、混合された原料を使用し成形した後、成形物を1300℃以上の温度で焼成する焼成工程と、焼成後の成形物を920〜1170℃の温度で熱処理するアニ−ル工程とを含み、アニール工程におけるアニール時間は、2時間を越える時間で、アニール時間零におけるQ・fの初期値をN0とした場合に、アニール後のQ・fの値が0.9N0以上の値が得られるアニール時間とする。 (もっと読む)


【課題】 積層セラミックコンデンサの誘電体層として使用し、微細な粒子から構成され、かつコンデンサを薄層化した場合においても、良好な電気特性(例えば高い誘電率、CR積、IR寿命など)や温度特性(例えばX5Rを満足するなど)を有する誘電体磁器組成物の製造方法を提供すること。
【解決手段】 チタン酸バリウムと、ガラス成分と、添加物成分とを有する誘電体磁器組成物を製造する方法であって、X線源にCu−Kα線を用いたX線回折において、(111)面の回折ピークが観察され、該回折ピークの半値幅が0.2°以下に制御されたチタン酸バリウム原料を用いて、前記誘電体磁器組成物を製造することを特徴とする誘電体磁器組成物の製造方法。
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【課題】 積層セラミックコンデンサの誘電体層として使用し、微細な粒子から構成され、かつコンデンサを薄層化した場合においても、良好な電気特性(例えば高い誘電率、CR積、IR寿命など)や温度特性(例えばX5Rを満足するなど)を有する誘電体磁器組成物の製造方法を提供すること。
【解決手段】 チタン酸バリウムと、ガラス成分と、添加物成分とを有する誘電体磁器組成物を製造する方法であって、ICP法により測定した不純物としてのSiOの存在量が60ppm以下に制御されたチタン酸バリウム原料を用いて、前記誘電体磁器組成物を製造することを特徴とする誘電体磁器組成物の製造方法。
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【課題】 静電容量の温度特性に優れ、IR温度依存性が低く、信頼性の高いセラミック電子部品およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 誘電体層を有するセラミック電子部品であって、前記誘電体層が、組成式BaTiO2+m (mが0.995≦m≦1.010であり、BaとTiとの比が0.995≦Ba/Ti≦1.010)で表される主成分と、Alの酸化物と、Siの酸化物またはRの酸化物(ただし、RはSc,Y,La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,YbおよびLuから選択される少なくとも1種)と、を副成分として含有し、前記Alの酸化物の少なくとも一部と、前記Siの酸化物または前記Rの酸化物の少なくとも一部とは、主として前記主成分から構成される主相とは異なる2次相が含まれていることを特徴とするセラミック電子部品。 (もっと読む)


【課題】 積層セラミックコンデンサの誘電体層として使用し、微細な粒子から構成され、かつコンデンサを薄層化した場合においても、良好な電気特性(たとえばDCバイアス特性)や温度特性(たとえばX5Rを満足するなど)を有する誘電体磁器組成物の製造方法を提供すること。
【解決手段】 チタン酸バリウムと、SiO及びCaOを主成分とするガラス成分と、添加物成分とを有する誘電体磁器組成物を製造する方法であって、前記チタン酸バリウムの原料と前記ガラス成分の原料を湿式混合し、かさ密度が3g/cm以下の仮焼前体を準備する工程と、準備された仮焼前体を、950℃未満で2時間超の時間、仮焼きして仮焼済体を得る工程と、得られた仮焼済体に前記添加物成分の原料を混合し、最終組成の誘電体原料を得る工程とを、有する誘電体磁器組成物の製造方法。
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【課題】 高い誘電率と良好な温度特性を確保し、しかもTCバイアス特性が改善された積層セラミックコンデンサを提供すること。
【解決手段】 誘電体磁器組成物で構成してある誘電体層2と、内部電極層3とが交互に積層してあるコンデンサ素子本体10を有する積層セラミックコンデンサ1であって、前記誘電体磁器組成物が、実質的に主成分で構成されたコア22aの周囲に、副成分が主成分に拡散されたシェル24aを持つ複数の誘電体粒子2aを有する誘電体磁器組成物であって、平均粒径の値を示す誘電体粒子を対象とした場合に、前記シェル24aの最大厚みt1と最小厚みt2の差(t1−t2)が、前記誘電体粒子の半径Rの6〜60%に制御されている誘電体磁器組成物で構成されている積層セラミックコンデンサ1。
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181 - 200 / 223